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■ 災害地名用語

■ 古語は面白い

■ 人名・地名用語

■ 「ア」の資料集

■ 「アイ」の資料集

■ 「相生(あいおい)」の語源

■ 「アイカ」の資料集

■ 「アイカワ」の資料集

■ アイシオ: 紀伊国の潮岬付近で、黒潮に反流する沿岸流。つまり、「ホンシオ」に対する「ワキシオ(脇潮)」のこと。【出典

■ Aizen(アイゼン): ※類語:Sozen(相染)をアイゼンと読んだ。「愛染、愛染山」。【出典

■ アイチ(相知、相地、愛知、愛智): ゞ畧い法一村を複数の武家に知行地として割り当てた相知(分給)制による地名か。▲淵ぁΕ繊弊榿語)という地名。アユ・チの転か。【出典

■ 「アイノタ」の資料集

■ アイラ(姶良、吾平): .▲ぁ淵▲辧▲▲陝法Ε蕁弊榿語)か。▲◆弊榮語)・イラか。ア(接頭語)・ヒラか。【出典

■ 「アエバ」の資料集

■ 「アオ」の語源

■ アオシマ: 青島 = 淡島 = 葬祭の島?【東京の地名 地形と語源をたずねて 筒井功 河出書房】

■ アオナミ(青波): 岐阜県美山町青波。島根県江津市青波。愛媛県松山市青波。多くは風に吹かれて波を打ったような稔り田の景観や、青い山脈などによる。【出典

■ アオヌマ(青沼): 甲斐国巨摩郡青沼郷。信濃国佐久郡青沼郷。山梨県甲府市青沼町。長野県臼田町青沼。茨城県麻生町青沼。沼の木が青々と見えるさまから沼の名前になったところが多い。【出典

■ 「アオノ」の資料集

■ 「アオヤギ」の資料集

■ 「アオヤマ」の語源

■ 「アカ」の語源

■ アガイ: 地面の高いところで、「サガイ」の対語。【出典

■ 「アカキ、アカギ」の資料集

■ アカサカ: 全国の坂名のうち、もっとも多いのは「赤坂」という。次いで、「長坂」「小坂」「大坂」「高坂」など。土の色が赤い坂をいう。【出典

■ アカシ(明石): .▲・イシの約か。▲▲・シ(石=磯。または接尾語)の意味か。【出典

■ アカダ: 俗に渋水などという鉄分の多い水田で、「シブタ(渋田)」ともいう。【出典

■ 「アガタ」の資料集

■ アカタクレ: 秋田県鹿角郡の方言で、山の土の崩れた所。崖のこと。【出典

■ アカノッポー: 赤土の痩せ地を意味する。関東地方でクロッポー(黒土)に対する。アカノッポは赤土。クロノッポは黒土。【出典

■ 「アカハネ」の資料集

■ アカボッケ: 関東地方で崖のことを「バッケ」というのは、「ホッケ」「ホキ」「ホケ」と同様に「ガケ」のこと。茨城県北相馬郡小見川の岸部や、福島県南会津郡檜枝岐川の上流などに見られる。【出典

■ アカマツ(赤松): .▲・マツという地名か。▲▲・マッチ(真土)の意味で、「赤土のある所」をいうか。マツ科の樹木のアカマツの植生によるか。【出典

■ アカミ: アカミナグラの下略と思われる。日本海側では、新潟県に見られ、太平洋側では東北地方から東海地方、山口県、大分県、宮崎県などに見られる。香川県香川郡の直島などでは、これを「イロ」というところも見られ、昼間にイワシなどの大群が浮遊して海面が盛り上がって赤味を差した状態を意味する。【出典

■ アカミズ: 北から南へ流れる親潮に雪解け水が混じっているので赤いのだという。陸中国(岩手県)の海村で、黒潮を「アサギミズ」、親潮を「アカミズ」という。【出典

■ 「アカメ」の資料集

■ アガリ: ’喊綣在の田を広島県安芸郡熊野町呉地で言い、「アガリジ」ともいう。水につからぬ田で、硬い田だという。稲が倒れず、収穫量も多い。N圧紊如太陽の昇る方角をいう。東を「あがり」という。【出典

■ アガリット: 上がり口。栃木県で、登り口、坂道や階段などに登る場所を意味する。アガリットに対して下がり口、下がり道は「オリット」という。【出典

■ アカワン: 静岡県榛原郡の方言で、不毛地のこと。【出典

■ 「アキ・アギ」の資料集

■ アキジ: 冬の間に空地にしておいて、春になると耕す場所で、「ハルジ」に同じ。日当たりが悪く地力に劣る。高知県吾川郡池川町(仁淀川町)椿山。【出典

■ 「アキツ」の資料集

■ アギト: 三河国で懸崖のこと。「上ぎ処(アギト)」で、段差の高くなったところの意味。【出典

■ アキバ(秋葉): .▲・バ(場、端)という地名。⊇葉神社による伝播地名。【出典

■ アキヤマ(明山): ゞ畧い糧様林のうち、住民の伐採利用が許された山のこと。▲▲・ヤマという地名。【出典

■ 「アク、アクミ」の語源

■ アクイ: 徳島県徳島市の西にある鮎喰川(アクイガワ)は、昔は鮎が沢山とれた川であるというのが定説だが、ここは地質が中央構造線と御荷鉾(ミカブ)構造線に挟まれた三波(サバ)川帯に属して、地滑りが頻発する地域なので、「アクイ」とは岸が崩れたか、湿地が崩壊するという意味だろう。「ア」は畦(岸)または湿地で、「クイ」は崩れるの意味だろう。【出典

■ アグウナ: 和歌山県日高郡上山路の方言で、岩のえぐれた所。【出典

■ アグオトシ: 顎落とし道。雪路の悪いこと。一歩一歩上ったり下がったりして、顎を欠くような路のこと。雪国の山村の片足落としの路を形容したもの。アグはオトガイ、アゴのこと。【出典

■ アクソ: アクタ、アクツ、オクトと同じ。安房国では低湿地を意味する。茨城県多賀郡(日立市など)で低地を意味する。岩手県遠野地方にも「アクソ」の地名が見られる。飽之浦、飽見、飽間、阿久根、阿久原などの「アク」のつく地名は大抵、低湿地のこと。【出典

■ 「アクタ・アクチ・アクト」の語源

■ アクチ: アクタの転。「悪地、大明地、明地、明地峠」。【出典

■ 「アクツ」の資料集

■ アクト: アクタの転。川沿いの低地。関東地方北部から奥羽地方に多く見られる。青森県弘前市には「悪戸」、新潟県見附市には「悪戸川」、茨城県古河市には「悪戸新田」、埼玉県熊谷市には「川原明戸(カワラアクト)」などの地名が見られる。阿久戸、阿久登、阿久刀、安久戸、開戸、飽戸、堆、明土、飽土、肥土、悪途、悪戸、明戸などと書く。【出典

■ 「アクミ」の語源

■ アケ(明、開、赤): \屬たА⊆訖А▲▲(開)の連用形で、「障害物のない開けた地形」をいうか。F韻犬動詞のアク(開、空、明)から、「解禁になった」という意味か。ぅ▲欧寮恐参修發△襪。【出典

■ 「アゲ」の資料集

■ 「アゲシ」の資料集

■ 「アゲタ」の資料集

■ 「アゲチ」の資料集

■ アケッバ: 新潟県下の農家で、敷地内に設けた塵埃などの掃きだめ、堆肥の積み場を兼ねている場所。山形県最上郡地方の民家で、塵棄て場を「アケッバ」とも「アケズバ」というのも同様。【出典

■ アゲハタケ: 富山県水島村(小矢部市)で、地面が高く水あたりの悪い畑を意味する。また富山県東礪波郡鷹栖村(砺波市)では「オカバタケ」という。【出典

■ アゲヤマ: 上山。宮崎県東臼杵郡椎葉村で、焼畑に伐るときに誤って樹上より落ちて死を遂げた者あると上げ山といい、この山の一部分を、焼畑にしないことを山の神に誓いをたてて、残してある区域を意味する。【出典

■ アケラ: 和歌山県有田郡の方言で沖のこと。オキ(沖)・ラ(接尾語)の転か。【出典

■ アゲラ: 奈良県十津川で、川の縁のこと。アゲ(上)・ラ(接尾語)で、「川縁の高くなった土手」を呼んだか。【出典

■ 「アコ」の資料集

■ 「アゴ」の資料集

■ アコウ(赤穂、赤河、阿川、赤桶): .▲灰樹の植生による。▲▲・ホの音便型。ア・コウ、またはアカ・コウという地名。【出典

■ 「アゴミ」の資料集

■ アゴミチ: 秋田県北秋田郡でマタギ詞、ぬかる雪道。根子集落。【出典

■ 「アサ」の資料集

■ アザ: 〇綾展北牟婁郡須賀利村(尾鷲市)で、波の侵食によってできた洞穴を意味する。島根県隠岐郡知夫村で、埋葬する穴を意味する。【出典

■ 「アサカ」の資料集

■ アサガラ: 秋の彼岸に入るとヒシオが浅くなり、アサマジメから午前11時ころまでヒシオ七合ミチシオ三合の割合でヒシオが多く行くようになり、そのヒシオをいう。【出典

■ 「アサギ」の資料集

■ アサギミズ: 岩手県沿岸で黒潮を意味する。これに対して親潮(寒流)はアサミズという。【出典

■ 「アサクサ」の資料集

■ 「アサクラ」の資料集

■ アサダ: 福岡県朝倉郡杷木町(朝倉市)赤谷で、乾田のこと。湿田はフカダ。【出典

■ アサネ: 伊豆七島の八丈島で、暗礁のこと。【出典

■ 「アサヒ、アサヒナ」の資料集

■ アサヒユウヒ: 朝日長者の伝説で、各地に多く見られる。そこには、長者の屋敷跡があって、大方は埋蔵金伝説を伴い、これに関連して一首の歌を伝える。埼玉県秩父郡東秩父村には実際の歌碑も存在する。長者屋敷という地には、朝日壇という地名も多く、この伝説の分布は関東地方から中部地方にかけて多く見られる。【出典

■ 「アザブ」の語源

■ アサブカ: 福島県旧石城郡豊間村薄磯(いわき市)で、水中にあって平らな磯。【出典

■ 「アサマ」の資料集

■ アサマチ: 兵庫県宍粟郡(宍粟市、姫路市)地方の農家で、敷地内で主家の前方に作られた畑のこと。【出典

■ Asamu(アサム): アイヌ語で湾、入江、沼などの奥、底。「アサムサクト:アサム(底)サク(なし)トー(沼)」。【出典

■ アサヤマ: 福島県石城郡草野村(いわき市)で、雑木山のこと。【出典

■ 「アシ」の資料集

■ アジ: ‥賈銘亙の海岸にみられる「アジ」の地名は、「網をうつ海浜」の意味と考えられ、漁場としての「アジミ」の約と思われる。青森県西津軽郡鰺ヶ沢町、秋田県男鹿市阿治ヶ島。宮城県牡鹿郡牡鹿町(石巻市)阿治ヶ島など。内陸に見られる「アジ」の地名は、「アシ、アチ」の変化した語が多いようだ。【出典

■ アシイリ: ヽご澆療タ爾所。△未るみ。泥沼。【出典

■ アジカダ: 京都府竹野郡の方言で、水持ちの悪い田。水の濁る田のこと。【出典

■ 「アジキ」の資料集

■ アシジロ: 足白。強い雨のために、大地や水面が白くはねかえるのを形容した語で、豪雨のことを壱岐では「アシジロ」という。【出典

■ 「アシダニ」の資料集

■ アシナカダ: 足半田。山口県大島郡周防大島では山田の方で、アシナカ一足と換えたというような小さい田のこと。【出典

■ アジバ: 網場をそういうのは、アジロバのつまったものではないかと思うが、都会では往々にして魚市場のことをいう。【出典

■ アシビナー: 遊庭の意味。村の辻の広場を沖縄で「アシビナー」という。そこで、綱引きがあったり、節供、休日に老人が寄り合ったりする。【出典

■ 「アジロ」の資料集

■ 「アズ、アズキ」の語源

■ アスカ: _脇盥颪琉遜鼻淵▲好)からの地名の移動かもしれないが、古代地名の用法から察すると「ミスカ、アリカ、ヤマカ」の「カ(所)」が接尾語で、「アス」が語幹であるだろう。「アス」は崩壊地を意味し、高峻な絶壁でなくても、川岸の土手のような低い崖にも用いる。▲▲宗平紊寮い所)の転。「飛鳥、明日香」。【出典

■ アズキモト: 「アズキアライ」とも「アズキサラサラ」ともいい、各地に見られる。川端で小豆の洗う音がする。もう夜が明けたのかな。お祭りでもないのに、赤飯にする小豆を誰がといでいるのだろうかと出てみると、誰もいなかった。ムジナの仕業といっていた。これは長野県岡谷市での使用例である。【出典

■ アズチ: アズチは弓の練習場の矢の的をおく土の台を意味する。堋、安土、的山などと書く。織田信長の居城だった安土城があった滋賀県の琵琶湖の中南部の入江に面した町の安土の地の北に伊庭(イバ)という集落があり、イバは的場でアズチと関係あるか?【出典

■ 「アスハ」の資料集

■ 「アズマ」の資料集

■ 「アズミ」の資料集

■ 「アセ・アソ」の資料集

■ 「アゼ」の資料集

■ 畔上(あぜがみ): 畔の上の方。田から離れた場所にあった村落に由来する。【出典
・ 「畔上」の名字

■ 「アゾ」の資料集

■ アダ: .ク(奥)に対する里が「アダ」。岡山県笠岡市吉田では前庭をカドともアダともいう。家の場合には、土間にもっとも近い室をアダ、アダノマ、カッテ、アダオエなどという。地域的には岡山県真庭郡新庄村では、鳥取県境を指して奥といい、勝山町(真庭市)あたりを指してアダ(里)と言っている。岡山県吉備郡(倉敷市)では、日当たりの良い土地を意味する。阿太、吾田、熱田もアダか。【出典

■ アタイ: 沖縄で、屋敷内にあって野菜などを作る畑や菜園を意味する。ハナアタイとは花畑のこと。ウーアタイは芭蕉畑のこと。農耕地をハタキというのに対して使用する。沖縄本島や喜界島ではアタリ(辺り)ともいう。語源は「アタリ(近辺)」。【出典

■ アタカ(安宅、足高、阿高): .◆弊榮語)・タカ(高)で、「高所(微高地や自然堤防も含む)」を示す。▲▲拭Ε(処)で急崖、自然堤防などを示す地名。【出典

■ 「アタキシ」の資料集

■ Atago(アタゴ): 愛宕社(軍神)に因む。北海道、及び出雲地方と北奥以外に広く分布する。愛宕など。【出典

■ アダシノ(仇野、徒野、化野): )篩鮹蓮J菽蓮J莉蝓5都の化野からの連想か。アダシ(徒)・ノ(野)という意味か。▲▲澄淵▲拭法Ε掘塀詞)・ノ(野)の形の地名か。【出典

■ 「アダチ」の語源

■ アタマ: 渓谷または渓流の源にあたる峰または隆起を指す、その渓谷の名を冠して呼ぶのが普通。ときには、凸起ならざる尾根の上部にも当てる。”抻蓋太美山村(南砺市)では、嶺のこと。∧叱妨赤穂郡(赤穂市付近)で、水田の水の入り口のこと。【出典

■ 「アタミ・アツミ」の語源

■ アタリ: 〆擶猗を七島?の諏訪島でアタリといい、沖縄でも村の近くの畑を「アタイバル」という。沖縄語辞典によれば、屋敷内の畑、菜園をアタイといい、花畑をハナアタイという。また、奄美諸島の加計呂麻島でも、家の裏庭や浜の近くなどに作られる畑のこと。アタイはアタクで周辺や近所のこと。⊃軍禪佐渡の海府で、古く作り出したコデン(古田)またはタンボという。J‥膰南会津郡南郷村(南会津町)で、雪の汚れをアタリという。【出典

■ アタリグチ: 広島県安芸郡熊野町呉地で、上の田から下の田へ注ぐ水口を意味する。これに対して、下の田へ出る水口をミナクチという。福岡県京都郡犀川町(みやこ町)では、アテグチという。これに対して、下の田へ出る水口をミナグチという。【出典

■ Atu(アツ): アイヌ語でオヒョーニレの樹皮で群在する。「アツチコタン:オヒョーのある村(コタン)、厚岸(アッケシ):アツ(楡)・ケシ(末端)・トー(沼)」【出典

■ Akkesi(アッケシ): アイヌ語で牡蠣のこと。「厚岸」。【出典

■ Atusa(アツサ): 裸の。「アツサヌプリ(ヌプリは山)」。【出典

■ 「アツタ・アダ」の資料集

■ 「アヅチ)」の資料集

■ Atumi(アツミ): 類語:Azuma。「渥美、厚見、熱見、安津見」。【出典

■ 「アテ」の資料集

■ アテッポウ: 静岡県の方言で、水気の乏しいやせ山のこと。【出典

■ アテヤマ: 三河国の北設楽で、水気の乏しい痩せ山をいう。この地方では、山のアテをソデまたはソンデともいう。また千葉県君津郡(木更津市、君津市など)の山村でも、土が痩せて木の育ちの悪いところを意味する。【出典

■ 「アテラ」の語源

■ 「アト、アド」の資料集

■ アナ: 千葉県山武郡で、畑の周囲を、神奈川県ではあぜ道をいう。【出典

■ Anai(アナイ): 湿った小さい谷(アの類語:A、ナイは内)。「穴内(アナイ)、穴井、阿内」。【出典

■ アナガマ: 熊本県玉名郡などで、甘藷などを貯蔵するため、縁の下や崖などに掘った穴。ガマに同じ。【出典

■ Anasi(アナシ): 々杙涯伴圈風神。北西風の強いところ。「穴師、穴無、痛足(アナシ)、安師(アナシ)、安志(アナシ)、阿那志」。【出典

■ 「アバ」の語源

■ アバキ: 船の通ったときにできる大きい余波を対馬豆殿(厳原町)で、アバキという。宮崎県延岡市島野浦でも同じ。アビキも同じ。【出典

■ アバケ: 〇綾展阿山郡(伊賀市)で、池の堤の少しきりさげられた所。岐阜県揖斐郡徳山村(揖斐川町)で、大水でできた空洞をいう。【出典

■ 「アビコ」の語源

■ 「アブ」の資料集

■ 「アブキ」の資料集

■ アブシ: 沖縄県や鹿児島県の奄美大島で、田の畔をいい、古語と思われる。薩摩国の葛輪島では畠と畠の間をいい、多くは石垣になっている。岩手県中部では畔は「アブ」といい、壱岐では田畑の畦畔をアボシというのも同語。【出典

■ アブズリ: 狭い道の両側が切り通しのように切り立って峡道またはハザマミチともいうべき地形。山地などの道の両側が迫って、狭い道路がわずかに通じるという地形的共通性をもつ。時には、一方が海または峡谷で、他方が高い断崖のところにもこの地名が見られる。アブミズリの約で、「乗馬の鐙がすれるほどの狭い道」を呼んだもの。【出典

■ アフリヤマ: 神奈川県の相模原台地は水が乏しく、井戸は20〜30尺も深いので、つるべでの水くみは、女にとっては重労働であった。日照りがちで、畑の作物の元気がないとき、大山(阿夫利山・雨降山・アフリヤマとも書く)に雲がかかると、ほっとする。大山は雨乞いの信仰の山。【出典

■ 「アベ」の語源

■ 「アボ」の資料集

■ アボシ(網干): .▲漾別屐法Ε曠掘粉魁砲領で、「網干場」のこと。壱岐島の方言で、田畑の畔の高くなっている所。アボ・シ(接尾語)という語形。【出典

■ 「アマ」の資料集

■ アマス: 福島県石城郡草野村(いわき市)や、相模国北足柄村(南足柄市、山北町)などで、猪の寝床をアマスという。【出典

■ アマズキメン: 閏月免。岡山県川上郡高倉村(高梁市)飯部にある小字免。これは、二月田、三月田の類と同じく、祭りの月に応じて供料のために設けられた免田である。アマズキとは閏月のこと。他の地方では、神楽田、油免、土用田、社日田などという。【出典

■ アマトゥ: 沖縄県で、土手。堤と山野の境に築いた土手。アムチ、アマッチともいう。【出典

■ Amabe(アマベ): ^惰沺淵▲泥漾忙瓩砲劼いられた漁猟部民。「海部(アマベ)、海人部(アマベ)」。■毅宛佑頬たず、里を編制できなかった戸(大宝令)。「餘戸(アマベ)、餘部、天辺)。神域をもつにはまだ早い、小さな新集落。「神余(カムアマリ)」。【出典

■ 「アマミ」の語源

■ 「アマリ、アマルベ、アマルメ」の資料集

■ アミ: 網代(漁場の意味)のように、海岸にあって漁獲の網にちなむ地名。代(シロ)は「場所」の意味。また、内陸の網地名は、「集落」を意味する。【出典

■ アムチ: 日陰にあって作物のできの悪い土地を、奄美大島古仁屋でアムチという。【出典

■ アムディ: 加計呂麻島で暗礁を意味する。【出典

■ 天羽(あもう): 「天」は高いところを差し、山地を切り開いた開拓者に由来する。【出典

■ 「アヤ・アヤベ」の資料集

■ 「アユ」の語源

■ アユチダ: 昔、熱田神宮のあたりを「アユチ田」といった。清水の湧き出る田という意味。これが転じて愛知となったという。【出典

■ アラ: \鄂紊領れが速くて波立てる場所。急流。静岡県榛原郡、周智郡で。田畑などを耕したとき四隅に残る荒れ。福岡県北九州市。【出典

■ アーラ: 「アワラ」に同じ。長野県諏訪郡、静岡県駿東郡で湿地を意味する。また、不毛地を意味する地方もある。【出典

■ 「アライ」の資料集

■ アライバ: 洗い場。埼玉県八潮市や滋賀県守山市付近などをはじめ各地の民家において、敷地内に設けられた野菜や食器を洗う場所。八潮市付近では、屋外の井戸の脇に位置し、守山市付近では川から流水を各戸の土間続きの下屋(げや)に引き込むため屋内に位置する。【出典

■ アラウズ: 相模国津久井郡(相模原市)で、降雨の際泥水が陸上を横流するもの。群馬県の赤城山麓の村で、雨が降って水が急に道や畑の上を川のように流れるのを「アラオズ」という。【出典

■ アラオイ: 銚子。新生(アラオイ)田んぼと呼ばれる低湿地。沼や池の多い所だったらしいが、思うに荒野村へ移ってきた人々が拓いていったものだろう。銚子は、紀州をはじめ西国からの移住民によって出来た町。【出典

■ アラカネ: 吹いただけの鉄。村で今でもアラカネモチはぶつぶつのある餅のこと。広島県山県郡中野村(北広島町)。【出典

■ 「アラキ、アラキダ」の資料集

■ 「アラク」の資料集

■ アラケ: 東京都三宅島では、炊事場の流しの周囲をいう。熊野地方では畑や山林、屋外の広場、すなわち家の前の庭をアラケ。和歌山県有田地方では海上の沖合をいう。岡山県御津郡(岡山市)では出水に備えた川沿いの遊水池を意味する。宮崎市付近では、主屋やその敷地から遠く離れたところにある田畑、田園の広々した場所のこと。鹿児島県では郊外を意味する。【出典

■ 「アラコ」の資料集

■ 「アラシ」の語源

■ アラジ: (_県田川郡添田町津野で、焼いたあと、最初に作物を植え付ける焼畑のこと。⊂独を作る作業をアラジツクリ、アラジケズリという。この作業は、一家族または数家族の協同による五人程度の共同作業で行う。【出典

■ アラス: 福井県丹生郡国見村(福井市)で、荒い砂と細かい砂の境で貝や魚の寄るところ。山口県萩市見島では、海底の荒い砂地で、そこには魚が居ないという。【出典

■ 「アラタ」の資料集

■ 「アラト」の資料集

■ アラド: 青森市から三厩に至る道路をアラドと言っているが、旧藩時代に新しく開かれてそう呼ばれたもので、昔はもっと山沿いにあった。【出典

■ アラビ: _馗鼎麟愡浚村の狩詞。山肌のひどく出ている場所を意味する。∋蓋県の周防大島では、「瀬戸内海で引き潮の時に、なおも反対の潮の流れが流れていることをいい、引き潮をいう人も居る」「瀬戸内海の上り潮、下り潮は、それぞれ6時間続くが、天候や気候の関係で、たとえば4時間くらいで転流することもある。この変則的な潮流をアラビが来たという」「沖は満潮で、島の方に満ちてきているのに、地の方では潮が反対に沖の方に返している。これをアラビが返ってくるという」。【出典

■ 「アラマキ」の資料集

■ アラマチ: 新町をアラマチと訓むのは、東北地方から北陸地方に多く、その分布と荒町(アラマチ)の分布が重なり、荒町と新町は同義と思われる。【出典

■ アダシノ(仇野、徒野、化野): )篩鮹蓮J菽蓮J莉蝓5都の化野からの連想か。アダシ(徒)・ノ(野)という意味か。▲▲澄淵▲拭法Ε掘塀詞)・ノ(野)の形の地名か。【出典

■ アラワ: アラワ(顕)。人目につくところ、表、外というが、新潟県岩船地方では、山の中にて里に近い所や平野部の町に近い村を意味する。【出典

■ アリオ(有尾): 々發目立つ丘。高く現れた丘。9啜屐【出典

■ アリソ(荒磯、有磯): .▲蕁聞咫法Εぅ宗憤襦砲領。▲▲蕁文宗法Εぅ宗憤襦砲領か。【出典

■ アリノトワタリ: 蟻門渡、蟻戸渡。蟻が一列になって細い道を長く続いて渡ることを意味する。それにたとえて、肛門と陰部との間の細長い両股の分かれ目のすじ。地名としては、絶壁などの狭い細い危険な道を言う。【出典

■ 「アリマ」の資料集

■ アレバ: 筑後国柳川で、町中を流れる堀川の洗い場をいう。【出典

■ アレマ: 長野県諏訪地方で「ハケ」、丘裾野の緩傾斜地などに水を引いて緑肥牧草を栽培しているところを「タテノ」とも言う。【出典

■ アロ: 佐渡の海府地方で、一枚ごとの田と田との境目をなす段状の部分をいう。タカアロ、ヒクアロの別がある。【出典

■ 「アワ」の資料集

■ 「アワラ」の資料集

■ 「アンド、アンドウ」の資料集

■ アンナカ(安中、案中): .▲福Ε(処)の転か。▲▲沺Ε淵の転か。ハナ・カ(処)の転とも考えられる。ぅ◆弊榮語)・ノ(野)・ナカの転もあるか。【出典

■ アンバ(安馬、網場): アミ(網)・バ(場)の転。【出典

■ 「イ・イー」の資料集

■ イイ、イノー: /縅のある野。⊂さい、イヌの転。【出典

■ イイオカ: 飯岡という地名は、千葉、栃木、岩手、新潟、岡山、京都などに見られる。飯山という地名も長野、新潟、栃木、神奈川などに見られ、飯塚や飯山という地名も各地に見られる。【出典

■ イイシ: 飯石。島根県飯石郡のもと飯石村(雲南市三刀屋町)多久和に、「飯を山盛りにしたような形の大石に因む。【出典

■ 飯塚(いいづか): 「いひ(飯、いひ)」+「つか(塚)」で、「飯を盛り上げたように築いた台地」や「上方に高く築いて盛り上げた土地」の意味。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 「イオー、イオウ」の資料集

■ イオギ(岩脇、伊尾木): .ぅ髻Ε(接尾語か)か。▲ぁ弊榮語)・ヲギ(穿)の地名か。【出典

■ 「イカ」の語源

■ イガキ: ‘別攜那須郡で、垣根、ヤライ(矢来)に同じ。奈良県では、墓の周囲の垣根をいう。猪垣(イガキ)は、猪が畑地に侵入して農作物を荒らすのを防ぐために、構築した主に石造りの柵のことで、全国的に見られ、地方によってはシシドメガキともいう。【出典

■ Ikazuti(イカヅチ): 雷のこと。分布は関東北部から東北地方にかけて。「雷、雷土(イカヅチ)、五十土(イカヅチ)、雷野(イカヅチノ)、雷前、雷峠、雷山」。【出典

■ イカホ(伊香保): イカ(厳)・ホ(秀)で、「険しく、おごそかな嶺」の意味。【出典

■ イガミ(井上、伊上、伊賀見): .ぅミ(歪)で、「曲がった土地」の意味か。▲陝憤罅法Εミ(上)で、「水路、川などの上」か。イカ(厳)・ミで、「けわしい土地のあたり」の意味か。【出典

■ 「イガラシ」の語源

■ 「イカリ」の資料集

■ Ikaruga(イカルガ): 斑鳩(イカルガ)(嘴が大きく顔が黒いことにいう)が棲むところ。「斑鳩、鵤、何鹿(イカルガ)」。【出典

■ 「イカワ」の資料集

■ イキ(生、行、息、壱岐、伊岐): .ぅ院蔽咫砲汎欝舛。イク(生)の連用形か。▲ぅ(行)の連用形。オキ(沖)の転。ぐ躊国に関係する事象や官名による伝播地名。【出典

■ イキアイ: 奈良県吉野郡大塔の方言で、山の尾根と尾根とが一つになった所。行逢裁面の伝説にちなむ地名か。【出典

■ Ik(イク): アイヌ語で関節のこと。「幾春別川:イク(曲がった)・スム(水の)・ペツ(川)」。【出典

■ イグサ(伊草、井草): .ぅ哀飢覆凌∧にちなむか。▲ぁ弊榮語)・クサ(腐)で、「湿地」または「崖地」の地名か。【出典

■ イクシ(井串、生石、生櫛): .ぁ丙悄法Εシ(串)で、「神に捧げる串」にちなむ。▲ぁ弊榮語)・クシ(串)という地名か。イク(生)・シ(接尾語)の形か。【出典

■ 「イクチ、イグチ」の資料集

■ 「イグネ」の資料集

■ イケダ: 田に溜め池の代わりに水を溜めておいて、田植えのときに、この田の水を使う方法は、池田という名で房総半島で知られている。【出典

■ イケブクロ: 武蔵野には「〜袋」という地名が多く見られ、いずれも水に囲まれた土地。「フクロ」のつく地名は東日本に特に多く見られるが、みな低湿地の地名らしい。【出典

■ イコマ(生駒): .ぁ弊榮語)・コマ(駒)で、放牧地。▲ぅ蝓米。西)・クマ(隈)で、西方の隅。イ(接頭語)・クマ(隅)か。ぅぅ魁Ε沺粉屐砲箸いγ鰐召。【出典

■ 「イサ」の資料集

■ 「イサゴ」の資料集

■ Izari(イザリ): ^貶にかたよること、山ならば非対称の断面(プロフィル)をもつもの。「猪去、漁(イザリ)農地、漁(イザリ)岳、漁(イザリ)山」。▲ぅ競螢ミ(行人に飢餓を感じさせた悪霊)」。【出典

■ イシ: (_県糟屋郡で、石炭を意味する。∪个呂燭鵑坊固不変の物体ではない。思想の依代(よりしろ)でもある。旅行者が旅先で石を拾ってきて「どこそこのあった石だ」というのは、その石がある地域の象徴たりうるからである。【出典

■ イシガキジマ: 石垣島は常に台風に備えて、文字通りの「石垣の島」である。【出典

■ Isigami(イシガミ): 石神信仰に因む。裏日本にはほとんど見られない。「石神、石神野、石上」。【出典

■ イシガラ: 小石の多くある所を意味する。カラはまたガアラともゴオラとも言って石地のこと。信濃国ではイシゴーロという。【出典

■ Isiki(イシキ): 、類語:Ii-Siki。少し高い川底。または、※類語:Siki(砂礫土)。一品種のみを貢納した中世の荘園説がある。「一色、鯛一色、油一色、鍛冶ヶ一色、一敷、伊敷、居敷、印敷、印食(イジキ)」。【出典

■ 「イシグラ」の資料集

■ イシグロ: .ロは土や石の塊のこと。石のクロを特に石グロということは多い。川原などの石の多い所をイシカラというのはイシグロと同じで、イシコロも同じ。田畑の中に石を積み重ねて塚状にしたものを石グロ、石クドという。稲を積み上げたものを藁グロという。【出典

■ イシヅミ: 々掌融代には一国一城に限られていたから、一応できてしまえば、もう二度と造ることは許されなかった。そのために、石工たちは、棚田、段々畑の石垣、護岸工事、架橋、干拓地、塩田などに携わった。比叡山の東の麓、大津市の坂本は「石積みの里」と呼ばれる。穴太衆が造ったもの。「イシグミ」も似ているから、ここに掲載する。【出典

■ イシバ: 石場。\从爐僚源蕎譟∩胆个鮹屬地面。0貌諸島の八丈島で霊地を意味する。【出典

■ イシブロ: 石風呂。徳島県名西郡地方、麻植郡(吉野川市)地方、愛媛県の瀬戸内海沿岸地方で岩穴を利用した一種の蒸し風呂を言う。湿め石と称する石を焼いて、これに水を打つのが普通だが、ときには焼いた海草を穴に入れて塩風呂にすることもあった。【出典

■ イス(伊須): イソ(磯)の転。日本書紀で、「石上」を「伊須能箇ミ」と書いてある。【出典

■ 「イズ」の資料集

■ Iizuka(イーズカ): イーズカ<イヒヅカ。飯塚の伝承は各地で異なる。むしろ、飯盛山のように象形語か。関東から南奥に多く見られる。「飯塚」。【出典

■ 「イスズ」の資料集

■ イズミ: 古来、人は泉の湧くところを見つけて住居を営んで集落をつくった。井戸を掘る技術が十分ではなかったころには泉は自然の飲料水源として貴重だった。【出典

■ イズモ: 地形名の上からは、静岡県の伊豆半島のイヅは断層の多いイ(石)ヅ(津=処)であろうか。また、出雲のイツは出で、突出した地域のことか。ツマ(端)か、クマ(隈)で、辺境の意味か。【出典

■ Ise(イセ): 、─類語:Iso>Ise。イソ(磯)やイシ(石)と同源。伊勢信仰による伝播地名。「伊勢、小伊勢、伊勢山」。【出典

■ イセチ: ,匹海了慨屬砲盥椋遒垢襪批りがあると言われ、人の触れない土地があるが、岐阜県揖斐郡徳山村(揖斐川町)では、伊勢地と称している。これは、人の土地争いをした土地で、結局この土地を伊勢神宮にあげてしまい誰もかまわずにいる処という。そうして、誰かこの地をかまうと必ず不慮の災難に遭うと信じられている。∋綾展名賀郡青山町(伊賀市)、三重県一志郡伊勢地村(津市)、三重県度会郡南勢町(南伊勢町)などにある地名。伊勢田、伊勢畑、伊勢領と同様に、伊勢神宮へ供える作物を作る土地という意味だろう。山陰地方東部の海岸部で知られている南東方向からの暴風の呼び名。イセカゼで、若狭湾西部から但馬を通り、鳥取を抜けて、島根半島一帯までの日本海沿岸地方で使われる名称。【出典

■ 「イソ」の語源

■ イソビラ: 岩手県岩手郡雫石地方で、山がたけり立って岩石の崩れている場所。高山、とくに火山に多いようだ。ビラはヒラで斜面のこと。「山のヒラ」「屋根のヒラ」と同義。【出典

■ 「イソベ」の資料集

■ イソヤ: 「磯谷」は当て字で、日本語の地名のように見えるが、北海道の所々に見られるアイヌ語の地名。【出典

■ 「イタ」の語源

■ Iida(イーダ): ゞ癖師から変わった桶屋。∀働交換で助け合う田。上の方の田。東海から関東に多く見られる。「飯田、伊田、伊太」。【出典

■ 「板(イタ)」の資料集

■ Itaka(イタカ): ※類語:Idaka。【出典

■ Idaka(イダカ): 、類語:Hidaka。□類語:Itako。「井高」。【出典

■ 抱江(いだがえ): 川(江)を囲む(抱く)ように開けている土地に由来する。【出典

■ Itagura(イタグラ): 木倉、米倉。「板倉、板倉沼、板倉川」。【出典

■ Itako(イタコ): 巫女、占女。「潮来、巫子(イタコ)沼、神(イダ)子」。【出典

■ 「イチ」の語源

■ イチジョウ: 一条。各地に多く見られる地名。大化の改新の際に行われた条里制という土地の区画法の名残。二条、三条と数えて十何条に至るところもあった。【出典

■ 一色(イッシキ)

■ イヅツ: 井筒。天保八年(1837年)の紀行文に見られる用語で、掘り抜き井戸の地上に出る部分のこと。【出典

■ 一品房(いっぽんぼう): 「一品」は経文の数え方。「房」は室のことで、僧坊につけられることが多く、そこから僧侶関係の名字になった。【出典

■ 「イデ」の語源: 井出・井手

■ イデカワ: 出雲国で水流のこと。出川。長野県松本市南部の市街。イデとは湧水の意味。【出典

■ 「イト、イトー」の資料集

■ イド: ―撒錣反紊箸隆愀犬砲弔い討蓮△い錣罎襯汽鵐と呼ばれる漂白民が、セブリと称して移動中、暫定的に住むだけの天幕を張る場合、必ず南向きとし、その場所は川か池の縁、清水の湧く山麓の地を選ぶのである。現在、私たちが井戸といっているものは、昔は掘り抜き井戸という人が多かった。したがって、その人たちの間で井戸というのは掘らない井戸で、湧水のあるところなどを言った。【出典

■ 「イトイ」の資料集

■ 「イナ」の資料集

■ イナギ(稲城、稲木): 仝殿紊妨、または屯倉を管理した地方官職の稲置による地名か。古代の姓の一つの稲置氏にちなむ地名か。上代、藁束で作った城塞に由来するか。ぐ霏の貯蔵小屋によるか。ゥぅ福Ε(接尾語か)で、「砂地」などの意味か。Εぁ弊榮語)・ナギという地名か。【出典

■ 「イナゴ」の資料集

■ 「イナバ」の語源 

■ 「イナバ」の資料集

■ イナベ(稲辺、員弁、伊那部): |名部という古代の木工関係の部民にちなむ地名か。▲ぅ福Ε戞癖奸砲箸いγ鰐召。ヰ(井。「水路。川」)・ノ(助詞)・ベ(辺)という地名か。【出典

■ イナムラ: 稲村ヶ崎、稲村山、稲葉山の地名は、イナムラに似た丸みのある形に因む。【出典

■ Inari(イナリ): 関東を中心として東北日本に多く見られる。稲荷に因む。「稲荷、稲里、稲成、飯生」。【出典

■ イヌ: イヌは「低い」という意味らしい。また、犬見、犬熊、犬迫などでは「小さい」「狭い」という意味もあるらしい。【出典

■ Inu〜(イヌ〜): …磴ぁ「犬塚、犬島、犬山、犬ノ馬場、乾(イン)馬場、犬吠森、犬越」。⊂さい。狭い。「犬見、犬熊、犬迫、犬間(小盆地)、伊野、犬吠(狭い尾根の上)。8ぁ◆峪蓋っ、犬島、犬走島(犬の形の島)、犬戻鼻、犬ノ頭島」。【出典

■ Inukai(イヌカイ): ”民(犬養部、犬飼)。低い山で囲まれた谷で「低峡(イヌカヒ)」の意味。また「井堰」、(犬飼、犬貝)。七夕星、犬飼(インカイ)。【出典

■ Inugami(イヌガミ): 仝た誠仰。犬神人。(社頭に仕えて警護に任じた人)。「犬神平、犬上川」。【出典

■ イネ: |涸姐颪如海中の浅瀬を意味する。∈は京都市に編入された旧葛野郡中川村、小野郷などで、田んぼを意味する。5都で、井堰のこと。イデに同じ。【出典

■ 「イノ、イノー」の資料集

■ イノカシラ: 井の頭。泉源。栃木県安蘇郡野上村(佐野市)で、筧の水の出る所をタツガシラという。角材で竹筒を直角につないである。【出典

■ イノクチ: 苗代へ水を引く口。みなくち。水口。【出典

■ イノコ: 大分県にまとまってみられ、宮崎県にもある。この語源は、イ・ノ・コ(川)としてイガワの類と考えた。大分市大在では、掘り抜き井戸で飲料水用の井戸をイノコといい、田の灌漑用の井戸をイガワという。【出典

■ イノハチ: 京都石清水八幡宮(八幡市)男山の猪鼻、浜名湖の猪鼻湖神社などもあり、高い場所のこと。イは民舎のことであろうというが、イヌに同じに、猪ノ鼻は低い台地の端という。【出典

■ 「イビ」の資料集

■ Ibe(イベ): 神域をイベ(斎辺)という。「伊部」。【出典

■ Ima(イマ): 新村を「今〜」といった。東北地方や北海道には少ない地名。「今村、今井口」など。【出典

■ Imai(イマイ): 新しい用水路。関東以西に見られる。「今井、井マイ、今井口」。【出典

■ 今出(いまで): 前の集落を出て、今の場所に住んでいるという意味。【出典

■ イマナリ: 今成(イマナリ)の地名は、大川の大きな湾曲部に突出してできた砂礫沖積段丘の称で、新しくできた地を意味する。【出典

■ 「イマミヤ」の資料集

■ イマワシ: 関東地方で、川の屈曲する所。茨城県多賀郡高岡村(高萩市)で、川の屈曲する所をイマースという。【出典

■ イミヅ: イミヅ: 溝(みぞ)。静岡県、愛知県、美濃国(岐阜県)。「エミゾ」に同じ(尾張国)。【出典

■ 「イモ」の語源

■ Imozi(イモジ): 鍛冶屋。「鋳物師、鋳物師釣、鋳物師戻峠、鋳物師屋、鋳物師原、鍛冶(イモジ)谷」。【出典

■ 井守(いもり): 中世、農民が水で争わないように守る奉行があり、それに由来する。【出典

■ イヤ: 徳島県の祖谷地方(三好市)は、平家落人伝説で知られる深い谷の奥。イヤはイヤ(弥、最)より派生したイヨ(森)と同義の地名。【出典

■ イヨ: イヤ参照。イヤとイヨとは母音交替の容易な語。四(ヨ)は八(ヤ)と同根。イヤ(弥、最)はますます、最も、非常なという意味から発展してイヨヨカ(森)のイヨで、樹木が高い様、そびえる様を表現する。伊予国の「イヨ」は「イヤ(弥)」であって、樹木が高くそびえて深い谷間になって、人が足を踏み入れるのに困難な土地がイヤであって、イヨ(伊予)も同様。伊予は本来愛媛県のみの呼称ではなく、四国島の表現だったのではないか。【出典

■ 「イラ」の語源

■ イラズ: |、谷頭や谷口にあって、そこよりも奥に行けない場所。不入。∋郵颪砲魯ぅ薀坤筌沺壁堝山)という名の山が多く見られ、入ると出られないといって行くことを忌む。集落祭祀を行っていた山という。【出典

■ 「イリ」の資料集

■ イリノ: カッチと同じ。入り込んでいる野、まわりを山などに囲まれた人目につかない野。【出典

■ 「イリヤマズ」の資料集

■ イレソデ: 焼畑または焼畑跡であり、山林区域に対して袖形をした所。宮崎県東臼杵郡椎葉村でいう。【出典

■ イロハザカ: 日光のいろは坂は、馬返しから中禅寺湖までの坂道で、カーブが48あることに因む。【出典

■ イロミヤマ: 色見山または魚見山は、たいていは網魚業の時に小高い山に登って、そこから魚群の来襲を色によってみわけ、旗などを振って漁船にその方向を指示して投網する時期を知らせた。【出典

■ 「イワ」の資料集

■ イワイ: 岩井の地名は、「岩間の泉」または、「石を積み重ねてつくった井戸」に因むが、一方「斎(イワ)い」からきて神社を指す場合も多い。古書には祠を「イワイ」と訓ませている例がある。【出典

■ イワガットウ: 高知県の方言で、岩、または岩ばかりの土地。【出典

■ イワガンケ: \臑罎如断崖。岩手県早池峰山麓で岩穴のこと。秋田県由利郡小滝村(にかほ市)ではガンケ、福島県南会津郡伊南村(南会津町)や山形県飽海郡吹浦村(遊佐町)ではガンケツという。【出典

■ イワガミ(岩上、岩神): .ぅ轡ミ(石神)を祀ったところ。▲ぅ蓮弊弌法Εミ(上)という地名。【出典

■ イワガラシ: 相模国津久井郡で、水の無い滝つぼ。【出典

■ イワガンクラ: 青森県三戸郡、秋田県鹿角郡の方言で、岩石の重なりあったような所。【出典

■ 「イワキ」の資料集

■ イワクフ: 〇鈎罎梁膣笋箚篝个寮擇衫った所、断崖絶壁を意味する。岩倉などと書く。岩倉は「岩石の山地」「岩崖」「大岩」「岩の洞穴」などの意味があるが、そういう場所ではなく、そこに由緒ある神社があれば、岩倉の地名は神社に因むといえる。神を祀ったところを、古くはイワサカ(磐境)とかイワクラ(岩座、磐座)ともいった。【出典

■ イワクラ(岩倉): (‥膰南会津郡伊北ほかの方言で、岩が切り立った所。断崖絶壁のような地形。イハ(岩)・クラ(刳)が語源。▲ぅ蓮丙悄法Εラ(座)で、「神のいる場所」もあるか。【出典

■ 「イワサカ」の資料集

■ イワス: 北アルプスで、岩全般を意味する。そのほかにも岩場を意味する地方もある。【出典

■ Iwata(イワタ): 岩、岩石。「岩田、磐(イワ)田原、石田(イワタ)」。【出典

■ イワハケ: 宮城県で岩の傾いて出ている場所を意味する。茨城県では断崖。傾斜の急な岩場を茨城県でイワバケという。【出典

■ イワバシリ: 青森県三戸郡五戸の方言で、崖がよくくずれること。【出典

■ イワマコ: 愛知県北設楽郡で崖を意味する。マコに同じ。【出典

■ 院(いん)

■ Inden(インデン): 隠田(カクレダ)の音読み。印田、印天、陰田、院田、院殿。【出典

■ 「インナイ」の資料集

■ Inbe(インベ): 神を祀り祭器を造った部民。「忌部、伊部(インベ)、忌部郷、印部」。【出典

■ インマ: 茨城県稲敷郡で川の入り込んだ所を意味する。入間(インマ)のことだろう。また、水田に水を引く掘り割り、掘り割り型の船だまり、入り江をも意味する。【出典

■ ウ(宇、羽、卯、鵜、有、烏、上): \榮語。オホ(大)、ヲ(小)、ウヘ(上)などの転約か。▲Ε鵝焚后砲如温泉に関係するか。D士爐留にちなむか。て以の兎によるか。ソ銃鷸戮留。東の方角、卯の日。【出典

■ 「ウイ」の資料集

■ ウエ: 親村から子村が分かれでるとき、その出る方角によって、東出、西出、南出、北出、上出、下出またはたんに、東、西、南、北という。上を「カミ」と呼ぶ場合もあり、植、殖、種の字をあてることもある。【出典

■ ウエタメ: 植え溜め。明暦三年(1657年)の江戸の大火後の諸記録に見られる。災害の際に避難線緑地のこと。本来は、樹木の栽培地であったが、大火後には避難場所として設置をすすめた。【出典

■ Wen(ウェン): アイヌ語で「悪い(嶮岨な場所、飲料にならない水、事故に遭ったところ)」。「植苗(ウェンナイ):ウェン(悪い)ナイ(川)、植別(ウェンベツ)、ウェントマリ」。【出典

■ ウオツケバヤシ: 魚付林。これは沖縄あたりでいうように、ナヅケモリ(魚付森)などと言ったのではないか。魚の寄せ場として、海辺または河、湖岸に設定する保護林のこと。【出典

■ Ukai(ウカイ): 鵜飼。「鵜飼、宇甘(ウカイ)」。【出典

■ ウガン: 奄美大島には、琉球と同様に各集落にウガンヤマとかオボツヤマという神聖な山があって、樹木がうっそうと茂っている。ウガンヤマとは、御願山にも通じるが「拝む山」の意味で、神の住む山という信仰から、その山を神体として拝む。【出典

■ ウキ: 「浮」の字を冠した地名は湿地地名。「浮、浮沼、浮田(宇喜田)、浮泥、浮間、浮間ヶ原、浮津、浮島」など。「小浮(コブケ)」という地名も湿地にあるが、「浮」を「フケ」と読むのはフケ田のフケに通じる。【出典

■ Usa(ウサ): 〆獣蓮腹類語:Yusa)。▲泪薀じ譴派要な物の意味。1Ш竿幡による伝播地名。「兎狭、兎才田、宇佐、宇佐山、宇佐見、宇佐美、宇佐木」。づ討両欸糎譟「羽佐島」。【出典

■ 兎田(うさぎだ) もとは「免田」だった。「兎」の字に変えたのはカモフラージュ。【出典

■ Usi(ウシ): .▲ぅ霧譴如◆屐舛そこに群在する所、北海道の東半部に多く見られるが、奥羽にも見られる。∋確如「美ノ牛、牛神、牛首」。5蹐両欸糎譟「牛沼、牛山、牛ヶ沢、牛臥山」。ぅΕ繊米癲法▲侫繊扮錙砲転訛。「牛込(内込)、牛久保(縁クボ)、宇志、牛川(縁川)」。ゥΕ掘(川水の堰に木を組み石積みしたもの)。ウシギ(堤防を守る丸太)。「牛踏」。【出典

■ ウジ: |、鹿、カモシカ、猿、兎などの山中における通り路(獣道)をいう。ウジは、ウツやウトともいう。近江国栗太郡(栗東市)あたりに昔、石炭のでるところがあり、石炭をウジとよぶ方言があった。「内」の転訛か。【出典

■ ウシオ: 湖を「ウシオ」と読んだ例がある。【出典

■ 「ウシカイ」の資料集

■ 「ウシクビ」の資料集

■ 「ウシゴメ」の資料集

■ ウシコロゲ: 山の断崖になったところ。めったに転倒しない牛でも転ぶほどの急な崖の意味で、山口県吉敷郡秋穂町(山口市)でいう。【出典

■ ウシダキザカ: 吉野の奥の上北山村の前鬼に入るには、急な坂を通る必要がある。この坂を牛抱き坂という。牛も通ることができないほどの急坂を意味する。農業に必要な牛ではあるが、大きい牛はこの坂を通ることができないので、仔牛を求めて抱いて帰ったことにちなむ。【出典

■ ウシブミ: 牛踏。治水のための堤防、溜め池、用水路を作るための構造物である組み木に牛枠がある。堤防の上を意味するようだ。【出典

■ ウス: ウス(薄)はアサと同根の語。臼の字を当てることが多い。臼谷の多くは浅谷のこと。【出典

■ 「ウスイ」の語源

■ Usuki(ウスキ): <。臼杵(ウスキネ)。以上は象形語。「臼木、臼杵、臼杵俣、臼杵谷、臼杵山」。【出典

■ 「ウシ」の資料集

■ Uzi(ウジ<ウヂ): ーや猪の一定の通り道。「兎道(ウヂ)が元か」。◆崙癲廚転訛。【出典

■  【有珠】(うす): 「入り江」や「湾」の意味。【出典

■ ウソ: 日本国語大辞典によると、「ウソ(薄)」は「接頭語でウス(薄)」の変化。地名では「浅し」と同じ用法で使われている。【出典

■ 「ウタ」の地名

■ 「ウタ」の語源

■ 「ウタリ」の資料集

■ 「ウチ」の資料集

■ ウチカイ: 地形を沖縄でウチカイという。ウチカイとは、置かれたそのままの形、自然の地形のこと。【出典

■ 「ウチダ」の資料集

■ 「ウツ」の資料集

■ 「ウツロ」の資料集

■ ウテツ: ウデツともいい、アイヌ語のウトエツの約で、彼らの住む岬の側。青森県の津軽半島の東側に宇鉄(ウテツ)の地名がある。【出典

■ 「ウト」の資料集

■ 「ウド、ウドー」の資料集

■ 「ウトウ」の資料集

■ 「ウナ」の資料集

■ ウナギ(鰻): .Α弊榮語)・ナギ(薙)の形か。▲Ε福弊Α法Ε(接尾語か)とも考えられる。ウナギ科の魚にちなむ。【出典】 

■ ウネ: |翩地方以西では山頂を意味する。畦、有年などの字を当てる。長野県北安曇郡では、田畑の土を盛ったところともいう。高知県池川町椿山(仁淀川町)で、ウネというのは、山地で悪い土壌をいい、ヤナギ(ミツマタ)もカジ(コウゾ)もできないという。ヒエ、アワ、ダイズ、アズキくらいなら出来るが、ソバ、キビ(トウモロコシ)などはできない土壌をいう。ここは、高地なので土が悪いのであろう。E膾県邑智郡で、傾斜地を「ウネ」という。て租膰祖谷(三好市)では曲がり道を「ウネ」という。ゼ禧更颪籠向国では波のうねりを意味する。Π躊瑤如▲爛拭奮つ譴療ッ蓮▲疋戮箸發いΑここが波形状のウネになっているところが多い)が波形状に、あたかも畑の畝のようになっていることをいう。イオメも同じ。対馬の下県郡(対馬市)の曲で、海中の大きく丸い形の岩のあるところをいう。┨畧邯広島(丸亀市)で、魚群を意味する。【出典

■ Uno(ウノ): ‖腓な野(宇野、大野原「ウノバリ」、鵜ノ木、宇ノ島、鵜ノ渡路「ウノドロ」。鵜(鵜ノ浦、鵜ノ小島、鵜ノ糞鼻、ウノトリ岩)。1の花(植物)、(卯花山)。【出典

■ Unomati(ウノマチ): 卯の日におこなわれた市。「卯ノ町」。【出典

■ 「ウバ、オバ」の語源

■ ウバガフトコロ: 南面の山ふところの地形で、あたかも乳母の懐のような地形であるため、乳母ヶ懐、姥ヶ懐といったものだろう。奈良県吉野の山地でも日当たりのよい窪んだ所を「ウバガフトコロ」という。山口県下関市長府町姥ヶ懐は、現在は陸地だが、昔は海で入り江になっていて、船の泊地になっていたという。【出典

■ ウブスナタ: 産土田。愛知県北設楽郡振草村(東栄町)で、現在は神の田ではないが、産土田と称して、今も肥料を使わずに、女を入れない田が水上のほうにある。【出典

■ 馬養(うまかい): 古代の職業で、馬の世話をしていた「馬養部(うまかいべ)」に由来する。【出典

■ ウマサカ: 岩手県岩手郡で、馬阪は、山の出入り口によく見られる地名で、馬が山に出入りすることに因むという。【出典

■ 「ウマジ」の資料集

■ ウマタテバ: 馬立場。岩手県岩手郡の山地の少し大きい沢目には必ず聞かれる地目。山神迎えにここまで馬を曳いてきたことによる名残の地名。【出典

■ ウマノセ: 愛媛県吉田町(宇和島市)で、 低い山の一部がまるで「馬の背」のようになっているのをいう。【出典

■ Umaya(ウマヤ): ’肋屋。(貴族・武家などの)。駅場、駅船のあった所。「駅家(ウマヤ)、馬屋、駅里(ウマヤ)、厩橋、厩坂」。【出典

■ Umawatari(ウマワタリ): ドブ川で、馬でなければ渡れない所。「馬渡、馬渡谷」。【出典

■ 「ウミ」の語源

■ 「ウメ」の語源

■ 梅(ウメ)の地名

■ 楳垣(うめがき): 低い土地を埋めて居住した地名に由来する。【出典

■ 「ウメツ」の語源

■ 「ウラ」の語源

■ 「ウリ」の資料集 

■ Uryu(ウリュー・ウルイ): Uriの転語。瓜生(うりゅー)、瓜生野。⊆消蓮潤井(うるい)、宇留井、瓜生(ウリュー)など。【出典

■ ウル: 奄美で、海中にある枝状珊瑚を意味する。琉球方言で「砂(ウル)」。宮古島では、砂川を「ウルカ」という。【出典

■ 閏(うるう): 「潤」の略字で、湿潤な土地に由来する。【出典

■ Urusi(ウルシ): ー拭「漆屋、漆峠、漆生(ウルシオ)、漆林」。⊆森色。「漆田、漆ヶ谷戸、漆川、漆垣内」。【出典

■ ウルマ: [圧紊里海箸髻屮Ε襯泙療隋廚箸いΑウルはウル石の略。ウル石はウロ(空、虚)のある石で、無数の細かい孔がある珊瑚石のこと。波照間島(パティルマ)は「パティウルマ(果てのウル石の島)」の意味。マは島のこと。加計呂麻(奄美大島)、慶良間、多良間、池間、鳩間など。∨槊に反流する潮流を意味する。つまり、ワイシオ(脇潮)のことを熊本県天草郡大矢野島(上天草市)や松島町や長崎県島原半島一帯でいう。【出典

■ 「ウレ」の資料集

■ ウロ: ”抻蓋礪波地方、福井県坂井郡(坂井市、あわら市)、山口県豊浦郡(下関市)、高知県、熊本県玉名郡南関で、川岸などの流水のためにえぐられた洞穴を意味し、魚のすみかになっている。高知県吾川郡池川町(仁淀川町)椿山で、谷川の水の高いところから低いところに落ちて泡だっているところ。【出典

■ 吽野(うんの): 吽はもともと温(おん)で、温泉の出る野を意味した。【出典

■ 「エ」の語源

■ エイノオ: 長崎県北松浦郡生月島(平戸市)で、竜巻を意味する。?(エイ)の尾に似ていて、八重山諸島や石垣島でもイノウという。竜巻のことを、九州ではイエノウという。豊後国では「エーノー」は単に旋風のことという。【出典

■ 江川(えがわ): 大きな川に入る小川を枝川(えがわ)と言ったことに由来する。【出典
・ Egawa(エガワ): 溝、小川(江川)。【出典

■ Egawa(エガワ): 溝、小川。「江川」。【出典

■ 「エキ」の資料集

■ エキコ: 駅戸。古代の官道を維持・管理し、駅馬を飼っていた集落。【出典

■ 「エグ」の語源

■ 会下(えげ): 埼玉県鴻巣市に「上会下(かみえげ)」と「下会下(しもえげ)」がある。「会下」とは「和尚」の別名で、「上にある寺」「下にある寺」を意味する。

■ 「エゴ」の資料集

■ Esasi(エサシ): 岬(エは頭、サは前、ウシは所)。(江差、枝幸)。【出典

■ Esan(エサン): アイヌ語で〔─浜への降り口。「恵山岬」。【出典

■ Esikari(エシカリ): アイヌ語で水が溜まって流れない沼。エ(そこに)シカリ(グルグル廻っている)。「石狩」。【出典

■ 江尻(えじり): 小さな川(江川)の下流に住んでいたことに由来する。【出典

■ エセ: 会津檜枝岐村で難所のこと。エセ沢は難所の沢。【出典

■ エゼ: 鹿児島県の甑島で、段々畑の端の方をカメエゼ、シモエゼという。その下エゼをまた前あぜという集落をあるから、エゼはアゼと同語か。【出典

■ 江田(えだ): 小さな川(江川)の近くにある田んぼという意味。出典

■ 「エタ、エダ」の資料集

■ 江連(えづれ): 侵食されやすい入江を意味する。出典

■ エト、エトモ: アイヌ語で出鼻のこと。江戸もこれに由来するか。出雲はエトモの転訛か?「エツ、エト、エトモ」は、アイヌ語で物の尖端を意味し、人の鼻を指し、「〜エツ」という岬が多く見られる。佐渡や壱岐に見られるエズミもエトモに由来し、岬角を意味する。【出典

■ 「エド」の語源

■ エトウ(江頭、江藤、江東): .─聞勝法Εシラ(頭)の下の語を音読みした。▲─聞勝法Ε函塀茵砲猟慌参宗【出典

■ Ena(エナ): ※類語:Ina。(恵那、江奈、衣奈、江名)。【出典

■ エナミ(江浪、江波、江並、江南、榎列): .ぅ福丙宗法Ε漾焚。接尾語)で、「砂丘、砂浜、砂州のあるあたり」という地名。▲─聞勝法Ε淵澆箸いγ鰐召。エ(接頭語)・ナミという地名か。【出典

■ Eba(エバ): 入江。江場、江波など。【出典

■ Ebata(エバタ): 海岸。「江端」。【出典

■ 「エビ」の語源

■ Ebisu(エビス): 蝦夷の居住地。「恵比寿、恵比須」。【出典

■ エボシ: 新潟県と長野県境の烏帽子岳。広島県比婆郡(庄原市)と島根県境の烏帽子山、高知県安芸郡の烏帽子ヶ森や、甲斐駒山脈にも同様の山名があり、飯豊山の一峰にも見られる。また、海中のそびえる岩にも烏帽子岩が見られる。いずれも烏帽子の形に因む。【出典

■ Emi(エミ): やや広いまとまった平地に見られる地名(以見、江見川)。【出典

■ 「エラ」の資料集

■ 「エリ」の資料集

■ 「エン」の資料集

■ エンドウ(遠藤、江道、円藤): \氏に由来する地名か。▲─聞勝法Ε痢塀詞)・ト(処)の転か。【出典

■ Enrumu(エンルム): エンルム。アイヌ語で岬。「ルム」は「頭」の意味。「絵鞆(エトモ)岬:エンルムエトー(エトーは岬)・襟裳(エリモ)岬(エンルムより)」。【出典

■ 「オ」の資料集

■ 「オーイタ」の資料集

■ オイズル: 笈摺。修験道と関係深い山にこの名が残る。越後国の妙高山の一部に「オイズリ」があり、笈を摺るような懸崖の場所。行者がここを通過する際には、笈を摺るほどの険所という意味だろう。奥日光の金精山はオイズルヶ岳とも呼ばれた。【出典

■ 「オイワケ」の資料集

■ オウシュク(鶯宿): .オ(大)・シュク(宿)への当て字か。▲▲屐Ε好などへの当て字か。【出典

■ Outi(オーウチ): /爾入り込んだ山奥の谷。△笋簑腓い谷、または盆地。「大内、大内田」。【出典

■ 「オオ」の資料集

■ オオウチ: /爾入り込んだ山奥の谷。△笋簑腓い谷または盆地のこと(大内、大内田)。風雨のときに漂着した木片もザラクと呼んでいる。若狭、丹波などのシグレもやはり音からきた名である。【出典

■ オオク(大久): .ク(奥)の転か。▲ホ(大)・クという地名か。【出典

■ オオクサ、オオカヤ(大草): 出雲国意宇郡大草(おほくさ)郷。因幡国法美郡大草(おおかや)郷。島根県益田市大草(おおくさ)。岡山県高梁市大草(おおくさ)。広島県大和町大草(おおくさ)。岡山県哲西町大茅(おおかや)。草原地のことだが、湿地、さらに海に対する陸地の意味もある。カヤと訓だのは茅が生えていたから。【出典

■ オオクマ(大熊、大隈): 福岡県糸田町大熊。富山県滑川市大熊。大分県玖珠町大隈ほか。地形や水流などが大きく曲がっているところ。または、道や山峡などがゆきづまっている隈(すみ)の所。大きな角地。【出典

■ オオケ(大毛、大筒): 尾張国羽栗郡大毛郷。下野国那須郡大筒(おおけ)郷。愛知県一宮市大毛。徳島県鳴門市大毛。ケ(毛)は、主に禾本科植物(稲)をいう。大は美称。稲のよく実る所。【出典

■ オオシ: 沖縄で、もとは大石、つまり岩の意味だが、大きな石を意味する語にはオオイシがあり、岩を意味するものにはオワまたはシーがあるから、オオシはこれらとは少し意味が違わなければならない。【出典

■ 大路(おおじ): 「おお(大)」+「ぢ(みち)」に由来し、広い路を意味する。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ オオスミ(大住): 相模国大住郡。山城国綴喜郡大住郷。京都府綴喜郡田辺町大住。「大」は、美称。「スミ」は隅、または端などを住みよいに転訛した用法。【出典

■ オオダン: …纂荼八頭郡若桜の方言で、山間の平地。台地。徳島県西祖谷の方言で、広い畑のこと。オホ(大)・タナ(棚)という用語か。オホ(大)・タ(処)の撥音化か。【出典

■ 「オオナ」の資料集

■ オオノ: 大野の原義は、未開のまま荒々しく草深い野となすべき。【出典

■ オオユサン: 大遊山。最初の子は、実家で生むのが普通。神奈川県中郡城島村(平塚市)では、子を産みに帰る直前の戌の日に「お願いします」とたらいに赤飯を入れて実家にもっていく。実家に子供を産みに帰ることを、嫁の里帰りの「遊山」に対して「大遊山」という。【出典

■ 「オカ、オガ」の資料集

■ オガイ(小貝): 小さなはざま。山と山との間の小さな谷。ヲ(小)・カヒ(峡)。【出典

■ オカガタ: 岡方。「岡」は陸の意味。関東地方で「岡方」は、多摩川に面していない地域を言う。【出典

■ オカゲ: 一続きの田の最上端を茨城県では「オカゲ」という。これに対して最下端を「オデイ」という。新潟県では、村居に近く高田の乾きやすいものを「オカゲ」という。【出典

■ オカダ: /紊亮蠅琉い乾きやすい田を意味する。福島県の会津では干田という。福島県石城郡草野村(いわき市)、千葉県印旛郡遠山村(成田市)で、乾田で、二毛作のきくよい田地をいう。茨城県で、連続している田地の最上部の一枚をいう。オカゲと同じ。【出典

■ オガタ: 兵庫県赤穂郡で、山の尾根のこと。【出典

■ オカッパチ: 徳島県美馬郡で、山頂部を意味する。オカに同じ。【出典

■ オカヌマ: 土壌の質によるものか低地でもないのに、降雨のときだけ水溜まりの出来る土地を、青森県三戸郡五戸町地方で、「オカヌマ」という。【出典】 

■ オカバ: 群馬県群馬郡(高崎市)の北部の榛名山の中腹または山麓地方の村々は、米作地帯ではないので、甘藷、里芋、麦、馬鈴薯、アワ、ヒエ、トーキビを作る。それらの村々から一里半くらい下方の村は米作地帯。これらの山寄りの村々を、「オカバ(岡場)」とも上郷ともいう。【出典

■ オカハタ: 静岡県磐田郡水窪の方言で、焼畑でない畑のこと。【出典

■ オカマ: オハチ(御鉢)に同じ。噴火口、噴気孔のことを信州焼岳、岩手山、浅間山、日光白根岳などでいう。【出典

■ オカミ: 「魚見」に同じ。魚群の見張り所。大分県南海部郡米水津村(佐伯市)。津久見市には岡見なる地名がある。【出典

■ 「オキ、オギ」の資料集

■ オキダイ: 伊賀国で、田園が広く続いている地。【出典

■ 「オギュー」の資料集

■ 「オク」の資料集

■ オクトウ: おもろ語。奥海、大海。オクトともいう。オクは海上遙か遠い沖合の意味で、オキに関係ある語。【出典

■ 「オグニ」の資料集

■ オグラ: 「コクラ」に同じ。「小椋、御座、小倉、御蔵人」。木地屋が小椋姓であるのは「コクラ(小高い台地)」に住んでいたからか。【出典

■ Ogura(オグラ): ※類語:Kokura。「小椋、御座、小倉、御蔵人」「木地屋が小椋姓であるのは、コクラ(小高い台地)に住んでいたからであろう。」。【出典

■ 「オサ」の資料集

■ 「オーサカ」の資料集

■ Osakabe(オサカベ): 刑務に従ったもの。「刑部、押部、小坂部」。【出典

■ オサキ: 遠江国で、山の背筋が下がった先端を意味する。徳島県三好郡三名村(三好市)で、山の峰が急に折れ落ちた所を意味する。福岡県田川郡添田町津野で、山野丘陵の出鼻を意味し、タニガシラ(谷頭)ともいう。【出典

■ 「オージ」の資料集

■ オシキリ(押切、打切): 「堤防などの決壊しやすい場所」、または一般に「崩壊地形」を表す地名で、中部地方から東の東日本に多く見られる。【出典

■ オシサカ: 奈良盆地の東南端に大字忍坂(オシサカ・桜井市)、西端に大坂(逢坂、香芝市)がある。忍坂は、奈良時代以前の地名である。【出典

■ 「オシダシ」の資料集

■ オシバ: 高知県長岡郡稲生村(南国市)で、神社の境内を意味する。彼岸にオサバイサマのオシバで祭りをするというから、神社といっても聖地に近いものだろう。【出典

■ オシボリ(押堀): 暴風雨、水害などによって、田に多量の水が入ったり、畑が水没したりしてできる大きな水たまり。【出典

■ オジマ、メジマ: JR山陰線の小串駅に近い小串港の沖にある無人島が男島(オンジマ)、女島(メンジマ)。【出典

■ オシミズ: 押し水。新潟県中蒲原地方の低湿地帯で、川の上流が降雨などで破壊して流水する水。ザオシ(座押)ともいう。【出典

■ 「オジリ」の資料集

■ オスジ: 山の背。徳島県祖谷(三好市)、鹿児島県肝属郡で、分水嶺をオスジという。熊本県玉名郡ではオースジという。【出典

■ オスバ、オソバ: 猪を捕るために丸太を組み合わせて岩石を乗せた罠。愛知県北設楽郡(豊田市)などでいう。このオスを仕掛ける場所をオスバという。【出典

■ オゼ: 隠岐で山の背。峠。【出典

■ 「オーセ」の資料集

■ オソ: 岩手県東磐井郡大東町(一関市)遅沢。「遅〜」は、「アサ(浅)」と同義であることは、地図によっても認められ、「遅越」の地名は、短い近道とする山越えのところに名付けられている。アサ(浅)とオソ(遅)は同根。またオソは同じように川谷に沿って、同じような命名法で見られる。【出典

■ 「オタ」の資料集

■ 「オタギ」の資料集

■ オダチ: 宮崎県東臼杵郡軣預爾如∋劃困魄嫐する。宮崎県東臼杵郡椎葉地方では、峠の際を意味する。【出典

■ オダマエ: 陸中国(岩手県)の岩手山麓で、風のあたらない日当たりの暖かい場所を意味する。【出典

■ 「オチ、オーチ」の資料集

■ 「オチアイ」の語源

■ Okkiri(オッキリ): 堤防の決潰した所。関東地方に多く見られ、南奥に及ぶ。「押切」。【出典

■ オチコミ: 〆覿霧秩父の方言で、滝つぼのこと。飛騨の方言で、早瀬が淵に変わる所。O族了蓋東牟婁郡の方言で、窪地のこと。【出典

■ オッダシ: 新潟県南魚沼郡で、押し出しの意味。沢、山の出ている所。シッコゲにあたる。【出典

■ Ottisi(オッチシ): アイヌ語で陸繋島の意味。「落石:オッ(うなじ)チシ(中くぼみ)」。【出典

■ 「オッパ」の資料集

■ オツボ: \朕晃南部地方の方言で、麻畑のこと。岩手県の方言で、家の近くにある畑のこと。【出典

■ Ode(オーデ): 遠くへの出村。「大出」。【出典

■ 「オト、オート」の資料集

■ 「オド、オドー」の資料集

■ オトイケ: 乙池、弟池、カンナ(砂鉄採掘)流しにおける段々池の最下の池。【出典

■ オトコザカ: 江戸には、別称名を持つオトコ坂と通称名をもつ男坂がおのおの三カ所あり、急坂で石段の坂である。これに対して、緩やかな坂または石段の坂オンナ坂という別称名のものが四カ所、通称名のものが三カ所ある。【出典

■ オトシ: \穗に掘った落とし穴。東北地方全般、佐渡、新潟などでオトシ、オトシ穴という。新潟では穴を掘って、罠をかけることを「オドシ掛けた」という。佐渡の両津市(佐渡市)ではフミオトシ、西津軽や北津軽ではフンドシ穴(フミオトシの意味)という。富山県や鹿児島県で、水の落し口を意味する。7嫁聾勢多郡で糞尿を溜めておく所を意味する。【出典

■ オドシ: 山の崖、急斜面などにオドシというところがある。木材を伐りだして、そこから転落させる場所のこと。【出典

■ 「オトメ」の語源

■  オトメヤマ: 一定地域の山林を伐採停止する(留山にする)という行為や、留山にした山林。【出典

■ オトモ(乙茂、乙母、小友): .ト(またはヲト)・モ(接尾語)という地名か。▲髻弊榮語)・トモの地名か。【出典

■ オトヤマ: 低い山。オト(劣)・ヤマ(山)の意味。【出典

■ Odoriba(オドリバ): 国府の遺蹟地に見られる地名。「踊場」。【出典

■ オトワ【出典
 ‘宗オオタワの転。
◆‖譟2傘、音石(おとわ)、乙葉(おとわ)川。【出典】

■ Otowa(オトワ): ‘宗淵オタワの転)。滝(タワすなわち鞍部から落ちるから)。「音羽、音石(オトワ)、乙葉川」。【出典

■ オナ: 青森県の南東部で、開拓予定の場所のまわりに堰を堀めぐらすと、その土地を占有した印になった。これをオナといった。【出典

■ オーナ: 田畑の中の小路。小さいのをクロ、大きいのをオーナという。【出典

■ 鬼(オニ)

■ 「オニ」の資料集

■ オネ: 尾根。山頂から裾へ、曳く傾斜面。オーネともいう。栃木県で、山頂、峰をいう。青森県三戸郡五戸地方では畑の畝をオネといい、その高い部分をオネノトギ、低い部分をオネバラという。【出典

■ 「オノ」の資料集

■ オーノ、オホノ: 万葉集では、馬を走らせ、ススキや竹を押し伏せて狩りをおこなう荒野。丘陵に続くさびしい人の入らない原野であるが、一方、春には焼畑をする葛の生い茂る自然のままの原野開墾の地。【出典

■ 「オバ、オーバ」の資料集

■ Obasute(オバステ): ]掲未鮗里討神力辰飽む地名。▲バセ(小波瀬)の転訛の説がある。「姨捨、姥捨山」。【出典

■ オバタ: “丈島では、峰、峠。▲灰丱燭療勝幣幡、尾畑、小畑、小俣)。【出典

■ Obata(オバタ): ※類語:Kobata。「小幡、尾畑、小畑、小俣(オバタ)」。【出典

■ オハチ: 火山の噴火口を意味する。御鉢で、その形に因む。岩手山、霧島山の火口は「オハチ」と呼ばれ、これから「御鉢廻り」という言葉が出ている。特に火口壁内を「ナイイン(内院)」とか「インナイ(院内)」という。【出典
※ 蔵王山の噴火口(火口湖)は「お釜」と呼ぶ。奥羽本線の秋田県内に院内駅があるが、地域的にここは火口由来の院内とは別由来なんだろうね。

■ オバナ: 長野県西筑摩郡(木曽郡など)で、山の高く突出した所を意味する。大分県の別府では、峰を意味する。また福岡県春日市では山の頂上を意味する。【出典

■ オバネ: 尾羽根。オネ、ツルネに同じ。豊後国で、一般にサコに対して使用される。その他の地域では、山頂、峠の一番高いところなどの意味で使用されるところが多い。【出典

■ Ohari(オハリ)・Owari(オワリ): 広い開墾地。「大張野、尾張、小針、小張、小墾(オハリ)田、小治田」。【出典

■ オボト: 愛知県、静岡県引佐郡(浜松市)で、日なたぼっこをする場所の意味。【出典

■ 「オミ、オーミ」の資料集

■ オミダ: 忌田。茨城県で神社の神田のことで、女は田に入れない。【出典

■ オモテヤマ: 山の斜面で日当たりのよい場所を、越中国の黒部の渓谷でオモテというらしいが、中国地方ではその上に水が豊かで、農耕に便のある土地を意味した。【出典

■ オモテラ: 富山県西部で、オモテウラのウを省略したもので、この方がよく使われる。南側というのは屋敷内ばかりではなく、隣接した少し広い範囲にも使われる。【出典

■ オモノ: 秋田県の雄物川の上流に雄勝(オカチ)という土地がある。材木に関係した地名。【出典

■ オヤシラズ: 親不知は、日本海側の北陸道の市振駅付近の親不知、子不知ばかりではなく、山間部にも見える。多摩川の水源地方の大菩薩嶺と大菩薩峠の間の尾根からちょっと下った東南山腹にもオヤシラズというところがある。明治12年頃によく凍死者を出した。このあたりを、現在では賽の河原ともいう。【出典

■ オリ: _山県児島郡で干潮を意味する。八丈島で、石垣を意味する。八丈島は風が強く、それによって受ける被害が多いので、風を防ぐために工夫して、厚く高い石垣を屋敷の周りに設置した。現在は、屋敷の周りの石垣を「カゼクネ」というか?折、山を下りた所の集落を意味する。オロ(日陰)と関係あるか。北九州市門司区猿喰にある地名。ぅロに同じ。ホロ参照。【出典

■ オリト: 〆笋硫爾蠍、オリクチ(折口)と同義。隠岐で、物洗い場を意味する。折戸、ヲリ渡、織戸、折堂。【出典

■ 「オーリョー」の資料集

■ 「オロ」の資料集

■ 「オロシ」の資料集

■ 「オンジ」の資料集

■ Onta(オンタ):  ̄れ田(落人の田、隠蔽して年貢を納めない田)。□類語:Oda>Onda。「隠田、恩田、鬼田(オンタ)、音田、御田」。【出典

■ 「オリタテ」の語源

■ Orito(オリト): 物洗場。下り口。「折戸、織戸、折堂」。【出典

■ オンナボリ: 群馬県に遺跡の「女堀」がある。なお、女堀の地名は関東地方に数カ所見られる。「おんなぼり」の多くは、かつて使用されたが、その後廃溝になった溝(用水路)を意味する場合が多い。「女」はおそらく「媼(オウナ)」で、たぶんに女性蔑視的な意味で、古くなって役に立たなくなって、水が出なく堀の意味ではないか。【出典

■ Onne(オンネ): アイヌ語で老いている(大きな)の意味。「温根別:オンネ(大きい)ベツ(川)」。【出典

■ Onbo(オンボー): 火葬する役人。「隠坊、隠亡、於保」。【出典

■ 「カ」の資料集

■ 「カイ」の語源

■ 「カイケ」の語源

■ 「カイサク」の資料集

■ Kaiti(カイチ): 中国地方に分布。(会地、海池、海知、開地、旗涯地、垣内、垣吉)。【出典

■ 「カイツ」の資料集

■ 「カイト・カキウチ」の資料集

■ カイトヤマ: ヽ斉發涼罎両高い所を意味する。◆屮筌沺廚亘寨茲蓮⇔嗅遒魄嫐する語なので、垣内共有の林野ということで、旧大和国の奈良県吉野郡や、旧紀伊国の上山路で、集落共有の山林、林野をいう。【出典

■  カオ: カオ: 空洞、「ほらあな」のこと。新潟県西蒲原郡(新潟市燕市)で、「ガロ」に同じ。【出典

■ 「カガ」の語源

■ 「カガミ」の資料集

■ 「カキ」の資料集

■ カギ: .ニの転。曲がった形。「蟹沢、蟹江、蟹田、河鬼川、和坂(かにさか)、鈎取(かぎとり)」。▲ンカケの転。【出典

■ Kagi(カギ): 、類語:Kani。「鍵沢、鉤取(カギトリ)、限(カギリ)山」。□類語:Kankake。「鉤掛森、鎰(カギ)掛」。【出典

■ 鍵掛(かぎかけ): 船戦用の鉤綱を使って滝を登ったことに由来する。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ ガキタ、ガキノタ: 富山県の黒部ルートの室堂平の弥陀ヶ原に点在する高層湿原池は「ガキ田」と言われる。また、立山の松尾峠に近い湿原には「ガキノタ」が見られる。【出典

■ カキワ(堅磐): .キ(欠。垣)・ハ(端)という地名か。▲タ(堅)・イハ(岩)の転か。【出典

■ カクノダテ(角館): カキ(欠)・ノ(助詞)・タチ(立)という地名であろう。【出典

■ 「カクマ」の資料集

■ Kakumi(カクミ): ※類語:Kakuma。「加久弥、加久見、神代(カクミ)」。【出典

■ 「香具山(カグヤマ)」の語源

■ 「カクラ」の資料集

■ Kagura(カグラ): |燃魁「角良、大角蔵(オオカグラ)、神楽、神楽坂、御神楽、神楽岡、神楽島、神楽岩、神楽岩」。⊆輓弔里燭瓩龍惶区(鎌倉時代以降)。「狩倉(カグラ)山、御鹿倉山」。【出典

■ カクレザト: 「隠れ里」は各地に見られる。^饐觚真壁郡関城町(筑西市)舟玉にみられる古墳。昔、この塚に頼むと、なんでも必要な品物を貸してくれたが、ある時に借りた物を返してくれない者がいたので、それからは貸してくれなくなったという。茨城県下妻市高道祖にある塚。昔、この塚に頼むと膳椀を貸してくれたが、あるときに不心得ものが借りた物を返さなかったので、貸してくれなくなったという。0饐觚猿島郡五霞村(五霞町)川妻に見られる地名。昔、このに山姥が住んでいて、頼むと膳椀を貸してくれたが、やはり返さない者がいて貸してくれなくなったという。【出典

■ カケ: ヽ檗欠、懸の字を当てる。カケ山、カケ畑、カケ田、カケ地、カケ浜、カケ浦、カケ川、欠真間など、崖ばたにあれば、まず崖からきた語と思われる。白掛、黒掛、貝掛、掛淵、加慶、大掛山、欠山など地名が崖と結びつく例は多く見られる。徳島県美馬郡で桟道を意味する。F別攜安蘇郡(佐野市)で、樹木の根の下に土の無い所。は族了蓋伊都郡の農家で、敷地周囲の防風林。これに稲を掛けて干すことから出たという。ヅ豕湾口海域の中央部には、伊勢掛ヶ、石上ノ洞掛ヶ、すいせん掛ヶ、そと揚掛ヶ、にょうぼう先掛ヶ、向の掛ヶなどの泥湯、砂場の漁場の存在が示されている。山口県長門市通(カヨイ)で、海岸の造成地、網の修理、魚の処理などの作業場のこと。Щ蓋県長門市大峠で、四、五軒の家の集落を意味する。【出典

■ 「カゲ」の資料集

■ 「ガケ」の資料集

■  カケダ: 大水で欠けて(崩壊して)残った田。愛知県鳳来町(新城市)。【出典

■ ガケッピラ: 新潟県南魚沼郡で、山の北面を指し、日陰の傾斜を意味する。【出典

■ カケハシ(梯、掛橋): 〇蓋県の方言で、つり橋。カケ(架)・ハシ(橋)で、谷などに架け渡した橋のこと。粗末な材料で作ったものを指すことが多い。∋憩察3海召い忘猝擇覆匹鯤造戮導櫃嬰呂靴親察カケ(欠)・ハシ(端)で、「崖の端」の意味もあるか。【出典

■ カゲロ: 福島県安達郡杉田、和歌山県日高郡清川の方言で、日蔭地を言う。【出典

■ 「カコ、カゴ」の資料集

■ カコイ: \轍県川根地方で防風林のこと。栫、囲、集落の周辺を土居、築地で囲った所から出た地名で、村の中心をなす集落を呼ぶことが多い。堀内、土居内(豊内)、陣内と同義。熊本県八代郡宮原町(氷川町)と熊本県下益城郡中央町(美里町)では栫。熊本県矢部町(山都町)猿渡と菅では囲。【出典

■ 「カサ」の資料集

■ Kasagami(カサガミ): 笠形の陽石(皮膚病の神)。「笠神、笠神山、笠上、笠神原」。【出典

■ カサヌイ(笠縫): 仝殿紂笠作りに従事した部民である笠縫部にちなむ地名か。▲サ(嵩。上方)・ノ(助詞)・ヘ(辺)の転か。【出典

■ 「カサマ、カザマ」の資料集

■ 「カシ」の語源

■ Kazi(カジ): 鍛冶、奥州中部以南、とくに中国地方西部に多く見られる。「鍛冶、加治、加持、梶、賀地、梶浦、金知屋(カジヤ)、鍛冶屋、鍛冶ヶ沢、梶屋」。【出典

■ カシイ(香椎): カシ(傾)、ヒ(樋。川)、またカシ・ヘ(辺)の転だろう。【出典

■ Kasio(カシオ): 山稜の斜面。「鹿塩、樫尾、柏尾」。【出典

■ 「カジカキ、カジカケ」の資料集

■ カジグリ: 福島県石城郡の方言で、褐色の岩の混じっている土地。動詞のカジクルの連用形か。【出典

■ Kasima(カシマ): 鹿島神社に因む。中奥以南に見られる。「鹿島、神島(カシマ)、香島、加島、嘉島」。【出典

■ カシュウ(賀集): カシ・フ(生)という地名か。【出典

■ 「カショー」の資料集

■ 「カシラ」の資料集

■ カシラナシ: 秋田県平鹿地方(横手市)に頭無(カシラナシ)、無頭(ムトウ)という田地や灌漑用水が見られ、また時には字(アザ)の地名になっているところもある。それは、水を得るのに重要な頭にある水源を持っていないというのが起こりのようだ。【出典

■ 「カシワ」の資料集

■  膳部(かしわで): 朝廷の調理を行い、阿部氏族の膳臣がこれを統率した。安倍氏と同じく孝元天皇の皇子の大彦命を祖とする。大彦命の孫の磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)が景行天皇の東国巡行に従い、上総国浮島宮に着いた際に、その海でとれた鰹と蛤を調理し、お気に召してこの姓を賜った。【出典

■ 「カスガ」の資料集

■ カズノ(鹿角、葛野): .(上)・ツ(助詞)・ノ(野)で、「川の上流を占める野」というほどの意味か。▲ヅ・ノ(野)という地名か。【出典

■ カスノチ: 広島県大崎下島の方言で、不毛の土地の意味。語源はカス(滓)か、カスカ(幽)の語幹か。【出典

■ Kasumi(カスミ): [諒、縄張り。霞。「香住、加住、霞」。※類語:Katumi。湖。「神住(カスミ)、霞ヶ浦」。【出典

■ 「カセ」の資料集

■ 「カタ、ガタ」の資料集

■ カタウラ: 相模湾の西部は、伊豆半島の東岸に至るまで、富士箱根火山帯の山々が海に迫る岩礁海岸である。片浦の地名の起こりは、背後に箱根山地を背負い、東部が壁のような形で、早川以南の岩礁海岸を持つ村々には平地が少なく、山を背負った立地条件のなかでいきていくには、林業、石材採掘などに頼った。【出典

■ カタカイ: 片狭。一方が山で川を隔てて対岸は平地の所。片貝ともかく。一方が欠けている峡で、渓谷の向こう側は、高地となっている。千葉県の片貝は、加太の海人たちが開いた移動地名という。【出典

■ ガタキリ: 柳川藩の食糧増産の一つとして、有明海の干拓が行われた。この干拓地を造成する作業をガタギリという。【出典

■ Katasu(カタス): 一方が洲。「片巣、片子沢、方須、堅子」。【出典

■ 「カタヒラ」の資料集

■ カタミ(形見): /軍禪中頸城郡の方言で、乾田。▲タ・ミという地名か。【出典

■ 「カチ、カツ」の資料集

■ 「カツウラ」の資料集

■ ガッギ: いわゆる真菰で、越後国ではカッポといい、ガッコという地方もある。陸奥国では、ガッギといい、浅沼に生え湿地開墾地の地名として残る。【出典

■ ガッケ: 青森県の南部地方では「断崖」を意味する。ガンケ、ジャンカケともいう。また福島県地方でも同じ意味。南部、岩手県釜石、茨城県猿島郡、三重県度会郡などで、がけ、崖を意味する。【出典

■ カッセンバ: 合戦場。カッセンバという地名は、岩手県の遠野にもあったが、東北地方に多く見られる。【出典

■ 「カツタ、カツダ」の資料集

■ Katti(カッチ): ※類語:Kawati。北奥にまとまってみられる。「甲地(カッチ)、甲子(カッチ、多くは甲子(カッシ))、合(カツ)地、陸地(カッチ)、下替地(シタノカチ)」。【出典

■ カッパ(合羽、河童): ヾ篌蠍釜石、福島県大沼郡、栃木県塩谷郡栗山、長野県西筑摩郡の方言で、雑草などの生い茂ったところ。牛馬の放牧地または草刈場。河童伝説にもとづく地名か。カツ・ハという地名もあるか。【出典

■ Katuma(カツマ): ※類語:Katumi。奥羽地方以外に見られる。「勝間、勝馬」。【出典

■ 「カツマタ」の資料集

■ 「カツミ」の資料集

■ 「カツヤマ」の資料集

■ 「カツラ」の資料集

■ Kate(カテ): ※類語:Kase。「嘉手納」。【出典

■ 「カト」の資料集

■ Kadogami(カドガミ): 里の境に祀る神。「門神、門神岩」。【出典

■ 「カナ」の語源

■ カナイ: 鉄井(カナイ)、金井、叶井(カナイ)、叶、鉄穴原(カンナバラ)は花崗岩や閃緑岩の山を掘りとった場所につけられた地名と思われる。中国山地には、こうした製鉄に因む地名が多く見られる。【出典

■ 「カナクソ」の資料集

■ 「カナザワ」の資料集

■ Kanaya(カナヤ): ※類語:Kaneko(金屋子)。「金屋、金屋本江、金屋坊、金谷、金谷内、金谷迫、金野(カナヤ)、金矢」。【出典

■ Kanayama(カナヤマ): 製鉄場。「金山、鉄山(カナヤマ)、銀山(カネヤマ)、鉛山、金山沢、金山平、黒鉄山」。【出典

■ Kani(カニ): ヽ。金(カネ)。6覆った形。蟹沢、蟹江、蟹田、可児川、和(カニ)坂など。【出典

■ 「カニク」の資料集

■ Kaneuti(カネウチ): ※類語:Hatiya。東日本に多く見られる。「鉦打塚、鉦打町、鉦打町、鉦打坂、鐘打山」。【出典

■ Kaneku(カネク): デルタの低湿地に見られる地名。「兼久、金久」。【出典

■ 「金子(カネコ)」の資料集

■ 「カノ」の資料集

■ 蒲(カバ): 泥深い。「鎌田:泥深い田」

■ 「カブラ・カブラギ」の語源

■ 「カブロ」の資料集

■ 「カベ」の資料集

■ 「カマ」の語源

■ 「カマクラ」の資料集

■ カマソ: 川中または水際などにある片岩をアイヌ語でカマソという。内地語のトコナメか?アイヌ語で、カマ・ソ(平たい岩)、カマ・ヤ(平たい岩・の岸)、カマヤ・オマ・ナイ(平磐・ある・川)、カマヤ・ウシ・イ(平磐・ある・所)。【出典

■ 「カマタ」の資料集

■ 「カマチ」の語源

■ カマツチ: …耕邯西筑摩郡で、赤土のこと。富山県、鹿児島県ほかの西日本各地で、粘土のこと。カマ(竈)・ツチ(土)の意味か。【出典

■ 「カミ」の語源

■ カミコウチ: 上高地を開いたのは、海洋民族ではないかという説がある。同地にある、穂高神社奥宮の祭神である「穂高見命(ホダカミノミコト)」は平安時代初期の815年に編纂された古代民族の系譜書である新撰姓氏録によると、海洋民族の祖という。信濃国には海洋民族ゆかりの地名が多く見られる。安曇郡の安曇、更級郡の氷鉋(ヒカメ)や斗女(トメ)などがそうである。【出典

■ カミヌキ(上貫): 福岡県北九州市上貫。静岡県袋井市上貫名。「ヌキ」とは、山野などを貫いて、道などをつくり土地を開拓すること、上手をつらぬくこと。【出典

■ Kamiya(カミヤ): 紙すき屋。紙屋、紙谷、神谷、など。【出典

■ Kamui(カムイ): アイヌ語で神のこと。「カムイコタン:神の住所」。【出典

■ Kamuro(カムロ):  淵ム)神・ロ(接尾語)。猪の伏所。「神室、家室、学文路、加室、神室岳」。【出典

■ 「カメ」の語源

■ 「亀(カメ)」の資料集

■ 「カモ・ガモー」の語源

■ 「カヤ」の資料集

■ Kayaba(カヤバ): 屋根の材料としての茅苅場。「茅場、萱場、茅原」。【出典

■ 「カヨウ」の資料集

■ 「唐、柄(カラ)」の資料集

■ 「ガラ」の資料集

■ Karako(カラコ): 韓人の帰化地。「韓人池(カラコイケ)、鹿城(カラコ)、唐子(カラコ)、唐古、唐比(カラコ)」。【出典

■ ガラジ: 広島県江田島の方言で、石地。【出典

■ 「カラス」の資料集

■ ガラッポ: 愛知県北設楽郡の方言で、石地。【出典

■ 「カラト」の資料集

■ カラミ、カラメ: ‘別攜足尾銅山で粗鋼の滓を、カラミという。干拓地。有明海に注ぐ塩田川以東北では、矩形をなし、社搦、牛屋搦のように搦(カラミ)と呼び、道路や排水路に沿って列村をなし、古い搦では内部に散村を成す。佐賀県藤津郡ではヒラキまたはカラメという。カラミは佐賀平野で干拓地、搦はカラムの意味で、初めは堤防の芯として、松丸太の枕を約1間間隔に打ち込んで、それに竹材を搦みつけて柵を作り、そのまま数年放置すると、泥が付着して、堆積して内部の干潟が上昇して、芦などが生えてくる。そこで小潮を利用して柵の土寄せを行い、堤防を固めるのが搦、年代的には籠も(コモリ)が古く、搦が新しい。【出典

■ Garameki(ガラメキ): 水音。「柄目木、唐目木、迦羅鳴木」。【出典

■ ガラン: 相模国津久井郡で滝つぼのこと。【出典

■ 「カリ」の資料集

■ カリウバタ: 焼畑、切替畑、薙畑、鹿野畑。【出典

■ −karida(−カリダ): 稲束の数で地積をいう地名。「千刈田、三百刈田、八万刈」。【出典

■ カリノ: 刈野。樹木を伐採した跡。カリオも焼き畑地名。この「カリノ」に「アワ」「ソバ」「小豆」などを播くのをアワケズリ、ソバケズリ、アズキケズリという。【出典

■ 「カリバ」の資料集

■ カリハギ: 山口県長門市真木で、木を伐採したあとの裸山を意味する。カリハギと木の立っている所との境目を猪がよく通る。【出典

■ 「カリハタ、カリヤマ」の資料集

■ カリマ、カルマ、カイマ: 猪の寝床。遠方から集めてきた笹、カヤ、シバなどで萱の中に作る。【出典

■ カリョウカリ: (叱妨美方郡の方言で焼畑。鳥取県気高郡の方言で、野山の開墾地。【出典

■ 「カル」の資料集

■ カルイ(餉、軽井): カル(涸)・ヰ(泉。川)で、「涸れ川」のこと。【出典

■ Karuizawa(カルイザワ): _戮鯢蕕職人を「カルイ」ということに因む。また「高原の入り口の険しい地形」を意味するとの説もある。□類語:Karu。信濃国中部から奥州に見られる。「軽井沢、餉(カルイ)沢」。【出典

■ Karube(カルベ): 宮廷に仕えた海人部(アマベ)のもの。「軽部」。【出典

■ 「カレ」の資料集

■ 「カロ・カロー」の資料集

■ カロウト: カロウトはカレ(枯、涸)と関係があり、「末端」をも意味するが、切り通しに見られる地名もある。【出典

■ 「カワ」の資料集

■ 「カワイ」の資料集

■ Kawauti(カワウチ): ※類語:Kawati。「河内」。【出典

■ カワジ: 〃梗价呂涼側を高知県吾川郡や土佐郡でカワジという。河路と書くが、川内の意味だろう。∈寛豸佐賀郡川副町(佐賀市)付近の民家で、堀端にある水くみ場をいう。【出典

■ 「カワタ」の資料集

■ 「カワチ」の資料集

■ 「カワト、カワド」の資料集

■  カワナ: 川畔の土地で、川を見下ろす段丘、自然堤防などに見られる地名。川名、川奈、河奈、河名)。【出典

■ Kawana(かわな): 河畔の土地で、川を見下ろす段丘。自然堤防などにある地名。川名・川奈・河名・河名。【出典

■ Kawanari(カワナリ): 中世以降、洪水で耕地の荒廃した所の意味。「川成(〜ナリ)、河鳴(〜ナリ)」。【出典

■ Kawane(カワネ): 河岸(川根、川根谷)。【出典

■ 「カワバタ」の資料集

■ 「カワマタ」の資料集

■ 「カワメ」の資料集

■ 「カワラ」の資料集

■ カワワ: 川の曲がった所。河曲は鈴鹿川岸に、河輪は遠江国浜名郡(浜松市)に見られる。神奈川県の酒匂川(サカワガワ)は、元来は酒勾川(サカワガワ)で、「勾(コウ)」の字が「カギマガル」の意味で、輪のようになるから「ワ」と訓む。【出典

■ gan(〜ガン): 納入される税額で地積を示す地名。「鎌倉時代以降」。「十五貫、三貫地、五十貫分、一貫田、千岩田(センガンダ)」。【出典

■ 「ガンカケ」の資料集

■ ガンガラ: 愛媛県大三島(今治市)で、岩石の重畳した険峻地をいう。【出典

■ Kangawara(カンガワラ): 岩石の重畳して険しい所(方言でガンガラ)。「神原(カンガワラ)、雁柄(ガンガラ)」。【出典

■ 「カンキ、ガンギ」の資料集

■ Kankyo(カンキョ): 岩山。「方言でガンキョ」。「閑居山」。【出典

■ ガンクラ: 羽前国で山岳中の険峻な所を意味する。その他の地方でも、崖や絶壁を意味する地方がある。【出典

■ 神田(かんだ): 昔、皇大神宮に新穀を奉るための神田(斎田)があったところ。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ Kanda(カンダ):  崚弔凌澄廚鱆る田(水口などに設ける)。⊃声劼糧駘僂鯤曚困襪燭瓩棒澆韻蕕譴薪帖「神田、金田、苅田」。【出典

■ Kandati(カンダチ): 雷、雷神。「神立(カンダツ、神立本郷、神立原」。【出典

■ 「カンド」の資料集

■ Kantori(カントリ): 〆筺癖言でガンド)。庭、平地。(方言でカンド)。「神取、神取鼻、神取山、梶取崎(カントリサキ)」。【出典

■ 「カンナ」の資料集

■ Kannabi(カンナビ): 大己貴命(出雲族)系の神社に因む地名。「神奈備、神名樋、神南、甘南(カンナビ)、甘南備(カンナビ)、神辺(カンナベ)、神鍋山」。【出典

■ Kannami(カンナミ): ※類語:Kannabi。「神陽(〜ナミ)、神波」。【出典

■ Kannari(カンナリ): ※類語:Kandati。「神成、金成」。【出典

■ 「カンノ」の資料集

■ 「カンノン」の資料集

■ 「カンバ」の資料集

■ Kanbe(カンベ): 社務に従う特定の職。近畿地方に多く見られ、瀬戸内と中部地方がそれにつぐ。「神戸、神部、鴨部(カンベ)、勘部、神米(カンベ)」。【出典

■ 「カンボウ」の資料集

■ カンラ(甘楽): .ム(噛)・ラ(接尾語)で、「えぐられたような、浸食された地形」を示した地名か。▲ラの転か。【出典

■ 「キ」の資料集

■ Gion(ギオン): インドの長者(仏徒)の名にちなむ京都の祇園社にはじまり、各地に伝播した。四国以外の西南日本に多く見られる。「祇園」。【出典

■ 「菊川・吉川(キクカワ)」の語源

■ キコバ: .灰个篭綵では、焼畑耕作のことで、畑の字を直接そう訓んでいる例もあるが、肥後国の五箇山では、同時に山で伐った木を川べりに出す作業をもコバといっているから、本来は木場であったことがわかる。【出典

■ 「キサ」の資料集

■ 「キシ」の資料集

■ Kizi(キジ)・Kiziya(キジヤ): ]个篷澆料巴呂鮑遒詭效六奸「木地、箕地(キジ)、木地屋、喜時(キジ)雨、吉次越」。雉子。「雉子橋」。【出典

■ キシノ: 万葉集では、崖地の上に広がる野、川や入江に隔てられた岸、はるか水道、湖、海を眺める眺望のきくところ。【出典

■ キヅクリ(木造): .ツ(強)・クリ(刳。または廻)という地名か。▲ズ(傷)・クリ(刳。または廻)の転か。L畋し築、木工細工などに関係する地名か。【出典

■ 「キセ」の資料集

■ 「キソ」の語源

■ 「キタ」の資料集

■ Kitaura(キタウラ): ‘陰地。「北浦、北裏、喜多裏」。∨綿の入江。「北浦」。【出典

■ キタガタ: 福島県の喜多方は、会津の北の方にあるので「北方」と呼ばれた。【出典

■ Kitano(キタノ): )面酖型世飽む。∧角の北方にある野の意味。※類語:Kida。「北野」。【出典

■ キヅ(木津): .(木)・ツ(津)で、木材の水運に関係する地名か。▲ヅレ(崩)の転で、「崩壊地形」のことか。【出典

■ キッカワ(吉川、菊川): .クカハ(菊川)に同じ。▲ツ・カハ(川)という地名か。【出典

■ キッタテ: 新潟県中頸城郡の方言で、急傾斜。【出典

■ キツレ(喜連): .ズレ(崩)の転か。▲ツ(強)・レ(接尾語)か?栃木県塩谷郡喜連川は、もとは狐川と称した。【出典

■ 「キド」の資料集

■ キドノ(城殿、喜殿): 内裏に会った細工所にちなむ地名か。【出典

■ キナ: 奄美、沖縄で焼畑耕作を行った土地をキナ、キナワ、ケナ、チナといった。キナの原意は「草木の生えた場所」。【出典

■ キナイ(畿内): 古代中国で、都を中心に方五百里の天子直属地。日本では山城国、大和国、河内国、和泉国、摂津国の五カ国をいう。【出典

■ ギナギナ: 岩手県紫波郡の方言で、山道などが曲がりくねった様子をいう。クナクナ(曲)の転。【出典

■ キナサ(鬼無里): .・ナサ(成)という地名か。▲ナ(曲)・サ(接尾語)の転か。【出典

■ キナシ(木梨、鬼無): .・ナシ(成)という地名。▲ナ(曲)・ナシ(成)の転もありうるか。L擇寮犬┐覆ち霖呂鬚い辰仁磴發△襪。【出典

■ 「キヌ、キヌガサ」の資料集

■ 「キヌタ」の資料集

■ キーノ: 切野。佐賀県神埼郡の山村には焼野(焼畑)をキーノつまりキリノというところがある。【出典

■ 「キバ」の資料集

■ ギフ: 岐阜、岐部とキューブは同根の地名で、いずれも河岸の「自然堤防」や、まれに海岸の「砂丘」上にある。【出典

■ キブネ(木舟、貴船、貴布祢): .ブ(厳)・ネ(嶺)で、「嶮しい山」という意味か。▲・フネという地名か。山城国の貴船神社の勧請による伝播地名。【出典

■ キマタ(木全): .マ・タ(処)という地名か。▲・マタという地名か。【出典

■ キムト: キミトの転訛。キミトはキミ処、キミはアイヌ語で山を意味する。従って、キムトは山の中の意味。【出典

■ 「キムラ」の資料集

■ キメ(木目): ヾ岾屐7箚屐秋田県鹿角郡、宮城県栗原郡ほかの方言。キ(割)・メ(目)か、キリ(切)・メ(目)の約か。▲メ(極)で、「動きのとれないほど窮屈な場所。きわまった所」をいうか。【出典

■ キュウセンヤマ: 山の神は地方によっていろいろの名で呼ばれているが、その一つに「キュウセンの神」がある。松山義雄によると、信濃国の遠山谷において変死者を「キュウセン山の神」と呼び、慰霊のために「きゅうせん山神」と刻んだ石碑を遭難の地に建てること、その名の意味は「急逝」の訛であろうとしているが、なお疑問もある。堀田吉雄は、御霊的な横死者の死霊を山の神として祀ったものとしている。【出典

■ 「キューブ」の資料集

■ キョウ: 京のこと。四国の吉野川上流にぼつぼつ見られる峡谷沿いの京上、京、京床などは地形語のように思われる。広島県鞆(福山市鞆町)の仙酔島(せんすいとう)東岸の京ヶ崎(断崖の岬)はどうだろうか。キョウは断崖の意味か。【出典

■ 「京極(キョウゴク)」の語源

■ Kyoda(キョーダ): ※類語:Kyoden。「経田、京田、鏡田、行田」。【出典

■ 「京田(キョウデン)」の資料集

■ キョウドマリ: 九州には京泊と呼ぶ船着き場がある。京泊はいずれも西風を避ける泊地である点で共通している。京泊とは、京都によって代表される上方つまり関西方面へ就航する船の停泊地のこと。【出典

■ Kyozuka(キョーズカ): 経本を埋めた塚。「経塚、京塚」。【出典

■ Kiyomi(キヨミ): 神聖な水(※類語:Kiyomizu)。「清水(キヨミ)、清見、浄(キヨミ)、浄見崎、清見潟」。【出典

■ Kiyomizu(キヨミズ): ※類語:Simizu。「清水」。【出典

■ Kira(きら): 雲母。吉良・紀等・雲母(キララ)坂・雲母越・吉良川。【出典

■ 「キライ」の資料集

■ 「キリ」の資料集

■ キリアゲ: ヽ拓。∧_県北九州市小倉南区三谷地区で、防火線などのように草や木を刈り払って境界を通すこと。【出典

■ 「キリイシ」の資料集

■ キリカエハタ(切替畑、切換畑): ^貭蠻月ごとに休耕する畑地。▲リハタ(伐畑)と同様に焼畑のこと。【出典

■ キリギシ: 鳥取県気高郡の方言で、断崖。キリ、キシと類義語を重ねたもの。方言だけでなく、古語としての使用例も多い。【出典

■ Kirikiri(キリキリ): アイヌ語で「歩くときにキリキリ音を立てる砂浜」の説がある。「吉里吉里」。【出典

■ キリゾエ(切添): 近世、田畑の周辺の荒れ地や空き地を開墾して耕地とした所。【出典

■ 「キリドウシ」の資料集

■ キリハタ: 山口県新南陽市(周南市)和田木谷地区で焼畑耕作のこと。雑木、カズラ、雑草を伐って畑を作るのでキリハタという。【出典

■ 「キリヤマ」の資料集

■ キレ: 八丈島、島根県、四国でキレは普通、ヒトキレ、フタキレ、などのように、区切った田を数える場合に使用するようで、「切る」の名詞形であろう。【出典

■ 「キレット」の資料集

■ 「キワダ」の資料集

■ Ginza(ギンザ): 十六世紀末から金銀の両替・吹替・秤量を営業とするものが現れた。領主の特許を得て座を結成した。「銀座」。【出典

■ Kinpuzan(キンプザン): 黄金浄土として崇められた山。「金峰山」。【出典

■ ク(九、久、玖、工、宮、口、国、陸、群、求、公、屈、来、杭、具): ヾ楚字の「九」。漢字の「口」、「工」、「公」、「宮」などの、いずれも呉音による地名か。クガ(陸)の略。ぁ崗貊蝓廚鮗┐浩榿語。イヅク、コモリクなどのク(処)。テ飴譴離ユ(崩。潰)の語幹で、崩壊地を示すか。【出典

■ 「空(クウ)」の資料集

■ 「クエ」の資料集

■ クエギシ: 高知県中村市(四万十市)、四万十川の支流の後川(ウシロガワ)左岸の堤防が昭和38年8月10日に欠損した。古津賀字崩岸(クエギシ)、対岸の中村市(四万十市)一条通四丁目は、もとは久栄岸(クエギシ)で同じ地名。クエは崩れる、崩(ク)える、久江、久重、杭野(クイノ)、猿喰、宍喰(シシクイ)の地名がある。【出典

■ 「クガ」の資料集

■ クガミ(国上、陸上): .ニ(国)・カミ(上)の略。▲ガ・ミ(廻。接尾語)という地名か。ク・カミ(上)という地名か。【出典

■ 「クキ」の資料集

■ ククド: サエド(塞え処)と同じ。ククル(括る)所の意味と思われる。群馬県赤城村(渋川市)敷島の久久戸は、赤城山麓が利根川に迫ったところで、大字敷島と大字宮田の境をなす。【出典

■ ククナリ: 宮城県にはこの種の地名が多く、登米郡石越町(登米市)の小字に十八引(クグビキ)がある。九と九で十八。【出典

■ Kusakabe(クサカベ): 「草(クサ)のある所(カ)を開墾した部民(ベ)」の説がある。「草壁、草部(クサカベ)、草加部、日下部(クサカベ)」。【出典

■ Kusaba(クサバ): 採草地(共有地のことが多い)。「草場、草場ヶ谷」。【出典

■ 串、櫛、久志(クシ)」の資料集

■ Gusi(グシ): 棟状の地形。(※類語:Kusi)。「具志堅、具志川」。【出典

■ Kuzyu(クジュー): ※類語:Kusu。「九重、九重山、久住、久住山」。【出典

■ クス: ^転未里覆ず獣呂粒ぁ千葉県夷隅郡でいう。越えるという意味。【出典

■ 「クズ・クジ・グジョ・クジラ」の語源

■ 「グスク」の資料集

■ 楠・樟(くすのき): 「くす(奇す)」+「の」+「木」で、「大樹で木の香りに神霊を感じる木」のこと。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ クズレ: 岡山県久米郡(津山市)で雪崩を意味する。後立山ではたんに岩石崩壊をいう。【出典

■ クソウズ: 臭水。石油、原油のこと。新潟県や長野県でいう。【出典

■ 「クタ」の資料集

■ Kudara(クダラ): 百済に因む地名。「百済、百済寺、百済部(クタナベ)、百済来(〜キ)、久多良木」。【出典

■ 「クツカケ」の資料集

■ Kuttyaru(クッチャル): アイヌ語で沼から水が流れ出る口。「屈斜路」。【出典

■ 「クテ」の語源

■ クド: クド(崩)れるという方言があり、クド(九戸、九度、久土)やクト(久度、久斗、久刀)はクド(崩)に関係するか。この種の地名は、直線的な海岸に立地し、特別大きな窪みもなければ、またカマドの煙出しの穴をクドという象形語の可能性は乏しい。【出典

■ Kuna(クナ): 水田。久那、久那土、久那須など。【出典

■ クナシ: 地味悪く、草木が生長しない土地のこと。クナの「地力が衰えた様子」をいう意味から。【出典

■ クニ: 沖縄では村落、村、シマ、ムラなどと同じ意味。複合語として、ハナグニ(芸能の盛んな村)、カリグニ(寒村)などという。封土、領土、知行所、知行としてもらう村、故郷、郷土、出身の集落などの意味。また、「クネ(境界)」と同語源としている。このクネは、各地の方言でイケガキ、マガキ、垣根などの意味だが、徳島県ではクニといったという。このクネ、クニはクネリ、マガルのクネだろうという説もある。【出典

■ 「クニガミ」の資料集

■ クニサキ: 海岸にみられる国埼の地名は、海岸を意味する。「クニ」には境の意味もあり、また大地とか陸の意味もあり、国埼は陸地の端、つまり海岸のこと。志摩半島の東岸の国埼(クザキ・鳥羽市)、大分県の国東半島、佐世保湾の西の半島の先端部にみられる国東は、丘とその突角で、集落名ではない。【出典】 

■ 「クニミ」の資料集

■ 「クネ」の資料集

■ クネダ: 愛知県知多郡の方言で、二毛作ができない田。【出典

■ 「クバ」の資料集

■ 「クビ」の資料集

■ 「クボ」の資料集

■ 「クマ」の語源

■ 「クマノ」の資料集

■ 「クミ」の資料集

■ 「クメ」の資料集

■ クモ: ‖膾緝榮邁脇盞粥∧叱妨養父郡(養父市)で、天、空のこと。八世紀から十三世紀にかけての日本文学には、雲の名称が30以上でてくる。そのなかで一番多いのは白雲で1106。そのほかには、青雲、紫雲、黒雲、浮雲、八雲、村雲など。【出典

■ 公文(クモン)

■ くもんでん、くもで: 公文田公文が持つ土地で、「雲手(くもで)」「雲出(くもで)」「蜘蛛手(くもで)」と変化した。

■ 「クラ」の資料集

■ クラカケ(倉掛、鞍掛): クラ(刳)・カケ(欠)で、崩壊地形を示す用語を重ねたもの。【出典

■ 「クラハシ」の資料集

■ Kuruma(クルマ): /綣屐幣屋)。「車、車川」。⊆屐車輪状。「車田、車地、車塚」。たド曚良民(呉人)の説。「栗真(クルマ)、久留間」。ス馬の転。「群馬(クルマ)、来馬(クルマ)」。【出典

■ 「クリ、グリ」の語源

■ 「クリス、クルス」の資料集

■ グル: ,い个蕕料僉O族了蓋で言う。グロに同じ。田の周岸をいう。アゼグルともいう。自分の持田のグルの草に占有標(ムスビ)をして、他人の刈るのを禁じている。和歌山県西牟婁郡朝来村(上富田町)でいう。【出典

■ 「クルメ、クルミ」の資料集

■ クルワ: ‖膸間の地域的集団。ツボ、コーナイ(構内)と同じ。栃木県矢板市、安蘇郡(佐野市)、河内郡などでいう。∋海諒や尾根などを崩して平らにして、陣を構える場所。いわゆる山城。6綵の小倉城下では、小年寄が置かれて町の行政の末端機構として、武士を除いた住民の世話をした。城下町を東曲輪と西曲輪にわけた。こ如8に許された遊郭。岡場所の対語。【出典

■ 「クレ」の資料集 

■ 「黒(クロ)」の語源

■ 「クロキ」の資料集

■ クロセガワ: 黒瀬川。伊豆七島の三宅島と御蔵島との間を流れる黒潮のこと。【出典

■ クロバッケ: 黒土の崖を茨城県でいう。【出典

■ クロフ: 山梨県増富地方(北杜市)で、針葉樹の原生林をいう。【出典

■ 「クロベ」の資料集

■ 「クロメ」の資料集

■ 「クワ・クワバラ」の語源

■ クンナカ: クニナカ(国中)で中心部を意味する。【出典

■ Kunne(クンネ): アイヌ語で黒い、暗いという意味。「国後島(クンネシリ):クンネ(黒い)シリ(土地)。【出典

■ クンバ: 〇格れの跡。静岡県富士郡でいう。⊃紊み場。福島県西白河郡の農家で、堰水から引いた用水のくみ取り場。【出典

■ 「ケ」の資料集

■ 「ケカチ」の資料集

■ ケゴ(警固、気子、下河): 仝殿紂∨豹融覆紡紊錣蝓九州・博多地方を防備するために設置された警固所、および兵士の給田である警固田にちなむ地名か。鎌倉時代、御家人の警固番役にちなむ地名か。室町幕府の職制である警固役にちなむものもあるか。ぅエ(崩)・ゴ(処)の約か。【出典

■ ゲシ: 々島県御調郡向島(尾道市)の民家で石垣を意味する。比婆郡(庄原市)で、草堤のこと。ゲシはキシの分化か?【出典

■ 「ケショー」の資料集

■ 「気多(ケタ)」の資料集

■ Keti(ケチ): 立ち入ると不祥事が起こると言われる場所。鶏知、越地(ケチ)、花知、毛賀田、結縁など。【出典

■ ケト、ケド: 青森県上北郡野辺地町で、ケドは合戸などと書く。石合戸などという。岩石の自然に居るよろしき所。また、山中の仮家をいう。ケト、ケド(毛戸、家戸、毛渡、仮戸)は、東日本特有の方言地名か?【出典

■ ナケイ: 壱岐の方言で、田畑の畦畔に付属する草生地。【出典

■ 「ケナシ」の資料集

■ Kene(ケネ): アイヌ語で「はんの木」の意味。「ケネベツ・ケネ(はんの木のある)ベツ(川)」。【出典

■ Keba(ケバ): 馬市場。「下馬、毛馬内」。【出典

■ 「ケミ」の資料集

■ 「ケロ」の資料集

■ ケワイザカ: 美女が化粧して人身御供に捧げられたなどの伝説がある。多くは、境界の地にあたるのも、化粧が人間の変身する状態そのものだとすれば納得がゆく。化粧坂の由来として、平家の大将の首を取って、化粧して将軍の実検に供えたためとの説がある。【出典

■ ケン: _縄県国頭郡具志堅(本部町)の堅はケヌすなわち原野(ケヌ)、具志は「越える」の意味だから、これは「越野」とか「越原」の意味。▲吋福淵ナ、チナ)の転訛したものか。焼畑のことか?ケンは、だいたい石灰岩のある地形のところらしい。【出典

■ 「コ」の資料集

■ コアイ(小相): .▲ぅ皀痢柄衒)の意味か。徳島県の方言で、畝と畝の間隔。【出典

■ コイゼ: 群馬県吾妻郡六合村小倉の方言で、川の歩いて渡れる箇所。コシ(越)・ゼ(瀬)の転か。【出典

■ 「コイデ」の資料集

■ コイワイ(小祝、小岩井): コ(接頭語)・イハ(岩、石)・ヰ(井。川)で、「小石の多い川」の意味。【出典

■ 「コウカ、コウガ」の資料集

■ コーゲ、コウゲ: 中国地方で、一般に高原の草生地の水流に乏しいところをいう。芝または高下の字を当てる。【出典

■ コウゴイシ: 神籠石と呼ばれるものは、岡山県、香川県、愛媛県、山口県、福岡県、佐賀県などに見られる。【出典

■ コウゴシマ、コウゴサキ: 皇后島、皇后崎。コゴシ(疑し)という古語は、「峻(ケワシイ)」「岩がゴツゴツと重なって峻しい」「凝り固まっている」などの形容詞。【出典

■ コウザ(高座): .灰ΑΕ機弊榿語)の濁音化か。▲織(高)・クラ(座)の音読地名。【出典

■ コウジロ(神代): .ム(神)・シロ(代)の転で、「神領」の意味。▲ム(上)・シロ(代)の意味のものもあるか。【出典

■ 「コウダ、ゴウタ」の資料集

■ コウチ、コーチ、ゴーチ、カワチ、ガワチ: 川内、河内、山間の小さな盆地とか谷の奥の平地の意味で、しばしば河間(ゴマ)ともいう。【出典

■ ゴウツ(江津、郷津): /斉狎邯津久井郡の方言で、河岸の石地。∋獲県南巨摩郡奈良田の方言で、小石の多い土地。ゴウ(川)・ツ(港または接尾語)という地名か。す埓区画の「郷」の「津(港)」の意味もあるか。【出典

■ コウト: \虱娶香取郡の方言で、田畑の開けた平地。⊂鑪国の方言で、田のある低地。J‥膰石城郡草野の方言で、田畑の広々として山林などのない所のこと。せ碍糎米沢の方言で、場所、区域。【出典

■ コウド(河渡、高土、越戸、高遠、興戸、河戸、広渡): 〇碍糎庄内、新潟県、福井県ほかの方言で、物を洗ったり水を汲んだりするために川端の一段低くしてあるところ。カハ(川)・ド(処)の転。渓谷。川の渡し場。カハ(川)・ド(処)の転で、一般に「川のある所、川沿いの地」。カミ(上)・ド(処)の転で、「上手。高所」をいう場合もあるか。ぅンベ(神戸)の転もあるか。ゥ灰曠蝓雰粥法Ε函塀茵8諭砲療召如◆峽願法7寛函廚琉嫐もあるか。Ε灰─扮曄法Ε鼻塀茵砲療召發△襪。Д灰Ε箸梁音化。【出典

■ 「ゴウト」の資料集

■ コウトウ(勾当): 中世、荘園の別当職の下で事務を司った役職名にちなむ地名か。【出典

■ コウドコロ(神所): .ミ(神)・ドコロ(所)の転で、「神社の所在」「神域」を意味するか。▲ミ(上)・ドコロ(所)で、「上手。高所」のことか。カハ(川)・ドコロ(所)の転で、「川沿いの地」という地名か。【出典

■ コウドノ(甲殿、神殿): .ミ(神)・ドノ(殿)の転で、「神社の所在」による地名か。▲ハ(川)・ド(処)・ノ(野)という地名か。コフ(国府)・ドノ(殿)の転などもあるか。【出典

■ コウネ(神根、高根): ‘別攜安蘇郡の方言で、低い山。コ(小)・ネ(嶺)の長音化か。コ(小)・ウネ(畝)、コ(小)・ヲ(峰)・ネ(嶺)の転か。▲ミ(上)・ネ(嶺)の転で、「小高い丘」か。【出典

■ コウノ(河野、神野、甲野、高野、甲弩、広野、香之、神於、鴻野): .ハ(川)・ノ(野。または助詞のノ)の転。▲ミ(上)・ノ(野。または助詞のノ)の転。カミ(神)・ノ(野。または助詞のノ)の転。ぅ織(高)・ノ(野)のタカ(高)の音読もあるか。ゥ灰奸聞馼棔法Ε痢塀詞)もあるか。【出典

■ ゴウノ(郷野、江野、郷之、合ノ、郷ノ): .乾Α弊遏法Ε痢別遏または助詞のノ)か。行政区画のゴウ(郷)・ノ(野。または助詞のノ)という地名か。【出典

■ コウノス(鴻巣、鴻ノ巣): .ハ(川)・ノ(助詞)・ス(州)の転で、「河川の自然堤防」か。▲ミ(上)・ノ(助詞)・ス(州)の転で、「小高くなった自然堤防」か。【出典

■ ゴウハラ(郷原): 々埓区画のゴウ(郷)のハラ(原)のことか。入会地のことか。▲乾Α弊遏法Ε魯蕁文供砲如◆崟遽茲い慮供廚里海箸。【出典

■ コウマ(好摩、河間、小馬): ゝ楮蠍の方言で、麓を意味する。▲ハ(川)・マ(間)で、「川のある所」「川に囲まれた地」のことか。コマの長音化か。【出典

■ コウミ(小海): .ハ(川)・ミ(廻。接尾語)の転で、「川のほとり」の意味か。▲魁弊榮語)・ウミ(熟)で、「湿地」をいうか。【出典

■ コウモ(河面、高茂): .ハ(川)・モ(接尾語)の転か。▲ミ(上)・モ(接尾語)の転か。【出典

■ コウヤ、コーヤ: 東京都下、埼玉県にこの名の集落が多く見られる。高野、幸谷、興野などと書く。新潟県から山口県にかけては、興屋というところが多い。コウヤは荒野の字音であろう。開墾地を意味する。東北地方に多い、分村地名。【出典

■ コウヤマ(神山、甲山、香山、高山、向山): .ミ(神)・ヤマ(山)の転か。▲ミ(上)・ヤマ(山)の転か。タカ(高)・ヤマ(山)の一部音読か。ぅ爛フ(向)・ヤマ(山)の上略か。ス短海蓮▲ブト(甲)・ヤマ(山)の一部音読か。【出典

■ 「コエ」の資料集

■ 「ゴカ、ゴガ」の資料集

■ 「コガネ」の語源

■ Kokan(コーカン): 空閑地、北九州に多く見られる。「後閑、空閑、後貫、工貫、小貫、香貫、香貫山」。【出典

■ −koku(〜コク): 収穫量で地積を示す地名。「二升石、八石、七十石、五百石、千石、仙石、千国、仙石原」。【出典

■ Kokuno(コクノー): 石代納(コクダイノー)。「江戸時代に米の代わりに貨幣で納めること」。「石納、国納」。【出典

■ 「コクフ、コクブ」の資料集

■ Kokubo(コクボ): ‐さい窪地。「小久保、小窪」。国分(寺)に因む。「国分(コクボ)、国母(コクモ)、国保(コクボ)」。【出典

■ コクマキ(石蒔): 播種量による耕地の広さの呼称から地名化。【出典

■ コクラ: .グラ、タカクラは低い場所を意味する。岩山に囲まれた小さい谷。北海道以外の全国に分布する(小倉、高倉、小蔵、子鞍)。【出典

■ Kokura(コクラ): 、類語:Ogura。※類語:Takakuraより低い場所。岩山に囲まれた小さな谷。北海道以外の全国に見られる。「小倉、高倉(コクラ)、小蔵、子按(コクラ)」。【出典

■ 「コゲ、コーゲ」の資料集

■ 「コケ」の語源

■ 「コサ」の資料集

■ Gozaisyo(ゴザイショ): ※類語:Sayado。「御斎所山、御在所山、五在所山、五祭所」。【出典

■ コサバ: 関東地方で、耕地の周囲の山続きになったところをいう。【出典

■ 「コシ」の資料集

■ Kosiki(コシキ): ‥魑い鯲てる甑(比喩語)。甑岳、甑山、越敷(こしき)山など。甑(コシキ)(せいろう)の象形語。甑岩、甑島など。石垣。子敷、内甑(うちこしき)など。【出典

■ コシバヤシ: 出雲国、安芸国の山境の地方で、私有の山林の意味。安芸国の側では、このようなコバヤシは、田地に接近した小さい山だとする。腰林。【出典

■ コシマキ: 山、傾斜地の中腹をいうか、山の腰を取り巻いている腰まわりともいえる所か。群馬県吾妻郡東村(東吾妻町)箱島の腰巻など。【出典

■ Gosya(ゴシャ): 五社明神(農業の神)による。(五社、五社山、五社堂、五社壇)。【出典

■  ゴショ: ゴショ【出典
 々盻蝓文羹蝓御所台、御所山、御所内、五所山)。
◆〜陲爐蕁「ゴソ」(五所原、五荘もか?)。

■ Gosyo(ゴショ): 仝涵。(収量で、あるいは蒔く量で示す地積)。「五所谷、御所野」。高所(コーショ)。「御所、御所台、御所山、御所内、五所山」。A陲爐蕁淵乾宗法「五所原、五荘」。【出典

■ Kosin(コーシン): 60年または60日ごとに巡り来る庚申のとき特殊なタブーを行った庚申信仰に因む。室町時代以降、庚申堂の建設が流行した。猿田彦神への連想から道祖神をかねるようになった。「庚申、庚申岡、庚申田、庚申堂」。【出典

■ 「コーズ」の資料集

■ 「コセ」の資料集

■ 「ゴゼ」の資料集

■ Koseyama(コセヤマ): 発育の悪い山林。「巨勢山」。【出典

■ コソネ: 福島県南会津郡ほかの方言で、山の支脈。側稜。コ(小)・ソネ(?)の意味。【出典

■ ゴソハラ: 三重県員弁郡、奈良県吉野郡の方言で、草原、叢。【出典

■ 「コタ、コータ」の資料集

■ コダイ(小代、小台): .灰世陵兒による転か。▲乾燭療召。コ(小。接頭語)・シロ(代)の一部音読か。ぅ魁幣)・タヒ(平)か。ゥ魁幣)・ダイ(台)という湯桶読みの地名か。【出典

■ ゴダイ(五代、後台、五台): .乾燭陵兒による転呼か。▲灰世療召。ゴダイサン(五台山)の略か。【出典

■ コタカリ(古田刈): ‘飴譴離灰瀬ル(小高)の連用形で、「小高くなった所」の意味か。▲灰拭Εリという地名か。【出典

■ Kotan(コタン): アイヌ語で集落や村を意味する。「温根古丹島:オンネ(大きな)コタン(村)」。【出典

■ 「コチ」の資料集

■ 「コツ」の資料集

■ Gotu(ゴーツ): 河岸の石地。「郷津、河戸(ゴーズ)」。【出典

■ コヅクエ(小机): .魁幣、接頭語)・ツクエという地名か。▲灰帖Εエの転か。【出典

■ コツクリ(木造): .ヅクリと同じ。▲灰帖癖弌法Εリ(刳)という地名か。L畋し築、木工などに関係するか。【出典

■ コッサ(越佐): .灰帖Ε機弊榿語)という地名か。▲灰掘Ε機弊榿語)の転か。【出典

■ Kode(コデ): 山畑。「小手池、小出口(コデグチ)、光手(コテ)中」。【出典

■ 「コデン、ゴテン」の資料集

■ 「コト、コド、コード、ゴード」の資料集

■ 「ゴトウ」の資料集

■ Kotohira(コトヒラ): ※類語:Konpira。「琴平、琴平山、金比羅」。【出典

■ コトロ: 長野県佐久地方の方言で、石のごろごろしている所。コト・ロ(接尾語)。【出典

■ ゴトロ: 大阪府、福井県遠賀郡、兵庫県西宮の方言で、うつろ、がらんどう。【出典

■ ゴトワラ: 鹿児島県の方言で、石地のこと。【出典

■ 「コナ」の資料集

■ 「コバ」の資料集: 焼き畑地名

■ 「コバタ」の資料集

■ 「コビ」の資料集

■ Kobira(コビラ): 山の背。「小平、小平尾」。【出典

■ Kohu・Ko(コフ、コー): ※類語:Kokuhu。「国府(コー)、古府、古布」。【出典

■ 「コーボ」の資料集

■ 「ゴボー」の資料集

■ コボトケ(小仏): .魁幣)・ホトケ(仏)で、「小さな仏像」の所在にちなむ地名か。▲灰棔編漫法Ε肇院焚髻砲如◆嵎壊地形」を示す語の連用か。【出典

■ 「狛、高麗、巨麻、許麻(コマ)」の資料集

■ 「ゴマ」の資料集

■ Komagata(コマガタ): 駒の形で東日本に見られる。「駒形山」。【出典

■ 「コマキ」の資料集

■ Komagome(コマゴメ): 狭い谷(※類語:Magome)。関東地方から奥羽にかけて見られる。「駒込、駒籠、駒米」。【出典

■ コマダン: 徳島県祖谷の方言で、小さい畑。コマ(細)・タナ(棚)で、狭小な段畑を呼んだものか。【出典

■ コマチ: 兵庫県赤穂郡の方言で、小さい田を意味する。コ(小)・マチ(町)か。【出典

■ コマツ(小松): .魁幣。接頭語)・マツという地名。▲灰沺Ε帖弊榿語)か。L攵舛山の神を祭る「木祭り」、屋敷神を祭る「戸祭り」などに関係するか。ぅ魁幣)・マチ(町)などの転も考えられるか。ゥ灰沺丙戞法Ε帖弊榿語)で、「肥沃な土地」のことか。【出典

■ 「コマバ」の資料集

■ 「コミ、ゴミ」の資料集

■ コミヤマ(込山、小宮山): .魁弊榮語)・ミヤ(宮)・マ(間)、またはコ・ミヤ・ヤマ(山)の略か。村や部落などの共有している山林原野につけられる名称の一つ。9島県山県郡の方言で、私有林。ぅ灰漾Ε筌泙。【出典

■ コムラ: 小村で、近世の村の中に含まれる枝村。【出典

■ ゴメン(御免、後免): |羔畧い法∩徒箸曚諸役を免除された地のことか。近世、領主の特別許可によって使用を許された土地のことか。【出典

■ 「コモウ、ゴモウ」の資料集

■ ゴモクバヤシ: 香川県の方言で、雑木林。【出典

■ コモチ(子持): コボチ(毀)の転で、崩壊地形をいうか。∋海了挂、属島など、大なるもののそばに小なるものが寄り添うような状況を示すか。【出典

■ 「コモリ」の資料集

■ Koya(コーヤ): 開墾地。東北地方に多い分村地名。「興野、紺屋、高谷、幸谷、幸屋、耕谷、郷谷、高野、神野、木屋(コーヤ)」。【出典

■ コヤマ(小山、古山、神山): .魁幣。接頭語)・ヤマ(山)か。▲ミ(神。上)・ヤマ(山)→コウ・ヤマ→コ・ヤマの転もあるか。【出典

■ コヨウ(小用): コエ(越)・フ(生。「〜になった所」)で、「峠路をひかえた所」、「峠を越えて行く所」の意味か。コヨはコエの転呼か。【出典

■ 「コラ、コーラ」の資料集

■ 「コリ、ゴリ、コウリ」の資料集

■ Goryo(ゴリョー): 荘園に因む。「御領」、または「ゴ」は「五」のことか。「御領、御陵、五領、五番領、五嶺」。【出典

■ 「コロ、ゴロ」の資料集

■ ゴロタ: 奈良県吉野郡、徳島県の方言で、石の多い土地のこと。【出典

■ ゴロチ: 岡山県久米郡で石地のこと。【出典

■ Goromaru(ゴローマル): 「五郎丸」。【出典

■ コワシミズ: 強清水という地名は、湧水に因むものだが、この地名の分布は東北日本が主で、東北地方を中心に関東地方及び本州中部にも見られるが、西南日本では少ない。強清水は硬清水や高清水と書くこともある。また、コワ清水は「崖清水」ではないかとの説もある。コワは崖のこと。クワ、クエは崖を意味する語で、崩壊にも通じ、コワもコワシ、コワスと同根にも思える。【出典

■ 「コンダ、ゴンダ」の資料集

■ Konpira(コンピラ): 金比羅。西日本では海岸に、東日本では内陸に多く見られる。「金比羅、金毘羅」。【出典

■ 「サ」の資料集

■ サア: 上総国山武郡で、傾斜地を意味する。上総国印旛郡遠山村(成田市)でも傾斜地のこと。茨城県多賀郡高岡村(高萩市)で、水の流れる谷を「サア」という。【出典

■ サアケ: 相模国葉山町で、波がざぁっと来ること。【出典

■ サアシ: 広島県、愛媛県大三島の方言で、日向地、南向きの地。【出典

■ サアタレ: 千葉県山武郡千代田の方言で、土地の斜面、坂。サカ(坂)・タレ(垂)の意味か。【出典

■ サイ: .汽┐泙燭魯汽い如狭い谷のこと。対馬に多く見られる。対馬で狭い谷間の地形。同じ地形を宮崎県東臼杵郡椎葉村でもサエといい、和歌山県ではサイメといい、際目と書く。愛媛県越智郡高井神島(上島町)今治市で、波と波とが逆らって海面が騒ぐこと。【出典

■ ザイ: ー児島県東部の高原地帯には火山噴出物が多い。砂利大のものまでをガイシ、つまり軽石、灰のようにこまかいものをザイという。鹿児島県垂水市では、噴火による軽石でマッチの玉よりちょっと大きいくらいのものをザイ、ザイよりも少し大きなものはザイシという。宮城県仙台市で、氷の砕けて流れるもの。会津、新潟で、雪の水にとけたものを意味する。福島県耶麻郡山都町(喜多方市)で、雪が積もって小川があふれることをザイという。山口県の長門六島で、山の畑のこと。ど抻蓋礪波地方で田舎のことをザイ、ザイゴという。福岡市でも田舎をザイゴ、田舎者をザイゴトーという。栃木県では、田舎、在郷をザイゴ、田舎者をザイゴッペという。【出典

■ Zaike(ザイケ): 社寺の荘園内にあって供物を納めていた名主級の家。奥州から中国地方東部に見られる。「在家、半在家、中在家、宮在家」。【出典

■ ザイショ: 〆濬蝓故郷のこと。東京では、「田舎っぺ」というより、「在所者(ザイショモノ)」と言った。J^羝石徹白(大野市)で、集落を中心に田、畑のあるところ。【出典

■ サイタ: 福岡県嘉穂町(嘉麻市)の才田(サイタ)。古くから山北麓に連なる山間地に位置し、千手(センズ)川が北流する。両岸の平地は水田が開け、山麓に集落がある。集落の中心地から離れたところにある土地のことか?【出典

■ Saiden(サイデン): 神田。「斎田、才田、祭田、際田」。【出典

■ Saito(サイトー): 道祖神を祀る所(※類語:Saedo)。北海道以外の全国に見られる。「斎藤、最戸(サイト)、西戸(サイト)」。【出典

■ 「サイノカミ」の資料集

■ サイメ: 土地の境界をサイメというのは、紀伊国と和泉国、長門国、陸奥国などにも行われ、際目(サイメ)、裁面などの字を当てた。「サイ」はもともとは「境」という意味。西日本に多く見られる。【出典

■ サウル: 「サウル」とは、中国で、文化の栄えている場所の意味という説がある。【出典

■ 「サエ」の資料集

■ Saeki(サエキ): 佐伯部(蝦夷の俘囚が諸国に移配されたもの)。「佐伯、佐伯本、佐伯峠(〜タワ)、佐伯湾」。【出典

■ Saedo(サエド): 道祖(サエ)神を祭る所。「佐江戸、道祖(サエ)土」。【出典

■ Saotomeyama(サオトメヤマ): 田植のころ山の斜面にあらわれる雪形。「早乙女山」。【出典

■ 「境・堺・酒井・坂井・阪井(サカイ)」の語源

■ 「サカ」の資料集

■ サカイギ: 栃木県で、土地の境にある木。山林の境の印として、雑木の枝を伐り落として目印にした。【出典

■ サカオトシ(逆落、坂落): ゝ都の方言で、急流。△韻錣靴こ魁急坂など。【出典

■ サカオリ(酒折): .汽(坂)・オリ(下)で、「坂下の地」を意味するか。▲汽(坂)・オリ(下。または折)で、「傾斜地」を示す用語を重ねたか。【出典

■ サカクンダイ: 鹿児島県の方言で、傾斜地のこと。「クンダイ」は「クンダリ」の転で、「下り」の意味か。または、場所を示す接尾語のクンダリと関係するか。【出典

■ サカシイ: 新潟県南魚沼郡で、山の急斜面の所を意味する。サカシイは断崖とは違って、歩行は自由にできるが、難儀な場所を指す。これに対してケワシイは岩石などの凸凹が甚だしく、歩行の困難な場所をいう。【出典

■ Sakasita(サカシタ): 中国と四国に少なく、その隣接地である九州と近畿中部に多く見られる。「坂下」。【出典

■ サカジリ(坂尻): 山梨県南巨摩郡奈良田、長野県上伊那郡の方言で、坂道の登り口。【出典

■ サカタ(坂田、阪田、酒田、佐方): .汽・タ(処)の地名か。▲汽・タ(処)の清音化か。サ(狭。または接頭語)・カタという語形か。ぅ汽(栄)・タ(田。または処)で、瑞祥的命名もあるか。【出典

■ サガタレ: 茨城県稲敷郡の方言で、土地の斜面、坂を意味する。【出典

■ サカテ(坂手、阪手、酒手): ‘修猟詐紂∀族了蓋那賀郡の方言で、畦を意味する。「坂(斜面)」の転用か。「境」の意味か。サカ・テ(手)という地名。【出典

■ 「サカト、サカド」の資料集

■ サカナシ(坂梨、無悪): .汽・アシの約。山麓のこと。▲汽・ナシ(成)という地名。【出典

■ サカヌキ(坂貫): サカ(坂。傾斜地)・ヌキ(崩壊地)と類義語を重ねた地名か。【出典

■ 「サカヒラ、サカビラ」の資料集

■ サカミズ: 大分県速見郡の方言で急流のこと。【出典

■ 「サガラ」の資料集

■ 「サカリ」の資料集

■ サカワ(酒匂、栄和、佐川)
.汽(離。放)・ワ(輪)で、「砂州などによって海と隔絶された河口部の形状」による地名か。▲汽(逆)・カハ(川)の転で、「満潮時に、海水が逆流して遡る川」のことか。サ(狭。または接頭語)・カハ(川)の意味か。【出典
・ 神奈川県の酒匂川の語源は,隼廚錣譴襦【出典

■ サガワ(佐川、狭川): .機紛后または接頭語)・カハ(川)という地名か。▲ぅ機丙宗法Εハ(川)の上略か。サカワと同じか。【出典

■ 「サキ」の資料集

■ 「サク」の資料集

■ サグジ(三狐神、石神井): ‥弔凌世痢峪宛竸澄廚里海函∪仗世鱆った所。シャクジンの転。【出典

■ 「サクダ」の資料集

■ 「サクラ、サクリ」の語源

■ サクラマ(桜間): 阿波国名西郡桜間郷。徳島市国府町桜間。徳島市石井町桜間。間とは、二つの地形(山とか谷とか森とか)の間に挟まれた小地域を言う。桜の生えている小平地。【出典

■ 「サコ、サゴウ」の語源

■ サコタ: サコタまたはサコ、イジサコともいう。香川県三豊郡(三豊市周辺)で、砂質の湿地を意味する。また、常に水の溜まっている水田、扇状地の谷間、山合いの狭い所、谷の行き詰まりにある水田、日陰の収量の少ない田を意味する地方もある。【出典

■ 「サコヤ」の資料集

■ 「ササ、サザ」の資料集

■ ササキ(笹木、佐崎、佐々木、大角豆): ‐高い丘。▲機紛后接頭語)・サキという地名か。ササ・キ(接尾語か)という地名か。【出典

■ 「ササラ」の資料集

■ 「サーシ」の資料集

■ 「指(サス、サシ)」の資料集: 焼き畑地名。

■ サジ(佐治): .機紛后法Ε繊弊榿語)で、「狭い土地」という意味か。▲汽舛療召。【出典

■ サシキ(佐敷、差木): .汽掘Ε(接尾語か)という地名か。▲機紛后接頭語)・シキか。サジキの清音化か。【出典

■ 「サダ」の資料集

■ Sat(サッ): 水が涸れているという意味。〇ニ據Д汽叩粉イい拭縫櫂蹇並腓い)ナイ(川)より。札比内:サッ(乾いた)ピナイ(小石川)。【出典

■ ザッコケ: 上総国山武郡で、崖のこと。福島県平(いわき市)で、崖崩れをいう。【出典

■ Zassiki(ザッシキ): 奈良時代から安土桃山時代において、郷にいた雑使。「雑色、雑敷、蔵舗、蔵敷、像色」。【出典

■ Sappinai(サッピナイ): アイヌ語でサッ(乾いた)ピ(小さい)ナイ(川)。「佐比内、小(サ)比内」。【出典

■ サツマ: 鹿児島県の薩摩国における山間部の薩摩迫(サツマザコ)、薩摩田、薩摩山、薩摩平(サツマヒラ)という地名は、シラス台地の侵食によってできた谷間で、田地があり、谷口に集落がある場所であったり、大型の谷で台地の中の谷よりも規模の大きなものもあるが、谷であることには違いない。谷を意味するセト(瀬戸)→瀬戸間(セトマ)→薩摩(サツマ)。【出典

■ 「サデ」の資料集

■ 「サト、サド、ザト」の資料集

■ 「サナ」の資料集

■ 「サナギ」の資料集

■ 「サヌ、サヌキ」の資料集

■ サヌキ(讃岐、佐貫): .機弊榮語)・ヌキで、崖などの「崩壊地形、浸食地形」を呼んだものか。▲機弊榮語)・ヌ(沼)・キ(接尾語)という構成か。サ(接頭語)・ムキ(剥)の転か。す駝召了彰瑤箚洩召砲茲訶素澱鰐勝【出典

■ Sanemori(サネモリ): 害虫(サネモリ)送り。「実盛、実森」。【出典

■ 「サノ」の資料集

■ 「サバ」の資料集

■ 「サビ」の資料集

■ サビタ: ヾヅ帖0γ慮東加茂郡旭町(豊田市)でいう。一毛作田。愛知県海部郡甚目寺(あま市)でいう。【出典

■ Sabe(サベ): ※類語:Same。「山辺里(サベリ)、サベット」。【出典

■ 「サマ」の資料集

■ Sami(サミ): (三味、佐味、佐美、沙美、沙美峠)。【出典

■ 寒(サム): 「サム」は「サビ」で鉄さびのこと。【出典

■ サムカワ(寒川): .汽燹Εハという地名。寒川神社による伝播地名か。【出典

■ サムト: 群馬県勢多郡黒保根村(桐生市)楡沢の寒戸(サムト)は、風当たりの強いところ。【出典

■ 「サメ」の資料集

■ Saya(サヤ): ‐川、水溝(※類語:Sawa)。「佐屋、三家(サヤ)、鞘戸、小夜戸、道祖(サヤン)、瀬戸」。□類語:Sano「佐野(サヤ)、財(サヤ)ノ峠」。【出典

■ 「サヤド」の資料集

■ 「サラ」の資料集

■ 「サラタ」の資料集

■ 「サル、サレ」の語源

■ Sarukai(サルカイ): 東日本には馬の病気を治す猿引がおり、それに因む。「猿飼」。【出典

■ Sarugababa(サルガババ): 山地や砂丘上の小平坦地。「猿ヶ馬場」。【出典

■ Sarugo(サルゴ): 平安時代以降の猿楽(サルゴー)に因む。「猿楽田、猿楽免、猿子渡」。【出典

■ サルハシ(猿橋): .汽襦Ε魯掘蔽次砲箸いγ鰐勝猿が手をつないで懸橋をかけた、またはそれに見習って架橋したという。「猿橋」伝説による地名か。【出典

■ 「サルワタリ」の資料集

■ 「ザレ」の資料集

■ 「サワ」の資料集

■ サワタ(沢田、寒田、沢端、佐和田): .汽蓮Ε拭塀茵田)という地名。▲汽蓮Ε魯拭蔽次砲量鵑發△襪。【出典

■ サワッポラ: /斉狎邯津久井郡、静岡県庵原郡ほかの方言で、沢のこと。∩衞話亙や千葉県安房郡ほかの方言で、谷間のこと。【出典

■ サワト(沢渡): .汽蓮並堯法Ε函塀茵砲箸いγ鰐勝▲汽蓮並堯法Ε錺織蝓陛蓮砲琉貮音読のものもあるか。【出典

■ サワメ(沢目): 青森県三戸郡、岩手県九戸郡の方言で、水田のひらかれているような山合いのところ。【出典

■ 「サワメキ、ザワメキ」の資料集

■ サワラ(椹、沢良、佐原): .機紛后接頭語)・ハラ(原)という地名か。▲汽蓮並堯法Ε蕁弊榿語)という地名か。ヒノキ科の椹にちなむ地名もあるか。【出典

■ Sanka(サンカ): 郷の連合体の地名(※類語:Goka)。「三箇」。【出典

■ サンカクダ: 三角田。面積の狭い三角形の田。ミスマノクボまたは、サンバイクボともいう。三角田は田植に先だってその一角に栗の木などを立てて森を作って、田の神を迎えるところとして神聖化されて、女性の立ち入りを禁じているところもある。宮崎県などに見られる。【出典

■ ザンカケ: 岩手県下閉伊郡、宮城県牡鹿郡の方言で、懸崖のこと。【出典

■ 「サンキョ」の資料集

■ Sange(サンゲ): ※類語:Negoyaに似た「城下」。九州にとくに多く見られる。「山下、山花(サンゲ)、産下」。【出典

■ サンザイ(散在、三才、山財、三在): 東京都や神奈川県の山村などで、村や集落などの共有している山林原野をいう。【出典

■ ザンザラ: 静岡県川根地方の方言で、瀬。【出典

■ Sanzyo(サンジョ): 集落のこと。三条・三女(さんじょ)子・三庄・散所・山所・山荘・産所・算所など。【出典

■ 「サンダ、サンデン」の資料集

■ Sannai(サンナイ): 鉄師に従属して製鉄にしたがった人々。「山内、三内、山南(サンナン)」。【出典

■ サンネンザカ: 三年坂の地名は、人淋しい場所の不気味な坂で、各地に共通する迷信の「坂道で転んだら三年のうちに死ぬ」という伝承に因む。三年坂、三念坂などの表記がある。京都の清水寺の門前が有名。【出典

■ サンノ(三野、三納、散野): 集落共有の林野の呼称。サンザイと同じ。【出典

■ サンノウ(山王、三王): ‘枝神社の別称。日枝神社を勧請した地をいう。▲機紛后接頭語)・ノ(野)の転か。サンノの長音化もあるか。【出典

■ 「サンブ、サンブイチ」の資料集

■ サンブン: 徳島県や高知県の方言で、山奥の地のこと。【出典

■ 「サンベ」の資料集

■ Sanbo(サンボー): ‥弔凌澄日蓮宗の本尊。「三方山、三方岳」。J角。「三方崩山、三方岩山」。【出典

■ サンボンギ(三本木): 三つの股の枝を敬う「三本木信仰」による地名か。東日本に多く見られる。【出典

■ 「サンマイ」の資料集

■ 「サンヤ」の資料集

■ サンワ(三和):  峪庵篭茲相和す」という意味の瑞祥地名。∧語の「三和」によるものもあるか。【出典

■ 「シ」の資料集

■ Zii(ジー): 残雪の形から種まき爺さんを思わせることによる。「爺岳」。【出典

■ 「シアク」の資料集

■ シイ: 宮崎県で、断崖や険しい場所の上にある平地の意味。シイバ(椎葉)は「地形の険しい所の上」の意味。椎原、椎谷、椎屋。【出典

■ シイナ(椎名): .轡辧柄蕁法Ε福陛效蓮砲如◆崛蕕暫蓮廚鬚いΔ。▲轡福奮)の長音化もあるか。【出典

■ シイネ(椎根): .轡劵諭捕遏砲如◆已郛に突出した地」のことか。▲轡辧柄蕁法Ε諭癖。根)という地名か。【出典

■ 塩(シオ、シホ): 「凹地」や「川の曲流部」。「シホレル」から「しぼんだところ」「狭まったところ」などの意味がある。
・ 「シオ(塩)」は「シボ」の転で、「次第に狭くなる地形」のこと。【出典

■ 「シオ、シオジリ」の語源

■ 「シオキ」の資料集

■ シオジリ(塩尻): .轡棔憤燹法Ε轡蝓平)で、「シボ谷(しぼんだ形の谷)の奥」の意味か。塩の輸送路の週末点か。1田の塩尻の形に見立てた地名か。円錐形の山などをいうか。【出典

■ シオタ(塩田、汐田): .轡棔憤燹法Ε拭塀茵E帖法▲轡髻Ε拭△泙燭魯轡棔憤燹法Ε燭療召。塩田にちなむ地名か。【出典

■ 「塩津(シオヅ)」の語源

■ 「シオドメ」の地名

■ シオノ(塩野、入野、塩納): .轡曄Ε痢別遏法▲轡髻Ε痢△泙燭魯轡棔丙顱法Ε痢別遏砲療勝塩の流通、収蔵などによるものもあるか。【出典

■ 「シオハマ」の資料集

■ シオミ(潮見、汐見、塩見): …具合を見る所。海の見える所。海に近い所。シホ・ミ(廻。接尾語)、シヲ・ミという地名か。て飴譴離轡椒燹憤燹砲力⇒儼舛離轡椒澆療召如◆岼爐鵑醒老繊廚鬚いΔ。【出典

■ シオヤ(塩屋、塩谷、汐屋): \襲用の小屋にちなむ地名か。塩の販売店による地名か。シホ・ヤ(萢のヤ)、シヲ・ヤ、またはシボ(萎)・ヤの転か。【出典

■ シオヤマ(塩山、志雄山):  ̄を産出する山の意味か。◆屮轡曚箸いγ呂砲△觧魁廚琉嫐か。シホ・ヤマ(山)、またはシボ・ヤマの転か。【出典

■ シオリ(枝折、志折): ‘飴譴離轡鬟襦勉。萎)の連用形で、「しなって撓んだ地形」をいうか。動詞のシホルの連用形で、「濡れ湿った地、湿地」をいうか。シホ・リ(接尾語)、またはシボ・リの転か。ぞ覲圓鬚いΔ。【出典

■ 「シカ、シガ」の資料集

■ 「シカタ、ジカタ」の資料集

■ シガラ(柵): /斉狎邯津久井郡、山口県豊浦郡の方言で、柵のこと。動詞のシガラム(柵)の連用形で、「からみついたような状態」、「柵堰で河流をせき止めた所」、「(何かによって)遮られた所」、つまり「微高地」とか「山間小盆地」などを言う語か。シガ・ラ(接尾語)という語か。【出典

■ 「シキ」の資料集

■ 「シギ」の資料集

■ シキジ(敷地):  ̄4瑤諒言で、日陰地。▲轡・チ(接尾語)という地名。【出典

■ シキデ(色出): .轡・テという地名か。⇔令制の「職田」、「職分田」、または「飼戸田」などに因むか。【出典

■ シキナミ(敷波、敷浪): .轡(頻。重)・ナミ(並)で、「段丘」などを呼んだ地名か。▲轡ナミ(頻波)で、波が次々に打ち寄せてくることによる名か。【出典

■ シクマ(四熊): .轡・マ(間)という地名か。▲轡・マ(間)の転か。シ・クマか。ぅ轡院Ε沺粉屐砲療召如⊆消呂琉嫐か。【出典

■ 「シケ、シゲ、ジゲ」の資料集

■ 「シケジ、シケヂ」の資料集

■ シケタ: 福岡県宗像郡津屋崎町(福津市)奴山で、湿田を意味する。【出典

■ 「シケマ」の資料集

■ ジゴク: 地獄。北は青森県の下北半島の恐山から、南は阿蘇、雲仙まで、火山地帯の噴出する地熱が恐ろしい地形を作り出している場所を地獄と呼ぶことが多い。【出典

■ シコダ(篠籠田、四神田): .轡魁Ε拭塀茵E帖砲箸いγ鰐召。⇔篝の「飼戸田」の転か。【出典

■ Sikotu(シコツ): ‖腓な崖地。支笏湖など。険阻な岩面。死骨(シコツ)崎など。【出典

■ シコデン(飼戸田): 令制で、馬寮の飼戸に与えられた田。【出典

■ シコミ: 茨城県猿島郡の方言で、水の淀むこと。「水が凝る」の意味か。【出典

■ シサ(志佐): .掘弊弌0襦法Ε機弊榿語)で、「磯のあたり。海岸よりの地」のことか。▲好気療召。F飴譴離轡汽襦並燹砲慮豐瓦如◆峺緤へ下がる」の意味から、「傾斜地」のことか。【出典

■ ジサキ: 〃嫁聾多野郡万場の方言で、畑に続いている山のこと。島根県邑智郡田所の方言で、私有の田畑のすぐ側の溝、土手、または川端などのこと。雑草などを自由に刈り取ったり、川石をとったりすることができる。5鐔暫蓮⊇衢地または耕作地と地続きの地で、反別も石高もなく、自由に使える土地。い△訶效呂料位未飽銘屬垢訖緻漫道路などをいう。【出典

■ シサワ(宍粟): シ(石。磯)・サハ(沢)で、「石の多い谷川」のことか。シは「下」の意味か。または、単なる接頭語とも考えられる。【出典

■ 「シシ」の資料集

■ ジシ(地子): [畧で、口分田以外の剰田を年利子をとって耕作させた「地子田」に由来するか。∩餘狎で、領主が農民に耕作させた田をいうか。6畧い両覯篠などで地代を払った町のことか。または、地代を免除された地区をいう。【出典

■ シシウド(宍人): 仝殿紊凌Χ班瑤痢崋疑揺堯廚僕獲茲垢訝鰐召。▲轡掘ΕΕ箸箸いγ鰐召。【出典

■ 「シシカイ」の資料集

■ シシガキ、シシドテ、シシドイ、イヌガキ、シシトビ、シシヨゲ、シシヨゲドテ、シシヨゲボリ: ヽ特呂稜晴箸如∋淺佞の木で作った逆茂木の垣。畑の周囲などにめぐらすシシガキという。愛知県から岐阜県一帯は、明治時代の初め頃までは、鹿の生息数が多かった。そのため、鹿による農作物の食害も深刻で、各地に大きなシシガキ(鹿垣)が造られた。【出典

■ シジキ(志々岐、志々伎): .掘Ε轡という地名か。▲轡掘Ε(接尾語か)の転か。シジ・キ(接尾語か)か。【出典

■ シシク(獅子吼): .轡掘Ε(接尾語)という地名か。∧語で、「仏の説法」の意味の獅子吼による名か。【出典

■ シシダ: 猪や鹿などが出て荒らす田のこと。【出典

■ シシドテ: 静岡県田方郡の方言で、猪に荒らされないように田畑にめぐらした堤。奈良県吉野郡の方言で、猪に荒らされないように畑の端に作った垣。【出典

■ シシトビ: 山川の渓流で、岩と岩の間がせまくなっている所。【出典

■ シシナゲ: 伊勢地方の方言で、細い溝のこと。伊勢、奈良県、和歌山県那賀郡安楽川の方言で、下水のこと。【出典

■ シジミ(蜆、蜆見、志染、志々見): .轡検Ε漾焚。接尾語)という地名か。二枚目の「蜆」の産出などによる地名。【出典

■ シジュウハチ(ガ)セ: 富山県三日市(黒部市)の前面で、黒部川下流のデルタ地帯。四十八(ガ)瀬の難所と言われた。【出典

■ 「シズ」の資料集

■ Zizo(ジゾー): 地蔵にちなむ。吉備地方に多く見られる。「地蔵峠、地蔵堂、地蔵海岸(〜カシ)、地蔵院、地蔵崎」。【出典

■ 「シタ、シダ」の資料集

■ シタネ: 千葉県印旛郡遠山村(成田市)で山麓を意味する。【出典

■ シタバ: 下場、風下。茨城県では、湿地帯を「シタジバ」という。【出典

■ シタバタケ: 千葉県東葛飾郡沼南町布瀬(柏市)で、台地の斜面に小規模に細分化された畑作地(シタバタケ)がひろがっていた。家屋のほとんどがここに集まって、集落を形成し、その周囲には広葉樹で屋敷森がひろがっている。【出典

■ シッケミ: 関東地方に多く見られる。水の多すぎるヤチのこと。【出典

■ シッチ: 陸でも無く、水域でもない、その中間にある干潟、沼沢、河口部、泥炭地、増水時に水浸しになる低湿地などをまとめて「湿地」と呼ぶ。【出典

■ シッポロ: 大分県北海部郡の方言で、「いばらの茂っている所」。【出典

■ 「シト、シド、シドロ」の資料集

■ Sidori(シドリ): ]訴舷ァe戎ァ淵轡坤リ)に従った上代の部民。「倭文、委文、志鳥、志鳥谷、紙工(シトリ)」。【出典

■ 「シナ」の資料集

■ Zinego(ジネゴ): 燕麦、カラス麦。「次年子、笹(ジ)根子、笹(ジネ)子」。【出典

■ 篠(シノ): 篠原(しのはら)などの「シノ」は中国地方で「湿地」を意味する。【こうして新地名は誕生した! 楠原佑介 ベスト新書】

■ 「シノト」の資料集

■ シノバ(篠場): .轡痢Ε弌幣譟砲箸いγ鰐勝∪虱娶山武郡ほかの方言で、収納場で、農具や収穫物を置く納屋のこと。【出典

■ シノビタ: 年貢などを納めない隠し田のこと。隠田と同じ。【出典

■ 「シバ」の資料集

■ Sibaura(シバウラ): 芝原のこと。「芝原(シバウラ)、芝浦」。【出典

■ シバオキ: 信濃国で雪崩を意味する。【出典

■ シバト: 東京都八王子、神奈川県津久井郡の方言で、芝生のこと。【出典

■ シバリ: 岩手県岩手郡で、山中の沢目の非常に狭くなって、川の屈曲している場所に名付けられることが多い。シバリはセマイまたはセバマルから出たものか。スバリに同じ。秋田県仙北郡のマタギ詞で、両側の崖の狭い所。【出典

■ 「シヒ、シビ」の資料集

■ シビラキ(新開): シン(新)・ヒラキ(開)の転で、新開墾地のことか。【出典

■ ジブ(治部): ”詞のジブジブの語幹で、「多量に水気を含んでいる状態」、つまり「湿地」をいうか。⇔畧の治部省、およびその職名にちなむ地名か。【出典

■ シブキ(渋木、紫福): .轡屐Ε(接尾語か)という地名か。▲掘Ε侫という地名か。【出典

■ シブタミ: 青森県三戸郡五戸のシブタミは、十和田に近い奥瀬村の話で、800年前と200年前に十和田湖が氾濫し、この村の法量とかの方まで水が衝いてかなり長い年月、その水が引けなかったが、その間に水が岩にしみ込んで、今でも歴然とその跡が見える。その後、水が引けたが、全部は引けきらずに残って、そこは特殊な湿地となっており、そこをシブタミという。岩手県渋民村(盛岡市)も同様。【出典

■ Sibutare(シブタレ): 湿地。「渋垂」。【出典

■ シバトコ: 宮崎県椎葉村、熊本県人吉市田野で、誰かが死んだところ。たとえば仁助シバ、与四郎シバという。【出典

■ 「嶋(シマ)」の資料集: デルタ状の土地。

■ 「シマジリ」の資料集

■ シマバタ: 濃尾平野の中にある愛知県西春日井郡西春町(北名古屋市)の北部は、木曽川の支流の一之枝川(イチノエガワ)水系に属するが、五条川の自然堤防が発達しているので、水かかりの悪いところが多く、畑として利用された土地が多かった。自然堤防は畑として利用し、後背湿地は水田として利用した。それに対して、土地を低くして水田化することに努め、自然堤防の表土を削って、その土を田の中央、または一隅に集めて畑にした。このような畑をシマバタ(島畑)といい、島畑のある田をシマヌキ(島抜き)という。シマバタには二つの型があり、一つは長方形のシマバタが一区切りの水の中に整然と並んでいるものと、八百八島といわれるものは、一筆毎の土地割りの形態も、シマバタのそれも不定形のものとがある。【出典

■ シマント(四万十): シマ(島・州間)・ノ(助詞)・ト(処)の転か。河流全体に命名されたものではなく、川沿いの島状の一地点(おそらく河口部)の地名が川の名前に転用されたものだろう。【出典

■ 「シミズ」の資料集

■ 「七五三(シメ)」の語源

■ 「ジャ」の語源

■ シャカノオ(目尾): サカ(坂)・ノ(助詞)・ヲ(峰)という地名か。「目」は律令制の「目(サカン)」という職にちなむ。【出典

■ 「シャクジ」の資料集

■ ジャクドリ: 陸中国では「断崖」を意味する。【出典

■ ジャッカケ: 福島県田村郡滝根町(田村市)では、崖のことで、「ジャッコケ」ともいう。【出典

■ ジャヌケ: 蛇抜け。大雨で崩れること。群馬県で、崩壊することをクエルというのは一般的のようで、地名化してクエという。クエのうち、ジャグエが多く見られる。ジャヌケとは、土砂の流出を伴っている場合が多い。またジャバミ(蛇喰)もある。台風による洪水をジャオシといい、ジャオシによって押し出された跡がジャヌケ。【出典

■ ジャバゴケ: 栃木県で、山や丘などの中腹の一部が崩れ落ちて、草木が生えていないところや崖。【出典

■ Syari(シャリ): アイヌ語で湿原を意味する。※類語:Saru。「斜里」。【出典

■ 「ジュウモンジ」の資料集

■  宿(しゅく): 古代の駅制が崩壊した平安時代末期以降に、交通量の多い街道沿いに発達した民営の宿泊施設を中心とした交通集落。なお、中世の被差別民の居住地も宿(夙)といったので紛らわしいが、これも交通路に沿って位置することが多かった。【出典

■ Syuku(シュク): ※類語:−zyuku。「新宿、原宿、今宿、夙」。【出典

■ −zyuku(〜ジュク): [佑亮藐佑鉾する後世の浮浪民の集落。町。とくに江戸中心に発達した。「本宿、村宿、新宿、原宿」。【出典

■ Syuzenzi(シュゼンジ): 鋳貨。「鋳銭司(山口県)、修善寺」。【出典

■ ジュルクミ、ジルクミ: 北九州市小倉南区で、ぬかるみ、乾きの悪い田を意味する。ジュルイ、ジルイはぬかること。また、北九州市で、湿田をジルケダという。【出典

■ 「春夏秋冬」の語源

■ 「ショ、ジョ」の資料集

■ Syogun(ショーグン): 昔の武将に因む。「将軍塚、将軍野、将軍沢」。【出典

■ ジョウゲ(上下): 広島県上下町。佐賀県輊拂上下。‘修鯏个蟆爾蠅垢襪箸海蹐箸、⊂覯次⊂臆次柄餘爐硫室蝓砲訛ったとか、上部落と下部落が合わさって一つの村を作ったなど、諸説ある。【出典

■ 「正作・佃(ショウサク・ツクダ)」の資料集

■ 「ショウジ」の資料集

■ ショウゼン(正善): 群馬県安中市正善。埼玉県春日部市正善。福井県春江町正善。古くは「マサヨシ」の訓読みが多く、土地を褒め称えての佳名。中には土地の所有者の名をとったものもある。【出典

■ Syoda(ショーダ): 、類語:Syozida。⊂‥帖腹類語:Kanda)の音読。「勝田(ショーダ)、正田、庄田」。【出典

■ ジョウダメ: 千葉県印旛郡の方言で、用水地。「常溜」か。【出典

■ ショウヅカ(正塚):  崟鎖弊遏廚療召。▲轡腑Ε此Ε(処)の形か。【出典

■ Syonai(ショーナイ): 荘園にちなむ。「庄内、荘内」。【出典

■ 「ショウブ」の語源

■ Syomyo(ショーミョー): 近世の陰陽道の総帥の安倍晴明にちなむ。「晴明塚、晴明町、正明市(ショーミョーイチ)、相名峠」。【出典

■ シラ: [η 山の傾斜地。津軽地方では、坂道はシラだが、たいていはサガというようになった。ヒラの転訛か。∪虱娶白浜で、シラクサの生えている海底の岩根をいう。G鯢諭白須賀、スカは洲処で浜のこと。白河、白いというよりも澄んでいる川、澄んだきれいな水が白河、湧水なども新鮮な水だから、泉という文字は「白い水」と書く。で髻淵轡蕁法F酖腓妊轡蕕録祐屬涼太検稲の生育を意味する。【出典

■ 白樫(しらかし): 「白」は「ヒラ(平)」。「樫」は「カシグ(傾ぐ)」。山麓などの傾斜地を意味すると言われる。

■ シラカワ: 白川。比叡山と如意が岳の間が源流。白川の名前は、上流一帯が花崗岩の砂層で、そのため川砂が真っ白で美しいことによる。【出典

■ 「シラキ、シラギ」の資料集

■ Sirako(シラコ): 白っぽい土地。白子、白子田、白子森、白子沢、白河(シラコ)など。【出典

■ Sirasu(シラス): _聾供「白洲、白須、白砂(シラス)」。◆崘鬚ぁ廚琉嫐。「白沙(シラス)岩、白須山、シラス台地」。【出典

■ Siratori(シラトリ、シロトリ): ’鯆仕狙發里△觸蝓白。※類語:Sidoriの当て字。鳥の象形語による。全国に多く見られる。「白鳥、白鳥池、白鳥尾、白鳥岩」。【出典

■ シラネ: 加賀国の白山の別名をシラネという。【出典

■ シラハマ、シラマ: 海底の砂地。志摩国国崎、片田でいう。その他の地方でも、海底の砂地を意味する地方がある。【出典

■ シラブ(白布): 福島県の会津地方から、山形県の米沢地方で、霧氷を意味する。【出典

■ Siraru(シラル): アイヌ語で「岩、磯、潮」の意味。「白老(シラオイ)(シラルオイより):シラル(潮)オイ(陸上へ、出てくる)ところ、白糠(シラヌカ)(シラルカより):シラル(岩礁の)カ(上手)」。【出典

■ 「シリ」の資料集

■ シリナシ(尻無): 砂州、砂丘などのために流れが伏流する川を言う。【出典

■ 「シルタ」の資料集

■ シレイ: 対馬の北端、豊の浦の海岸から離れた陸繋島が神所とされ、社祠のない磐境で、島への通行は禁止されている。村の海辺に礼拝所があって、ここで祭祀を行ってきたが、現在ではこれが神社になっている。この島の神社をシレイという。【出典

■ 「白(シロ)」の語源

■ Siroumadake(シロウマダケ): 苗代時に残雪中に現れる黒い馬の形にちなむ。「白馬岳」。【出典

■ ジロク: 地形。群馬県多野郡神流町万場でいう。【出典

■ Siroko(シロコ): ※類語:Sirako。「白子」。【出典

■ 「シロヤマ」の資料集

■ 「ジン」の資料集

■ Sinkai(シンカイ): 開墾地。関東以西に分布。「新開、新戒羅、新貝、新改、新涯、新粥」。【出典

■ Zingo(ジンゴ): /生諭腹類語:Godo)。□類語:Singo。音読みにしたもので吉備地方に多く見られる。「神戸(ジンゴ)、新子(ジンゴ)」。【出典

■ Singo(シンゴー): 本郷。(※類語:Hongo)に対する追加開墾地。「新郷、神戸(ジンゴ)」。【出典

■ Sinzyo(シンジョー): 初期の荘園時代の本荘(※類語:Honzyo)に対する追加開墾地。「新庄、新城、神照(シンショー)、真庄」。【出典

■ 「シンチ」の資料集

■ 神通川(じんつうがわ): 「神済(神の水)」+「川」。神に供える清らかな川で、「神の恵みの川、水害もなく、豊かにきよらかな水をくださる川」の意味。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】
※ 富山県に土地鑑がないんですが、神通川って水害が多いイメージがあるのだが。

■ 「ジンデ」の資料集

■ Sinpo(シンポ): 本保。(※類語:Honpo)に対する追加開墾地。「新保、神保」。【出典

■ Zinpo(ジンポ): 低湿地にみられる地名。神保など。【出典

■ シンミョウ(新名、新明、神明):  嵜渓勝廚如◆嵜靴靴ぬ湘帖廚里海函▲轡鵐瓮ぁ平戚澄砲療召。【出典

■ Sinmei(シンメイ): 伊勢信仰に因む。岡山県から関東地方中部に多く見られる。「神明」。【出典

■ シンメン(新免):  嵜渓氾帖廚領で、「新しく免租地とされた所」をいうか。◆嵜戚函廚如◆嵜声劼紡阿掘△修僚経費に当てた免田」のことか。【出典

■ Sinra(シンラ): 新羅からの帰化人に因む。「新羅、神楽(シンラ)、志村(シムラ)、新村(シムラ)、信羅、志楽(シラク)」。【出典

■ 「ス・スカ」の語源

■ スアミ: 田地の年中、湿潤なものをいう。この種のものに挿苗するには、鋤で打ち返して、地ならししてただちに植える。【出典

■ スウハマ: 加計呂麻島の方言で、干潟。ス(州)・ハマ(浜)の意味か。【出典

■ Sue(スエ): ”民である陶業者にちなむ。西南日本に見られる。「須江、須衣、須衛、須恵、末、陶」。端。「末野、大末、須江」。【出典

■ スエナシ(末無): 宮城県仙台の方言で、行き止まり。【出典

■ スエヒロ(末広):  嵋が広がる」の意味。瑞祥地名として都市の町名や開墾地、開拓地の地名に多く見られる。∪陲諒名痢扇の製造・販売にちなむ町名もあるか。「四分円弧形」の形による地名もあるか。【出典

■ スオウ(周防): .好呂汎鰻舛涼鰐勝⊆防国の国名などによる伝播地名。【出典

■ スカイ: イワヤのように岩が集まっている土地。ごつごつしていて作物をつくるのは大変だが、よくとれることはとれる。一般に岩の多い所は、土質がよいと言われた。スカは石の上にちょっと土があるところ。【出典

■ スカハマ: ヾ篌蠍の方言で、海岸の砂地のこと。壱岐で砂地の干潟のこと。【出典

■ スガマ(菅間、須釜、州釜): ―田県で氷のこと。▲好・マ(間)という地名か。ス・カマという地名か。【出典

■ スガモ(巣鴨): .好・モ(接尾語)という地名か。▲好・モ(接尾語)という地名か。ス・カモという地名か。【出典

■ 「スキ」の語源

■ Sugi(スギ): 、類語:Suki(砂礫地)。⊃∧の「杉」、「椙山、杉沢、杉板、杉谷、杉田、杉野」。【出典

■ スグジ: 〆覿霧秩父ほかの方言で、近道。群馬県利根郡戸鹿野の方言で、山間などの小道。D耕邯諏訪の方言で、作場道。し嫁聾勢多郡宮城の方言で、あぜ道のこと。【出典

■ ズクテン: 福井県遠敷郡、山口県防府ほかの方言で、頂上を意味する。【出典

■ 「スクモ」の資料集

■ 「村主・勝(スグリ)」の資料集

■ 「スゴウ」の資料集

■ スサ(須佐、周佐、周参): ‘飴譴離好汽屐聞咫砲慮豐瓦如◆峭喃僉9嗄叩O型蝓廚覆匹琉嫐か。形容詞のスサマジ(凄)に通じる。▲后丙修覆鼻法Ε機弊榿語)という地名か。スサノウノミコトを祀った地、またはスサノウノミコト伝説による地名もあるか。た楮歓声劼隆請による伝播地名もあるか。【出典

■ スサイ(周匝、須西): .好機聞咫法Ε劼如◆峭咾貔遏廖◆崟遒糧斗原」をいうか。▲后Ε汽辧丙鼻砲琉嫐で、「州(砂河原など)に遮られた所」をいうか。【出典

■ スザカ(須坂): .好漾紛)・サカ(坂)の意味か。▲后丙修覆鼻法Ε汽(坂)か。スサ・カ(処)もあるか。【出典

■ スサキ(洲崎、須崎、須先、須佐木): .后丙宗法Ε汽(崎)で、砂州の伸びた岬。または、砂地の浜のある岬か。▲好機Ε(接尾語)の語形のものもあるか。【出典

■ 「スシ、スジ」の資料集

■ 「辻子・厨子・途子・図子(ズシ・ヅシ)」の資料集

■ スス(薄、煤、須々、数須): 〇獲県の郡内地方の方言で、山路。形容詞のススドシ(鋭)の語幹で、「山容などの尖った様子」をいうか。イネ科のススキ(薄。芒)の意味。その植生によるか。ぅ好困汎瑛佑法稲積形の山。テ飴譴離好好亜並)の語幹で、「水を清める」という意味から「精進潔斎する場所」をいうか。また、ススグ(濯)は「洗い落とす」という意味があり、浸食地形をいうか。ζ飴譴離好好(悴)の語幹で、「しぼむ。やつれる」という意味から、「山の尾根などの尽きるところ」、または「痩せ地」をいうか。動詞のススム(進)の語幹で、「段階が上がる。程度がはなはだしくなる。逸る。勢いがつく」などの意味から「急傾斜地」などをいうか。┘好好漾鋪癲砲領で、「烽火」にちなむか。スス(直)で、直線状の意味か。スズの転か。【出典

■ 「スズ」の資料集

■ Suzuka(スズカ)

■ 「スズキ・スズキ」の語源

■ ススミ(須澄): .好好漾鋪癲砲如∀輝貘罅∂皺仟罎砲舛覆狠鰐召。▲好后Ε漾焚。接尾語)という地名か。ス・スミという地名か。【出典

■ スズメ(雀): .好坤漾憤霎僉砲療召如◆岼霎儼舛了魁廚里海函▲魯織リドリ科の小鳥の「雀」に因むか。雀にちなむ伝説にもとづく伝説起源地名もあるか。スズ・メ(「辺」の転)という地名か。ぅ好此Ε瓠弊榿語)という地名か。【出典

■ スズリ(硯): .好此Ε蝓弊榿語)という地名か。▲后Ε坤蠅箸いγ鰐召。スズリ(硯)の生産・流通、スズリイシ(硯石)の産出に関係する地名か。スズリ(硯)は、スミ(墨)・スリ(磨)の略。ぅ好坤譴療召。【出典

■ スズレ: 高知県本山町の方言で、川などの急勾配の所。【出典

■ 「スダ」の資料集

■ Sudo(スドー): 溝、通路。「須藤、須藤堀、須戸川」。【出典

■ 「スナ」の語源

■ スナグロ: 岡山県邑久郡の方言で、砂丘のこと。クロは「畔」の意味だろう。【出典

■ スナドテ(砂土手): 〆修巴曚い芯號鼻∈獣呂亮然堤防。5飢盆地で天井川を意味する。【出典

■ スナポウ: 茨城県東南部で、砂地。砂原、砂浜。【出典

■ Sunawati(スナワチ): 皿状の地形。「則」。【出典

■ 「スバリ、シバリ」の資料集

■ スバル: 〇海離Ε佑瞭鵑聴幣綟佑合った所を、紀伊国西牟婁郡でスバルという。▲好丱覲櫃韻蓮釣り糸のあちこちに釣り針をくっつけて落ち鮎を引っかける漁法で、熊野川、日置川、富田川の下流で行われる。I鼎離好丱襦奮辰三つまたは四つついた錨)。和歌山県西牟婁郡近野村(田辺市)でいう。【出典

■ 「スベ」の資料集

■ 「スマ」の資料集

■ Sumiyosi(スミヨシ): 住吉神社にちなむ。仁徳朝の摂津国の墨江に津をもうけてから住吉の佳字に改め、ここに神が祀られた。この地名は全国の海や河湖に岸に見られる。「住吉、住吉野、住吉崎」。【出典

■ スモ(李、洲藻): .好椶療召。▲后丙宗州など)・モ(接尾語)という語形か。千葉県夷隅郡、香川県、鹿児島県沖永良部島ほかの方言で、動詞のスモル(水中に沈む)の語幹で、浸水しやすい地域をいうか。ぅ丱蕾覆離好皀癲瞥)の植生などによるか。ゥ好皀Δ量鵑。【出典

■ スモン(守門): スモの転か。【出典

■ スモウ(相撲、角力): .好乾Δ療召如⊂さな谷を意味する。▲好沺紛)・フ(生)で、「隅になった所」をいうか。スバ(窄)・フ(生)の転で、「狭くなったところ」の意味か。ち衙仂譴飽むか。ゥ好泪劼療召。【出典

■ スヤ(須屋):  ̄4知夫島、壱岐の方言で、スヤ(須屋)で、墓をおおっておく屋形。一般に、貴人などの墓の上を完成までおおっておく建物による地名か。⊂屋によるか。ス(砂)・ヤ(萢)の意味で、「砂混じりの湿地」をいうか。ぅ好蓮柄察砲療召如◆峺荏砲陛效蓮廚里海箸。グγ慮北設楽郡の方言で、動詞のスヤクル(腐る)、長野県下伊那郡、奈良県吉野郡十津川、岡山県ほかの方言で、スヤル(腐る)の語幹で、湿地を意味するか。【出典

■ ズラ: 新潟県中蒲原郡川内の方言で、山などで草付の斜面。動詞のズルと関係する語だろう。【出典

■ 「スリ、ズリ」の資料集

■ スリバチ: |羚饕亙の日本海岸の千代川下流でバルハン型の砂丘をいう。∧ァ埼玉県入間郡でいう。D纂荼で、砂丘が移動する場合に、障害物に突き当たったために生じる溝。【出典

■ スルガ(駿河): .后塀)・ガ(処)の訛り。▲好襦Ε(処)で、崩壊地形に因むか。9駝召僚找呂砲茲訶素澱鰐勝ざ畧ぁ◆嵒抻里慮える所」の意味で命名された例もある。【出典

■ 「スワ」の資料集

■ 「セ」の資料集

■ 「セキ」の資料集

■ セギ: 長野県岡谷市(旧平野村)今井で以下のようにいう。山村の道は、おおかた用水セギ(汐)に沿っている。道普請(デバレエ)の触(フレ)が来ると、集まって用水汐を浚ったり、川辺の草を刈ったり、道の整地をしたりする。【出典

■ 「セコ、セゴ」の資料集

■ 「セセ」の資料集

■ セセナギ: 長野県水内郡、岐阜県養老郡、徳島県美馬郡で、小溝、細い流れ、下水を意味する。以前は「セセナギ」といったが、後年は「セセラギ」という。【出典

■ 「瀬田(セタ)」の語源

■ Sessyo(セッショー): ー躾諭「殺生小屋」。∋Τ押峪生石」。【出典

■ 「セト、セド」の資料集

■ Zeni(ゼニ): ゞ垢そ蝓腹類語:Semi)。「銭洞、仙仁、銭原、銭ヶ花、銭掛、銭掛峠、銭川ノ湯」。貨幣。「銭座、銭塚、銭壺山、瀬耳上(ゼニカミ)、銭神、銭亀」。【出典

■ Seba(セバ): 狭間。「瀬波、瀬場、洗馬(セバ)、汗馬沢、狭戸(セバト)」。【出典

■ セマチ: …杭蠍諫早市で、狭く長い田を意味する。田畑の一区画。岐阜県山県郡(山県市)、高知県、福岡県朝倉郡、熊本県玉名郡、鹿児島県肝属郡でいう。畝町。一筆の圃場をいう。不整形のセマチは、端に短い畝ができる。これをマゴ(孫)という。【出典

■ 「セミ、ゼミ」の資料集

■ 「セリ」の資料集

■ 「セン」の資料集

■ センゲン: 「〜千軒」と呼ばれるところは、全国各地に見られる、かつて栄えたところ、たとえば、茨城県では東茨城郡内原町(水戸市)五平、鯉淵のあたりは、昔、上蔵田千軒、下蔵田千軒と言われて栄えた。【出典

■ 「センジョー」の資料集

■ 「センゾク」の資料集

■ 「センダ」の資料集

■ 「センダイ」の資料集

■ 「ゼンダナ、ゼンダナタ」の資料集

■ センヅ(千津): .札鵝並譟5淮)・ツ(接尾語)という地名か。▲察弊ァ6垢覆鼻法Ε痢塀詞)・ツ(接尾語。または港)という語形か。【出典

■ センドウ」の資料集

■ ゼンナミ(善阿弥): ー篠幕府に仕えた同朋衆の善阿弥衆によるか。⊃楊召砲茲訝鰐召。【出典

■ 「センバ」の資料集

■ 「ソ、ソー」の資料集

■ ソア: 八丈島で谷や沢を意味する。サワの詰まったものか。【出典

■ ソイ: 万葉集に急な傾斜地を「ソヒ」という。ソヒはソバと同一の原義らしい。【出典

■ ソウアイ: 広島県安芸郡の方言で、暗礁のこと。【出典

■ ソウサク(惣作): 近世、無主の田地を村中で耕作して、その年貢諸役を負担すること。その田地を言うか。【出典

■ ソウズ: 泉のことで、ショーズの転。\亳国、広島県、高知県で水車のこと。∀族了蓋日高郡で、米搗き水車のこと。9島県豊田郡で、鳥おどしの一種。と鄙姐颪如案山子(かかし)のこと。【出典

■ 「ソウタ」の資料集

■ ソウトクダ: 家の最良の田。大分市では、田植え始めの日をソウトクという。ソウトクは早乙女に対する早男で、田の神を祀った早男の神格化したものだろう。【出典

■ 「ソエ」の資料集

■ ソエビラ: 九州地方で、山の北斜面をいう。【出典

■ 「ソガ」の語源

■ Sogatake(ソーガタケ): 雪形で山腹に、僧の形が現れ、やがて尺八を吹く姿になって、馬を曳く形に変わるという。「僧ヶ岳(越中国)」。【出典

■ Sogi(ソギ): 傾斜地(方言のソギは「斜」のこと)。「曾木、北曾木、小曾木、枌所(ソギショ)」。【出典

■ 「ソゴウ」の資料集

■ ソコチアケ: 底地明。近世後期の土佐藩の新田開発施設の一つで、伐採禁止の藩有林や荒れ地を、藩の許可を得て開発すること。底地(所有権)は、藩にあったので、農民は年貢のほかに加地子を納めた。【出典

■ Sozi(ソージ): ※類語:Sozu。「相(ソー)」地、惣地、増氏、浅地、茂曾路、掃除谷」。【出典

■ Sozya(ソージャ): 平安時代末期に一国内の神々を合祀した社。「総社、惣社、奏社」。【出典

■ Sozu(ソーズ): 、類語:Syozu。⊃綣屐「草津(ソーズ)、草水(ソーズ)、僧津、惣津、宗津、僧都(ソーズ)、相津、総津、早水(ソーズ)、寒水(ソーズ)、沢水(ソーズ)、清水原(ソーズバル)、清津野、早津江、財津、沢津」。【出典

■ ソスイ(疎水): 障害を切り開いて作った用水路。近代の用語。【出典

■ Sozen(ソーゼン): 年に1回馬の爪などを切る「爪揃(ソーゼン)」行事およびその場所、馬の神(ソーゼン様)を祀るところの名前。東日本に多く見られる。「相染、相前岳、蒼前、送仙山」。【出典

■ 「ソダ、ソーダ」の資料集

■ 「ソデ」の資料集

■ ソデヤマ: 外山(ソデヤマ)、袖山はハヤマ(端山、麓山、羽山)と同性質のものだろう。福島県耶麻郡山都町(喜多方市)で、村から遠く離れた山を意味する。【出典

■ Sonai(ソーナイ): アイヌ語の「ソー」は滝の意味。「ナイ」は川の意味。北海道から北奥に見られる。「惣内、庄内、倉内」。【出典

■ Soni(ソニ): ※類語:Sone。「曽禰」。【出典

■ 「ソネ」の語源

■ 「ソノ」の資料集

■ 「ソバ」の資料集

■ ソビ(曽比): ‘飴譴離愁咼の語源で、「高くそびえた地」、「斜めにたなびく地(傾斜地)」をいうか。動詞のソビル(薄く切る、削ぐ=静岡県榛原郡本川根の方言)の語幹で、崩壊地形を呼んだ地名か。ソブの転か。ぅ宗Ε漾焚。水。接尾語)の転か。ゥ愁辧陛此砲琉嫐か。【出典

■ 「ソブ、ソフ」の資料集

■ ソブツ(外淵): .愁屐Ε帖弊榿語)という地名か。▲宗Ε侫繊癖ァ砲療召。【出典

■ ソブツチ: 汚水がたまって錆色のような色をしている泥土。【出典

■ ソベ(村辺、楚部): ‘飴譴離愁戰襦平欧修戮襦2になる。斜めになる)の語源で、横に長く延びた緩傾斜地をいうか。動詞のソベルにはまた「すべる。転ぶ」の意味があり、崖などの崩壊地形をいうか。【出典

■ ゾベ: 埼玉県秩父や新潟県西頸城郡の方言で、物の傾斜のゆるいこと。【出典

■ ゾベゾベ: ]族了蓋東牟婁郡の方言で、崖。土の崩れた所。三重県志摩郡船越の方言で、山などの斜面。傾斜地。△弔笋笋な様子をいう副詞のゾベゾベに通じ、平坦地、傾斜地をいうか。【出典

■ 「ソホ、ソボ」の資料集

■ 「ソマ」の資料集

■ ソヤ(曾屋、曾谷、征矢): _山県児島郡で暗礁のこと。ソ(磯)・イハ(岩)の約か。▲宗Εぅ呂量鵝ソ・ヤという地名。【出典

■ ソラ: ヾ阜県郡上郡(郡上市)で、場所または年齢の上位。「このソラの山」「いちばんソラの子」など。【出典
◆]族了蓋西牟婁郡では頂上の意味。【出典
 山口県阿武郡では丘のこと。【出典
ぁ|枯島、徳島県美馬郡では川上、上流地方のこと。【出典
ァ”抻蓋では、凍り付いた雪の面を意味する。【出典
Α‘猯標十津川村では、木材を山から川に落とす道を意味し、シュラと同じ。【出典

■ 「ソリ、ソレ、ソーレ」の資料集

■ 「ゾレ」の資料集

■ ゾロ: 崖の崩れたところをゾロというのは、群馬県赤城山などに多く見られる。【出典

■ 「ソワ」の資料集

■ Sowai(ソワイ): 暗礁。「百間ゾウイ」。【出典

■ 「タ」の資料集

■ タア、ダー: 遠江国浦川町(浜松市)で、山の上の窪んだところを意味する。愛知県北設楽郡振草村(東栄町、設楽町)で、峠の低いところ、鞍部を意味する。【出典

■ ダアラ: 長崎県西彼杵郡大串村(西海市)で、山裾と平地の接する付近を意味し、平のことか。【出典

■ 「タイ・ダイ」の資料集

■ タイエ(田家、高家): .織ぁΕ─淵悄砲箸いγ鰐召。▲拭Εぅ悗。タカ・イへの略か。ぢ膾緝榮邁脇盞瓦諒言で、畑のこと。【出典

■ タイコ(太鼓): ‖生櫃侶繊糞欸繊半球状、楕円状)による見立て地名か。太鼓を打ち鳴らして田植え神事を行う田のことか。タヒ(平)・コ(処)という地名か。【出典

■ Daigo(ダイゴ): 台状の所。「大子、醍醐」。【出典

■ タイシ(代石、太子): \仔疎聖劼鱆った太子堂の所在による地名。▲瀬ぅ掘並膸奸砲療召。タヒ・シ(接尾語)という地名もあるか。【出典

■ Daisyogun(ダイショーグン): 陰陽師が祀る武運支配の星神。近江国にとくに多く見られる。。「大将軍、大正権、大正言」。【出典

■ ダイゼン(大膳、大善): [畧の大膳職にちなむ地名か。職名。人名からの地名化もあるか。◆屬海里Δ┐發覆ち厩圈廚琉嫐の漢語で、山号・寺号から地名化した。【出典

■ ダイタ(代田、大田、台田): .織辧Ε拭塀茵砲療召。▲ホタ(大田)の一部音読か。【出典

■ タイナイ(胎内): 人がやっとくぐり抜けられるほどの洞穴や石堂をいう。【出典

■ Dainiti(ダイニチ): 大日堂にちなむ。「大日、大日山、大日堂、大日岩、大日嶽」。【出典

■ Taihu(タイフ): 神事芸能者。「大夫、太夫、太夫峠、大夫崎、大武崎」。【出典

■ 「タイマ」の資料集

■ ダイモン: 大門。モンゼン(門前)と同様、寺院、神社の参道を中心に発達した集落。【出典

■ 「タイラ」の資料集

■ Dairo(ダイロ): ※類語:Taro。「太郎原(ダイロハラ)、大路(ダイロ)、大領(ダイロ)」。【出典

■ 「タオ」の資料集

■ タオシ: /斉狎邯足柄上郡の方言で、開墾地。動詞のタフス(倒=「横にする。ころばす」)の連用形で、傾斜地、崖などもいうか。タヲ・シ(接尾語)という語形もあるか。【出典

■ 「タガ」の資料集

■ Takagi(タカギ): 々眞呂帽修┐慎鐔暫蓮⊂綢紊虜鼻I銃本に多い地名。「高城、高木、高儀、竹城(タカキ)、多加木、喬木(タカギ)」。【出典

■ Takakura(タカクラ): 々發そ蝓並罅法高麗>高倉。東北日本に多い。「高倉、高座、高蔵、高鞍」。【出典

■ 「タカサゴ」の資料集

■ 「タカシマ」の資料集

■ タカシミズ: 高清水または高泉という。地名や高清水山もみられ、この地名は東北地方に多く見られる。小高い城跡、丘の一端、山麓の高地など付近より幾分高くなっているところが多いので、「高い所の泉」と解してもいいようだが、「高知る」「高知らす」という言葉もあるので、「治め給う」の意味があるが、その「高」は「たたえる言葉」として使用されているので、高清水の「高」は、泉をたたえる敬語とみるべきではないか。【出典

■ Takazyo(タカジョー): ‖觧奸「鷹匠」。高い城。「高城」。【出典

■ 「タカス」の資料集

■ Takada(タカダ): 々盻蠅療帖高畦をつくる深田。「高田」。【出典

■ Takatiho(タカチホ): 高い山頂。「高千穂峰、高千穂野(タカジョーヤ)」。【出典

■ 「タカット、タカトリ」の資料集

■ タカナワ(高輪): .織(高)・ハナハ(塙)の約か。▲織(高)・ノ(助詞)・ハ(端)の意味か。【出典

■ タカネ(高根、高峰、高嶺): .織(高)・ネ(峰)で、「高い峰。高い丘」の意味。▲織(高)・ネ(根元の根)で、「高台などの下、根元」をいうか。【出典

■ タカノコ(鷹子、鷹ノ子、高野子): .織(高)・ノ(助詞)・コ(処)という地名か。▲織・ノコ、またはタカ・ノゴという地名か。【出典

■ 「タカノス」の資料集

■ 「タカハ、タカバ」の資料集

■ タカハシ(高橋、高梁): 々發架けた橋のある所をいうか。▲織(高)・ハシ(端)で、高台の端などの意味か。この地名がある所には高い橋などはないことが多く、△領磴諒が多いかもしれない。【出典

■ タカハタ(高畑、高畠、高幡): .織(高)・ハタ(端)の意味か。▲織(高)・ハタ(畑)で、「高所にある畑」のものもあるか。【出典

■ タカハマ(高浜): 〆週岾ご澆両高い所。▲織(高)・ハマという地名。【出典

■ 「タカミ、タガミ」の資料集

■ タカメン: 宮崎県東臼杵郡椎葉村でクモウケ(雲受け)のこと。高面。ひときわそびえたつ山頂であるが、狩りの場合、ほとんどこんなところまでは登らない。しかし、遠方の馴れない猟場に来たときの方角の目印として、この用語が使われる。熊本県人吉市田野地方でいう。【出典

■ タガラ(田柄): .織ラの転か。▲織・ラ(接尾語)という地名か。タ(接頭語)・カラという語形か。【出典

■ 「タキ・タケ」の語源

■ タキマッコウ: 島根県那賀郡都野津、高知県の方言で、絶壁、崖のこと。【出典

■ タギリ(田切): ‘飴譴離織ル(激)の連用形で、「激流」のこと。∪遒砲茲辰匿賛された傾斜地。伊那谷や妙高火山山腹にまとまってみられる地名。【出典

■ タグチ(田口): ‥弔凌紊亮茲蠧れ口。▲拭弊榮語)・クチ(口)で、「(ある地域の)入り口に当たる所」をいうか。【出典

■ タクマ(詫間、宅間、田熊): .織・マ(間)という地名か。▲拭Εマという語形か。【出典

■ タクラ(田倉): .拭Εラ(刳)という地名か。▲織・ラ(接尾語)とも考えられるか。【出典

■ タグリ(田栗): .拭Εリ(刳)という地名か。▲織亜Ε蝓弊榿語)という語形か。【出典

■ タクマ: 詫間、宅間、田熊などから、湿地の地名と思われる。徳間の地名も同様と思われる。語尾に「間」のつく地名は、しばしば湿地と結びつく。【出典

■ Takegahana(タケガハナ): 高地の端(ハナ)。崖の端に見られる地名で全国に見られる。「竹ヶ鼻、竹ヶ鼻和、竹ヶ花」。【出典

■ Takeda(タケダ): 、類語:Takada。□類語:Taki。河岸段丘、山麓、自然堤防などのやや高い所にある地名で西南日本に多く見られる。「竹田、猛田、武田、高田、健田(タケダ)」。【出典

■ Takenouti(タケノウチ):  峭發せ海念呂泙譴親癲廚泙燭蓮峭發い箸海蹐砲△訝の中」のことで、山麓、山腹の谷または渓口などに存在する。竹矢来のある刑場など。「竹ノ内、竹之内」。【出典

■ 「タコ」の資料集

■ たこお(高尾、田郡): .織(高)・ヲ(峰)で、「高くなった所」をいう語を重ねた地名か。▲拭Ε灰曄淵灰椒弔慮豐粥砲療召如◆嵎壊地形、浸食地形」をいうか。タゴホリの約か。【出典

■ タゴオリ(田郡): .拭弊榮語)・コホリ(郡)で、「郡衙のあったところ」をいうか。▲織・フリ(降)の転で、「高い崖」をいう語を重ねたものか。タ(接頭語)・コホ(コボツの語幹)・リ(接尾語)としても、ほぼ同義か。【出典

■ タゴクラ(田子倉): .織(高)・クラ(刳)の転か。▲織・クラの転もあるか。【出典

■ 「ダシ」の資料集

■ タジヒ(丹比、丹治比): .織繊Ε悄癖奸砲療召犬臣鰐勝大化の改新の以前の部民の一つの、丹治部にちなむ地名もあるか。【出典

■ タジベ(丹治部): ‖膕修硫新以前の部民の一つの、丹治部の置かれたところか。▲織繊Ε悄癖奸砲療召犬臣鰐召。【出典

■ 「タジマ」の資料集

■ 「タシロ」の資料集

■ タスケ(田助、丹助): .拭Ε好韻箸いγ鰐勝▲織掘Ε韻療召犬臣鰐召。【出典

■ タズミ(田角、田住): ‘邂棒の方言で、淵。⊆消蓮8展譴離織泥漾蔽呂砲△佞譴訖紂砲茲蝓タ・スミという地名か。【出典

■ タズラ(田面): .拭Ε張蕕箸いγ鰐召。▲織帖Ε蕕療召發△襪。「田のある所」という意味の場合もあるか。【出典

■ 「タダ」の資料集

■ タタキ(田滝、多田木): .拭Ε織という地名か。動詞のタタク(叩)の連用形で、「崩壊地形、浸食地形」をいうか。タタ・キ(接尾語か)という語形か。【出典

■ タダサ、タタラ、ダダラ: 秋田県から青森県にかけて、基岩の露出した箇所をタダサとかタダラとかいう。タダラとは、川中に大きな団子石がたくさん露出したところで、水流の急な場所をいい、流れのさまは瀬とは異なり、小さなさざ波ではなく、大きくごうごうと流れるところ。タタラとは、本来は送風用のフイゴのことで、銅などの金属精錬用に使われた。タタラの語は、中国地方の山間でタタラのあった土地で、砂鉄採取によって岩の露出したところがあるが、それと関係あるか?【出典

■ Tatara(タタラ): 炉師、鍛冶。「鞴浜(タタラハマ)、多田良、多多羅、多多良岳」。【出典

■ タチ: ‘向国で坂を意味する。▲縫は、犬に追われると、ひどい岸壁に逃げる。こうした急な岩場を長野県仙丈ヶ岳山麓でタチという。O族了蓋西牟婁郡で海の深さをいう。壱岐で、海の深さをいうときに「何十尋ダチ」ともいう。【出典

■ タチガミ、タツガミ: トカラ列島や奄美大島の浦々に神々しくそそり立つ海岸の岩に立神(タチガミ、タツガミ)と名付けられたものが多い。【出典

■ タチバ: 茨城県多賀郡高岡の方言で、猪の通路で待ち伏せする場所のこと。【出典

■ タチバナ(橘、立花、橘樹): .織繊Ε魯覆如◆峭盻蠅涼次廚鬚いγ鰐召。弟橘媛を祀ったところか。瑞祥地名か。【出典

■ タツ: 〔追山中で突風のこと。竜巻のタツはそれ。八丈島では確かに竜巻のこと。鹿児島県では滝のことだというが別語だろう。▲瀬張哀─J_県の宗像郡(宗像市)で崖を意味する。6畊捷颪慮佶銘亙で畦のこと。この地方では、土地の隣との境の畦に沿って稲株を一列づつ残す風がある。この稲株をサイナイ様といい、畦をタツという。つ耕邯上伊那郡東箕輪村(箕輪町)長岡新田で、追い出した兎が必ず通る道をタツといい、わなはこのタツにしかける。セ蓋県萩市見島で、海底の地形をいう。【出典

■ Takko(タッコ): 々發そ蝓「田子、田高(タコー)、田高良、田幸、田郷、田光、田功、田古、高向(タコー)、高岡(タッコ)、達子、手子、竹生(タコ)、滝子、達居(ダッコ)、森」。蝦夷族の都の説がある。「手古、多古、太子(ダイゴ)、醍醐」。【出典

■ タッツミ: 新潟県では、春の初めに雪消の水を田に溜めて用水とするのを田堤といっていた。すなわち直接に田を溜め池として使う。‥通未卜彁の土手を土俵で築き、水を溜めて下流に給水する。水を使い尽くせば土俵を取り除いて、あとへ全て稲を植える。丘陵の谷口に築堤して水をため、水を放流し尽くせば、そこに稲を植える。H羈單窪地の排水部に、臨時の土手を築き、周囲の田面まで貯水するもの、田の部分は後に全て稲を植え付ける。だ遒魃畛澆瓩匿紊鯲め、これによって田の低い所まで水を溜めたもの、これも水が減ったら稲を植える。【出典

■ 「タテ」の資料集

■ 「伊達(ダテ)」の語源

■ タテノ(立野、館野): .織董Ε里箸いγ鰐勝村落などの共有している山林原野。7嫁聾勢多郡横野の方言で、草地として仕立てておく野。【出典

■ タテバ(立場、建場): .織董Ε个箸いγ鰐勝近世、宿場の間で馬や駕籠の休息・引き継ぎを行ったところ。0饐觚多賀郡の方言で、馬をつなぐ場所。神奈川県愛甲郡愛川の方言で、道ばたの休息所のこと。サ場。【出典

■ タテバヤシ(館林、立林): .織董Ε魯筌靴箸いγ鰐勝⊆輓帖伐採などを禁じた山。【出典

■ 「タテヤマ」の資料集

■ タテワキ(帯刀): [令制の官名の「帯刀」にちなむ。▲織董Ε錺という地名もあるか。【出典

■ 「タト」の資料集

■ Tadokoro(タドコロ): 上代の地方豪族の所領。瀬戸内海地方に多く分布する。「田所、田処、田床」。【出典

■ 「タナ」の資料集

■ タナイ(種井、棚井): .織福Ε陲箸いγ鰐召。稲の発芽をよくするために、種子を浸しておく小池。タネ・ヰの意味で、ヰは「水のある所」の意味だろう。I霏国や新潟県の方言で、泉水。ぢ臺県宇佐郡の方言で、小池のこと。【出典

■ タナカ(田中、棚下):  崚弔飽呂泙譴臣罅廚琉嫐で、「水田地帯の集落」をいうか。∋淆爾紡个垢詼楝次タ(接頭語)・ナカという地名もあるか。ぅ織福Εという地名もあるか。【出典

■ タナハシ(棚橋): .織福Ε魯靴如◆崔糞屬涼次廚鬚いΔ。板をかけ渡した橋の「棚橋」にちなむものもあるか。【出典

■ タニ: 朝鮮の古語でタニ(谷)のことを「タン」といい、「丹」の字を当てており、タンは現在も朝鮮で使用されている。九州では谷のつく地名をタンと呼んでいるところは多く、時には「ダン」ともいう。谷所(タンドコロ)、大谷(ウウタン)、池ノ谷(イケノタン)、谷内(タンナイ)、小谷(コダン)。「丹」は谷にあたるもの、または階段状の地形をいい、棚にあたるものとみていい。【出典
・ 丹波国の丹波は、和名抄では「大邇波(タニハ)」と注しており、普通「タニワ」の転とされており、「大日本地名辞書」によると、古書に「田庭」の義と書かれている。【出典

■ タニジリ: 豊前国の旧企救郡で、谷の尻、谷の入り口のあたり、このあたりは変災が起こりやすいので、昔から「尾尻、谷尻、家(イヌー)を建つんな」といって忌まれた。【出典

■ 谷間: 西日本では、谷間を「せこ」や「さこ」と呼び、「迫」「峪」「佐古」「窄」などと書いた。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ タニヤマ(谷山): タナ・ヤマの転か。「谷のある山」というよりも、「段丘の発達した山。段丘上の高くなった所」の意味。【出典

■ タネエ: ^饐觚、埼玉県入間郡の方言で、もみを浸しておく小池。∧‥膰の方言で、泉水。【出典

■ タネガワ: 種川。越後国の三面川で、鮭の産卵ふ化を容易にするために作られた保護河川をいう。【出典

■ 「タネキ」の資料集

■ 「タバ、ダバ」の資料集

■ タバタ(田端、田畑、田畠、田幡): .拭弊榮語)・ハタ(端)で、「台地の端」など。▲織弌Ε燭箸いγ鰐召發△襪。【出典

■ タバネ(束、田羽、田羽根): .織弌Ε佑箸いγ鰐召。▲拭弊榮語)・ハネか。【出典

■ タバメ(田波目): タワ・メの転じた地名か。【出典

■ 「タハラ、タバル」の資料集

■ タビ: 〇鈎罎梁贅筺谷間の水の淵に落ちるところを、徳島県三好郡三名村(三好市)祖谷山でタビという。九州の阿蘇で、晴天無風の日を意味する。上昇気流によって遠方までヨナ(火山灰)が運ばれるのをタビヨナという。よそ、他所、見知らぬ土地。居村以外という語感を伴う。よそ者を「タビノヒト」とか、「タビノモン」という。タビダカという語もあり、これは他村に所有する田のこと。富山県礪波地方でいう。【出典

■ タビカ(田光): タビ・カという地名か。三重県三重郡菰野町に見られる地名で、和名抄の郷名にもみえる。地形からすると、タビはタヒの転で、平坦地のことだろう。【出典

■ タヒラ(田平): (臣鈎蓮タヒラ(平)。▲拭弊榮語)・ヒラの地名か。【出典

■ 「タフ」の資料集

■ 「タフシ、タブセ」の資料集

■ Tabe(タベ): ‘崛辧蔑犖譟Miyake)。田荘(類語:Tadokoro)の部民。泥地(方言のダベより)。「田部、田辺、多部田」。【出典

■ 「タマ」の語源

■ Tamatukuri(タマツクリ): 部民の名で関東地方に多く見られる。「玉造、玉作」。【出典

■ タマノイ(玉井): 甲斐国山梨郡玉井郷。愛知県木曽川町玉ノ井。福島県大玉村玉井。愛知県名古屋市玉ノ井町。長野県北御牧村玉の井。玉のような清水の湧き出るところ。多くの神社などの境内と結びついている。【出典

■ タマリ(玉利): 宮崎県都城市玉利。鹿児島市玉利。鹿児島県金峰町玉利。溜まりの当て字。水の溜まっているところ。満水(たまり)などとも書く。【出典

■ タムケ(手向): 下総国豊田郡手向郷。鹿児島県三島村手向山(たむけやま)。奈良市手向山。熊本県五和町田向(たむかい)。福島県保原町田向(たむき)。/席に向かって手を合わせて拝すること。峠(たわけ)で、撓む(たわむ)という語からの転。E弔妨かい合っている土地など。【出典

■ タメ: (‥膰耶麻郡山都町(喜多方市)で、小さな貯水池を意味する。。栃木県では池、福井県丹生郡でも池を意味する。「フケ」ともいう。荒川下流の埼玉県戸田市で、満潮時の潮の流れが静止した状態をタメという。山梨県中巨摩郡白根町(南アルプス市)付近の農家で、炊事場の流しから出る汚水を溜めておく穴をタメジリという。そ田県の雄物川で、川岸近くの淀みをタメという。【出典

■ タモト(田本、田元): .拭Ε皀箸涼鰐召。▲織癲Ε箸涼鰐召。山形県西田川郡の方言で、田。【出典

■ タモン(多聞、多門、他門): (語の「多聞天」。四天王の一つで、須彌山の北方を守護する天王。多門天を祀った所。⊃軍禪の方言で、分家のこと。「他門」の意味。タモの転もあるか。【出典

■ 「タヤ」の資料集

■ タヤマ(田山): タ・ヤマで、ヤマダ(山田)と同意の地名か。▲織筺Ε沺粉屐砲發△襪。【出典

■ タユ(手結、太夫): 〃鼠道譴離織罐掘蔽弌砲慮豐瓦如◆屬燭錣鵑醒老繊廖△泙拭崟いが弱まった状態」、つまり「緩傾斜地」をいうか。▲織罐劼硫捨か。【出典

■ 「タラ」の資料集

■ タラバ: 新潟県西蒲原郡の方言で、沖合三里より先の外海。【出典

■ タリ: 伊豆大島岡田村(大島町)で、海近く人の出て沖などを眺める場所をいう。また「タン」ともいう。【出典

■ タル: 日本アルプス地方で、渓谷の階段をなして、雨時には滝を生ずるところ。木曽でも瀑のことをいう。【出典

■ Taru(タル): 〃銘が段階をなしていて、雨時に滝になる所、谷川の滝のあるところ。滝。「樽沢、樽見、樽谷、樽井、垂川、垂木、垂見」。【出典

■ 「タルミ」の語源

■ タルミズ(垂水、樽水、滴水): ‖譟Eりなど、「水の落ちる所」をいうか。▲織襯澆陵兒による転か。【出典

■ 「タロウ」の資料集

■ 「タワ」の資料集

■ 「タン、ダン」の資料集

■ タンガ(男鹿): .織鵝Εという地名か。▲織の転か。【出典

■ タンゴ(丹後): .織燹淵織澆療勝法Ε海如峠など「たわんだ地形」をいうか。旧国名の「丹後」に因む地名か。旧国名の丹後は、「タニハノミチノシリ(丹波道後)」よりきたもの。【出典

■ タンザワ(丹沢): .織法Ε汽呂箸いγ鰐召。▲織福Ε汽呂。【出典

■ dantai(ダンタイ): 北海道に多い開拓村。「宮城団体、福井団体、三十戸団体」。【出典

■ ダンタキ: 岐阜県郡上郡古道の方言で、小川の落ちる所。【出典

■ ダント: 〇綾展度会郡の方言で、石碑。∀族了蓋西牟婁郡の方言で、墓。【出典

■ Tanne(タンネ): アイヌ語で「長い」の意味。「丹根萌:タンネ(長い)モイ(入江)・種差:タンネ(長い)エサシ(岬)」。【出典

■ ダンバラ(段原): .瀬鵝Ε魯蕕箸いγ鰐召。▲織弌Ε魯蕕療召發△襪。A雜供9島県比婆郡の方言で、木の生えないような草地。野原。ぐι恩弓削島の方言で、山手の平地。【出典

■ ダンブ: 長崎県五島崎山の方言で、下水だめ。湿地系の用語か。【出典

■ ダンブツ: 々島県の方言で、深淵。⊆児島県谷山の方言で、淀。2山県邑久郡の方言で、満潮。【出典

■ ダンブラ: 宮城県玉造郡の方言で、淀。【出典

■ タンブリ: 和歌山県那賀郡の方言で、水溜まり。【出典

■ 「タンボ」の資料集

■ チ(地、血、千、知、智、乳、茅、馳): ]多字のチ(千)。「多くの〜」の意味の接頭語として使われる。⊂貊蠅鮗┐浩榿語。ミチ(道)、ツチ(土)、フチ(縁)などのチ。「地」という漢字を当てることが多いが、地名語尾の場合、初めから漢語の熟語として命名されたケースを除き、大部分はこの和語のチであろう。ウチ、ツチ、フチ、ミチなど、チで終わる地名用語の上略形。ぅぅ猷覆梁診草のチガヤの植生によるものもあるか。ゥ弔療召發△襪。【出典

■ チイ(知井): .舛猟慌参修砲茲襪。▲繊Ε陝覆泙燭魯辧砲箸いγ鰐勝【出典

■ チイジ: 築地。出雲の杵築平野で屋敷林を意味する。【出典

■ チオン(知恩、智恩): 仏語の「知恩」にちなむ地名。山号・寺号によるか。【出典

■ Tikappu(チカップ): アイヌ語で「鳥」のこと。「近文(チカブミ):チカップ(鳥の)ウニ(すまい)、コウノトリなどがここで雛を育てることにちなむ」。【出典

■ 「チカマ」の資料集

■ Tikepu(チケプ): アイヌ語で「断崖」のこと。「地球(チケプ)岬」。【出典

■ チチブ: 秩父の国は、侵食開析された断層盆地で、盆地床の第三紀層は著しく浸食され、古い段丘さえ山や峰をなし、周囲の山々と合わせると、まるで峰々にすっかり囲まれた土地である。それで、沢山の峰のある土地すなわち「千々峰」と呼んだ。峰はブ。【出典

■ Tinu(チヌ): 桜鯛(チヌ)、「茅渟(チヌ)海」。【出典

■ 「チネ、チノ」の資料集

■ チバ(千葉): ツバ(端)の転で、台地などの端をいうか。動詞のツバユ(崩)の語幹のツバの転で、崖など「崩壊地形、浸食地形」をいうか。チバを語幹にもつ形では、「崩れる」の意味の語は見当たらないが、しばしば共通する「ふざける」の意味の語は、チバエル、チバケルなどの形で、各地の方言に見られる。【出典

■ チハヤ(千早): .張弌癖)・イハ(岩)の転で、「岩崖のある所」をいうか。▲繊Ε魯笋箸いγ鰐召。「チハヤブル」という神にかかる枕詞より、「神社のある所」、または単なる瑞祥地名か。【出典

■ 「チブ」の資料集

■ チブリ(知夫、知夫里): .張屐閉戞法Ε蝓弊榿語)の転、または、チ(接頭語)・フリ(降)で、「崖」のことか。道の安全を守るという「道触の神」を祀ったところか。【出典

■ 「チホ」の資料集

■ チマタ(街、巷、千股、千俣、千又): .繊Ε泪燭如⊆枝状谷など「幾筋にも分かれた地形」をいうか。∧かれ道。F察F始。繁華街。【出典

■ チミ(知見): ‘飴譴離船咼襦米邸砲慮豐瓦離船咾療召如◆嵎壊地名、浸食地名」をいうか。▲繊Ε漾焚。接尾語)という地名か。【出典

■ チモリ(知守、千守、地守): ‘暫罎鮗蕕襦崙纂蕕凌澄廚鱆った所。◆崔麓蘓澄廚鱆った所。【出典

■ チヤ(千谷、千屋): .繊Ε笋箸いγ鰐勝関東地方南部各地の方言の「潰す」の意味のチャブスに関係し、「崩壊地形、浸食地形」をいうか。または、チバの転か。【出典

■ 「チャウス」の資料集

■ Tyasi(チャシ): アイヌ語で、砦、館の意味。「チャシコツ:砦のコツ(跡)」。【出典

■ Tyatya(チャチャ): .▲ぅ霧譴馬靴い拭⊃討靴鵑任た、古いの意味。父、母。「チャチャヌプリ(爺爺岳)」。【出典

■ Tyaya(チャヤ): 旅人の休む茶屋。「茶屋、茶谷、茶屋池、茶屋ヶ坂、茶屋越」。【出典

■ Tyarasse(チャラッセ): アイヌ語で「滑り落ちる」の意味。「白糸(チャラセ)滝(知床半島)」。【出典

■ チュウアザ(中字): 大字と小字の中間の単位。一部の地方で使用される。ただし、地名表示の場合には、小字とどうように「字」と表記する。【出典

■ −tyo(〜チョー): 々銘鰐明僂砲茲訝鰐勝「〜町、〜町田、〜町畑、〜町歩、〜町掛、〜町原、〜町開、〜町野、〜町沢、〜町谷、〜町地、万丁、〜町免」。∋劃此「局ヶ頂、天気頂」。【出典

■ Tyogatake(チョーガタケ): 残雪中に蝶の形があらわれるもの。「蝶ヶ岳(信濃国)」。【出典

■ チョウシ: 銚子。酒の徳利状の地形を意味する。【出典

■ Tyozya(チョージャ): 「金持ちの」の伝説に因む。「長者、長者ヶ原、長者町、長者山、長者屋敷、長者原山」。【出典

■ Tyozu(チョーズ): ※類語:Syozu。「手水(チョーズ)川、御手水、御手洗」。【出典

■ Tyosen(チョーセン): 尖った峰の名。「頂仙岳、朝鮮ヶ岩」。【出典

■  丁目: 丁は条里制に由来し、目は免で免田(租税を免除された田)のこと。

■ チョッピ: 静岡県富士郡(富士宮市)で山腹、岐阜県可児郡、滋賀県、愛知県ではチョンボ、福井県南条郡ではチョンボリ、宮崎県宮崎郡(宮崎市)の一部ではチョッペンという。【出典

■ チョボ:  ̄4瑤篏弍盛颪任枠島をいうが、海中の露岩か?京都では泥深い、ドタ(泥田)よりも泥深い田のこと。【出典

■ Tyoya(チョーヤ): 祠(ほこら)。「庁舎」。【出典

■ チリトゥ: 沖縄で断岩(崖)絶壁を意味する。【出典

■ 「ツ」の語源

■ ツアミ: 都網。ツキ(尽)・アミ(アブの転)という地名か。【出典

■ ツイ(津井、津居): .張─癖)の転か。▲帖Ε陲箸いγ鰐召。【出典

■ 「ツイキ、ツイキリ」の資料集

■ ツイコミ(対込): .張・コミという地名か。▲張─癖)・コギの転で、「崩壊地形、浸食地形」をいう語を重ねたものか。ツイコメと同義で、「埋め立て地」のことか。【出典

■ 「ツイジ」の資料集

■ 「ツエ」の語源

■ 「杖(ツエ)」の資料集

■ 「ツカ」の資料集

■ Tukari(ツカリ): アイヌ語で「の手前、の此方」のこと。「津軽」。【出典

■ ツキアイ: 紀伊国で川の落合の場所を意味する。デアイとかドウともいう。【出典

■ ツキアゲ: 山脈の秀出している数沢の分水嶺の場所を意味する。【出典

■ ツキウラ(月浦): .張・ウラという地名。瑞祥地名。月の出を観照するにふさわしい意味か。【出典

■ ツキオカ(月岡、月丘): .張(築)・ヲカ(岡)で、「高所」を意味する語の連用。瑞祥地名か。【出典

■ ツキカゲ(月影): .張(尽)・カケ(欠)の転で、「崖地」をいう語の同義反復か。瑞祥地名か。カゲは「影」の意味ではなく「光」で、「月光」のこと。【出典

■ ツキガセ(月瀬、月ヶ瀬): ツキ(尽)・ヶ(助詞)・セ(瀬)で、「浸食の激しい川瀬のある所」をいうか。【出典

■ ツキサカ(月坂): ツキ(尽)・サカ(坂)で、「崩壊地形」の語の連用か。【出典

■ ツキザキ(月崎): ツキ(尽)・サキ(崎)で、「尽きた先端」をいうか。または、ツキ(突)・サキ(崎)の意味か。【出典

■ ツキジ: 築地。市街地のみならず、埋め立て開墾の田畑にもこの語を使用した。東京都中央区の築地は、隅田川の河口の右側にあり、江戸時代に海岸を埋め立てて造成した土地。【出典

■ ツキダシ: 壱岐の方言で、埋め立て地。【出典

■ ツキタテ: 宮崎県東臼杵郡椎葉村で、岩石が無く急斜面で滑りやすく、人が通るのに困難な場所。【出典

■ ツキヌケ(突抜): .張(尽)・ヌケ(抜)で、「崩壊地形」をいう語を重ねた地名か。道が中央を貫いている所。市街地の町名にも使われる。【出典

■ ツキノキ(槻木): .張(尽)・ヌキ(抜)の転で、「崩壊地形」をいう語を重ねた地名か。▲張はケヤキ(槻)の古称で、その植生によるものもあるか。【出典

■ ツキヨ: 群馬県で、利根川本流と赤谷川がつくる段丘と段丘との間(ヨ)の段丘原(ノ)中の微高地(ツキ)。群馬県月夜野町。【出典

■ ツキヨネ(舂米): .張・ヨ・ノ(野)の転か。▲張・ヲネ(尾根)の転か。【出典

■ ツクエ(机): .張(尽)・ヘ(辺)、または、ツキ(尽)・クエ(潰)の意味で、崖などの「崩壊地形、浸食地形」をいうか。机状の台地をいう場合もある。【出典

■ 「ツクシ」の資料集

■ 「佃(ツクダ)」の語源

■ ツクモ: 九十九をツクモと訓むのは、「九十九髪(ツクモガミ)」の語からきている。ツクモとは植物のフトイのことで、老人の乱れた白髪が、ツクモに似ていることからツクモ髪というようになったという。このツクモ髪に九十九の字を当てるのは「百」の字から一画取り去ると白髪の白の字になって、百から一を引くと九十九になることによる。ツクモの地名は、ツクモという水草の生えている土地であろう。【出典

■ ツケダ: 漬田。鹿児島県の沖永良部島は、珊瑚礁の隆起した石灰台地でありきわめて水に乏しい。この島には、年間を通して水を溜めておくツケダという水田がある。【出典

■ ヅコウ: 信濃国や佐渡で、頭と書いて、マドの右または左の絶壁の頂点をいう。【出典

■ ツザ: 山頂を島根県邑智郡でツザという。【出典

■ 「ツジ」の資料集

■ 「ツシマ」の資料集

■ ツチギシ: 瀬戸内海の倉橋島、能美島、などに見られる段々畑の傾斜面には、まったく石をつかわず、土のみで法面を作ったもの。【出典

■ Tutida(ツチダ): ※類語:Toda。「土田」。【出典

■ ツチトリ(土取): 茨城県八郷町土取。広島県世羅町土取。福岡県黒木町土取。工事などに必要な土を取り出す場所やその工事場。【出典

■ ツチベ: 三重県志摩郡御座村(志摩市)で地面を意味する。石川県江沼郡(加賀市)、三重県度会郡、淡路島、徳島県美馬郡、愛媛県、山口県玖珂郡でツチベタという。【出典

■ 「ツツミ」の資料集

■ ツヅラ: ツヅラフジの蔓のように、いくつも折れ曲がっている山道をツヅラとかツヅラオリというが、これは「葛折」のほか、数の多い数字をあてて、いくつにも折れ曲がっていることを表す場合が多い。【出典

■ 「ツト、ツド」の資料集

■ ツナ(津名): 淡路国津名郡津名郷。兵庫県津名郡津名町。津(港)のあるところ。または砂地。【出典

■ 「ツナギ」の資料集

■ ツナミ(津浪、津波): .張福Ε澆箸いγ鰐召。▲帖Ε淵澆箸いγ鰐召發△襪。【出典

■ ツナワリ: 秋田県で、綱割。土地を区画すること。ヒトツナ(一綱)とは、この土地で同一水口より用水を供給される範囲の田地。【出典

■ 「ツネ」の資料集

■ ツバイ(椿井): ‘飴譴離張丱┘襪連用形のツバエの転で、「崩壊地形、浸食地形」をいうか。■凜弌Ε陝覆泙燭魯辧砲箸いγ鰐召。【出典

■ 「ツバキ・ツバメ」の語源

■ 「ツバクラ」の資料集

■ Tubata(ツバタ): 沿岸部。「津幡、都幡」。【出典

■ ツバナ: 青森県上北郡の方言で、峰伝いの山道。【出典

■ 「ツボ」の資料集

■ ツボイ(坪井): .張棔Ε陝弊遏砲箸いγ鰐勝井戸。ヰは「水のある所」をいう。【出典

■ ツボカワ: 広島県倉橋島、周防大島、五島列島の方言で、深い井戸を意味する。古くは、水のあるところをカハともヰともいい、後に、川と井に区分されるようになったが、方言にはいまだ古形が残っている例。【出典

■ ツボクラ: 三重県志摩郡の方言で、穴のこと。【出典

■ ツボコ: 秋田県鹿角郡で、窪み、山峡を意味する。【出典

■ 「ツボヤ」の資料集

■ 「ツマ」の資料集

■ ツマカサノボイ: だらだら登りの坂。佐賀県伊万里市でいう。【出典

■ ツマド: 新潟県佐渡の民家で、主屋や付属屋に囲まれた中庭をいう。【出典

■ ツミ(積、津見): ‘飴譴離張燹弊僉砲力⇒儼舛如◆峭發なった所」をいうか。ツム(積)は、古くは「高く重なる」の意味で使われる。【出典

■ ツメ(爪、詰、津目): ‘飴譴離張燹糞諭法▲張瓮襪力⇒儼繊Jの端。奥。きわ。橋のたもとなど。高知県土佐郡の方言で、突き当たりの所。D耕邯の方言で、沢の行き止まりのところ。た軍禪中頸城郡の方言で、沢の上流。グ貭蠅了間、勤務する場所、詰め所。【出典

■ ツヤ: 宮城県本吉郡本吉町(現気仙沼市)の中心集落の津谷は、津谷川が流れ、港があったという。筑前国宗像郡津屋崎(福岡県福津市)は、平安時代に貨物を取り扱った家屋があったところという。福岡県北九州市八幡西区の「上津役(コウヅヤク)」「下津役」は、ツヤク(津役)に由来し、荷役の中継をしたところという。【出典

■ ツヤマ(津山): .張蕁箆◆法Ε筌沺併魁砲箸いγ鰐召。▲張─閉戞法Ε筌沺併魁砲琉嫐か。ツヤ(潰)・マ(間)とも考えられる。【出典

■ ツユ: ゞ甬γ亙や中国地方方面で、露のつく地名。露口、近露の地名がある。これは上の田から下の田へ水を引く溝のこと。∧叱妨美方郡で雪崩を意味する。潰(つ)える、潰(つ)ゆであろう。島根県浜田市東郊は浜田川に沿う丘裾の崖地である。【出典

■ ツリ: 福島県東白川郡地方で、嶺筋を意味する。境の山を「ツリザケェ」ともいう。他の多くの地方には「ツルネ」という語がある。宮崎県南部では、田んぼや郊外のことだというが、九州にも地名として多く見られる。津留、都留、水流の字をあてる。川に沿った平野、平地の意味。【出典

■ ツリカワ: 長崎県北高井郡の方言で、井戸のこと。ツリは「釣り」か。古くは水のある所を一般にカハといったことのなごり。古語の残存形。【出典

■ 「ツル」の語源

■ ツルイ: 釣井。堀井または深い井戸を、福島県でツルイ、群馬県利根郡でツルイともツリイともいう。【出典

■ ツルオー: 信濃国北安曇郡で、山脈連亘の場所をいう。青森県の南部地方でも、山と山をつなぐ低い峰をいう。【出典

■ ツルガムネ: 丘陵が続いている様子をいう。青森県五戸地方では「ツルアムネ」といい、鶴ヶ峰と書く。たいてい霊泉があり、湯主の娘の鶴という美人にちなむ伝説がある。【出典

■ ツルギ: 越中国の剱岳は険峻で代表的。土地の人は「ケンガミネ(剣ヶ峰)」ともいう。各地に剣ヶ峰という山がある。多くは、大きな山のうち、その一峰の剣のような形の峰をいう。【出典

■ ツルソネ: 鶴曽根(鶴根)のツルは「連なる」の意味で、「ツルネ」は連なる嶺筋(ツリともいう)をいう。交尾を「ツルビ、ツルブ」というのも同類語で、「ツルソネ」は長曽根のこと。【出典

■ ツルネ: 連峰のこと。山背線が著しい高低なしに続いている地形。峰、連峰、峰から峰へ続く背梁、ツンネとも尾根ともいう。山梨県、静岡県、愛知県、長野県上水内郡、新潟県南魚沼郡、香川県小豆島でいう。信濃国の飯田地方では、山脈の末端や突き出たところの意味。【出典

■ ツルマ: 青森県五戸地方でツルの大きなものをいう。川目または沢目の中間をいう。【出典

■ 「ツルマキ」の資料集

■ ツルミ(鶴見): .張襦Ε漾焚。水。接尾語)という地名。瑞祥地名。【出典

■ 「テ、テー」の資料集

■ 「デアイ」の資料集

■ 「デアラ」の資料集

■ テイシ(手石): ”抻蓋中新川郡立山の方言で、道しるべの積石。富山県礪波の方言で、川原で流木を拾ってすぐに運べないときにその上に載せて占有標とする石。テ(接頭語)・イシという地名か。【出典

■ デカド: 奥能登の外浦の上大沢集落(輪島市)の海岸にあって多目的に利用される空き地。デカドに隣接して海寄りにオオハマがある。デカドの内側に住居地域がある。【出典

■ Teko(テコ)・Tego(テゴ): 山窩の娼婦。「手児、手児坂、手越、手子林、手子生」。【出典

■ デサク(出作): 〜餘狎で、自分の居住地から遠く離れ、仮泊しながら耕作する耕地。出作り地。近世、他村、他領に持った耕作地。【出典

■ Tesi(テシ): アイヌ語で簗(ヤナ)のこと。「手塩:テシ(簗が)オ(そこにある)」。【出典

■ テッキ: テッキンともいう。信濃国北安曇郡、上田市などで山頂を、頂上を長野県でテッキという。【出典

■ テッキョ: 福島県の会津地方や新潟県頸城地方で、上、頂上のこと。【出典

■ テッキン: 長野県北安曇郡の小谷地方で、頂のこと。【出典

■ テッコ: 福島県の会津地方、新潟県、長野県東筑摩郡、和歌山県海草郡で、上、頂上のこと。新潟県中蒲原郡(新潟市、五泉市)で、最も高いところを意味する。鼻のテッコが黒くなっているなどという。【出典

■ デッパナ: 千葉県夷隅郡で、岬のこと。【出典

■  テッペン: テッペン: 山頂。【出典
 /州善光寺地方その他。
◆‘別攜で頂上、頂き、木の先端のこと。
 瀬戸内海全域、山口県長門市(テンペンともいう)、 佐賀県呼子町(唐津市)、長崎県五島若松町(新上五島町)、福岡市。

■ テッポウ(鉄砲): 鉄砲隊の住んだ所。鉄砲鍛冶の居住地、鉄砲を商った商家の存在によるものもあるか。【出典

■ 「デト」の資料集

■ Tedori(テドリ): .筌ン、鉄瓶の象形語。▲櫂奪肇曄璽襪量罐状の地形で、全国に点在する地名。「手取、手取沢、手取川、手取島、鯛取(テトリ)」。【出典

■ デバ: ‐鑪国で、谷の入り口を意味し、エリ(イリ)の反対で入り口を意味する。岡山県美星村(井原市)では、共有林を意味する。【出典

■ テビ: 千葉県長生郡などで、灌漑用の用水路を「スイジ」とか、「テビ」とかいう。スイジはイデという語の変形かと思われるが不詳。テビはたぶん手樋で、めいめいの用水路ということであろう。場所によっては、田に接して畦がなく、一続きになって境のつかないものもあるが、それでも水路の分だけは深くなっている。栃木県南部ではデビは、田の中の畦畔だという。埼玉県八潮市では、個人所有の用水路をテビという。【出典

■ Tema(テマ): 砂地の湿地にある地名。「手間、手間入」。【出典

■ 「テミ」の資料集

■ デミズ(出水): 泉。湧水。西日本に多く見られる。【出典

■ テラ: 山下にある平野を大隅国百引村(鹿屋市)でテラという。その他、各地で平原を意味する。福岡県田川郡添田町津野で、山の平地をデェラとも、ドダンともいう。【出典

■ Terauti(てらうち):  寺内」の意味。◆嵎燭蕕米り谷」の地形のこと。【出典

■ テラブン(寺分): 寺領であったところ。あるいは、下地中分で寺領とされた所をいう場合もある。【出典

■ Teramoto(テラモト): 門前(※類語:Monzen)。「寺下、寺ノ下、寺元」。【出典

■ テル(照、晃、輝): .織襦平癲砲療召如◆屬燭錣鵑醒老繊廖△泙燭漏海覆品壊地形をいうか。▲謄蕕療召發△襪。F飴譴離謄襦幣函砲抜愀犬掘◆崙当たりのよい所」をいうか。すセによる瑞祥地名。【出典

■ テルコ: 沖縄には、テルコ、ナルコという神がある。コはカと同様に日の意味。テルコは照る日で、太陽のこと。【出典

■ デワ(出羽): ―田県仙北郡西明寺の方言で、山や谷などの入り口。▲如Ε呂箸いγ鰐勝5豺駝召僚弍にちなむ地名か。ご洩召僚弍守にちなむ地名か。【出典

■ テン: …耕邯の諏訪で干上がった田をテンというのはテンコウボシの略という。他の地方ではテントウボシともいう。飛騨国では山頂を意味する。【出典

■ テンケ: 土佐国香美郡(香美市付近)ではテンギョウ、トンギョウといい山の頂上を意味する。また、阿波国麻植郡(吉野川市)ではテンゴウまたはテンツヅ、飛騨国益田郡(下呂市)ではテンツジ、山形県ではテンペという。【出典
※ 山形県では「テッペン」という表現は聞くけど「テンペ」というかなぁ?

■ テンコー: 四国で高く直立した山頂をいう。テンゴーともいう。伊豆南部ではテンゲツ、トンギョウ、テンジョウなどともいう。【出典

■ テンゴ: 青森県五戸地方で、団子岩の高く重畳した山で、丘陵地帯でもとくに高く樹木の一本も無い岱を意味する。草が密生していてずいぶん変わった地形を成す。昔は天狗が住んでいたところとかいい、テング沢という地名もある。テンコとテンゴは同じ。【出典

■ テンコツ: 頂上、山頂。岐阜県羽島郡、愛知県知多郡、奈良県、岡山県阿哲郡、笠岡市、鳥取県東伯郡、広島県比婆郡、香川県、徳島県美馬郡ではテンゴ、テンコツ、テングラともいう。また、テンコツジやテツコなどという地方もある。【出典

■ Tenziku(テンジク): 〇劃此▲ぅ鵐鼻A換颪妨られ、山の名前が多い。「天竺、天竺堂、天竺川、天竺森、天竺岳、天竹、転軸山」。【出典

■ 「テンジョー」の資料集

■ Tenzin(テンジン): 「天神」にちなみ、全国に広く見られる。「天神、天神田、天神原、天神山、天神ヶ瀬戸」。【出典

■ Tensu(テンス): 頂上。「天子(テンス)ヶ岳」。【出典

■ 「テンダイ」の資料集

■ デンド: 富山県の礪波地方で、日当たりのよい所。下総国印旛郡遠山村(成田市)で、明るいひろびろとした場所を意味する。上を遮るもののない場所をデンドーという。【出典

■ テンドウ(天道、天童):  峪劃此廚魄嫐するテンと関係するか。ドウはド(処)の長音化。天道講など、日輪信仰による地名か。J角神の「天道神」に関係するか。に牟綵C亙で、信仰される「天道法師」信仰による地名か。ナ語の「天道(天上界)」による地名か。ε憩源劼鱆ったところ。【出典

■ Tenno(テンノー): ‥群信仰(牛頭天王、スサノウノミコト)にちなむ。□類語:Tenzyo。九州と北海道以外に見られる。「天王、天王寺、天皇、天皇原、天皇田、天皇山、天王山、天野(テンノ)山」。【出典

■ Tenpaku(テンパク): 「山の神」に似た天白神、または星神「天白」(水害から守る神)。「天白、天伯、天白様、天白原、天白川」。【出典

■ Tenpi(テンピ): 峰。「天妃(テンピ)山、天秤(テンピ)、天秤坂」。【出典

■ テンポザキ: 愛知県碧海郡(碧南市)で波止場を意味する。テ、テンを語頭においた地形語は、すべて上高、突端を意味する【出典

■ 「テンマ」の資料集

■ テンミネ: 犀川丘陵地方で山頂をいう。山形県米沢市、新潟県西頸城郡、長野県で山頂をいう。【出典

■ ト: 〔腓了をあて、海峡のこと。東日本で「ト」または「トウ」は獣類の足跡のこと。垂直なところを「ト」、崖は「トベタ」、崖の上を「トバナ」という。ざ垢い箸海蹐鬚いぁ∪ジ諭∪邯諭越戸、戸谷、狭所(カイト)などという。ヅ崟个鮖砂个垢觸蝓場所、処(ト)で折戸、行き止まり、先端のことで、切戸、枝戸という。【出典

■ 「ト、トー」の資料集

■ ドアイ(土合、渡合): \轍県周智郡の方言で、川の合流点。信濃国、上野国で、沢の合流点。⇔Ρ国で河岸が狭まって絶壁をなす所。静岡県富士郡の方言で、山間の谷間。し嫁聾吾妻郡の方言で、側稜と側稜の間の沢。【出典

■ 「ドイ」の資料集

■ トイモト: 水源。静岡県庵原郡(静岡市)、富山県射水郡(射水市)。【出典

■ トウガネ(東金): .肇Α併劃此法Ε院塀詞)・ネ(峰)という地名か。または、トウはタヲの転か。▲肇ΑΕネという語形か。【出典

■ トウキョウ: 江戸の名を改めて東京とした時、これをトウケイと呼んだ。明治の新政府の人事表に、知事の由利公正以下の名を書き並べたものがあって、そこには「東京府」に「トウケイフ」とフリガナがついている。【出典

■ トゥグチ: 々繊沖縄県で、川の下流にある渡し場。【出典

■ トウグチ: 香川県の農家で、敷地の出入り口をいう。【出典

■ 「トウゲ」の資料集

■ ドウゴ(道後、島後): ゝ豺颪里Δ舛痢都から遠い方。また、分割国名で、都から遠い方を言った。隠岐で、本土から遠い方を言った。タヲ・ゴという地名か。【出典

■ トウゴウ(東郷、当郷): ‥譴砲△燭觸戸遏▲肇Α覆泙燭魯織髻法Ε魁塀茵砲箸いγ鰐召發△襪。【出典

■ ドウザカ(動坂、堂坂): .織髻Ε汽という地名。どちらも峠を意味し、同義反復の地名。▲織奸陛檗法Ε汽(坂)もあるか。【出典

■ 「トウシ、トウジ」の資料集

■ ドウショ(堂所、道所): .疋ΑΕ靴療召。▲肇Ε靴療召發△襪。条里制に関するという説もあるが疑問。【出典

■ トウジョウ(東条、東城、東上): .織髻Ε妊佞箸いγ鰐召。▲肇Α覆泙燭魯織奸法Ε妊佞發△襪。条里制に関するという説は疑問。【出典

■ トウジンボウ: 東尋坊は福井県の三国港の北方にある海岸の観光地。地元の古刹の平泉寺にいた悪僧の東尋坊に因んだ名前で、この悪僧が同僚に、この崖から突き落とされて殺され、その直後、暴強風が吹き荒れたので、その怨霊の祟りとして、その場所を東尋坊と名付け、その吹き起こされた暴風もトウジンボウと呼ぶようになった。【出典

■ トウダ(藤田、東田、塔田、頭田、富田): 〆彭番が管理し、収穫を祭礼費用に当てる「当田」にちなむ地名か。▲肇ΑΕ拭塀茵砲。タヲ・タ(処)の転か。ぅ織奸Ε拭塀茵砲療召。ゥ函Ε拭塀茵砲療召。【出典

■ ドウダイラ(堂平、道平): タヲ・タヒラの転で、「緩傾斜地」をいう語を重ねた地名か。【出典

■ トウチ(当知、田打): .肇舛療召。▲肇Α覆泙燭魯織髻法Ε舛箸いγ鰐召。タ・フチ(またはウチ)という地名か。っ羸ぁ土地所有権の行使をいう「当知行」にちなむか。【出典

■ Douti(ドーウチ): ※類語:Terauti。「堂内」。【出典

■ トウベタ: 宮城県栗原郡の方言で、泥田のこと。【出典

■ トウボシダ(唐干田、赤米田、斗星田): …鮮から伝えられた大唐米、すなわち赤米を作る田。⇔Π陲鬚弔る田を言うか。佐賀県ほかの方言で、トウボシ=陸稲。宮崎県ほかの方言で、トボシ=陸稲。ドベと関係し、「湿地」をいう場合もあるか。沼を「ドボス」という地方(富山)もある。【出典

■ トウマ(藤間、斗間、通間、当間、透間、十万、田馬、斗満): .疋戞▲肇个抜愀犬掘◆崗唾蓮⊆消蓮廚鬚いΔ。▲肇咾療召如崖など。「崩壊地形、浸食地形」をいうか。4瀛鼻ぅ肇Α併劃此法Ε泙箸いγ鰐召。ゥ織髻Ε泙療召如峠、鞍部などの「たわんだ地形」をいうか。Ρ眸大島で、平地を意味する。【出典

■ ドウマ(道満): .肇Ε泙汎韻乎鰐勝駄馬という説もあるが疑問。【出典

■ ドウミ(百海): .疋ΑΕ澆箸いγ鰐召。▲疋Ε瓮と同じ地名か。【出典

■ ドウメキ: 百目木、百目鬼などと書き、河谷や海岸の水音、波音であるらしく、東北地方に多く見られる。百をドウと読むのは、トド(十十)、すなわち百から来ている。百笑をドメキと訓むのは「どっと笑いどよめく」という連想からきたものだろう。轟をトメキと訓む例も、福井県永平寺町に見られる。【出典

■ ドウメン(堂免): 島根県六日市町堂免。山口県阿東町堂免。香川県山本町堂免。寺社やお堂などの維持のために作られた免田。【出典

■ トウモ: 村の周囲の耕地のこと。それをトモといっている土地も愛知県額田郡、三重県員弁郡などに見られる。人家のある山寄りの土地から離れて、水田の広く開けた四方八方見通しの利くところを遠州気質でトウモともいい、静岡県浜名郡中瀬村(浜松市)で、日当たりのいいところをトウモともいう。【出典

■ トウモテ: 山形県村山地方の方言で、田畑のこと。【出典

■ トウモン: 静岡県、滋賀県蒲生郡の方言で、広い田地。【出典

■ トゥル、トウール、トウロウ: 洞穴のこと。徳之島、井之川の海岸の洞穴は、死体を納めた。つまり、風葬の場所で、ここで先祖祀りをした。【出典

■ ドエ: 青森県五戸地方で貯水池のことで、またそこの地名でもある。ドエはドイと同様に、堤防のこと。五戸地方では、建築用語にドエボリがあり、今はヌノボリといい、地下を掘り下げること。ホリは堤防のことで、名詞ではホリツキ、また動詞ではホリックという。また、田の畦や水田や畑の土手を意味する地方もある。【出典

■ 「トオミ」の資料集

■ トオリヤマ: タオリヤマの転訛。やや奥まった盆地のことで、九州に多く見られる。中国地方以西に多く見られ、丘や小山を越えていく所だから、通山と書いているが、起こりはタオリ山である。タオリという語は、山の峰の外線が一カ所低くなっているだけではなく、その側面の引っ込んで平地の奥まったところまたは川の岸の屈曲したところも、太手利、井手手利といったようだ。【出典

■ Toga(トガ): .▲ぅ霧譴如崗造両紂淵ミ)」のこと。沼岸。「斗賀、戸賀」。∪蹐蝓「戸狩(トガリ)、尖野(トガノ)、土狩、栂(トガ)牟礼」。川沿いの野。「戸賀野、尖野、外ヶ野」。【出典

■ トカエ: 岩手県で山の陰のこと。ことに山の向こう側をいう。後ろの方、山の向こう。岩手。「ソデ」と同じ。【出典

■ トガミ: 縦に二等辺三角形をなして天空に尖っているトガリ山からトガミ山に転じたものか。戸神山が縦に立体的に尖った(広がった)ものがトガノで、もとはトガリノであったのだろう。川の合流点などにはこうした地形ができやすい。【出典

■ Togami(トガミ): スッポン(トーガメ)の象形語。「戸上山、砥上、土甘(トカミ)、戸神、砥神島、鳥神岡(トガメオカ)、富神岬、十神山、渡神山」。【出典

■ 「トキ・ツキ」の語源

■ Toki(トーキ): 唐来(カラキ(コ))(※類語:Karako)で、帰化人のこと。「唐下、唐木田、唐木山、東木」。【出典

■ 「トク・ドク」の語源

■ トクダ(徳田): .肇・ダという地名。近世の免租地をいうか。トクデン(徳田)の転で、「災害をこうむらず、通常の収穫ができる田」のことか。【出典

■ 「トグチ」の資料集

■ ドーケ: 〆寛豸唐津市では緩傾斜地を意味する。∪梢生佑ら播磨路にかけて、肥溜を意味する。【出典

■ Toge(トーゲ): 峠。「峠、手向(トーゲ)、東掛(トーゲ)、東毛(トーゲ)、藤下、当下、東家、戸毛、塔下、都花ノ山」。【出典

■ Doke(ドーケ): 緩傾斜地。「道家、道化」。【出典

■ トコ:  ̄4船越で山頂のこと。隠岐で平坦な土地のこと。B舅孫餤般扈縦点邏燭波の黒土の下の赤土のこと。【出典

■ 「トコナメ」の資料集

■ トコヨ: 沖縄県では「ヨ」というのは穀物のこと。特に米とか粟のこと。常世の世は幾世代もという意味と同時に、穀物がいつもたわたに熟している世界というように、しだいに理想の世界としてのイメージが強くなっていく。死者の住む国であり、豊かさの満ちあふれたパラダイス。【出典

■ トコロ: .筌ザ(遊侠の徒)の縄張りである「シマ」より狭く使われる言葉だが、親しみを加えた場合を言う。縄張り、シマ(島)、トコロをシバショ(死場所)という。▲肇灰蹐箸蓮◆屬錣郷土」の意味。トコロノモンは、同郷人のこと。【出典

■ Tosaka(トサカ): 「鶏冠」の象形語。「鳥坂(トサカ)、鳥坂峠、鶏冠山」。【出典

■ ドザレ: 傾斜地に砂礫畳々として、通行するのに一歩ごとに砂礫の転下する所を言う。【出典

■ 「トジ、ドジ」の資料集

■ トシバタ: 伐採開墾をしない地域のこと。山中で深夜に赤子の泣き声を聞き、ただちに山作りを中止して山神を祀り、トシバタとした例は、愛知県、静岡県あたりの山に見られる。【出典

■ Dosyo(ドーショ): ※類語:Dozi。「堂所、道所、道城」。【出典

■ Tozin(トージン): 明人や韓人にちなむ。「唐仁、唐仁原、唐人屋、唐人町、唐人瀬、唐人水、唐人沢、唐人山、東尋坊」。【出典

■ Toda(トダ): 湿田。湿地(方言:ドタ)、「土田(ドタ)、戸田、富田」など。【出典

■ ドタ: 奈良県添上郡(奈良市)明治で、湿田、湿地、深田のこと。福岡県浮羽郡(うきは市、久留米市)で汚水溜、下水溝をドタボリという。高知県幡多郡で谷のことをドタネという。【出典

■ ドタン: ヽ倉でヤトの断崖には、必ずと言っていいほど、二つや三つのヤグラという洞窟が掘られているが、そこの土質をドタンといい、土や石との中間くらいの硬さをもつこの地やまは、かなり奥深く広々とした洞窟でもさしたる難工事ではない。∋海諒臣蓮デホラともいう。福岡県田川郡添田町津野でいう。【出典

■ 「トチ」の語源

■ トツカ(戸塚、富塚、十塚): .函扮圈尖)・ツカ(高くなった所)という、ほぼ同義反復の地名か。または、トは接頭語。⊇輯陲猟佑諒造鵑製蠅。【出典

■ トッケ: 武蔵国の奥多摩で山の峰の尖りをいう。福岡県早良郡(福岡市)で、頂上をトッケッという。熊本県ではトッケス、長崎県や熊本県玉名郡で山頂をトッケンという。【出典

■ ドッセキ: 熊野地方で、谷の行き詰まりを意味する。【出典

■ トータンボ: 家から離れた遠い田。富山県鷹栖村(砺波市)でいう。【出典

■ トーツチ: 粘土。紀伊国の上山路村(田辺市)でいう。【出典

■ Tottori(トットリ):  崢纂萇堯廚箸いι民の名。滞る、トボトボ歩き(沢や山の名)。この地名は、全国に見られるから、なお他にも意味があると思われる。「鳥取、鳥取沢、砥取、砥取山、都鳥(トドリ)、戸鳥、十十里(トトリ)、土取」。【出典

■ トツラサワ: 山渓の地名に多く見られ、また地形もおよそ一致している。東北地方ではトツラといい、中央部から西でツツラという。共に、藤その他の蔓類を意味する語で、地名としてはたんにこの植物が多くあるところという意味ではなく、これを採取して利用する作業、すなわち筏を組む枝に便宜が多かったことを意味し、この植物の多い沢、すなわち木材水運の要所という。【出典

■ 「トテ」の資料集

■ トテモ: 新潟県東蒲原郡の方言で、「田の続いたところ」のこと。【出典

■ 「トド、ドド」の資料集

■ トトキ(十時): .函Ε肇という地名。▲肇鼻Ε(接尾語か)の転か。トトキ(桔梗)の植生による地名もあるか。【出典

■ ドドミキ: 信濃国の高遠地方で、川の落ちて轟くところをいう。トドメキともいう。水音からきた地形名。ドウメキという地方もあり、轟(トドロキ)はドウメキと共に海岸の地名として、近畿地方、中国地方には少ないが、東北地方や西南日本に多く見られる。【出典

■ トトリ(鳥取、砥取、戸鳥): 仝殿紊凌Χ班瑤猟纂萇瑤砲舛覆狠鰐召。◆崚崟个鮑亮茲靴申蝓廚鬚い場合もあるか。ト・トリという地名か。【出典

■ トドルチ: 南島国頭の方言で、滝のこと。【出典

■ Todoro(トドロ): 滝。「土々呂、轟滝、登戸呂」。【出典

■ Todoroki(トドロキ): 河流か滝の音。「轟、轟木、動(トドロ)木、等々力」。【出典

■ Tonai(トナイ): アイヌ語でト(沼)ナイ(川)。「戸内、外(ト)内島」。【出典

■ 「トネ」の資料集

■ トノクチ: 大和国の環濠垣内の入り口に見られる地名。【出典

■ 「殿村・外村(トノムラ)」の語源

■ Tonome(トノメ): 湾や自然堤防などの巴(トモエ)形の土地。「戸野目、殿名、外海(トノミ)、外行(トナメ)、豊南(トナミ)、利南(トナミ)、礪波」。【出典

■ 「トバ・ドバ」の資料集

■ トハリ: 群馬県館林市付近では「街外れ」のこと。【出典

■ トーバル: 沖縄県糸満では「低地」を意味する。桃源と書く。【出典

■ トビ: ‥弔某紊魄くための溝。岡山県、甲斐国、静岡県で小溝をトビッチョーと、神奈川県高座郡ではトビットという。島根県の出雲市周辺で、下水を意味する。2山県美星郡(井原市)宇戸谷から矢掛町へ出る道は、その沿道に美山川があり、橋はなくて川底に大きな石が敷き並べてあった。旅人はこの石を飛びながら川を渡った。この敷石渡河のことを「飛び」とか「飛び石」とか言った。【出典

■ トビチ: 飛び地とは、親村と地続きでない土地のこと。もとは飛知とも書き、江戸時代、城付きの所領に対して各地に分散している知行地を意味した。【出典

■ ドブ: ’喊紊良坿袷瓦並入りの地。∪朕晃五戸地方で、自然の水溜まりのところをドブといい、その大きなものを沼と言った。栃木県では溝を意味し、溜め池や淵、下水を意味する地方もある。∋獲県ではぬかるみ、鹿児島県種子島で泥を意味する。【出典

■ ドフラメキ: 谷地などのぬかる所。秋田県仙北郡角館(仙北市)でいう。【出典

■ 「トベ、ドベ」の資料集

■ ドベタ: |呂戮拭地面。栃木県、愛知県東春日井郡、岡山県小田郡、山口県、愛媛県周桑郡(西条市)、福岡県豊前市、北九州市などでいう。泥田を意味する。宮城県登米郡(登米市)、福島県田村郡(田村市)滝根町、長野県北安曇郡、広島県倉橋島などでいう。D耕邯東筑摩郡ではぬかるみをいう。【出典

■ トボー: ‘り口、玄関を意味する。新潟県、群馬県、埼玉県秩父郡、千葉県海上郡(旭市)、八丈島でいう。戸、雨戸。茨城県、栃木県、群馬県、千葉県でいう。【出典

■ トボト: 関東地方一円、さらに福島県にわたって民衆の常の入り口を、トボグチ、トウボグチ、トンボノクチ、トボガエ、ドバグチ、トマグチ、トボウ、トマエなどという。【出典

■ ドボリ: 沼、池。宮崎県東臼杵郡軣預爾任いΑ【出典

■ 「トマ」の資料集

■ 「トマリ」の資料集

■ 「トマン、トーマン」の資料集

■ トメ: 川水を横へ分水するために作る堰。これを設けることをドメカケルという。富山県西部に見られる。青森県西津軽郡深浦町では用水堰をトメという。【出典

■ Domeki(ドーメキ): 河谷や海岸の水音。東北地方に多く見られる。「道目木、泥目木、百目木、銅目木、動目記、百目鬼、道目記、百目貫、百目金、堂目木、土目木・・・」。【出典

■ Tomeyama(トメヤマ): 特定の樹木の伐採を禁止した山。「留山」。【出典

■ トモ: 広く連なっている田んぼを伊勢国でいう。岐阜県海津郡(海津市)、三重県で田畑、野良、耕地を意味する。【出典

■ ドモチ: 土持ち。堤の前築、水路の修理などは田持ちの責任なので、関係田持ちは総出または交代に出る。道の修理、溝を掘ったり、川の堤の築きなおしなどである。山口県の北浦地方で言う。【出典

■ 「トヤ」の資料集

■ Doya(ドヤ): ドヤ(ドーヤ)。鋳掛屋、鋳物師、東北地方にみられる地名。「銅屋、銅谷(ドーヤ)、銅屋場、銅屋沢、板銅屋」。【出典

■ ドヤ: 〆甘呂梅鵑鬚いΑ▲灰ネ(砂鉄)を得るための設備には、まずタズツミ(高堤?)がある。タズツミは貯水池のことで、ドヤともいう。ドヤは長い池で、イケにはヒ(樋)がある。柴や雑草などの密生した場所。和歌山県でいう。【出典

■ 「ドヤイ」の資料集

■ ドヤキ: 徳島県麻績郡三山の方言で、屋敷の周囲の防風林。【出典

■ トヤマ(戸山、外山、富山、砥山): \い山。里に近い山。連山のはずれの山。トはソト(外)の意味か。砥石を産する山もあるか。トミ・ヤマに、富山の文字をあてて読み替えた地名もあるか。ぅ函Ε筌泙箸いγ鰐勝【出典

■ ドヨ: 々蠅泙燭詫竸絮瓩凌紊竜泙僕遒舛觸蝓1瓩鮖獲県、長野県南佐久郡でいう。井戸、長野県下伊那郡でいう。【出典

■ トヨカワ(豊川):  嵜縅。川」の意味か。トヨはトヒの転か。ヒには「川」の意味があり、後にそれが忘れられて、さらに「川」が重ねられたこのか。▲肇茵紛繊法Εハ(川)で、「水音か響く川」か。K川稲荷を勧請した所。【出典

■ 「ドヨミ」の資料集

■ 「トリ」の語源

■ トーリ: 津軽で家並みの村や町の街道をいう。【出典

■ 「トリイ」の資料集

■ Toriuti(トリウチ): 、類語:Torigoeの地形にみられる地名で、鳥をとるという意味。「鳥打、鳥打場、鳥打峠」。【出典

■ 「トリゴエ」の資料集

■ 「トロ、ドロ」の資料集

■ トロカイ: 泥水。どろどろのぬかるみを岡山県や徳島県で「トロカイ」という。大阪府では「ドロカイ」という。【出典

■ Dorokusin(ドーロクシン): 道祖神にちなむ地名。「道祖神(ドーロク)、道陸神峠、道六神、堂六神山」。【出典

■ トロセ: 山形県西置賜郡蚕桑、静岡県磐田郡水窪の方言で、川の瀬で流れのゆるやかな所。【出典

■ ドロボリ: 火山灰土の丘陵の道路は、一般に畑より低い所を通っている。畑より高く積み上げた道路は少ない。畑より低い道路のところどころに低い空間があり、これをドロボリ(泥掘)といい、道路の一部を人為的に拡大したものでドロダメともいう。【出典

■ トワダ(十和田): ト(接頭語)・ワ(輪。曲)・タ(処)という地名か。アイヌ語で解釈する説もあるが、十分日本語で説明できる地名。【出典

■ トワタリ: ト(尖)・ワタリ(渡)の意味。二つの峰を結ぶ細い稜線をいう用語。【出典

■ 「トンコ、ドンゴ」の資料集

■ トンサキ: /軍禪の佐渡で、山や丘などの最端を意味する。愛媛県で、頂上や尖端を意味する。【出典

■ トンザク: 埼玉県秩父郡日野沢村(皆野町)などで、深い渓谷を「トンザク」という。たんに渓谷のことを、「サー」とか「サーッコ」というから、「トンザク」は外沢ではなく遠沢の意味か。群馬県勢多郡横野(渋川市)でも、底深い沢を「ドンサー」という。【出典

■ 「トンダ」の資料集

■ ドンド: .疋鵐疋蹇2藁に石や板を用いて、段をつくって水流を堰き、水を急に落とす装置。天然の地形でできたところもいう。∪遒旅舂点をドントという。静岡県田方郡、鳥取県大原郡でいう。5淮をドンドという。島根県大田市。せ彰国で滝壺をドンドという。【出典

■ ドンドンメキ、ドドメキ: 岩手県釜石地方で、波のうちいる海岸の岩礁をいう。【出典

■ Tonno(トンノ): 山腹の野。「頓野、富野(トンノ)、殿野」。【出典

■ 「トンバラ」の資料集

■ ドンブチ: 静岡県、愛知県南設楽郡の方言で、水溜まり。∪轍県榛原郡、長野県東筑摩郡、三重県度会郡、徳島県の方言で、淵を意味する。【出典

■ 「トンブラ、トンプラ」の資料集

■ ドンベ: ぬかり田、湿田、泥深い田の意味。「ドンベッタ」とも言う。栃木県足利市佐野市、栃木市、安蘇郡(佐野市)に見られる。【出典

■ ドンベッチ: 粘土のこと。山形県の最上地方に見られる。【出典

■ トンボ: _嘆豺颪把詐紊篝軛爾里海函I抻蓋では「トンボサキ」ともいう。岐阜県武儀郡(関市)では、山頂のことを「トンボクレ」という。入り口の雪防ぎ。雪囲いを新潟県では「トンボ」という。山梨県南巨摩郡増穂町(富木川町)の農家では、敷地の入り口を「トンボグチ」という。【出典

■ トンモミチ: 愛知県海部郡大治町で、公私の別なく、農道をトンモミチ、アゼミチという。【出典

■ 「ナ」の資料集

■ 「ナイ」の資料集

■ 「ナイザ」の資料集

■ ナエバ: 苗場。新潟県の南西境にある苗場山は、頂上付近から南西斜面にわたり広い緩斜面を有し、一部は平坦な湿原をなし、一面に草の生えたような苗代田を思わせるところから苗場山の名がついたという。【出典

■ ナオカワ(直川): 紀伊国名草郡直川郷。和歌山市直川。曲流しないで、まっすぐ流れる川。【出典

■ 「ナオリ」の資料集

■ Naka(ナカ): |羇屐淵船紂璽ン)のこと。□類語:Na。「那賀、名賀、奈何、那可、那珂」。【出典

■ ナガイ(永井、長井): .淵(傾斜)・ヰ(川)で、「傾斜の急な川」をいうか。瑞祥地名。ナガ(永)に「永遠」の意味をこめたか。【出典

■ ナカイメ: カクラの中にあるマブシ、ナカイメ。宮崎県東臼杵郡椎葉村でいう。目指す獲物が確かに存在する場合で、猪がもっとも通りやすいウジが要撃する場所。これを熊本県人吉市田野地方でナカンイメという。【出典

■ ナカギリ: 岐阜県の南東部から愛知県、長野県の両県にかけてナカギリ(中切)という地名(集落)が多く見られる。【出典

■ ナカゴウ(中郷、仲郷): |羶棺戸遏▲淵・ゴウ(川)の意味か。【出典

■ ナカサ: 福井県丹生郡越前町付近の漁業住所において、公道と各敷地をつなぐ細い道。袋小路の場合も多い。【出典

■ Nagasaki(ナガサキ): 「長崎」の意味で、海岸部にも内陸にも見られる。「長崎、長崎鼻」。【出典

■ ナカジュク(中宿、仲宿): ―評譴涼羶管堯∪亀の宿場と宿場の間の集落を言うか。ナカ・ジュクという地名か。【出典

■ ナカチョウ(中町、仲町): |羶瓦謀たる町。⇒軍圓里△辰申蝓「郭の中の町」の意味。大阪の新町遊郭を呼んだ。【出典

■ ナカジョッコ: 川の中州を富山県津沢町(小矢部市)でナカジョッコという。また、ナカガーラともいう。【出典

■ ナカズ: 川中の土砂の溜まった洲。熊本県球磨郡五木村。また、山梨県ではナカゼといい、静岡県榛原郡では中州はナカンゼという。【出典

■ ナカツ(中津): .淵(中)・ツ(津)で、「中心となる港湾の所在地」。▲淵(中)・ツ(接尾語)で、中心になる土地。ナカ・ツ(助詞)の下略。【出典

■ ナカツガワ: 山奥の在所の名として折々きく。その最も奥まったのは埼玉県秩父市の中津川。奈良県(野辺川村)の中津川も外津川で、これと対立する語のあることは想像できるが、津川の外という意味ではなく、ナカツ、トツは形容詞の古い接続形だろう。【出典

■ ナカツヤ(中家、中屋): 〃柑覆隆曚里△辰申蠅。▲淵・ツ(助詞)・ヤという地名。【出典

■ ナカデ(中出): ―仟爾里Δ繊⊃涜爾ら中間の所に出たもの。▲淵・デという地名。【出典

■ ナガテ(畷、長手、永手): \朕晃南津軽郡、岩手県、秋田県鹿角郡の方言で、田に沿った道。∋綾展三重郡富田の方言で、街道の松原。ナガ・テという地名。【出典

■ ナガトモ(長友、長伴): .淵・トモという地名。◆崑臠次廚箸いγ鰐召髻⊇濘療傾弔鈴瓩痢崑臠次廚鯣鬚韻堂称したもの。【出典

■ ナガトロ(長瀞、長淀、長渡呂、長戸呂、長外路、長兎路): \遒領れが緩いところ。緩傾斜地を意味するものもあるか。トロはトロシ(鈍)の語幹。【出典

■ ナカヌキ(中貫): 茨城県土浦市中貫。新潟県長岡市中貫町。北九州市小倉南区中貫。奈良市中貫町(なかづらちょう)。貫かれた地形。山林、住宅街、田畑などを貫いて道などをつくるときにできる地面。中貫は中央を貫くこと。【出典

■ 「ナガネ」の資料集

■ 「ナカノ、ナガノ」の資料集

■ ナカノベ(中延): .淵・ノベという地名。▲淵ノメと同系の地名か。【出典

■ 「ナカノメ」の資料集

■ Nakama(ナカマ): 狭間(ハザマ)、岡山県以西に多く見られる。「仲間、中間、中万、中馬」。【出典

■ ナガマチ(長町): 〆拂垢町屋が続く町。瑞祥地名か。ナガ・マチ(区画)か。【出典

■ ナカマヤマ: 共有山。大分県南海部郡蒲江町(佐伯市)。漁の暇を見て十二月に一年間の薪として伐った。【出典

■ 「ナガラ」の資料集

■ ナガレ: 〇涯の水利のいい田を、愛知県知多郡で「ナガレ」という。∨臣秀吉が、九州に勢力をもっていた島津氏を討って、九州を平定した天正15年(1587年)に、博多の新しい街作りに着手した。このナガレは、山笠や松囃子などの行事を共同協力して行う町筋で、道路に面する両側の家は、同じ町、同じナガレであり、主として南北あるいは東北に通じる筋を「〜ナガレ」といった。【出典

■ 「ナガレガワ」の資料集

■ ナガレヤマ(流山): _仍海陵牢笋流れ出してできた小丘。一つだけ離れている山、丘。孤立丘。動詞のナガレルには「はずれる」という意味もある。【出典

■ 「ナギ」の語源

■ 「ナギクミ」の資料集

■ ナギコケ: 栃木県塩谷郡の方言で、山崩れ。ナギ・コケと、類義語を重ねた。【出典

■ ナキスナ、ナリスナ: 鳴き砂、鳴り砂。【出典

■ ナギハタ: 飛騨山地、赤石山脈、丹沢山地、山陰山地でソバ、ヒエ、アワ、大豆、小豆という、焼畑基幹作物のすべてが輪作体系の中に組み込まれた初年、二年目、三年目に集中的に栽培され、整った輪作体系を示す。【出典

■ ナキムシ(鳴虫): ナギ(薙)・ムシ(動詞のシムルの語幹)の転で崖などの「崩壊地形」をいうか。【出典

■ 「ナギリ」の資料集

■ 「ナク、ナグ」の資料集

■ ナグサ(名草): .福弊榮語)・クサ(腐)で、「湿地」「崩壊地」をいうか。▲淵・サ(接尾語)の転で、「崩壊地形、浸食地形」か。F飴譴離淵哀汽燹憤屐砲慮豐瓦如◆屬覆瓦笋な状態」、つまり「緩傾斜地」のことか。【出典

■ 「ナグラ」の資料集

■ ナグリ(名栗): ‘飴譴離淵哀襪力⇒儼繊△泙燭聾豐瓦離淵亜Ε蝓弊榿語)で、「崩壊地形、浸食地形」か。▲福弊榮語)・クリ(刳)もあるか。ナ(接頭語)・クリ(巡)で、「川の曲流」をいう場合もあるか。で確鼠僂虜挂擇寮犬┐仁咫【出典

■ ナゲ(投、奈毛): ‘飴譴離淵亜陛蝓砲力⇒儼舛如◆峽梗个靴申蝓廚琉嫐か。愛媛県大洲市の方言で、岸から川の中に突き出た堤防。ノゲの転で、崖などの「崩壊地形」をいうか。【出典

■ 「ナゴ」の資料集

■ ナゴエ(名越):  船離灰─扮曄砲療召如峠、切り通しなどをいう。▲淵(薙)・ヘ(辺)の転で、崩壊地形をいう場合もあるか。ナ(波。接頭語)・コシ(越)の転もあるか。【出典

■ ナゴセ(名越): .淵乾┐貌韻検▲福Ε灰擦両豺腓發△襪。ナゴ・セも考えられるか。【出典

■ ナコソ(勿来、名古曽、奈古曽): .淵乾┐療召如峠、切り通しをいう。▲福弊榮語)・コソ(コソグの語幹)で、「崩壊地形、浸食地形」をいうか。【出典

■ 「ナゴヤ」の資料集

■ ナサ(奈佐、長佐): .福弊榮語)、サ(狭)で、狭くなったところをいうか。▲淵襦別帖砲慮天舛離淵垢抜愀犬掘音響のする所をいうか。ナザの清音化で、崩壊地形をいうか。ぅ淵靴療召如∧臣鈎呂鬚いΔ海箸發△襪。ケ4瑤諒言で、溝。家の周囲の下水。【出典

■ ナザ(奈佐、那射、名座): .淵如壁錙砲療召如∧壊地形をいうか。▲淵気梁音化もあるか。【出典

■ ナサカ(名越、浪逆): .福弊榮語)・サカという地名。▲淵機Ε(処)という場合もあるか。ナ(波)・サカ(逆)で、海潮が遡上してくる所か。【出典

■ ナサケ(情): .福弊榮語)・サケ(裂け)で、狭い山間など、裂けた地形をいうか。▲淵機Ε韻箸い場合もあるか。【出典

■ 「ナシ」の語源

■ 「ナジマ」の資料集

■ ナジリ: ‐豆島の方言で、菜園。⊂豆島の方言で、野菜を作った後の畑。【出典

■ ナシロ(名代): 大化の改新以前の皇室の私有民、私有地。皇族の名をとって命名されたことによる。【出典

■ ナス(成、梨、生、那須、茄子): .淵后弊)の意味で、「〜になった所」、「〜のある所」の意味。接尾語。▲淵薀掘癖拭砲療召如∧臣鈎蓮緩傾斜地のこと。ナスル(擦。当てこする。擦り付ける)の語幹で、「崩壊地形、浸食地形」か。ぅ福Ε垢両豺腓發△襪。【出典

■ ナズ(名津、奈津): ‘飴譴離淵泥燹陛ァ法△泙燭魯淵泥(漬)の語幹で、湿地、泥地をいうか。動詞のナヅ(撫)から、「崩壊地形、浸食地形」をいうか。ナズラフ(準)と関係し、二つのものが並んだ地形をいうか。【出典

■ 「ナセ、ナゼ」の資料集

■ ナセエ: 〃嫁聾勢多郡、埼玉県秩父、神奈川県の方言で緩傾斜のこと。群馬県吾妻郡岩島の方言で、尾根の平地。佐賀県の方言で、斜めのこと。【出典

■ 「ナタ、ナダ」の資料集

■ ナダカ(名高): .福Ε織という地名か。▲淵澄Εという地名か。【出典

■ 「ナタギリ」の資料集

■ ナダチ(名立): .福陛效蓮法Ε織繊蔑)で、「切り立った地形」をいうか。▲淵澄癖、傾)・チ(接尾語)で、傾斜地または崩崖など。【出典

■ ナダラ: 島根県八束郡本庄の方言で、納屋、木子屋のこと。【出典

■ 「ナダレ」の資料集

■ 「ナチ」の資料集

■ ナツ(夏、奈津、南都): ‘飴譴離淵泥燹陛ァ砲慮豐瓦離淵鼎寮恐参修如⊆消蓮泥地をいうか。▲淵邸壁錙砲抜愀犬掘◆嵎壊地形、浸食地形」をいうか。「夏に〜する所」をいう。農耕、祭礼などと関係することが多い。【出典

■ ナツアキ(夏秋、夏明): .淵帖Ε▲という地名か。▲淵張筌(夏焼)の転で、「焼畑」をいうか。【出典

■ ナツカ(名塚、長塚、長束、名束): .福弊榮語)・ツカか。▲淵(またはナガ)・ツカという地名か。ナツ・カ(処)という地名か。【出典

■ ナツカリ(夏狩、夏刈): .淵邸壁錙法Εリ(刈)で、崩壊地形をいうか。▲淵泥(漬)・リ(接尾語)の転で、湿地をいう場合もあるか。2討房蹐蠅鮃圓辰申蠅琉嫐もあるか。【出典

■ ナッショ(納所): 年貢などを納める所。またはそれにあたる役人の居住地。【出典

■ 「ナツマキ」の資料集

■ ナツミ(夏見、夏実、菜摘): ‘飴譴離淵泥燹陛ァ砲力⇒儼舛寮恐参修如⊆消蓮泥地をいうか。▲淵邸壁錙法Ε澆療召如◆嵎壊地形、浸食地形」をいうか。ナ・ツミという地名もあるか。【出典

■ ナツミチ(夏通): 夏のみ開かれる登山道。【出典

■ 「ナツメ」の資料集

■ ナツヤキ(夏焼、夏明、夏秋、夏弥喜): ‐独の一種。日当たりのよい土地で、春の末に木を伐って夏の終わりに焼くもの。▲淵帖Ε筌(または、ヤ・キ)という地名か。【出典

■ ナツヤケ(夏焼): 〆酳が夏焼けする所。⊂独用語。夏に火入れして焼畑耕作をした土地。ナツ・ヤケ(または、ヤ・ケ)という地名か。【出典

■ 「ナハ」の資料集

■ ナバエ: 傾斜地を徳島県美馬郡、徳島県板野郡土成町(阿波市)でナバエという。動詞のナバエルは斜めにするという意味。【出典

■ ナバリ(名張、名墾、奈半利): .福弊榮語)・ハリ(墾)で、「開墾地」をいうか。動詞のナバル(隠)の連用形で、「山に囲まれた盆地」をいうか。「隠れ地」などの意味もあるか。ナブリ(嬲)の転で、崩壊地形のことか。ぅ淵弌Ε蝓弊榿語)という語形か。【出典

■ ナブリ(名振): .淵丱蠅療召。▲淵屮襦辺法砲力⇒儼舛如∧壊地形をいうか。【出典

■ Nabe(ナベ): ヽ蠅蕕な。鍋田など。鍋形。鍋山、鍋島など。【出典

■ 「ナベラ」の資料集

■ 「ナベワリ」の資料集

■ ナマメ: ナマメスジ、ナメラスジ、魔道ともいい、ある一定の道筋に恐怖される伝説がある。たいていは動物、たとえば猿、狐、狼、またはまったく正体不明のものをいうが、そういうものの通り路として忌み嫌われている。【出典

■ ナミ: 〇蓋県長門市通で、ナミ(波)には次のようなものがある。ナミガタツ(波が騒ぐ)、ナミガオレル(波頭が高く上がって鋭角がくずれる)。オイナミ(船尾から追ってくる波)、ムカイナミ(船首にむけて寄せる波)、ナミがオレシロになってきた(真っ白い波頭が、高く上がって、覆いかぶさるように崩れる状態)、ナミノホーラエイ(台風の時に20m以上もある波)。∪佇臓弊佛函岩波)。橋の原始型で、川に石を置き並べて、石から石へと飛んで川を渡るもの。石渡、沢渡も同じ。9省臓聞湘蓮法∪酣函津波(この場合の津は川のこと)、などは入り江とか川に沿った場所、つまり沿岸。さ嵶傭呂篁鈎呂涼罎両盆地には、野波、小波、佐波の地名が見られ、周囲の傾斜地に対して、ささやかな水田の開かれた平坦地を意味する。【出典

■ ナミシンデン(並新田): 仙台藩で、農民・町民によって開発された新田を言う。【出典

■ 「ナメ」の資料集

■ ナメラ: ゝ伊国日高郡では土気のない岩ばかりの所。屋久島あたりでも花崗岩の一枚岩の滑らかな地形を言う。∈什じりの岩を山口県長門市殿台境川でいう。C坐悗両緝瑤砲△燭蝓∪价困氾擇箸涼羇屬寮状のもので軟らかい石質のものをいう。山口県小野田市(山陽小野田市)でいう。【出典

■ ナメリミチ: 常陸国の方言で、すべりやすい道のこと。【出典

■ 「ナヤ」の資料集

■ Narai(ナライ): 〇咳◆福船ゲ)。∪勝阻漫租譴良(地方によって異なる)。「奈良井、北風原(ナライハラ)、楢井」。【出典

■ ナリヒラ(業平、成平): .淵蝓癖拭法Ε劵蕁癖拭砲瞭欝組辛で、「平坦地」をいうか。業平伝説である所か。ナリ・ヒラという地名。【出典

■ 「ナル」の語源 ・ 「成・平(ナル)・ナラ」の資料集

■ Narukami(ナルカミ): 雷。「鳴神、鳴神山、鳴雷(ナルカミ)山、奈留神鼻」。【出典

■ ナルコ(成子、鳴子): .淵襦癖拭法Ε魁塀茵砲如∧臣鈎呂魄嫐する。▲淵襦別帖法Ε魁塀茵砲如音響による地名か。D残匹い瞭散颪痢嵬鳥辧廚亡愀犬垢襪發里發△襪。【出典

■ ナルジ: 広島県比婆郡の方言で、平坦な土地を意味する。【出典

■ ナルチ: 岡山県御津郡、広島市、愛媛県周桑郡の方言で、平坦な土地を意味する。【出典

■ ナルト(鳴門、鳴戸): ゞ垢こざで、潮の満干時に音が鳴り響くところか。▲淵襦Ε函塀茵砲箸いγ鰐召。【出典

■ ナレ(奈礼): .淵─憤燹砲療召如◆屬燭錣鵑醒老繊廚鬚いΔ。▲淵襦癖拭砲療召。F飴譴離淵譽襦塀蓮砲力⇒儼舛如◆嵒紊襦廚箸いΠ嫐から「湿地」をいう場合もある。ぅ福Ε譴箸いγ鰐召發△襪。【出典

■ ナレエアッコ: 岩手県上閉伊郡遠野地方で、日陰を意味する。【出典

■ 「ナロ」の資料集

■ ナロウ(奈良、成老): ナロの長音化。【出典

■ ナワ(縄、畷、苗、名和、那波): .淵─憤燹砲療召如◆屬燭錣鵑醒老繊廚鬚いΔ。▲淵曄閉勝砲療召如◆屬泙辰垢阿蔽老繊廚鬚いΔ。ナバ(斜)の転で、「傾斜地」をいうか。と騨の方言で、土地の一区画を言う。測量に縄をつかうことによるか。ゥ淵魯討硫捨か。新開墾地の免租年期をいう語。Д福Ε錣箸いγ鰐勝【出典

■ 「ナワテ」の資料集

■ ナンコシ: 佐賀県で、峠の向こうの意味。【出典

■ ナンジョウ(南条): .淵鵝米遏法Ε妊Α幣髻法▲淵如壁錙法Ε奸弊榿語)で、崩壊地形か。【出典

■ 「ナンバ」の資料集

■ 「ニ」の資料集

■ Niinomi(ニイノミ): 台地の傾斜面(方言のニイノメ)、「新帯(ニイノミ)、新泉(ニイノミ)、新家(ニイノミ)、新居(〜ノミ)」。【出典

■ 「ニオ」の資料集

■ ニエリ: 近江国佐田付近でカルスト地形のドリネという。抜き入りの転訛か。ニエル(動詞)、へこむ、窪む。【出典

■ ニガ: 耕土の底土を苦土(にがつち)ともニガともいう。また、真土のことと説くところが広島県比婆郡(庄原市)にもある。これにたいして、表土をアマツチという。甘土は今は小作権の名ともなっているが、起こりは作物が育つか育たぬかの区別。【出典

■ ニキ、ネキ: そば、近く、あたり。筑後国柳川でいう。福岡県甘木市(朝倉市)でも「ニキ」という。福岡県早良地方でもいう。ニキはネキの転。【出典

■ ニクマ(仁熊、仁隈): .法Εマという地名。▲縫・マの地名もあるか。【出典

■ ニクミ: 讃岐国仲多度郡で地下水がしみ出すこと。キシの下または段々田の下などに多く見られる。排水のために、ここだけまず刈り取ることをヨケ刈りという。【出典

■ ニクラ(二倉、仁倉、仁蔵): .法Εラという地名。▲縫・ラ(接尾語)の地名か。【出典

■ ニゲ(逃、二毛、仁毛): .魅院僻粥砲療召如◆嵎壊地形、浸食地形」をいうか。▲縫(和)の転で、「平坦地、緩傾斜地」をいうか。ニ・ケ(処)という地名か。【出典

■ ニゲミズ: 「武蔵野にありといふなる逃げ水の」という古歌の題材になっている。遠くに水があるように光って見え、近づくと逃げるように遠ざかっていく現象をニゲミズという。【出典

■ 「ニコ、ニゴ、ニコウ、ニゴウ」の資料集

■ Nigoe(ニゴエ): ニ(嶺、棟)ゴエ(越)から、峠を意味する。「荷越坂、荷坂峠」。【出典

■ ニゴロ(仁頃): .縫乾蝓並)の転で、「濁った状態」、または、「湿地、沼地」をいうか。▲縫粥Ε蹇弊榿語)という地名か。ニ・コロからきたものもあるか。【出典

■ ニシメ、シタメ: 等高線に沿って山腹に立地する焼畑集落。愛媛県浮穴郡柳谷村(久万高原町)大字西谷、中久保でいう。住居の空間的なまとまりの単位。【出典

■ ニセ(二瀬): .離擦療召如傾斜地のことか。▲法Ε擦箸いγ鰐勝【出典

■ ニッケバ: 田場所へ荷馬の通う終点。その広場を各地でこう呼ぶ。ここまで田から稲を担ぎ出す。これは各方面に設けているが、そこまで馬の通うのがマネグリという。【出典

■ 「ニタ、ニッタ」の語源

■ 「ニト」の資料集

■ ニトウ(仁藤、二藤): .縫拭Ε奸弊検砲療召如◆崋消蓮廚鬚いΔ。▲縫箸猟慌参修砲茲訝鰐召。【出典

■ ニナト: 奄美大島で入り江を意味する。【出典

■ ニバ: 広島県佐木島で、船着き場。【出典

■ Nibu(ニブ): ※類語:Nyu。「丹生、二部、壬部(ニブ)、鈍(ニブ)川、人歩(ニブ)坂」。【出典

■ ニフタ: 新田(ニッタ)は、新しい田の意味ではない。土色から命名されたもので、この一画に地表に朱砂(シンシャ)が露頭して真っ赤な丘になったもの。新田と書いてニフタと訓ませる例は少なくない。【出典

■ ニホ(仁保、二宝): ^霎儼舛了獲討鬚いΔ。▲潺曚療召如◆峪海簗┐覆匹瞭予个靴申蝓廚鬚いΔ。ニ・ホという地名か。【出典

■ 「丹生(ニュウ)」の資料集

■ ニュウサク(入作): 他村の農民が耕作する田畑。【出典

■ 「ニライ」の資料集

■ 「庭(ニワ)」の資料集

■ ニワタリ: 岩手県江刺郡黒石村(奥州市)の北上川岸の二渡は、北上川の渡船場である。【出典

■ ニワバタケ: 埼玉県入間郡の農家で、家屋の屋敷内にある畑を意味する。【出典

■ ニワバヤシ: 香川県木田郡で、屋敷林を意味する。【出典

■ ニワミ: 香川県仲多度郡で、地下水を意味する。【出典

■ ニンギョウヤマ: 人形山。富山県東礪波郡城端町(南砺市)の奥で、越中国と飛騨国の境にある山で、春先の残雪の形が手を交して立っているのに似ているのに因む。【出典

■ ニンドバ: 山畑などの小平地。伊豆国田方郡で、入道、我入道というのはこれか。【出典

■ 「ヌ」の資料集

■ 「ヌカヅカ」の資料集

■ ヌカビタ: 青森県南部地方、岩手県九戸郡の方言で、道などのぬかるみ。【出典

■ 「ヌキ、ヌク、ヌケ」の資料集

■ ヌクタマリ: 徳島県、壱岐、熊本県南関の方言で、日の当たる暖かい所。【出典

■ ヌケド: 岐阜県吉城郡の方言で、山崩れの跡。【出典

■ 「ヌタ」の資料集

■ Nutap(ヌタプ): アイヌ語で川の湾曲内の土地。川沿いの平地。「大曲(タンネヌタップ):タンネ(長い)ヌタプ(湾曲した川間の土地)」。【出典

■ Nupu(ヌプ): アイヌ語で「野」の意味。「ヌプカペッ川:ヌプ(野)カ(の上の)ペッ(川)」。【出典

■ Nupuri(ヌプリ): アイヌ語で山。「登別:ヌプリ(山)ベツ(川)」。【出典

■ ヌマ: ‥タ爾ぜ消呂筺⊂詑瑤鮗彿段として城を構えた例は多い。「要害」とは、地勢が険しくて敵を防ぎ、味方を守るに便利な場所をいい、転じて「城塞」の意味にもなるが、古い文献には要害を「ヌマ」と訓ませている。またヌマは物事の要点という意味にも用いられ、上代人が沼に抱いた感覚の一面を想像することができる。⊃紊領れが行き止まって、はけ口がなくなったものを、伊予松山付近でヌマという。3つ譴離疋戮如黒いゴミの多い所を山口県阿武郡見島(萩市)でヌマという。【出典

■ ヌリグロ: 秋田県で、田(乾田)の畦畔をヌリグロ、湿田、ミズタの畦畔はヤマグロという。【出典

■ ヌルミ
 〕筺E膾県飯石郡。【出典
◆ヾ核の度のきわめて緩い海中の場所。ナマに同じ。【出典

■ ヌルメ: 冷たい灌漑用水の温度をあげる方法として、「長くひき回せ」とすすめられて、冷水地帯では、長い水路を折り曲げて回りくねる「ヌルメ」が田ごとに見られるようになった。【出典

■ ヌングン、ジィマ: 八重山諸島で、ヌーグニとは野辺の転訛で、珊瑚礁島を指す。山も田もない野ばかりの島、野国島の意味。【出典

■ 「根(ネ)」の資料集

■ ネイシ(根石): .諭Εぅ修療召如◆嵎壊地形、浸食地形」をいう語を重ねた地名か。◆岼転漫岩礁」をいうか。ネギシの転もあるか。【出典

■ ネカ: 相模国足柄村(神奈川県足柄町、現松田町)で、獣の寝床をネカという。【出典

■ Negata(ネガタ): 山麓、ふもとの村。「根形、根堅」。【出典

■ ネガラミ: 主として関東地方に見られる地名で、丘の根に沿う村居と思われる。神奈川県のガラマキ、根ガラマリ、根ガラ町など、千葉県の根ガラ、根メグリ、秋田県の根ガラマリ、根カラ巻なども一連の地名と思われる。【出典

■ 「ネキ」の資料集

■ Negi(ネギ): 神主。仙台から下関の間に見られ、主として表日本に見られる。「禰宜、禰宜屋、禰宜谷、禰宜屋敷」。【出典

■ 「ネギシ」の資料集

■ ネギハラ: 青森県南部の方言で、側、かたわらのこと。ネキとカタハラの複合か。【出典

■ ネコイワ: 猫岩。強い北風が吹くと猫の鳴き声のような音がするという。【出典

■ ネコオトシ: 大分県津久見市で断崖絶壁を意味する。【出典

■ ネコナキ: .諭癖または根)・コ(処)・ナギ(薙)の転で、「峰(または麓)の崩れやすい所」をいうか。▲優(根際)・ナギ(薙)の転で、「崩崖などのナギ地形の脇」のことか。【出典

■ ネコマ(猫間、猫魔): .諭丙または嶺)・コ(接尾語)・マ(接尾語)という地名か。▲諭Ε灰泙發△襪。ネキ(根際)・マの転で、「(山際)などのわき地」のことか。【出典

■ 「ネゴヤ」の資料集

■ 「ネゴロ」の資料集

■ ネジメ(根占、禰寝): .漫幣臓法Ε轡瓠兵勝砲如◆崋消蓮廚鬚いΔ。▲諭Ε轡瓠閉)で、「扇頂のように締まった地形」をいうか。ネヂ(捻)・メ(接尾語)の転か。【出典

■ 「ネズ、ネズミ」の資料集

■ 「ネタ、ネダ」の資料集

■ ネチ(根知、根地): ”詞のネチネチと同源で、「湿地」をいうか。▲諭癖または根)・チ(接尾語)という地名か。【出典

■ ネッコツ: 三重県志摩郡和具の方言で、山の麓のこと。【出典

■ ネッタ: ヾ篌蠍気仙郡の方言で、粘土。∪朕晃上北郡野辺地の方言で、表土の下の赤い土。【出典

■ ネト: 福岡県宗像郡(宗像市付近)で山麓のこと。山口県大津郡(長門市)油谷町向津具で、何かの根元、あるいはソバを指す語。ネギともいう。「髪のネト」「井戸のネト」などという。【出典

■ ネーノ: 長野県北安曇郡小谷地方で開墾地のこと。【出典

■ 「ネバ」の資料集

■ ネバッチョ: 信濃国の上田付近の方言で、粘土のこと。【出典

■ ネビラ: 秋田県仙北郡檜木内村(仙北市)のマタギ詞。大ビラともいう。底雪崩。雨が降った際、またはハデが多く積もった場合等、ヒラ(山腹斜面)を走る全層旧雪雪崩。【出典

■ ネマエ: 青森県の五戸地方では、根岸の手前のこと。【出典

■ ネミズ: \轍県の大井川上流地方で泉を意味する。∪亞世虜代(ネジロとは、石垣の居床になる地盤)にひそむ地下水。【出典

■ ネモト: 〇嵋猩其饌爾如∋穫爾琉嫐。「山のネモト」などという。∋蓋県長門市真木で、猪の足跡の始まりの所。すなわち、前々夜のネバ(寝場)近くのところである。【出典

■ 「野(ノ)」の語源

■ ノアキ(野秋): .痢別遏法Ε▲(空)で、「広い野」をいうか。▲痢別遏法Ε錺(脇)の転もあるか。ノ(野)・ハキの転もあるか。ぅ痢別遏法Ε筌(焼)の転もあるか。【出典

■ ノウエ: 岡山県小田郡の方言で、野原のこと。【出典

■ ノウケ(納花): .離韻療召。▲離ΑΕ韻箸いγ鰐勝【出典

■ ノウゲ(納下、能家、南下): ゞ眩の出納に関係する施設、組織に関係する地名か。「納下」に由来。▲離欧汎韻乎鰐召。ノウ・ケの転か。【出典

■ 「ノガタ」の資料集

■ ノキヤマ: 群馬県利根郡で、屋敷内の背後の空き地がセドで、その背後に山がある場合には、これをノキヤマという。また、愛知県三河地方の農家でも、敷地の背後にある山のこと。【出典

■ Noguti(のぐち): 山地から平地への出口に設けた枝郷。野口など。【出典

■ 「ノゲ」の資料集

■ ノケチ: 山地から平地への出口に設けられた枝郷、野口。【出典

■ ノザト(野里、野郷): 〔遒砲任た集落。東京都多摩地方の方言で、小さな沢、雨が降った時だけ水のたまる沢。ノウ・サハ(沢)の転もあるか。ぅ漫幣臓法Ε汽蓮並堯砲療召。【出典

■ ノザワ(野沢): 〔遒砲△訛堯東京都多摩地方の方言で、小さな沢。雨の降ったときだけ水のたまる沢。ノウ・サハ(沢)の転もあるか。ぅ漫幣臓法Ε汽蓮並堯砲療召。【出典

■ 「ノサン、ノザン」の資料集

■ 「ノシ、ノジ」の資料集

■ ノジダ(野地田): 中近世に、高台、低地などの原野にあって収穫の少ない田をいった。【出典

■ ノジマ(野島): .痢Ε轡泙琉嫐か。▲福陛效呂里海函法Ε轡泙如◆岾ぞ紊謀效呂里△觸蝓廖△弔泙蝓崚隋廚鬚いζ欝組辛の地名か。ノシ・マ(間)という地名もあるか。【出典

■ −nozyo(〜ノージョー): 農場、北海道の開拓村に多く見られる。【出典

■ ノジリ(野尻): 〔遒涼次L遒遼端。▲漫幣臓法Ε轡襦塀繊砲療召如◆崋消蓮⊂唾蓮廚鬚いΔ。ヌ(沼)・シリ(尻)で、「沼や湿地の端」をいう場合もあるか。ぅ縫献蝓簿検砲療召如◆嵎壊地形、浸食地形」の場合もあるか。【出典

■ ノス: 熊本県下益城郡の方言で、穴を意味する。【出典

■ ノズキ: 青森県五戸地方で、ハッケの崖上の広い台地を言う。ノゾキの地形と同じか。【出典

■ 「ノセ」の資料集

■ ノゾウ: 静岡県の伊豆半島で、原野の共有地をいう。【出典

■ ノソウケ、ノゾケ: 陸奥国三戸郡階上町あたりにノウソケ峠があり、道路の両側が迫っている地形。ノゾケともいう。「ノゾキ」に同じ。【出典

■ ノゾエ(野添、野副): 〔遒梁ΑL遒里曚箸蝓▲離宗Ε悄癖奸砲箸いγ鰐召。ノゾ・ヘ(辺)か。【出典

■ 「ノゾキ」の資料集

■ 「ノタ」の資料集

■ 「ノチ」の資料集

■ Not(ノッ)・Nokke(ノッケ): アイヌ語で「岬、アゴ」のこと。「野付牛:ノッケ(岬)ウシ(場所)」。【出典

■ ノヅカサ: 中世まで村は、たんに自給自足を建前としていただけではなく、それぞれ山林原野や沼沢地に囲まれ、文字通り外観上も孤立していた。村々をつなぐ道は、山越えでなければ平原の沼沢地を避けて、丘や野を通って、森や林の中で方角を見失わないように「野ヅカサ」と呼んで時々迂回して小高いところに登って進んだ。【出典

■ ノッコ: 薄などの群生している草地。岩手県胆沢郡水沢町(奥州市)でいう。【出典

■ ノッコシ: 乗越。山の尾根が裾まで続かず、次の山に向かって上る凹形部。長野県北安曇郡小谷地方では峠を意味する。【出典

■ 「ノテ」の資料集

■ 「ノト」の資料集

■ 「野と原」の語源

■ Nono(ノノ): 巫女。「野々宮、野々村、野々市、野々島」。【出典

■ ノバ: \朕晃三戸郡で焼畑のこと。コバと同じく、焼畑作りにあてられた山地を、もとは言ったものか。▲ヤバ(茅刈り場)やマグサバ(秣刈り場)を秋田県で言う。静岡県磐田郡上阿多古村(浜松市)では、山に設ける埋葬地を野場とかノバカとかノボチと称して、これに対して家の裏や寺の境内などの石碑をたてる所をオハカと言ったが、近時しだいに両者を合してボッチと言った。つ杭蠍茂木町(長崎市)本郷で、広義の海面を意味する。ナバ、すなわち漁場。【出典

■ ノバクサンバク: 個人所有の土地で、持主が焼畑作りをした場合、その後を再び山林に返した時、三年たっていれば、所有者でない者がそこを利用しても文句は出なかった。このように草を刈ったり焼畑をしたりするのは、山の奥の方が多かったが、そういうところをノバクサンバクといった。【出典

■ ノバタ: 野畑。鹿児島県出水郡長島(阿久根市)で切替畑のこと。その耕作をコバツクリという。ハタは多くの地方で、ハタケと区別して使用される。後者は常畑で、ハタといえば、焼畑のことで、ハタヤクという言葉は古歌にも見える。【出典

■ 野原(のはら): 水田化された平地が「野」で、水田以外の場所が「原」である。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ ノヒキ: 栃木県安蘇郡(佐野市)、栃木県河内郡で、山の傾斜面。【出典

■ 「ノヘラ」の資料集

■ ノボク: 黒土で火山灰。劣等な土質で、肥料を多量に食うとのこと。以前、新渡戸氏によって開墾された三本岱はノボクだから、永年のアラキ耕作後には、土が痩せて作物が獲れなくなったが、百姓たちは永年の習慣で施肥することを知らなかったため、一時非常に困って、夜逃げするとまで噂されたが、石灰がでてきて更生した。【出典

■ ノボリ: ‖膾緝槝太郡で坂をいう。伊豆七島で北に流れる潮。G鬚で汎が風のために浜辺めがけて押し上がることで、宮崎県児湯郡富田村(新富町)日置でいう。な_県田川地方の炭坑で、傾斜坑道の上方のこと。【出典

■ 「ノマ」の資料集

■ ノマキ(野巻、野牧): ゝ軫呂鯤牧した所。▲離沺Εという地名か。【出典

■ ノミ(能見、能美、野見、乃見、乃美): .離咫扮筺砲療召如◆崢垢延びた地形」、「広く広がった平坦地」をいうか。▲痢Ε澆箸いγ鰐勝【出典

■ ノムギ(野麦): .痢Ε爛(剥)で、「崩壊地形、露出地形」を呼んだ地名か。⊆鎮檗熊笹を呼ぶノムギから、「篠竹、熊笹の生えた所」という意味の地名もあるか。【出典

■ ノメ: 傾斜地を静岡県小笠郡(掛川市、菊川市、御前崎市)で「ノメ」という。【出典

■ ノヤ: 岡山県川上郡(高梁市)などで墓地を意味する。共同墓地とは限らず、家に近い個人の墓地の場合にもいう。【出典

■ 「ノヤマ」の資料集

■ ノユダ: 愛知県西春日井郡西春町宇福寺(北名古屋市)などで、水田(深田)のことを「ノマダ(沼田)」という。「ノマダ」は「ノマ」ともいい、「ノマ」は水量が豊富な上に相当な水流もあった。したがって、ノマでは水田一枚ごとに水管理をすることが困難だった。そのため、用水の水量調節を必要とする田植や、田の草取りは、ノマ以外の水田と時間を別にして行わなければならなかった。【出典

■ 「ノラ」の資料集

■ ノリ: /軍禪東蒲原郡、長野県下伊那郡、三重県一志郡で、勾配、傾斜面。「ノリが急だ」などという。ノリ面。⊃軍禪南魚沼郡の山言葉で「土砂が崩れる」ことをいう。C咾涙漑区域を大阪府南河内郡で「ノリ」という。狭山池は河内では一番多く、そのノリは堺市の東の金田あたりまで及ぶ。づ膾県能義郡荒島村(安来市)産の荒島石の石肌に斜めや縦横に石層中に入り込んでいるものをいい、ノリには大きなハダと、小さなハダがあり、小さいノリをマメノリといい、石の中にマメノリが入り込んでいると離れてしまうので敬遠される。【出典

■ ノリコシドテ: 乗越土手。堤防の一部を故意に低くして、洪水を遊水池に導く乗越土手は、加藤清正の着想によって、菊池川(熊本県)に最も大規模に設置されたが、白川にもあった。【出典

■ ノレチ: 「祟り地」ともいうので、呪いのある場所を意味すると思われる。青森県三戸郡田面木(八戸市)にあるノレチは、今は寺に納められ、その田の産米を餅にして、若宮様という祠の祭りをする。昔、二年続けて同じ田の稲を盗まれ、三年目に同じ田に盗みに来た者を斬殺した。そうするとおおいに祟ったので、若宮を祀り、その田を祟り地として寺にあげたという伝承がある。【出典
※ いつも思うのだが、たしかに今の常識からすれば斬殺は論外なのだが、盗んだ加害者はとがめられないのか?という疑問がある。たとえば、私有地に不法駐車した車を移動させたりすると、かえって移動した被害者が賠償責任を負ったりするケースがあるという。これ、法律できちんと対処すべきだと思う。そういう意味では、行政や政治家の怠慢。

■ 「ノロ」の資料集

■ ノロイ: 新潟県北蒲原郡黒川村(胎内市)の胎内マタギの山詞で、里のことを「ノロイ」という。【出典

■ 「ノロシ」の資料集

■ ノンダエ: 青森県三戸郡五戸地方で、野中にある村のことで、いわゆる田無の土地。岳に近く、町に遠く、米なく主食は粟、稗、蕎麦で、往事は交通不便だった。【出典

■ 「ハ」の資料集

■ バアル: 三河国設楽郡で険阻な場所を意味する。【出典

■ 「ハイ」の資料集

■ ハインズ: 沖縄で、水はけをよくするための溝を意味する。【出典

■ ハウナ: 急斜面の場所を静岡県安倍郡(静岡市)では、「ハウナ」という。【出典

■ 「八重・南風(ハエ)」の資料集

■ ハカ: \Α「一バカ」。栃木県、埼玉県南埼玉郡でいう。八重山諸島ではパカという。福岡県京都郡犀川町(みやこ町)ではハマというが、ハカともいう。∧‥膰で、田の除草などの際の一人持ちの行数。山口県豊浦郡(下関市)で田を植える時の一人の植え手の幅。【出典】

■ 「ハガ(芳賀、羽賀)」の語源

■ 「ハカタ」の資料集

■ ハカチ: 静岡県の駿河地方で、「山の中腹」を「ハカチ」という。【出典

■ 「ハカマゴシ」の資料集

■ ハガリ: 焼畑。岡山県苫田郡(津山市周辺)でハガリ。真庭郡ではハガリともカリヤマともいう。【出典

■ Haki(ハキ): 合流点。小川吐、小又吐、吐野、流合(ハキ)、波帰。【出典

■ ハキ: 霧島山で谷の出合っているところの意味。ハキは合流点をいう。【出典

■ Hagi(ハギ): 、類語:HariHai。「萩、萩原、萩野、萩間」。萩。「萩生」。※類語:Hoki。「萩、萩坂、萩倉」。【出典

■ ハギ: ‘陰になるところを、鹿児島県大島郡の沖永良部島の和泊町で「ハギ」という。沖縄本島で、地味の痩せた土地を「ハギ」という。C羆構造線とか派生断層の周辺に時々見られる地名に「ハギ(萩)」がある。斜面の土が崩落することを「ハギ」といい、「ハガレル」の意味で名付けられたものだろう。または「ハキ(崖)」のことか。で襪里曚、「ハリ、ハイ、ホキ」の転訛の場合もある。【出典

■ 「ハギ」の語源

■ ハキダシ: 関東地方で三角洲の末端の新しい堆積地をいう。【出典

■ ハキチ: 掃地。官名によって住宅を取り払って空地にすること。また、その空地。【出典

■ ハギモー: 沖縄本島で、荒れ地、荒れ野、畑の荒れ果てた所、木のない山地など。【出典

■ バク:  ̄4瑤篥膾県沿岸で漁場のこと。四つ張バク。地引き網バクなどといい、島根県出雲市大社町の周辺では、バクへ出るにはクジによって順番を決めるなど、やましいおきてもあったが今は自由であるという。場区のことか。富山県礪波地方で、履き物の裏に溜まる雪の塊のこと。9饂は訓字(訓読みの字)なので、峠、辻などのようにもっぱら訓があって、音読みは無いのが通例だが、高知県南国市の三畠(サンバク)は、国字の「畠」をバクと音読みのように読んだ。これは字面の「白」地名の連想でハク(バク、パク)と読んだものだろう。【出典

■ Hakusan(ハクサン): 加賀国の白山権現(桃山時代以前はシラヤマ)を中心として、全国にひろがった白山社による。「白山、柏山(はくさん)」。【出典

■ 「ハケ」の資料集

■ 「ハゲ」の資料集

■ ハゲ(禿、波介、半家、羽下)【出典
・ 樹木の無い山など。禿山。
・ 山中で岩や土の露出している所。飛騨国や奈良県の方言。
・ なだれの跡。福島県南会津郡檜枝岐村の方言。
・ 山崩れ。静岡県駿東郡富士岡の方言。
・ 不毛地。徳島県美馬郡祖谷の方言。

■ ハゲズリ: 鳥取県気高郡(鳥取市)で、「山の崩れて赤土の出た所」の意味。【出典

■ Hakeda(ハケダ): 崖地の田。峡(ハケ)田など。【出典

■ ハコ: 東北地方で、峡流のこと。〇慨屬寮遒如⊃緡未多く凄い流れで川床が一枚で、両側は直立した岩石があって、ちょうど箱のような形の地形で、下流は必ず滝になっているという。箱根の名も、この地形によるものか。奈良県吉野郡天川村塩野で、集落の小区画を意味する。【出典

■ ハサキ: 壱岐で、湾内などにさしてくる、潮の一番先に当たるところ。【出典

■ 「ハザマ」の資料集

■ 「ハジ」の資料集

■ ハシダテ: 梯子を立てたように険しい岩山。たとえば、奥丹後の天橋立も、これは湾の外側の岩山の名前だったのが、砂州の方へ移った。【出典

■ ハシヅメ: 上方で、橋のたもとを意味する。【出典

■ ハシャギダ: 新潟県の佐渡海府村(佐渡市)で、乾田。ハシャグは乾くという意味。【出典

■ ハシリ: 〇海離疋蹇弊重憾粁舛虜重粥砲鮑亮茲垢襪海箸鬟ンナヲナガスというが、これは「採掘する」の意味で、ハシリにドロを投げ込む行為を指すらしい。ドロを流す水路が「ハシリ」で、石で積んでミゾにしてある。細い水路でツイジ(堤のこと)になっている。ハシリは流し元、台所のナガシと同じ意味で、ハシリは水使いから出たという。島根県邑智郡日貫村(邑南町)青笹。∧叱妨飾磨郡八木村(姫路市)の塩田で、溜めた濃度の濃い塩水を流す溝のこと。J‥膰石城郡草野村(いわき市)で、田の長く続いているもの。て猯標吉野郡天川村沢原で、猪や鹿の通路はきまっていて、ハシリという。それぞれ違ったハシリがあるが、よそから追われてきたものも猪は猪、鹿は鹿のハシリを歩く。ゥ張蝓▲張譟▲張蕕搬疹感覚の差はあるが要は「連り」の意味でハシリともいう。富士山麓の須走も同様の意味か。青森県五戸地方では、ハシリがうねうねと続き、丘陵地帯になって、何里も下方に延びて、その突端は川目または沢目で水によって断たれている。【出典

■ ハシリミズ: 走水というのは走井と同じく湧水のことで、勢いよく湧き流れる水の意味。【出典

■ ハス(蓮、波須): .魯后兵弌砲如◆峽梗价蓮廚琉嫐。▲魯機紛粥砲療勝スイレン科の多年生水草のハス(蓮)の植生による地名もあるか。【出典

■ ハズレヤマ: 東奥の山地でいう。この山に入った者は怪異に遭遇して帰るという。アシダニと同じ。【出典

■ 「ハセ」の資料集

■ 「ハタ」の資料集

■ ハダイ: 静岡県駿東郡で、湿地のこと。【出典

■ Hadaka(ハダカ): 端下(ハナカ)の意味で、砂丘や自然堤防上の地名。「畑下、生子宿(ハダカヤド)」。【出典

■ ハタガコイ: 荒川による水害に対処するため、オモヤや付属屋などを含めた屋敷一帯を土盛りしている家がある。【出典

■ ハタクチ: 壱岐の方言で、海辺の急に深くなった所。ハダフチともいう。【出典

■ 「ハダチ」の資料集

■ ハタバ: 市房山(宮崎県)や白髪山(熊本県)一帯で、猪が湿潤な地を選んで、丸い一坪ほどの水溜まりをこしらえて、ここでのた打ってから付近の木の幹に全身を擦りつける。この水溜まりを「ハタバ」という。【出典

■ ハチ(八、鉢、蜂、蓮、波知)【出典
・ 漢数字の「八」。
・ ハチ(鉢)形による見立て地名か。
・ 円錐形の山。静岡県賀茂郡稲梓の方言。
・ 山の側稜と側稜との間の沢。鹿児島県肝属郡百引の方言。
・ 動詞のハツル(削)の語幹のハツの転で、「削られたような地形」、即ち「崩壊地形、浸食地形」を示すか。
・ ハシ(端)の転か。
・ ヤチ(萢)の転もあるか。
・ ハリ(墾)の転もありうるか。

■ 「ハチクボ」の資料集

■ Hatiman(ハチマン): もとは※類語:Yahata。「八幡、八幡館、八幡林、八幡平(ハチマンタイ)」。【出典

■ Hatiya(ハチヤ): 鉦(ハチ)をたたいて巡行した僧徒で、西日本に多い地名。「鉢屋敷、鉢屋谷、蜂屋敷」。【出典

■ ハツ: 終端の地をいう。たとえば、波崎、三河国幡豆郡(西尾市)。’板鼎亘牟綵と東海地方に多く見られ、幡豆は三河国のみに限られている。ハツ、ハヅは「果つ」で尖端、先端のこと。したがって海岸地名。広島県安芸郡倉橋島(呉市)では、畑の傍らにある肥だめのこと。【出典

■ ハツギ: 宮城県登米郡(登米市)で、乾田のこと。ヒドロに対する語。【出典

■ 「ハッケ、バッケ」の資料集

■ ハッケイ(八景): .魯院▲魯奪韻療勝◆嵌つのすぐれた景色」の意味。【出典

■ 「ハッタ・ハリタ・ハルタ・ホタ・ホテ」の資料集

■ 「ハッタラ」の資料集

■ ハデ(八手、羽出): )端。端。ハテ(果)の意味。▲蓮蔽次法Ε如塀弌砲如◆嵎村、枝村」の意味か。「二股谷の分岐点」か。ハセ、ハゼの転。【出典

■ バテヘ: 山中の樹木を切り倒して周囲から火をかけて作った焼畑をアラチバテへ。これが、ニ、三年経ったものはフルバテへ。集落に近く丘陵や狭間の地形を利用した畑は、その土地の形状を利用した畑は、その土地の形状や作物をつけて〜バテへという。【出典

■ 「ハト」の資料集

■ バドコ: 山の頂上の高い広場。兵庫県多可郡加美町(多可町)杉原谷でいう。【出典

■ ハトサキ: 長崎県五島の方言で、海岸のこと。【出典

■ ハドッカケ: 崖などの縁を伊豆大島でいう。【出典

■ 「ハトリ」の資料集

■ 「鼻(ハナ)」の資料集

■ ハナゲ: 香川県に、沖のハナゲ、地のハナゲなどがあり、海中の岩礁をいう。【出典

■ ハナシ: 奥吉野の川上村伯母谷(オバタニ)で焼畑のことをハナシという。カドハナシ、マエバナシ、ダンゴバナシなどの小地名がかつてのハナシヅクリの名残となっている。【出典

■ Hanazono(ハナゾノ): ハナ(花)ソノ(※類語:Sono)。全国に分布する。「花園、花薗」。【出典

■ ハナツチ: ‘猯標吉野郡下北山の方言で、粘土のこと。長野県佐久の方言で、川底の砂中の沃土。ハニツチ(埴土)の転。【出典

■ ハナット: 突出している高地、山のはなを安房国でいう。【出典

■ ハナマキ(花巻、花牧): ハナ(端)・マキ(巻)で、「台地、河岸段丘の先端が川によって円く巻かれたようになっている所」のこと。【出典

■ 「ハナレ」の資料集

■ 「ハナワ」の資料集

■ 「ハニ」の資料集

■ 「ハニュー」の資料集

■ 「ハネ」の資料集

■ バネ: 山形県東田川郡(山形県の庄内地方)では、田の底にある堅くて黒い土をいう。道を普請するときに、これを道に敷くために掘り出すことを「バネ抜く」という。兵庫県の姫路市付近で、塩田の浜溝(海水を導入するための溝)、ハシリ(溜めた塩分の濃い塩水を流す溝)などの海水が漏らないように川に沈殿した帯青緑色の粘土で固めたものを「ハネドロ」といい、曽根川のものが良質とされる。【出典

■ 「ハバ・ハマ」の資料集

■ ハバヤマ: 徳島県美馬郡貞光町(つるぎ町)端山で、「ハバヤマ」は地滑り地帯で、荒々しくなっている土地。【出典

■ 「ハバラ」の資料集 

■ ハバンクラ: 信濃国で「崖」のこと。【出典

■ バビロ: 香川県小豆郡土庄付近の民家で、村落の共有地を意味する。【出典

■ 「ハブ」の資料集

■ ハヘ: 嘴。山の足の海中に入ったところ。【出典

■ ハベ: |枯島の沼島あたりで磯に出た海中の岩のことをいう。分布圏が「碆」に接しているので「ハエ」の転訛であろう。奈良県宇陀郡で、険しい斜面、絶壁を意味する。奈良県吉野郡十津川村では、畑の土の流出を防ぐため「ハベ」という丸太を横に並べ、杭で止めて土砂の流出を防ぐ。【出典

■ ハマ(浜、播麻)【出典
・ 山などの険しいところ。崖。山梨県の方言。
・ 土手。堤。神奈川県津久井郡牧野の方言。
・ 河岸。川端。大阪の方言。
・ 海岸。湖岸。水ぎわに沿った平地。
・ 舟着場。徳島県の方言。
・ かし。魚市場。岡山市の方言。
・ 川床の急に深くなったところ。岐阜県揖斐郡徳山の方言。

■ ハマカタ: 浜方。陸方に対する区分。【出典

■ ハマスカ: 浜辺のこと。関東地方から陸奥国にかけて、主として沿海の砂地をスカといい、安房国では渚の字をあてている。横須賀、大須賀などの須賀もこれだろう。南部藩内では浜辺をハマスカといった。【出典

■ ハマト: 福井県遠敷郡、大飯郡で海浜をいう【出典

■ Hamana(ハマナ): .魯沺壁諭縫福(土地:※類語:Na)。海苔、北奥と駿河に7例見られる。「浜名」。【出典

■ ハマンクラ: 上五島で海浜を意味する。また、五島、上五島宇久島、天草、鹿児島県ではハマンコラという。【出典

■ ハマンミラ: 海近くの土地を千葉県長生郡一宮町ではハマンミラという。【出典

■ 「ハミ」の資料集

■ 「ハヤ」の資料集

■ バヤイ: 山口県の岩国地方で都会のこと。「場合」で「場所」のこと。【出典

■ ハヤシ: 京都で傾斜地を意味する。千葉県夷隅郡では原野を意味する。【出典

■ ハヤシバタ: 林畑。武蔵野の平原にも、そういう語がまだ知られている。ここでも、近い頃まで切り替え作りをしていた名残。【出典

■ 「ハヤマ」の資料集

■ 「原(ハラ)」の語源

■ ハライ: 炭坑の最先端の採炭場所。福岡県大牟田市の炭坑でいう。【出典

■ ハラエエ: 静岡県伊東市付近で、浜の船揚場をいう。船を揚げる際のかけ声に因むという。【出典

■ 「ハラタテ」の資料集

■ ハーラドー: 南島の黒島で谷を意味する。【出典

■ 「ハリ、バリ」の資料集

■ ハリカケ: 適当な場所があると、草木を伐り倒して焼畑として、残存の灰を利用してソバやキビなどの雑穀や小豆を作った。二年目は地力が落ちるので、豆類を植えて地力を保持する。この場所が定畑化すると、畑の周辺の柴木や草を刈って、畑の上にのせて焼却して灰にした。これを、佐渡島で、ハリカケ、カリカケといった。【出典

■ ハリタ: 年中ジメジメしていて麦作不能の田。泥田。針田、治田。淡路島でいう。【出典

■ ハリバ: 張り場。町家の敷地を意味する。明治初年の東京の下町を綴った長谷川時雨の「旧聞日本橋」などに見える。【出典

■ ハリマ(播磨): .魯蝓丙Α法Ε沺粉屐砲琉嫐。▲魯沺壁諭砲療勝9駝召稜屠畊颪療素澱鰐勝【出典

■ 「ハル、バル」の資料集

■ バール: 険阻な場所。愛知県北設楽郡でいう。【出典

■ ハルキバ: 春木場。岩手県盛岡市には中津川ばたに、岩手県雫石では御明神村(岩手県岩手郡雫石町)に春木場の地名が見られる。春木とは、山から流し出してくる薪のこと。この薪を流してくることを「春木流し」といい、丸太で山から木を流してくる所作を「河流し(カナガシ)」とか「粒流し(ツブナガシ)」といい、バラバラに流し出してくることの謂である。【出典

■ ハルギリ: 春伐り。春に伐り払ってやるカノ(焼畑)。栃木県南部で言う。【出典

■ 「ハルタ」の資料集

■ 「ハルチ」の資料集

■ 春山・治山(はるやま): 開墾の「ハル、ハリ、ハン、バン」+山で、開墾した山地の集落を意味する。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ ハレ: 晴(ハレ)という地名が、北九州地方に見られる。「フレ」の転で、村落の意味にもとれるし、また同じ語系として「ハリ」「ハル(墾)」にも通じる。鹿児島県の種子島、屋久島の「晴(バイ)」も区画とか村落にあたる語である。【出典

■ ハレンド: 長野県上伊那郡三峰川渓谷(伊那市)で、「樹木の茂みに対するのびろい場所」を意味する。田畑も「ハレンド」。他の地方で「ヒロミ」「ヒロバ」と言うのと同じ。【出典

■ バロウ: 険しい所でバラが生えていて利用価値のない所らしい。高知県や愛知県と長野県の境にも見られる。馬路と書く。【出典

■ 「バン」の資料集

■ Panke(パンケ): アイヌ語で川下(シモ)のこと。【出典

■ Bansyo(バンショ、バンショー): “崕蝓「昔交通、外国船、収穫物などを見張った所」。大工。「番所、旧番所、御番所山、番昌、番条、番城、番上」。【出典

■ 「ハンタ」の資料集

■ バンダ(番田、坂田、晩田): .泪漾Ε拭塀茵砲覆匹療召。∩餘狎下の農民組織の長である番頭に与えられた「番頭田」の略か。ハンダの濁音化か。て酖臺言のパンダに通じるものもあるか。【出典

■ バンツチ: (_県八女郡で粘土のこと。大分県速見郡で、田畑の底土を意味する。【出典

■ Bandokoro(バンドコロ)・Bando(バンド): 番をするところ。(※類語:Bansyo)。「番所、番戸、番頭名、番堂野、バンドー山」。【出典

■ ハンドブチ: 大分県南海郡米水津村(佐伯市)で、川や海の急に深く窪んでいる場所を意味する。【出典

■ ハンノウ(飯能):  嵌焦次廚琉嫐で、災害その他によって、年貢が半減され、これが恒久化した地のことか。▲魯法幣)・ノ(野)の転か。ハリ(墾)・ノ(野)の転か。ぅ魯福蔽次法Ε痢別遏砲療召。【出典

■ 「ハンバ」の資料集

■ Banba(バンバ): ※類語:Baba。「幡場、馬(バン)場」。【出典

■ ハンビョウ: 栃木県那須郡那須町の那珂川上流の北岸、那須野原を望むところにある集落。【出典

■ ハンブカケ: 秋田県で、断崖または端。秋田県鹿角郡でハブは急傾斜地でハンブカケともいう。岩手県九戸郡では、川岸の崖のこと。【出典

■ Banya(バンヤ): 番をするところ。(※類語:Bansyo)。山地に多く見られるが、海岸にも例がある。「番屋」。【出典

■ ハンヤマ、ハソハタ、ハギヤマ、ハギハタ: ハギは萩だけでなく、もとは榛(ハンノキ)をハギとも言った。切替畑のことらしい。【出典

■ 「ヒ」の資料集

■ Pi(ピ): アイヌ語で、「石、小石」の意味。「ポンヌンベツ:ポロ(大きい)ヌン(野)ペツ(川)、紋別:モ(静かな)ペツ(川)」。【出典

■ ヒアイ: ヽつ譴隆笋抜笋箸隆屐3その詞。静岡県南崎でいう。樋間。兵庫県西宮市に見える用語で、町家の家屋相互間の狭い空間のこと。E豕都下の町家や伊豆諸島の民家などで、敷地内の建物と建物の間の狭い空間。とくに、土蔵と土蔵との間をいう場合が多い。た軍禪の上越地方の民家で、主屋の軒下をいう。サ楙觚登米郡(登米市)の民家では、敷地内の家屋相互間の狭い空間をヒアエコという。新潟県佐渡の民家では、敷地内の家屋相互間の狭い空間をヒアサエという。【出典

■ ヒアタ: 日向の地を鹿児島県大島郡沖永良部島でいう。【出典

■ 「ヒアテ」の資料集

■ 「ヒウケ」の資料集

■ ヒウチヤマ: 三角形のトンガリ状を呈する山を三角山とか火打山という。新潟県の南西端にあって妙高火山群中の最高峰の火打山は、頂上部の三角形のとんがりが特徴。昔の火打ち石の形にちなむ。【出典

■ 「ヒウラ」の資料集

■ 比叡・日吉(ヒエ)の資料集

■ ヒエダ: 長野県南部で、湿田で、しかも冷水が常に出ている田を意味する。【出典

■ ヒオ(日尾、檜尾): .辧Ε髻癖)という地名か。岡山県苫田郡ほかの方言で、こうぞのこと。愛媛県宇摩郡関川ほかの方言で、雁皮。楮(こうぞ)、雁皮などの植生による地名か。【出典

■ 「ヒオキ」の資料集

■ 「ヒオモ」の資料集

■ ヒガ(比賀、日谷、日下、日ケ): .劵(僻)で、「かたよった地。曲がった土地」のことか。▲劵シ(東)の略か。琉球ではヒガ(比嘉の用字が多い)は「東」の意味。【出典

■ ヒガイ(日開、肥海、日飼、檜垣): .劵シ(東)の転か。▲辧雰筺法Εヒ(峡)で、「谷間」のことか。L昌譴離劵イス(痩せて弱々しいこと)から、「痩せ地」または「湿地」のことか。【出典

■ ヒガキ(檜垣): .辧雰筺または樋)・カキという地名か。▲劵(僻。東)・キ(接尾語)か。【出典

■ ヒカゲ: 古義のカゲは日当たりの地であるが、新しい意味では陰地。両方の側がある。カゲの語は注意を要する。古くは日当たりのよい地をカゲトモ、その反対語をソトモといったらしい。ヒカゲのカゲは、このカゲトモのカゲと同じで、江戸時代にも正式な文書には日照地の意味に使用された。【出典

■ Hikage(ヒカゲ): 日蔭。「日影、日影町」。【出典

■ ヒカゲンド: 静岡県駿東郡で日陰地を意味する。静岡県引佐郡(浜松市)ではヒカゲンボコという。【出典

■ ヒガタ、ヒカタ: 干潟、潮間帯に形成されるシルトや粘土からなる平らな土地、波浪から遮断された遠浅の入り江や湾内で、潮汐作用が大きく、しかも大量の土砂を運搬する流入河川のあるところによく発達する。【出典

■ Hikata(ヒカタ): ヾ崖磧風。「西南風、東南風」。「日方、日形、日形井、干潟」。【出典

■ ヒガネ: 鉄分が珪藻類に付着して沈殿したヒガネが湧いているところ。【出典

■ Hiki(ヒキ): Hiokiの転。日置。低い。ひきがえる(方言ひきだ)、疋田、引地、引野など。【出典

■ ヒキミチ: 栃木県足利市、安蘇郡(佐野市)で、山頂から薪束を転落させるために作った急斜面の道を意味する。【出典

■ ヒクダワ: 岐阜県揖斐郡徳山村(揖斐川町)で、低い向こうに越す鞍部を意味する。【出典

■ Higuti(ヒグチ): 泉。「樋口、樋口谷、樋口垣内、火口(ヒグチ)」。【出典

■ ヒケ: 青森県津軽地方で水を汲む小流れをヒケという。正月はミズノモチ(水ノ餅)を持って若水を汲みにいくのもここで、洗い場とは別の位置に設ける。【出典

■ Hiko(ヒコ): ‥槌の出張った所。▲劵魁聞)の象形後。「彦島、彦山、彦名、彦根」。【出典

■ ヒコザク: 東京の西部の畑場などでは、半ば短い畝をヒコザクという。三河国の北設楽でも、山間の畑の剰地の不整形な部分をヒコまたはヒコバタといい、その短い畝をヒコウネという。長野県南佐久郡では、田畑の出張ったところをヒコという。ヒコはヘコ(凹み)の意味か。【出典

■ ヒコダメ: 秋田県雄勝郡で、窪所を意味する。【出典

■ ヒコミメ: ヘコミメの転訛。房州で山と山の低いところ。【出典

■ ピサ: 南島八重山で坂を意味し、ヒラに同じ。【出典

■ ヒザキ: 奥上州、利根川の水源地方には、ヒザキ(日崎)という山が二つも見える。一番初めに朝日を受けそうな峰であるから、ヒサキと呼ばれた。【出典

■ 「ヒシ」の資料集

■ 「ヒジ」の資料集

■ ヒシオ: 香川県の直島では「干潮」を意味する。琉球ではたんに「ヒシ」のこと。【出典

■ ヒシカリ(菱刈): ヒシ・カリで、ヒシも、カリも崩壊地形を示す。【出典

■ ヒジャ: 鹿児島県の奄美大島で、「川に沿った山頂の傾斜地」をいう。【出典

■ 「ビシャゴ」の資料集

■ ビシャラ: 山梨県中巨摩郡ほかの方言で、道などのぬかるみ。【出典

■ 「ビジョ」の資料集 

■ Hiziri(ヒジリ): 平安時代中期以後の修行者にちなむ土地。「聖、聖岩、聖塚、聖ヶ丘、聖山、聖峠、ヒジリ谷、樋尻壇」。【出典

■ ヒシロ: 日陰山のこと。山地の日陰になっているところを播磨国北部、兵庫県多可郡加美町(多可町)杉原谷でいう。ヒナタつまり日向山の対語。【出典

■ ヒゼ: 干瀬と書く。琉球では珊瑚礁を意味する。【出典

■ Hiso(ヒソ): ー磴た僕媼の茂る地。∨霧きの日当たりの悪い地。中部から東部の瀬戸内に多く見られる。「日會、日祖、日草(〜ソー)、日會裏、比會、小比會、比會原、檜生(ヒソ)、大檜會(〜ビソ)、檜會谷、飛會山」。【出典

■ ヒゾエ: 壱岐国で日陰地を意味する。日向国西臼杵郡ではヒソエビラという。北向きの日当たりの悪い地を、九州から隠岐島などでいう。中国地方のオンジに相当する。ソエはサエル(障る)の意味だろう。【出典

■ ヒタ: 広島県で、日受の地をいう。【出典

■ ピダ: 八重山諸島で渚を意味する。【出典

■ 「ヒダ」の資料集

■ ヒダカ(日高、飯高): .劵福憤弌法Ε(処)で、「蝦夷の居住地」。▲劵澄Ε(処)という地名。ヒ・タカ(高)という地名。ぅ曄癖罅法Ε織(高)の転か。【出典

■ ヒダマリ: 新潟県南魚沼郡、栃木県で、日向むきの山の窪地で、風当たりの少ない所。【出典

■ ヒダモリ(美守): ヒナ(夷)・モリ(守)の転。【出典

■ ピタラ: ピウカともいい、アイヌ語で石原や河原を意味する。【出典

■ ピッ: アイヌ語で小石を意味する。【出典

■ ヒックリカエリ: 静岡県磐田郡水窪の方言で、山の向こう側。尾根を越したむこう。【出典

■ 「ヒッタラ」の資料集

■ 「ビッチャコ」の資料集

■ ヒッツリ: 宮崎県東臼杵郡椎葉村で、焼畑跡で、まだ林相に復していない所。熊本県人吉市市田地方では、ツクリという。【出典

■ ピッポ: ピはアイヌ語で石や小石を意味する。札比内は、サッ(乾いた)ピナイ(小石川)のこと。岩手県内に佐比内の地名があり、ガラガラの砂利底の涸れた川のこと。【出典

■ ヒヅメ: 日詰、岩手県の紫波郡などに見られるが、日当たりの悪い地をいうのであろう。【出典

■ ヒヅラ: 東南向きの斜面にある集落を意味する。【出典

■ ヒデリダ(日照田): ヒデリ(旱)・タ(田。または処)で、「日照りで水の涸れやすい田(地)」のこと。【出典

■ ヒト: 山形県で「クラ」のこと。【出典

■ 「ヒド」の資料集

■ ビトウ(尾藤): ヒドの転か。【出典

■ ヒトカマエ: 明治初年の東京を綴った長谷川時雨の「旧聞日本橋」の中に見える語。「一構の百姓家」とあり、農家や町家の建物を敷地毎数えた単位として用いたという。また同書には、町家で家屋一棟分という意味で使用した「ヒトコマエ」という用語もある。【出典

■ ヒトクボ: 栃木県で、一窪を指し、山の窪地から次の窪地までの間を意味する。【出典

■ ヒドッコ: 秋田県平鹿郡(横手市)で、窪地を意味する。「ヒド」と同じ。【出典

■ Hitotuya(ヒトツヤ): 一軒屋。「一ッ屋」。【出典

■ ヒトノベ: 越中国で平地を意味する。【出典

■ ヒドヒラ: 石見国那賀郡などで崖を意味する。島根県那賀郡(浜田市)で、「ヒド」は山の窪みのこと。「ヒラ」は側面、斜面を意味するから崖のことになる。【出典

■ ヒトボ(人母): ヒト(均)・ベ(辺)の転で、「平になっているあたり」、「台地の付近」の意味。【出典

■ ヒトミ(人見): .劵函紛僉法Ε漾焚。接尾語)という地名。▲轡函Ε澆療召如⊆消呂鮓世Δ。【出典

■ ヒドロ、ヒドロダ: 岩手県では深泥、湿地を意味する。岩手県岩手郡御明神村(雫石町)に「ヒドロ谷地」というのがある。昔、竜川の流れた跡で、つまり旧川床のこと。現在は、大部分は水田になっているが、いまだにところどころに水溜まりや湿地があって、一般に低地となっているが、山中ではない。岩手県江刺郡梁川村(奥州市)で、「カタダヒドロ」というのは、硬い田に深田が半分ずつの田を意味する。また岩手県遠野市ではヒドロダは湿田のこと。宮城県登米郡(登米市)では、ハツギに対して湿田をいう。福島県の会津でも湿田。秋田県南部では、窪地を「ヒドッコ」、山形県でも同様。【出典

■ 「ヒナ」の資料集

■ 「ヒナタ」の資料集

■ ヒナダ: 紀伊国東牟婁郡明神村(古座川町)日南川は数軒の集落で、西南に開いた小さい谷の谷頭にある。【出典

■ ヒナテ: ヒナの手、つまり側であろう。相模国津久井郡牧野村(神奈川県相模原市)日向。小集落で西南を向いている。【出典

■ ヒナビラ: 鳥取県八頭郡那岐村(智頭町)で、青々と木の茂った山の側面の日のよくあたる所を意味する。鹿はこのような所に寝ている。【出典

■ ヒヌマ(日沼、涸沼): .辧粉魁涸)・ヌマ(沼)で、「干上がった沼や湿地」か。▲辧僻=「水。水路」)で、「水沼」などと同じか。【出典

■ ヒヌルワ: 愛媛県の民家で、主屋の前の空き地を意味する。作業場。【出典

■ ヒネ(日根): .劵福菩繊0弌砲療召。動詞のヒネル(捻)の語幹で、「ねじり曲がった所」の意味か。ヒネ(陳)で、「古」の意味か。【出典

■ 「ヒノ」の資料集

■ ヒノキバタ: 山口県長門市殿台などで、檜の植林をしている山。杉の植林をしている山をスギバタという。【出典

■ Hinokuni(ひのくに): .劵弌蔑郛譟法日本の古名。ヒナ>ヒ(夷)。妣ノ国・火ノ国・日ノ国・肥ノ国。【出典

■ ヒノクマ(檜隈、檜前):  崙の隈」の意味で、「小盆地」を意味する。▲辧僻=「水路」)・ノ(助詞)・クマ(隈。隅。曲)か。【出典

■ ヒノジ: 日の当たる地。【出典

■ ヒノヒラ: 山口県都濃郡(周南市)で山の日向地を意味する。大分県東国東郡(国東市)でも日向地を意味する。【出典

■ ヒノミサキ(日ノ岬、日御崎): 仝鼎、岬の先端で狼煙をあげたことによる地名か。日輪信仰によるか。【出典

■ ヒノヤマ: 火の山、日ノ山。のろし(狼煙、烽火)をあげた山。ヒヤマ、ノロシバともいい、狼煙によって伝達する施設をもつ山。ヒタテ(火建)山ともいう。【出典

■ ヒノラ: 戸外の広場や屋敷内の外庭を愛媛県八幡浜市日土でいう。愛媛県喜多郡(大洲市)では、農家の表庭をヒヌルワといい、愛媛県東宇和郡宇和町(西予市)皆田では前庭をヒノウラ、愛媛県松山市浮穴でも前庭を意味する。【出典

■ ヒバ: 奈良県吉野郡十津川村などで、田のヘリの短い草の生えた地をヒバという。日場または干し場のことか。【出典

■ ヒバリ(戸破、雲雀): ‘酖腓諒言で、ひびのこと。鳥類のヒバリ(雲雀)にちなみ、新興住宅地の地名として使用される瑞祥地名。【出典

■ ヒバルバタ: 乾燥して不毛に近い畑を意味する。焼畑のこと。【出典

■ Hibi(ヒビ): 柴草の土地。「日比野、日比田、日比沢」。【出典

■ ヒベラ: 日向地。大分県津久見市で、東か南側を向いた土地を意味する。これにたいして、日陰地をカゲベラという。【出典

■ ヒボッタ: 壱岐国で、水持ちの悪い田地。また、たんに「ヒホッ」という。【出典

■ ヒマツリ(日奉、日祀、火祭): 仝殿紊良民、日奉部にちなむ地名か。各地の神社などで行われる鎮火神事などに由来するか。【出典

■ ヒミズ: ‘陰。栃木県栃木市、安蘇郡(佐野市)、上都賀郡(鹿沼市、日光市)で、一日中太陽があたらない場所を意味する。吉野地方の筏師は、川の水が少なくなることを「水がオチル」といい、その状態をヒミズ(干水)という。これに対して出水、増水をタイスイ(大水)という。上流に豪雨が降って、にわかに増水することをニワカミズ(俄水)といい、このような時には筏の尻をくくって流れないようにするが、それでも綱が切れたり、ネジキが切れたりして筏が流れることがあった。【出典

■ Himuro(ヒムロ): .劵皀蹈。日あたりのよい小窪地。「日室、氷室、氷室岳、比室」。【出典

■ ヒメ(姫、比目、樋目)【出典
・ ヒメ(媛)で、ホトなどと同じく、「女陰形の地形」を示すか。
・ 美称。「小さい」「かわいい」の意味。
・ ヒム(秘)の連用形で、「何かの蔭になった所」「深く入り組んだ所」の意味か。
・ ヒビの転も考えられるか。
・ ヒ・メ(目。辺の転)の形か。
・ シメの転か。

■ ヒメシマ: 古代において、小さい島を姫島と呼んだ。【出典

■ ヒモロギ: 神座、転じて神社のこと。【出典

■ ビャク: 関東地方で崖の崩れたところを意味する。下野国や常陸国ではジャクという。また伊豆諸島の三宅島では村境を意味する。闢(ビャク)の意味だという。【出典

■ 「ヒヤケ」の資料集

■ Hiyakko(ヒヤッコ): 「冷たい」。「寒(ヒヤッコ)川、白狐川(上総)、白狐(ヒヤッコ)」。【出典

■ ヒーヤマ: 鹿児島県の与論島で森を意味する。【出典

■ ヒヤリミゾ: 山口県の周防大島では、田の水を温めるための水路をヒヤリまたはヒエボリといい、オンマシという所もある。【出典

■ 「ヒヨ」の資料集

■ 「ヒョウ」の資料集

■ ビョウブ: 吉野川の水源地にあたる大台ヶ原渓谷には屏風岳、屏風谷などがあり、このへんの地質は秩父古生層の岩帯で、岸壁が直立して、屏風を立てたような状態をなしている。【出典

■ Hyogo(ヒョーゴ): ‘馭箸旅舛痢峺こう」にあるから「武庫(ムコ)」の説。∧叱砲伝播地名。「兵庫」。【出典

■ ヒヨセ: 灌漑用水が冷水である美作地方などでは、稲の栽培に悪いため温度をあげるための回水路をつくる。これをヒヨセといい、山地に近い湧水地帯に多い回水路には例外に備えて稗(美作では赤米)が栽培され、土地の高度な利用が行われた。山口県の下関市周辺でもいう。【出典

■ ヒヨモ: 日向地。日当たりとよいところを静岡県磐田郡をはじめ、各地でヒヨモという。【出典

■ 「ヒヨリヤマ」の資料集

■ 「ヒラ、ピラ」の資料集

■ 「ヒラ・ヘラ」の資料集

■ ヒライソ、ヒラセ: 平坦な岩礁で、海食によって生じた台地状のもの。イソもセも同じく岩礁の意味だが分布する地域は異なる。【出典

■ ヒラオシ: 羽後国で、底雪崩のこと。【出典

■ 「ヒラキ」の資料集

■ 「ヒラコ」の資料集

■ 「ヒラコジ」の資料集

■ ビラシ: 三重県下の熊野灘に面した海面で、岩礁をビラシまたはビラセ、ベラセという。【出典

■ ヒラシミズ: 平清水、平泉や平出のヒラ(平)はタイラの意味とともに傾斜面の意味もある。平清水は山や丘の傾斜面または麓などの地形に見いだされるようで、平清水のヒラは傾斜面を指す。【出典

■ ヒラタ: 福岡県春日市で、表作(稲)には十分に水があり、裏作(麦)には排水のよい土壌。砂土壌で、牛馬、農具の使用運搬に適した広さがあって、肥沃な田。これを、ヒラタ、アマダ、ヤスダ、マエダなどという。【出典

■ ヒラツギ: 秋田県鹿角郡の方言で、雪崩。【出典

■ 「ヒラッコ」の資料集

■ 「ヒラッパチ」の資料集

■ ヒラトコ: ヒライソ、ヒラセと同じ。〇嵋犢颪料蟶甲亙で、畳状をなした海底の岩礁をヒラトコシマという。▲劵薀肇魁癖疹押法▲劵薀丱肇魁癖疹貍押砲箸いΔ里蓮∧_県北九州市門司区で農閑期に一年中の自家用の燃料をカケキ(掛木)を背負って運ぶが、途中の山道の平たい、これらの荷を置いて休む場所をいった。【出典

■ ヒラナカ: 山の側面。この語は全国に見られる。それから転じて全ての傾斜面がみなヒラで、平の字をあてたヒラと混用する。【出典

■ 「ヒラナメ」の資料集

■ ヒラバイ、ヒラバエ: 徳島県海部郡由岐町(美波町)阿部で、海底で大きい石の広がったところをヒラバイという。【出典

■ 「ヒラハマ」の資料集

■ 「ヒラマ」の資料集

■ 「ヒラマエ」の資料集

■ 「ヒラミ」の資料集

■ 「ヒル、ヒロ」の資料集

■ 「ビロウ」の資料集

■ ヒロギ: 熊本県鹿本郡(山鹿市)で、谷間の湿田地帯に対比して、大きな川筋で二毛作ができるようなところをヒロギという。【出典

■ ヒロコウジ: 「広小路」は字だけから見ると「広い小さい」という表現法は、一見矛盾するようだが、元来「小路」を広くしたという意味が、「小路」の語が接尾語として使われるうちに、「通り」と同様な意味に転訛し、「小」の字の意義が意識されずに「広い道」と同様になった。【出典

■ ヒロセ: 高知県では弘瀬、広瀬というのは、主として山村の川沿いに見られる地名。ここまでくると、川幅は広くなって、せせらぎの音もさわやかに、比較的広い田畑が開け、日差しが明るい集落のたたずまいがある。それが弘瀬集落である。宿毛市の離島の沖ノ島の弘瀬は、海に向かって開けた集落。【出典

■ ヒロッパ: 北海道の民家で、街の中にある空き地、広場の意味。関東地方や東北地方では、都会地のことをヒロバという。【出典

■ ヒロニワ: 々い庭。明治初年の東京を綴った長谷川時雨の「旧聞日本橋」の中に見える語。郊外の記述に「大百姓の広庭」とあって、農家の家屋前の空き地を指している。香川県の農家で、主屋前方の空き地。屋外作業場として使用される。カドともいう。【出典

■ 「ヒロミ」の資料集

■ Biwa(ビワ): ヽ海鬚發鎮川(方言ヒワレ)。「琵琶沢、琵琶滝」。⊃洋いら遠いところ。「方言:ヘヤは離れのこと」。「離れ座敷」。「米屋(ベヤ)島」。ビワ(楽器)の形、「琵琶池、琵琶湖」。け澤舛簑扮澤舛療效蓮【出典

■ ビワクビ: 諸国に多い地名。川曲流して琵琶首状をなすところ。ビャクと縁あるやも知れずという資料がある。島や岬、河岸、海岸などの、円形から楕円形の土地。枇杷、琵琶瀬、琵琶ノ郷、琵琶窪、枇杷谷、琵琶の首、枇杷島、美谷(ビヤ)、ビヤノ岬。【出典

■ Hiwada(ヒワダ): 日当たりのいい和田。(※類語:和田)。「日和田、小日和田、檜和田、鴇田(ヒワダ)峠」。【出典

■ ビンカ: 信濃国や越後国で岸壁を意味する。【出典

■ Bingo(ビンゴ): “後三郎。「児島高徳」の伝説のあるところ。国名の伝播地名。「備後、備後元、備後崎」。【出典

■ Pinne(ピンネ): アイヌ語で「男の、雄の」の意味。「?音知(ピンネシリ):ピンネ(男の)シリ(土地)」。【出典

■ 「フ」の資料集

■ bu(ブ): 坪数で示す地名。「上壱歩、二歩、五歩田、六歩、廿歩、八十歩、一歩二歩」。【出典

■ ファタビー: 南島八重山で、谷を意味する。【出典

■ フイゴミ: 大分県直入郡の方言で、吹雪の集積した所。吹き込みの転か。【出典

■ フイシ: 南島の方言で、暗礁、珊瑚礁。【出典

■ buiti(ブイチ): 〜ブイチ。三〜六分、または十分した耕地の名と思われる。「三分一、四分一、五分一、六分一、十分一」。【出典

■ フィラ: 岩手県盛岡市で坂を意味する。琉球で坂をフィラという。盛岡では勾配のことをサカッピラともいうらしいが、琉球でもサカビラといって坂を意味した。【出典

■ フウツケ: 茨城県久慈郡の方言で、山の行き止まり。【出典

■ フエフキトウゲ: 笛吹峠。いくつかの地名伝承が見られる。【出典

■ 「フカクサ」の資料集

■ フカサワ(深沢): .侫院保)・サハ(沢9で、「湿地になった沢」か。▲侫(深)・サハ(沢)で、「奥行きの深い沢」か。【出典

■ フカダ: 水田の底が深泥の田をいう。谷津田や河川沿岸の後背低湿地。三角州低湿地や干潟干拓地に多く見られる。【出典

■ フカンボ: (イ鯑別攜安蘇郡野上村(佐野市)でフカンボという。∈覿霧戸田市は、荒川の左岸に位置し、旧入間川の氾濫、堆積によってできた沖積低地である。そのため、市内の随所に微高地の自然堤防がみられ、それにともなって後背湿地が出来ている。ここには水田がつくられ、その中で特に低い所はフカンボとかドイと呼ばれ、常に水がある湿田だった。【出典

■ Huki(フキ): 、類語:Huke。「富貴、吹(フキ)、蕗原」。◆嵜瓩」。「吹上、吹上浜、吹越山」。吹雪。「吹越、吹越山」。た∧名。「山吹、蕗」。「山吹谷」。ハЩ奸「吹屋」。【出典

■ 「フキアゲ」の資料集

■ 「フク」の資料集

■ フクイワ: 山林に地こしらえに掘ってよく砕ける岩を三重県一志郡(津市、松阪市)の山間でいう。これに対して、硬くて割れない岩をカナイワという。【出典

■ 「フクジ」の資料集

■ 「フクダ」の資料集

■ フクダマリ: 対馬、宮崎県躙郡の方言で、日当たりのよい暖かい所。【出典

■ Hukudomari(フクドマリ)・Hukudome(フクドメ): 炉吹師の住む所。「福泊、福留、福富」。【出典

■ フクトミ(福富): ]Э畛佞僚擦狃蝓▲侫、トミともに美称か。名田の名か。【出典

■ フクナ: 長野県南部で、焼畑の地力の衰えたものをクナとかフックナと言うのに対して、伊豆七島の三宅島では常畑をフクナといい、ノウギリ畑、つまり切替え作りのアラコに対立する語となっている。【出典

■ 「フクラ」の資料集

■ 「フクロ」の資料集

■ フクロガマ: 遊水池を意味するという説がある。近世の河川工事でできた。【出典

■ フクロダ: 袋田。周囲を他人の田に囲まれた田。栃木県宇都宮市、真岡市、芳賀郡などに見られる。【出典

■ 「フケ・ムタ」の資料集

■ フゴ: 北陸地方で、関東地方のヤチのこと。底のしれない沼地。蟹谷の地名起源になっている蟹池がこれで、昔ある人が縄におもり石をつけて下げたが一束下げても届かなかったのでやめたという。富山県北蟹谷村(小矢部市)八伏でいう。【出典

■ 「フサ」の資料集

■ 「フジ」の資料集

■ Husiko(フシコ): アイヌ語で「古い」という意味。「フシココタン:古い村」。【出典

■ 「フシミ、フジミ」の資料集

■ フジョー: 鹿児島県肝属郡高山(肝付町)では、川に近い低地の田地を意味する。フジョーデン(不浄田)とは、往々、洪水に荒らされた田地のこと。【出典

■ フスマ: 焼き畑で、土地の悪い尾根筋ではフスマがよくできる。フスマというのは、根が編み目のようになって、かさかさになっている所。マツタケの生えるような所には、フスマが深さ30センチ以上にもなる。よく燃えるのでそんな所へ山焼きの時に火が移ったら、始末に負えない。地下の方でどんどん火が広がっていく。高知県吾川郡池川町(現仁淀川町)。【出典

■ 「フセ」の資料集

■ フセギ(伏木): 茨城県境町伏木。埼玉県川島町伏木。福岡県大平村伏木。〔擇鯀箸鵑膿綯罅土中に埋め、洪水その他の災害などを防ぐところ。⊃⇔咾靴読などを防ぐ防風林のこと。【出典

■ 「ブタイ」の資料集

■ フタタイ: 奈良県吉野郡の民家で、家屋相互間の狭い空間を意味する。ここが通路になっている場合は「フタツヤ」という。和歌山県有田郡では、家屋相互間の狭い通路を「フタタヤ」という。また和歌山県吉野郡十津川村付近の農家では、馬屋や藁小屋などの付属の小屋相互の間の狭い空き地を「フタツバ」という。兵庫県赤穂郡では、家と家との間の細い空き地をフタツアイという。【出典

■ Hutatuya(フタツヤ): ※類語:Hitotuyaとともに東日本に多く見られる。「二ッ屋」。【出典

■ ブタバ: 新潟県の北蒲原郡長浦村(新潟市)内沼地方では、ガッポ(真菰)などの古根の積み重なったものをブタといい、そういうものの多い土地をブタバという。【出典

■ フダヤマ(札山): 江戸時代に、藩の命令によって保護された林。「山札」を発行したことによる。【出典

■ 「フチ・ブチ」の資料集

■ 「フチュウ」の資料集

■ ブッチ: 痩せ地で土肌、岩などを露出している所をいう。「アレ、アラト、ガラッポ」などともいう。【出典

■ フーツケ: 茨城県久慈郡で、「山の行き止まり」を意味する。【出典

■ フッツケ: 福島県田村郡滝根町(田村市)で、山の西北側の面。西北側は風がよく当たるからであろう。【出典

■ ブッツケ: 青森県の五戸地方で、河川の急角度に屈折した所で、ここは必ず淀んで「ノロミ」になっていて深いが、「フチ」とは言わない。【出典

■ 「ブットメ」の資料集

■ フッバラシ: 吹払し。西風が強く当たる場所で雪が溜まらないところ。このような所は山や峰ばかりでなく平地にも道にもあり、いくら降っても雪が飛んでいても土がでている。青森県五戸地方でいう。埼玉県幸手市で、風通しのいいところをフッバラシという。【出典

■ 「フト」の資料集

■ フド(布土、不動): .曠箸療勝∋海劼澄ヒダ(襞)の転。クドの転か。ぅ侫箸梁音化か。ゥ侫疋Α壁堝亜砲療召。【出典

■ Hudo(フドー): 、類語:Uto。滝に多い地名。「不動ノ滝」。I堝位晴Δ飽む。「不動山、不動野、不土野峠、不動滝、布藤(フドー)」。【出典

■ 「ブドウ」の資料集

■ フトコロ(懐): .奸粉沺法Ε肇灰蹇塀茵砲如◆屐併海覆匹法吠かれたような所」の意味か。▲侫函Ε灰蹇弊榿語。「あたり」の意味)という語形か。【出典

■ Hunakata(フナカタ): ゝ夫。「船方」。∩イ侶繊「船形、船形山」。【出典

■ 「フナクボ」の資料集

■ Hunako(フナコ): ⊃綣隋⊃緝廖「舟子、船子」。∩シ舛裏類語:Dosyo地形。「船子」。【出典

■ 「フナコシ」の資料集

■ 「フナズ、フナヅ」の資料集

■ 「フナト、フナド」の資料集

■ Hunaba(フナバ): 船着き場、渡船場。「舟場、船場、船場ノ東」。【出典

■ フナハラ(舟原、船原): .Ε福弊Α法Ε魯蕁文供砲療召如◆崟状の高みにある原」か。▲ナ(曲)・ハラ(原)で、「曲がりこんだ原」のことか。【出典

■ フナヤマ(舟山、船山): .魯福Ε筌泙療召。∩以後円墳を船にたとえたもの。船塚ともいう。【出典

■ Hune(フネ)・Huna(フナ): 〜ァ「舟津、舟場、舟橋、舟渡、船戸」。⊇形。「岩船、船窪、湯船、船形」。【出典

■ 「フノ」の資料集

■ 「フバサミ」の資料集

■ フマ(布万): 下総国海上郡布万郷(千葉県香取郡山田町府馬・現香取市)。布万には諸説ある。”盍屬如△佞錣佞錣靴薪效蓮∪瓠覆奸砲農垢蠑紊った土地。秀(ほ)で、突き出た土地。ご魁覆奸砲如乾いた土地など。現状から、やわらかいよい土地の意味。【出典

■ フミツケミチ: 佐渡で海沿いのムラでは、昭和の初め頃まで砂浜、尾根、鼻など、はげしい起伏を越えるより船の方が便がよかったので、陸上はほとんどフミツケミチの域を出なかった。【出典

■ 「フモト」の資料集

■ フヤ(府屋): 動詞のフヤケルの語幹から、「水を吸って柔らかくなった地」、「湿地」の意味か。【出典

■ フユ(冬): 徳島県井川町冬、新潟県小千谷市冬井。「フユ」は「冷ゆ」が原意との説がある。しかし、殖(ふ)ゆ、増(ふ)ゆがもとで、冬の間じっと耐えて根元を肥やし増加させることかもしれない。【出典

■ 「フラ」の資料集

■ フラギ: 隠岐島で、石肌の地。クラ地のことか。【出典

■ ブラクリ: 奈良県吉野郡の方言で、山林の下方へ出張った部分。【出典

■ ブラリ: 鹿児島県奄美大島の北部で、小集落。沖永良部島ではブラルという。【出典

■ 「フリ」の資料集

■ フリキリ: 奄美大島で山と畑の境を意味する。【出典

■ フリヤマ: 伊豆七島の利島で、未墾地のこと。【出典

■ 「フル」の資料集

■ フルガシロ: 青森県五戸地方で、河川の増水の際に、水勢によって流域が変化し、以前の川代のある部分が切断されて取り残された所を言う。そこには水が池のように溜まって鮒などがいる。【出典

■ 「フルコ」の資料集

■ フルノ: 福岡県田川郡添田町津野で、焼き跡などに作物を植え付ける場合、それが二年目以降であれば、その焼き跡をフルノという。【出典

■ 「触(フレ)」の資料集

■ 「フロ」の資料集

■ フロク: 土地の平らでないこと。長野県下伊那郡や飯田市、愛知県知多郡。ロクでないこと。【出典

■ フワ(不破): ”詞のフハフハ(柔らかい様子)から「土地の柔らかい所」、つまり「湿地」を示すか。▲奸弊瓩覆鼻法Ε蓮蔽次砲侶舛涼鰐召。【出典

■ ブンギ: 岡山県で、用水を分岐して水を引くための堰を意味する。【出典

■ 「ヘ」の資料集

■ ヘイ: 越中国の薬師岳は、一ノ塀、二ノ塀と数え、五ノ塀を経て、絶頂に立つ(一合目、二合目というのと同じ)。これは、山の主稜から横に張り出した支脈の尾根を塀に見立てたものだろう。【出典

■ ヘエジク: 長野県下伊那地方で、山中の水の少し湧いている草生地。ジクテともいう。ジクとは湿地のこと。ヘエは「冷え」であろう。水が冷たくて稲作に向かない土地をしばしばヒエという事例がある。【出典

■ ヘキ(壁、日置、戸木): 仝殿紂∈怎を司った部民とされる日置部にちなむか。動詞のヘキル(部切)から、「区切られた所」の意味か。F飴譴離悒亜頁蹇砲力⇒儼舛如◆嶌錣蠎茲蕕譴燭茲Δ陛效蓮廖△弔泙螻海覆匹諒壊地形か。【出典

■ 「ヘグリ」の資料集

■ ヘゴッタマリ: 窪ところ、窪地。千葉県夷隅郡布施でいう。【出典

■ ヘシロ: 但馬国では、日影側を意味する。【出典

■ ヘズリ: /軍禪北蒲原郡加治の方言で、山の傾斜地を迂回する道。∋碍糎西置賜郡蚕桑の方言で、山のがけを意味する。【出典

■ ヘソヤマ: 九州南部の山地でいう。この山に入った者は、怪異に遭遇して帰って来るという。アシダニに同じ。【出典

■ 「ヘタ、ヘダ」の資料集

■ ヘダレ(部垂): 動詞のヘダレル(徳島県の方言で、崩れる)から、崩崖などの崩壊地形を意味する。【出典

■ 「ヘチ」の資料集

■ 「ペツ」の資料集

■ Bessyo(ベッショ): 蝦夷の捕虜を移住させた場所。広島から東京に多く見られる。「別所、別所谷、別所垣内、奥別所」。【出典

■ 「ベットウ」の資料集

■ Beppu(ベップ): …媛坦墾地の説があり、南九州に多く見られる。◆嵎棉笋鬚發辰道慊蠅気譴進櫃如⊆匯の封米をたんとうしたもの」の説がある。「別符、別府」。【出典

■ Petpet(ペッペッ): アイヌ語で小川がゴチャゴチャ集まっている所。「別別川、美々(ビビ)(ペッペッから)、弁辺(ベンベ)」。【出典

■ Beppo(ベッポ): 本保(※類語:Honpo)に対する追加開墾地。「別保」。【出典

■ Betumyo(ベツミョー): 本保(※類語:Honpo)に対する追加開墾地。「別名」。【出典

■ 「ヘツリ」の資料集

■ ベトバ: 南アルプスの聖岳のシイナ谷に、ベト場という谷がある。鹿や日本カモシカが遠くから、そこの土を舐めにやってくる。しかし、塩分は含まれてはおらず、リン酸が含まれているという。【出典

■ ヘドロ: 泥濘を神奈川県津久井郡(相模原市)でヘドロという。泥を奈良県宇陀郡宇太(宇陀市)でいう。海底の地質が泥状で、潜水夫が作業のために入ると、煙のように立ち上がって仕事がしにくい。ヘドロの語源は、文部省の国語審議会の説明によると、「三浦半島の漁民が何の役にもたたない泥を(へにもつかない泥)といったのが、ヘドロになった」とのこと。土木や工事関係者の俗語で、大きな川の川口などに溜まる軟弱な粘土層。【出典

■ ベトンジャ: 新潟県西蒲原郡で、地面、地べたを意味する。【出典

■ Hebo(ヘボ): 小さい窪地。(方言ではヘボム)。「辺保、戸房(ヘボ)、平保原」。【出典

■ ヘミ(逸見、速見、辺見): ,話醂爐離悒咫兵悄砲砲茲襪。▲悄癖奸法Ε漾焚。接尾語)で、「(平野、盆地、谷間などの)端のあたり」の意味か。ハミの転か。【出典

■ ヘヤ(部屋、部室): ,悄癖奸法Ε筺淵筌弔汎韻犬法⊆消呂里海函砲。▲悄奮屐法Ε筺焚亜砲如◆屐碧楝爾ら)離れた集落」のことか。【出典

■ 「ヘラ、ヒラ」の資料集

■ Penke(ペンケ): アイヌ語で川上の意味。【出典

■ Benkei(ベンケイ): .▲ぅ霧譴妊撻譽院奮笋譴拭破れた)・イ(所)。▲▲ぅ霧譴妊戰鵐院幣紂砲琉嫐。A里弁慶。【出典

■ Benzai(ベンザイ): ※類語:Benten。弁天とともに海岸に多く見られる。「弁財、弁財天、弁財天川」。【出典

■ ヘンジョ: 僻地、遠方、辺鄙な所を意味する。また、富山県の礪波地方、和歌山県、大阪府泉北部ではヘンドという。【出典

■ Benten(ベンテン): 神社に因む地名(弁天島は全国の海岸に多く見られ、湖や河畔にもある)。「弁天、弁天前、弁天島、弁天鼻、弁天崎、弁天森、弁天山」。【出典

■ ベンノー: 信濃国北安曇で、縦面一壁の所。【出典

■ ヘンベミチ: つづら折りの道。岐阜県吉城郡(飛騨市、高山市)でいう。【出典

■ 「ホ」の資料集

■ ホイ(宝飯): 参河国宝飯郡。愛知県宝飯郡。宝飯の飯はかつて「飫」と書かれた。古事記には「三川之穂別(きかわのほわけ)」とあり、穂国に比定される。稲の稔る豊かな国の意味。【出典

■ 「ボウ」の資料集

■ Hoe(ホーエ): ※類語:Hae。「法技、宝江」。【出典

■ ホウギリ: 鹿児島市で、方眼、町内のこと。福岡県北九州市小倉南区三谷地区でも、町内の中での一つの集落を意味する。だいたい、隣組にあたるものをホウギリやホウリという。【出典

■ 「ホウジ」の資料集

■ ホウダ(方田、法田、宝田): ―腸の長さを等分に区切られた田。「方田」。▲魯奸Ε澄塀茵砲侶舛涼鰐召。【出典

■ ホウトヤマ: 香川県小豆郡土庄町の農家で、集落共有地を意味する。【出典

■ ホウバ: 宮崎県宮崎県東臼杵郡椎葉村で、樹木が立て込んでいるが、見通しのよい所。すなわちセイミ、モッコク、ヤゼハラ、ドサンなどと反対の地形。猪は遁走するのにホウバを避ける。したがって、狩人がこれを包囲するにも、人手の多い場合に限って下手な者をここに配置するだけである。【出典

■ ボウバナ: 榜端、棒端。宿場のはずれ。棒をたてて「是より何宿」と書いてあったという。大阪、吹田、高槻、八尾のあたりでは街外れを意味する。【出典

■ ボウミチ: 山梨県には「信玄の棒道」という道路がある。これは戦国時代に武田信玄が領国経営と膨張政策をささえる軍用道路として整備したもので、その一つを「佐久の棒道」と言って、韮崎から信濃国の佐久に向けて、その名のとおりまっすぐ北上している。【出典

■ 「ホカ、ボカ」の資料集

■ 「ホキ・ホケ」の資料集

■ ボク: 耕作の用水に設けた堀を福岡県の久留米地方で「ボク」という。広島県比婆郡(庄原市)の奥地では、森林の下木や灌木のことを意味する。【出典

■ ボクボク: 群馬県勢多郡(渋川市、前橋市、桐生市周辺)で、湧き出る清水を意味する。長野県南佐久郡で泉を「ボクミヅ」という。【出典

■ ホーケ: 京都では崖のことを「ホーケ」という。ホケ、ホキと同じ。【出典

■ ホケンド: 大和国の十津川で芥棄場をホケンドという。山一つ越えた紀伊国日高郡ではホキンドという。【出典

■ ホコタテ: 羽後国の鳥海山の一峰にホクダテという峰頭があり、甲斐国の鳳凰三山の地蔵ヶ岳近くにはホコタテ(鉾立)と称する突起がある。【出典

■ ホコラ: 古くは「ホクラ」といった。岩手県二戸郡姉帯村(一戸町)では、ホコラをハヤシまたはカミサマのハヤシと呼ぶのは、ハヤシがホコラであったからであろう。昔は、ヤシロをモリと呼んだ。【出典

■ ボサ: 灌木の叢。福島県石城郡草野村(いわき市)。【出典

■ ボサッカ: 草木の生い茂った所、藪。ボラ、ボラッカに同じ。栃木県の南部で。【出典

■ 「ボサラ」の資料集

■ Hosi(ホシ): \運仰。「星ノ宮、星合、金星」。⊂さい丘(供餅の上の小餅を方言でホシという)。※類語:Bozi。「星山、星崎、星ヶ丘、三ッ星山、星ヶ原、布施(ホシ)屋」。K校匏繊「笠法師山、法師峠、稲星山、千頭星山、法子岩」。ざ界標。【出典

■ 「ホーシ、ホージ」の資料集

■ ホシナ(保科): ホ(秀)・シナ(品)の形の地名。【出典

■ ホズワタ: 富山県礪波地方の農家で、敷地の入り口付近の堀端に設けた洗い場。【出典

■ ボソイシ: 近江国の石は、花崗岩が主で、赤、青、白の三種類があって、そのうち青と白は硬質で、赤はボソ石である。ボソ石はもろくて弱い駄目な石という。【出典

■ ホソジキ: 山の境の樹。滋賀県東浅井郡(長浜市)。【出典

■ 「ホタ」の資料集

■ ホタカ: 峰高の意味。穂高岳など。捕(ホ)は秀(ホ)と同源で、稲、麦、ススキなどの穂、または山の峰などのように突き出ており、他から秀でて人目につきやすいものをいう。【出典

■ ホタテ: 阿波国麻植郡(徳島県吉野川市)で、山の尾の端をいう。【出典

■ ホダワラ: 新潟県岩船郡で、雪の深い場所。ホダに同じ。【出典

■ ホタンコ: 伊賀国で、洞穴。【出典

■ ボチ: 堀、肥だめ、水溜まりを愛知県で言う。また、三重県志摩郡(志摩市)では蛸穴のこと。【出典

■ Botyu(ボーチュー): 崖下に見られる地名。「房中、坊中」。【出典

■ 「ホツ、ボツ」の資料集

■ ホツ: 越前国や遠江国では側稜を意味する。尾根から谷に向かって縦に出ている側線。愛知県、静岡県の山間部から長野県伊那地方にかけて見られる。信濃国の飯田地方では、山脈の末端の突き出たところを「山のホツ」といい、長野県下伊那郡遠山(飯田市)では「ツルネ」という。【出典

■ ホック: 畑の間に挟まった少量の田を意味する。常陸国には地名としてところどころに見られる。「発句」「堀句」などとかかれる。また「ホッパ」という地方もあり、起こりは開墾の意味であったが、「ホル」という語感から、自然に狭いものだけに限られるようになったと思われる。【出典

■ ボックソネ: 信濃国下伊那郡で、谷底を意味する。長野県下伊那郡で、「山ふところ」、または谷底を意味する。クネは天竜川流域では、一般的には地境のことをいう。【出典

■ Hokke(ホッケ): ※類語:Hoke。「法華、法華岳、法華津(ホッケツ)、法花田」。【出典

■ ホッコ: 静岡県磐田郡(磐田市、袋井市)で、日当たりを意味する。【出典

■ ボッコウダ: 「フカダ」ともいい、湿田を意味する。湿田は、鍬を使って耕す。また収穫時に湿田で稲刈りをする際に、山から葉のついたまま柴を刈ってきて、それを「フネ」の代わりにして稲をその上に載せて田の外に搬出していった。福岡県鞍手郡宮田町(宮若市)倉入などに見られる。【出典

■ ボッタ: 不毛地のこと。静岡県志太郡(藤枝市)などに見られる。【出典

■ 「ホッタコ」の資料集

■ ボッチ: 「高ボッチ」などといい、峰のもっとも高い所を意味する。志摩国では、海中の岩と岩の間を指す。^饐觚久慈郡では、「峰のもっとも高い所」を意味する。∋嵋犢馼杙榲帖併綾展志摩市)では、海中の岩礁と岩礁との間の深く窪んだところを意味する。【出典

■ ボッチャリ: 千葉県山武郡で、塚を意味する。【出典

■ ホツッペー: 静岡県周智郡で、峰を意味する。「ホツ」と同じ。【出典

■ ホットサカ: 宮崎県日南市と都城市の箋にある牛ノ峠。急坂が続いて、自動車の運転手たちは「ホット坂」と呼び、必ず一休みする。【出典

■ ホッバ: 茨城県稲敷郡の方言で、田の間の溜め池。ホリバ(堀場)の転か。【出典

■ 「ホッポ」の資料集

■ ホテ: 尾張国、畿内、近国および中国、四国地方で、「腹」を意味する。富山県礪波地方では「側面」のこと。また、岡山県苫田郡では、畦をホテラといい、これもホテと同様。島根県大原郡(雲南市)では畔を「ホトリ」という。【出典

■ 「ホト、ホド」の資料集

■ 「ボトウ」の資料集

■ ホトラヤマ: 新潟県魚沼地方では採草地になっている羊歯類や茅などの茂った山をいう。「ホトラ」とは、新潟県魚沼郡で、草混じりの柴のことで、「オドロ」の転訛と思われる。滋賀県滋賀郡(大津市)鵜川村では、肥料用の雑木をいう。オドロ、ヨドロも同じ語で、燃料などに刈る灌木の叢生を意味すると思われるが、仰木村(滋賀県大津市仰木町)では肥料用の若草のことという。【出典

■ ホノカ(未明): .曠離(仄=僅か)の意味で、「程度、規模の小さなこと」をいうか。▲曠離の転で「小部落」のことか。【出典

■ ホノキ: 中国地方の西部(広島県、山口県東部)で、ホノキ、ホノギ、ホノゲ(田の一区画)は地番や小字によるまとまりのこと。島根県、山口県、愛媛県、高知県では、小字もしくは耕地の数筆を意味する。【出典

■ ホボロゼ: 「ホボロ」とは、山陽地方や山陰地方で編み目の細かな竹かごをいう。石見国では口が小さくて紐をつけて腰にさげる籠。山口県見島(萩市)では、赤子をいれる藁製のフゴをいう。岡山県では、竹や黒や赤に染めて編んだ美しいホボロをハナホボロといって子供の摘草に使用する。岡山県阿哲郡哲西町(新見市)では、ヨモギなどを摘むときの竹かごで、竹の柄がついている。「ホボロをウル」とは、折り合いが悪く嫁が無断で実家に帰ること。【出典

■ ホムチ(誉治、品治): ‖膕修硫新以前の部民の品治部に由来するか。▲曠曠燹粉沺法Ε繊蔽蓮砲領で、「含まれたような地形の場所」か。【出典

■ ホヤ: 群馬県の一部では雪崩のこと。島根県能義郡荒島村(安来市)で、「石の中にある軟質部」をホヤまたはヨシという。白くて塩のようである。石工の語で、寄生のホヤと同語という。6綵F酩瑤撚仍海諒出による軽石の層を赤ホヤという。【出典

■ 「洞(ホラ)」の資料集

■ ボラ: 〇綾展志摩郡(志摩市)で横穴を意味する。∪虱娶印旛郡で崖を意味する。ボラッケ、ホラッコともいう。B膾緝榮邁脇盞寛嘆貪賃次焚脇眥耕郢圈砲如∪亞世鮴僂犹、石がぐらつかないように入れる石の破片をボラとかグライシという。て別攜南部で、茨、草木の茂っているところをボラとかボラッカという。ゥ轡薀垢箸箸發法南九州の農民を悩ます土に、ボラ、コラがある。粒のあらい黄色の軽石の層で、桜島の噴火で噴出したものとされる。【出典

■ 「ホーラ、ボーラ」の資料集

■ ホラアナ: 海に臨む陸地の洞穴。【出典

■ Horai(ホーライ): 中国での想像上の山名。日本では霊山の名。鏡餅形・亀甲状の山が多い。瀬戸内海には見られない地名。「鳳来、蓬莱」。【出典

■ ホラダ: 岐阜県恵那地方で、山の谷筋にある水田。ヤマボラともいう。【出典

■ ホラッケ: 下総国佐倉付近で崖を意味する。【出典

■ ホラッコミ: 静岡県田方郡(伊豆市、伊豆の国市、沼津市)で、洞穴。【出典

■ ホラッコモリ: 地の窪み。【出典

■ ホラヌケ: 山で水が突出してくるところ。昔、ホラガイが住んでいて、それが抜け出たので、その穴から水が出ると老人は言う。【出典

■ ホランボ: 静岡市で洞穴のこと。【出典

■ 「ホリ」の資料集

■ ホリイド: 堀井戸。〔声初年の東京の下町について綴った長谷川時雨に見られる。町家の掘り抜き井戸の意味。各地の民家において、井戸の堀り方の一種。【出典

■ ホリキリ: 山口県豊浦郡(下関市)で、切り通しを意味する。【出典

■ ホリケ: 「ホリキ」ともいう。岡山県邑久郡(瀬戸内市)で、「堀池」を意味する。飲料には利用できない。たんに、宅地または耕地の一部に設けられた小貯水池で、農業用または防火用に備えられている。堤防も水門もない池だという。愛知県海部郡の民家では、掘り抜き井戸を「ホンノキ」と、福井県坂井郡、吉田郡では「ホンノケ」というのも掘り抜きの転訛だというが、堀池かもしれない。【出典

■ Horinouti(ホリノウチ):  嵋戮瞭癲廚垢覆錣噌訛臆杏漾◆嶌Α淵曠蝓砲瞭癲廚燃墾地。東日本に多く見られる。(堀之内、堀ノ内)。【出典

■ ホリコ: ^陀執颪篳‥膰石城郡草野村(いわき市)で、小溝のこと。相模国では「ホリッコ」という。岩手県二戸郡で、小島の砂浴びした跡の地面の窪みを意味する。【出典

■ ホリコシ: 堀越は船越のできるような地峡を堀り割って交通に便利な地形。【出典

■ ホリゴメ: 堀籠。中世に起源をもつ集落。在地領主が丘陵や台地に居館を営んだ場合、その山麓や崖下にこの集落ができることが多い。堀米、堀込は堀籠と同じ。関東地方では、根古屋、堀の内、箕輪、寄居などが、堀籠とともに、このような集落の地名として残っている。【出典

■ ホリノウチ: 静岡県に特に多く見られる。愛知県以東の中部や関東地方、東北地方に多く見られ、中世の豪族屋敷村と言われる。一般には、中世から近世の城館、寺院など堀をもった区画を示す地名という。多くは中世の城館に関して使用されるが、城というよりも、生活や開発拠点としての役割が強い。したがって、堀の内は城塞的なものというより、領主層または豪族の居住地としての屋敷および周辺の耕地を指すと考えられる。関西地方の「垣内(カイト)」や、西日本の「土居(ドイ)」も同じ。【出典

■ ホリヤマ: 愛知県宝飯郡(豊川市)の農家で、敷地内に掘った塵溜の穴を「ホリヤマ」という。これは堆肥に使用する。または幡豆郡(西尾市)の「ホルメ」関係する語かもしれないが、塵溜の用途も堆肥なので、「マヤ」と誤って呼ぶのも無理は無い。【出典

■ Horyu(ホーリュー): 東北から関東北部に見られる神(ホーリューサマ)で、丘の麓に祀られる。「宝柳、宝龍、宝竜、法柳、保柳」。【出典

■ Horyo(ホーリョー): ※類語:Horyu。「法領、宝領、法量、坊領、ホーリョ谷」。【出典

■ ホルガマテ: 堀上手。富山県西部で、屋敷の池に引く水の取り入れ口、およびその水路をいう。【出典

■ ホルバタ: 屋敷内の池を富山県の礪波地方では「ホルバタ」といい、「ホルワタ」「ホワタ」ともいう。【出典

■ ホルメ: 愛知県幡豆郡(西尾市)で、炊事に使用した水を溜める堀を「ホルメ」という。肥料に使うための下水溜。主屋の裏側に掘った。【出典

■ ホレコ: 宮城県伊具郡筆甫村(丸森町)で、灌漑用溝を「ホレコ」という。【出典

■ ホレッコー: 土佐国で窪みを意味する。【出典

■ ボーレン: 大分県で、叢、くさむらのこと。【出典

■ 「ホロ」の資料集

■ Pon(ポン): アイヌ語で「小さい」の意味(大きいは※類語:Poro)。「小沼(ポント)、奔別(ポンベツ)」。【出典

■ 「ホンゴウ」の資料集

■ Honzi(ホンジ): ※類語:Hosi。「本地」。【出典

■ Honzyo(ホンジョ、ホンジョー): 寄進型の荘園で上層貴族。(皇族、大社寺、公卿など)を受寄者(保護者)とした場合の保護者を「本所」といい、その荘官の「本所職」の居住地が地名になった。「本所、本庄、本荘、本城」。【出典

■ ホンデン: 福岡県鞍手郡鞍手町室木字下方で、乾田のこと。湿田は「シッケダ」という。【出典

■ Honpo(ホンポ): 本荘。(※類語:Honzyo)が公田であるときの名。「本保}。【出典

■ ホンマ(本間、本馬): .曄塀─法Ε痢塀詞)・マ(間)という地名か。▲曠曠漾粉沺法Ε沺粉屐砲療召如◆嵎颪泙譴燭茲Δ蔽老繊廚箸盥佑┐蕕譴襦【出典

■ 「マ」の資料集

■ 「マイ」の資料集

■ 「マイコミ」の資料集

■ 「マイゴミ」の資料集

■ マイシ: _山県邑久郡の方言で花崗岩。熊本県南関の方言で、赤白の斑点のある砂岩。千葉県夷隅郡中川の方言で、礫、砂利。ち衞蝋颪如∋海ら沢に流れ出した石。【出典

■ マイダマリ: 愛媛県松山地方で、細かい粉のような砂を意味する。【出典

■ マイヅル(舞鶴): ‐覲圓覆匹糧称。▲泪悄柄亜法Ε張襪如九州ほか各地に見られる、ツル地名の一種か。【出典

■ マイネ: 静岡県富士郡で、畑の畦を意味する。【出典

■ マイマイズ: 栃木県那須郡の民家で、掘り抜き井戸の一形式を指す。地表をらせん状に階段をつけて掘り下げ、直接地下水面まで降りることのできた大規模な井戸。【出典

■ マイリ: 近江国坂田郡(米原市)でニエリのこと。舞入るの意味か。【出典

■ マインホカ: 鹿児島県の農家で、主屋の前方の空き地を意味する。農作業場の一部で、ホカともいう。前のホカ(外)の意味。【出典

■ マエゲ: 田の前方。奈良県宇陀郡榛原(宇陀市)でいう。【出典

■ マエゼキ: 青森県黒石市の町家で、道路の両側を流れる側溝を意味する。【出典

■ 「マエダ」の資料集

■ 「マエバ」の資料集

■ 「マカド」の資料集

■ マカベ(真壁、真加部): ‖膕修硫新の以前、清寧天皇の名にちなんで設置された名代・白髪部が、延暦4年(785年)年に、光仁天皇の諱の「白壁」をさけて真髪部と改名された。この名代に因む地名か。▲沺弊榮語)・カベ(壁)の形の自然地名か。【出典

■ マカリ(望理): ‖膕修硫新の以前に、安閑天皇の時代に設置されたという勾舎人部、勾靱部に因むか。▲泪リ(曲)で、川の曲流蛇行や山脚の湾曲を表した自然地名か。【出典

■ マガリ(曲、鈎、曲里、真賀里): 動詞のマガル(曲)の連用形の名詞化。海岸、川、山裾、道路などの曲がった地形や街路、街区を示す。【出典

■ 「マキ」の資料集

■ マキィ・グスク: 牧の石垣の意味。この石垣は石垣島の東北半島平久保(ベーバグ)より西南半島富崎(フザキイ)に至る延長約10里の間に築いたもので、害獣よけのもの。【出典

■ マキガワ: 巻き川。長崎県壱岐の民家で、周囲を石で築き上げた掘り抜き井戸を意味する。【出典

■ マキタ: 蒔田、水田に直接種子を播いて水稲を栽培する田または栽培法。ジカマキ田、ジキマキ田ともいう。丘陵や台地の侵食谷にみられる谷津田(ヤツダ)では、水が乏しかったり、田植えと養蚕とが労働競合したり、深田のため作業が制限されたなどのため、水田に直接播いた。関東地方の大宮台地や入間川、高麗川の間に多く見られる。【出典

■ Makino(マキノ): 〇海納茲螳呂泙譴薪效蓮∨匸譟その他(牧野、間木野、真木野、巻野、槇野、槙ノ尾)。【出典

■ マキハタ: 牧畑。牛馬の放牧と畑作とを交互に輪作して行う栽培法。隠岐島、対馬、山口県熊毛郡上関町八島などの離島で行われた。【出典

■ 「マキハラ」の資料集

■ マキメ(蒔目、牧目): 々椋郛紊龍莢茵▲泪・メという地名か。【出典

■ マキヨ: 村落の呼び名。マキヨは沖縄島と奄美島だけに見られる。首里王府のつけた公称で、自然発生的な呼称ではなく、比較的新しい呼び名だろう。集落を形成した血縁集団というのが原義だろう。【出典

■ 「マギリ」の資料集

■ 「マク」の資料集

■ マグサヤマ: 福岡県春日市春日で、集落共有の草刈り場、稲干し場で、必ずしも山ではなく樹林をいう。【出典

■ マクラ: .肇ラ列島の悪石島に、モトノマクラという浅瀬がある。マクラとは、海岸線近くの珊瑚礁の浅瀬のこと。暗礁のことを南島硫黄島でいう。¬攸昌粟遒硫捨の河口地域には、水際に形成された砂州を表す名に、たとえば三重県北牟婁郡長島町(桑名市)横満蔵(ヨコマクラ)があり、枕状に砂州の盛り上がったところのこと。E槌の片端を枕と呼ぶ地方は多い。【出典

■ マクリ: 降雨のため渓流が氾濫して俄然土砂岩石を押し流すことをいう。【出典

■ 「マコ」の資料集

■ Magoe(マゴエ): 「狭間(ハザマ)を越える」の意味。マゴエ>マゴメ(※類語:Magome)。西南日本に見られる。「馬越」。【出典

■ Magome(マゴメ): 狭隘。※類語:Magoe。「馬籠、馬込、間米」。【出典

■ マコヤマ: 越前国で、斜面の岩場または岩山を意味する。【出典

■ マサ: 相模国で、赤土の層、たんに地層の意味にも使用する。_嶽彰笋良土化で、中国地方の大部分、九州、四国、近畿地方の一部に見られ、中国地方ではマサツチと呼ぶ。粘度がなく、通気性、透水性が高いため、水分が溜まりにくく旱魃をうけやすく、わずかな降雨で崩壊流出がおきる。富士山の東方山麓の静岡県御殿場市一帯は、富士山の活動で噴出した火山灰、火山砂、火山礫などが熔岩上に堆積してできた不透水層で、コンクリートよりも硬い富士マサといわれる熔岩が敷き詰められる。熔岩のために木の根ははらず、酸性がつよいため農耕にも適さない。K鑢棔淵泪汽瓠砲領称で、石灰の炭壁が切羽面と直角になることをいい、堅い性質がある。【出典

■ マサゴ: サグよりも細かく岩石が砕けるとマサゴになる。【出典

■ マシ: 田の区画のことを奄美大島の大島郡瀬戸内町古志でマシという。与論島では沖縄と同様に、水田をマシという。【出典

■ マジ(交、馬路): .泪検文髻砲如◆崟遏谷筋、尾根筋などの交わる地」か。▲泪臓壁蓮砲ら「(地味などの)貧しい土地」か。ウマヂ(馬路)の意味か。【出典

■ マージ: _縄で、赤土質の土壌。◆船沺璽検平臣蓮砲箸蓮⇔圧絏Δ了藩僂垢詛肋譴琉嫐か。【出典

■ マシキ(益城、馬城、真志城): .泪札(籬柵)のあった地。∨腓鬚いΑマ(接頭語)・シキの形の地名か。ぅ泪掘Ε(接尾語)か。【出典

■ 味舌(ました): もとは「うました」で、その「ウ」がとれた形。別の漢字を当てると味稲田(うました)で、おいしい米の獲れる田のこと。味稲の名字もあり、これも「ウマシネ」または「マシネ」という。【出典

■ 「マス」の資料集

■ 「マセ」の資料集

■ 「マタ」の資料集

■ マタギッチョー: ハネットに同じ。\轍県庵原郡(静岡市)で、畦の切ってあるところ。∋獲県中巨摩郡で小さい溝を意味する。【出典

■ マータリ: 富山県上新川郡(富山市)で、家の付近、近傍を意味する。【出典

■ 「マチ」の資料集

■ マッチ: 粘土を、大阪府豊能郡歌垣村(能勢町)、和歌山県、徳島県美馬郡、広島県芦品郡(福山市)でマッチという。【出典

■ マチバ: 中心街。一般には、イナカから都会地を指す。【出典

■ マチバタ: 沖縄本島で、市場のほとり、市(イチ)のそばの意味。東京の「お酉さまの市」を「トリノマチ」という。【出典

■ マチムケ: 富山県の礪波地方で、街かたのこと。「あの娘はマチムケへ嫁入りしたがっとる。」などと使用する。【出典

■ マツ: .泪帖幣勝砲肋召生えている場所の松尾、松生が多いが、松の木以外に一区画の土地の意味だったり、町の意味だったりする場合がある。∧‥膰南会津郡檜枝岐村で、熊などを撃つために待つ場所をマツ、マツバという。マタギ言葉。【出典

■ Mak−(マッ〜): アイヌ語で「うしろ、奥」のこと。「マッカリ岳:マッ(うしろ)カリ(廻る)」。【出典

■ マツイ(松井、松居): ”抻蓋ほかの方言で、一族、仲間から、集落名、集落の区画用語に転じたものもあるか。▲泪帖Ε陝憤罅居)の形の地名。【出典

■ 「マッカ」の資料集

■ マヅカイ: 伊豆諸島の御蔵島で、黒潮が島に当たって左右に分かれた間にできた淀みのこと。【出典

■ 松木(マツギ・マツキ)

■ 「マッキュウ」の資料集

■ マッタキ: 高知県幡多郡で、断崖を意味する。「まっすぐ立つ」の意味か。マッタツ、マタテともいう。【出典

■ マッタジ: 秋田県仙北郡の角館地方で、迂回路、回り道を意味する。【出典

■ Mattatu(マッタツ)・Matate(マタテ): …立(マチダテ)つまり「市場」。「馬立(マダテ)、馬館、廻館」。◆屬泙辰垢阿卜つ」の意味。「馬立山、馬立場、廻館山、真立島」。2論遒龍蔑部。「廻立(マッタチ)、廻館(マワタツ)、回立(マッタツ)」。っ壁、山腹、谷頭。「馬立、馬立場」。関東地方から奥羽地方や九州に見られる。【出典

■ 「マツチ」の資料集

■ 「マツバ」の資料集

■ マッパ: 青森県三戸郡の方言で、ある場所の周囲。【出典

■ マツバエキ: 長野県上田市諏訪形で、道の分岐点をいう。【出典

■ 「マド、マトー、マドー」の資料集

■ Madokoro(マドコロ): ゞ拘屐淵魯競沺砲僚蝓淵肇灰蹇法地役人の家。「間所、政所(マンドコロ)、真所」。【出典

■ Matoba(マトバ): 々場(喜界島ではマトー)。弓神事に射手を出す家のこと。「的場、馬ト場、間戸場下」。【出典

■ 「マナ」の資料集

■ マナイタグラ: 山の岩場のこと。そこに通りがかった熊は捕らえるのに好都合なこと。ちょうど俎に載せたようであるというので、秋田マタギの住む山村には所々、この地名が見られる。【出典

■ Manago(マナゴ): 小石、砂利。「真名子、麻那古」。【出典

■ Man(マノ): ゞ拘屐谷盆地。⊇戸邊屬旅い無住地。以上のような場所に見られる地名。「間野、間野谷、馬野原、真野」。【出典

■ マノセ: 千葉県印旛郡遠山村(現成田市)では鞍部を意味する。「馬の背」に因む。【出典

■ マバ: 長野県下伊那郡で、山仕事に行った馬の溜まり場、山上の平地のこと。馬場に因む。【出典

■ Mabase(マバセ)・Mabasi(マバシ): ※類語:マセを馬馳と書き、マバセと呼んだもの。「馬馳、馬橋、馬走(マバセ)」。【出典

■ マブ: 地域によって大きく異なる意味を持つ。宮城県では「崖」、宮崎県では「道の頭の傾斜地」、奈良県南部では「山田の畦畔の草生地」、岩手県の遠野地方では「山の端の荒蕪地」、新潟県の佐渡では「低い所を望む土地」、秋田県雄勝郡では「雪の吹き積もったところ」、肥後国では「横穴」を意味する。/軍禪岩船郡では断崖を意味する。傾斜した小谿の水源または小谷の頭に塚状をした地形を宮崎県東臼杵郡椎葉村では「マブ」という。山形県庄内地方、新潟県、富山県、福井県、旧出雲国、広島県奴三郡(三次市)、熊本県南関町では「横穴」を意味する。新潟県の佐渡、山口県、福岡県、長崎県、熊本県では炭鉱などの坑道をいい、坑道の支柱に使う木材を「マブキ」といった。大分県速見郡日出町付近の山間部では、トンネルのことを「マブ」という。「マブ」は「ハブ」と同様に、「仰ぐ(アブク、アブキ、アビキ)」が語源とする。【出典

■ マブシ: 猪の通り路に構えて要撃する一定の場所をいう。茨城県久慈郡八溝山麓(大子町)では、猪や鹿の通り路に居て餌などを求めに出てくるのを待つことを「マブル」という。【出典

■ 「マブチ」の資料集

■ マホカ: 鹿児島県川辺郡笠沙町(南さつま市)で、屋敷内の外庭を意味する。【出典

■ 「ママ」の資料集

■ 「ママガキ」の資料集

■ 「ママカケ」の資料集

■ ママクド: ママックネともいい下伊那郡で土の崩れた所を言う。また、下伊那郡で小さな崖という説もある。【出典

■ ママコウネ: 二つの丘陵の突き出た中間にまた一つの小さな突出部のある地系を、愛媛県北宇和郡(宇和島市周辺)で「ママコウネ」という。そこを屋敷地にすると家が衰退するという。ウネはこの地方で低い尾根通りを意味する方言。【出典

■ ママッコ: 安房国で、険峻な畦。千葉県安房郡豊田(南房総市)で、険しい土堤。【出典

■ マミ: マミ: 山形県米沢市で岸のこと。【出典

■ Mami(マミ): 〇海留◆窪地。「間見、真見」。穴熊。狸。「狸穴(マミアナ)」。【出典

■ Mamyo(マミョー): 谷、窪地。(※類語:Mami)。「間明、真明田」。【出典

■ マヤ: 飛騨山脈の一部で「カール」を意味する。【出典

■ 「マリコ、マルコ」の資料集

■ 「丸」の語源

■ マルビ: 丸尾と当て、富士の新期溶岩流をいう。山梨県北都留郡でも石などの集まった所を意味する。【出典

■ Manzai(マンザイ): シュク(※類語:Syuku)に由来する万才を演じる集落に因む。「萬歳、徳萬歳、万歳田」。【出典

■ マンダ: 舟曳き場、すなわち浜の上の広場を志摩国片田(志摩市あたりでマンダという。普通はここが盆地の踊り場になった。【出典

■ マンダラミチ: 八重山諸島で、辻、十字街のこと。【出典

■ Mandokoro(マンドコロ): 、類語:Madokoro。⊂臼犹務所。「政所、満所」。【出典

■ Manba(マンバ): 崖(※類語:Banba>Manba)。「万場、満場越、万波」。【出典

■ マンプ: 近畿地方や北陸一帯で「隧道」のこと。出雲国では「マンブ」という。マブに同じ。【出典

■ マンボ: 〇綾展員弁郡などで、山を掘り割って作った道を意味する。∪轍県安倍郡(静岡市)で洞をマンボウという。新潟県岩船郡、長野県東筑摩郡、愛知県北設楽郡で隧道を意味する。ず甘呂粒鯵ど椶箟4堯⊇弍世僚熟仕腓婆犬鬟泪鵐椒Δ箸いΑヅ膾県簸川郡北浜村(出雲市)などで、赤潮を意味する。三重県の北部地方の傾斜の急な扇状地に作られた独特の横穴式の井戸。【出典

■ 「ミ」の資料集

■ 「ミオ」の資料集

■ Mikata(ミカタ): 「御潟」の説。但馬から若狭に多い。「三方、美方、実方、箕方、味方」。【出典

■ ミカマド: 長野県水内郡のお善鬼様は、奥の院の洞穴を土地の人たちに御竈と呼んでいる。【出典

■ Mikawa(ミカワ): 「御川(ミカワ)」の意味か。「三川、実川、目(ミ)川、味川尻、味方」。【出典

■ ミクサ(三草): 兵庫県社町三草。広島県東城町三草。広島県口和町御草。三種の神草。神のお告げでこの薬草を飲み、丹波国を平定した武甕追(たけみかづち)神の話などがある。神草の名ははっきりしない。【出典

■ 「ミコ、ミーコ」の資料集

■ 「ミサ」の資料集

■ ミサカ: ミサカは坂の美称で、三坂、御坂、神坂などと書かれるが、「神坂」が本来の意味と思われる。【出典

■ 「ミサキ」の資料集

■ ミササ(三朝、三篠): .漾弊榮語)・ササという地名か。▲潺機Ε機弊榿語)か。【出典

■ ミサト(三里、実郷、美里、美郷、見里): .漾弊榮語)・サト(里)の意味。◆峪阿弔領ぁ廚里海函ミ(水)・サ(接尾語)・ト(処)で、「水のあるあたり」の意味もあるか。瑞祥地名。【出典

■ ミサワ(三沢、美沢): ミ(水)・サハ(沢)で、「水気の多い谷」、「湿地」の意味。【出典

■ 「ミシマ」の資料集

■ ミジュ: ‘酖臠重山の方言で、水門。海峡。水路。南島の方言で畦のこと。【出典

■ ミシロイキ: 飛騨国北部で、ぼたん雪、大きな雪。【出典

■ ミズ: 宮崎県延岡市宇島野浦で、魚群がわいている様を「ミズしちょる」という。【出典

■ ミスイ: ムスイともいう。香川県仲多度郡で、水掛りのない田。無水と解される。関東地方では天水場というのが普通。【出典

■ ミズイリ: 和歌山県日高郡上山路村で、分水嶺。【出典

■ 「ミズウミ」の資料集

■ ミズオチ: 栃木県で、分水嶺、分水山脈、分水点。【出典

■ ミズオチキリ: 鹿児島地方で、分水嶺を意味する。石川県鹿島郡(七尾市付近)などで分水嶺を水落切りという。また、栃木県安蘇郡野上村(佐野市)では、これをミズオチザカイ、ミズナガレともいう。【出典

■ ミズカ: 利根川流域の低地部すなわち埼玉県、栃木県小山市付近、群馬県邑楽郡明和村(明和町)付近、千葉県下総地方などの低湿地では、干拓や埋め立てによって農地が開かれてきたが、この地方の人たちは昔から洪水時の水害を防ぐため敷地の一部を土盛りして屋敷地よりも高くして、その上に物置、蔵などをたてた。【出典

■ ミズキ(水城): 福岡県太宰府町水城。長野県飯田市水城。古代に防御用に築いた堀や池。河水や沼沢などを利用することも多い。【出典

■ ミズクチ(水口): /紊魄き入れる口。または、水を落とす口。熊本県天草島泉。湧き水。【出典

■ ミズクムリ: 八重山諸島で、堀や沼のこと。【出典

■ ミズクレ: 宮崎県の都井岬で野生馬の水飲み場を意味する。【出典

■ ミズコボレ: 三河国で山の峰通り。相模国津久井(相模原市)では分水界をミズコボレザカヒという。【出典

■ ミズシマ: 水面に近く位置し波をかぶる岩礁。【出典

■ ミズナガシ: 山口県都濃郡(周南市)で、分水嶺。山の境界は分水嶺できめていたという。【出典

■ ミズナシガワ: 水無川またはミナセガワと発音している。岩手県から大分県に至る各県に見られるが、いずれも弘法大師と結びつけられている。むかし、弘法大師廻国の際、ある家に立ち寄り水を乞うたが、家人が忙しくて水は無いと答えたことから、杖を立てて川の水を減じたという。【出典

■ ミズナシダ: 天水田をミズナシダ(新潟県東頸城郡安塚町朴ノ木・上越市)、テンジクダ(新潟県東頸城郡松之山町天水越・十日町市)、カミナリタンボ(新潟県新井市長沢・妙高市)・新潟県北蒲原郡中条町並槻(胎内市)、ヒヤケダ(秋山郷)などという。【出典

■ ミズヒ: 新潟県中蒲原郡(新潟市付近)地方で、沢の行き止まりをミズヒという。福島県南会津郡の山村でイデシといい、秋田県雄勝郡でミズボシというのも同じなので、水涸の意味かと思われる。【出典

■ Mizuho(ミズホ): 日本国土の美称。小さい地名としては、後世になったものが多く、町村名となっている。瑞穂など。【出典

■ ミズボシ: 秋田県雄勝郡で、沢の行き止まりをいう。秋田県仙北郡西木村上檜木内のマタギ詞で、分水嶺のこと。【出典

■ ミズマシ: 岩手県遠野(遠野市)で、水害。【出典

■ ミスミ(三角、三隅、三住): .漾弊榮語)・スミ(隅)で「片隅の地」という地名か。▲漾弊榮語)・スビ(窄)の転で、「すぼまった地形」の意味か。【出典

■ ミスミヤマ: 山の上部が侵食の関係などで、三角形のトンガリ状を呈するもの。【出典

■ ミスヤシキ: 岩手県上閉伊郡で、宅地の形の三角なものを三角屋敷といって、非常に嫌う地方がある。【出典

■ ミズユキ: 富山県礪波地方で、「霙(みぞれ)」のこと。【出典

■ ミズワカゼ: 寒を過ぎた時期の水っぽい雪崩のこと。秋田県仙北郡のマタギ詞。【出典

■ ミセニワ: 奈良県北葛城郡(葛城市)新庄町付近の農家で、主屋の土間の前方外側の空間。土間正面入り口への通行部分。「ソトニワ」とも言う。【出典

■ 「ミソ、ミゾ」の資料集

■ 「ミタ」の資料集

■ ミタカ(三鷹): ‖觴躱譴砲舛覆狠鰐召。▲漾弊榮語)・タカ(高)で、「高所」をいうか。【出典

■ ミタテ(見立): .漾弊榮語)・タテ(立)で、「台地などが」切り立った所か。近世の見立新田に因む地名もあるか。【出典

■ 「ミタニ」の資料集

■ ミタノハラ: 出羽国の鳥海山の山頂付近の湿原。御田原大神を勧請するものという。この種の湿原には雪解けの溜まり水などを蓄える小さな池が多く見られ、その中には水生植物などが見られる。この種の植物を稲に見立てて信仰者が御田と呼んだケースもある。この御田ノ原は、ナハシロとも言われる。【出典

■ ミタマノオネ: ミタマヤマともいう。東京都西多摩郡氷川町(奥多摩町)に見られる。山の形が位牌に似ているので、位牌山ともいい、非常に悪い場所として登ることが嫌がられる。【出典

■ ミチアェ: 岡山県で、川や道の分岐点を意味する。【出典

■ ミチガカリ: 熊本県菊池地方で、道路端の土地を意味する。【出典

■ ミチグャー: 沖縄本島で、道が三方に分かれるところを意味する。また、小道は「ミチグワー」という。【出典

■ ミチチガイ: 岩手県上閉伊郡で、辻のこと。遠野市では「ミチマタ」という。【出典

■ ミチヌシマ: トカラ列島の十島と奄美大島で、「薩摩国への道の島」を意味する。【出典

■ ミチャ: 山口県長門市真木で、山の尾が止まって谷が狭くなっているところを意味する。猪はこのようなところをよく通る。【出典

■ ミチワカレ: 島根県八束郡(松江市)で、合流点を意味する。【出典

■ ミツアイ: 愛知県北設楽郡、奈良県吉野郡で、三叉路を意味する。【出典

■ ミツガネ: 「ミツガナ」ともいう。道の三叉路を意味する。【出典

■ ミツケ: 見附は城の外門で、番兵の見張るところをいう場合が多く、東京都の赤坂見附、四谷見附などの地名が残っているのは、江戸城の外堀の城門を指し、いわゆる三十六見附の名があった。このほかに、宿場町の出入り口にあった関門的構築からきた名称の場合もあった。【出典

■ ミツケダ(見付田): ゞ畧い法△修譴泙任量じ|呂両貊蠅膿靴燭妨|呂鮗損椶靴薪帖◆岼田の中より検出した良田」の意味。【出典

■ ミッチン: 対馬国で、近道を意味する。【出典

■ ミツモジ: 愛知県岩海郡(豊田市付近)で、三つ角。三叉路。【出典

■ 「ミト」の資料集

■ ミドコ: 和歌山県有田郡で、「小溝」を意味する。【出典

■ 「ミトシロ」の資料集

■ Midori(ミドリ):  ̄錙淵潺漾房茲蝓∨瀉呂箋屬魃鐚茲蠅靴涜減澆垢觸戸遏また「縁を通る」の意味。⊆取り行事説。収穫の少ない田畑(方言のミドリバ)。「見取、見通沢、耳取、耳取峠、見鳥、実鳥、味鳥、尾翠、水取、水鳥(ミドリ)」。【出典

■ Midoro(ミドロ): 湿地にみられる地名。「真(ミ)泥、見土呂、箕土路」。【出典

■ ミナ: 沖縄県の先島地方の民家で、主屋の前方の空き地を意味する。ムシロをしいて穀物を乾かしたりする場所。八重山諸島では家の前の広場、庭をミナカという。ミタ(エ)に同じか。【出典

■ ミナカミ: ミズカミ(水上)、ミズモト、ミナモト(水元)、ミズクチ、ミナクチ(水口)、いずれも泉の湧くところ。【出典

■ ミナクチ: 水田の水の取り入れ口。富山県礪波地方。田に水を入れる口をミナクチというのに対して、水を落とす水口をシリミナクチという。福島県石城郡草野村。【出典

■ Minakuti(ミナクチ): |の狭まったところ。⊃綸弔悗凌紊亮茲蠧れ口。「水口、皆口」。【出典

■ ミナト: ミナト: 入江の意味。千葉県夷隅郡興津町(勝浦市)鵜原。【出典

■ ミヌダ: 福島県石城郡草野村(いわき市)で、小さくて蓑の下になっていた田を意味する。【出典

■ 「ミノ」の資料集

■ ミノウ: 福岡県の筑後川左岸の連嶺に「〜ミノウ」という名が多く見られる。いずれも郡村の境の線をなしている。ミネから出たとも思われるが、耳納と書く。一方が山地で、またわずかな高低のあることを意味したもの。【出典

■ ミノコシ: 高知県内では、見残、見ノ越、三ノ越、箕ノ越、三野越があるが、ミノコシ本来の意味は不詳。ただ、地形的にみると、小さい尾根を越える小道のようで、土佐郡大川村井野川字青木の下のミノコシは、吉野川の川段丘の突出した尾根の突端にあり、ここから尾根を横断する旧道があった。【出典

■ 「ミノチ」の資料集

■ 「ミノテ」の資料集

■ ミノブ(身延): .潺諭癖)・ノブ(延)、またはミネ(峰)・ノ(助詞)・ベ(辺)の転か。▲漾平紂法Ε痢塀詞)・ベ(辺)の転か。【出典

■ 「ミノワ」の資料集

■ ミノワタ: 福島県大沼郡川口村小栗山字箕輪田(金山町)は、本村の西五町、家四、山腰に位置し、東は野尻川に沿うという。水曲ともまた箕の輪の形ともみえる。【出典

■ Miho(ミホ): [犖譟Mio。▲漾Ε曚箸發坊標譴箸垢訐癲「三保、三穂、三保関、御穂ノ前」。【出典

■ Mima(ミマ): /縅のある狭間。「水間(ミマ)、水間(ミズマ)、三間、三万田、御畳瀬(ミマセ)、美馬(ミマ)、味馬、味間、実間」。□類語:Ma。「水(ミ)ノ澗(マ)」。【出典

■ ミミズ: 溜め池。岐阜県恵那郡で。【出典

■ 「ミミトリ」の資料集

■ 「ミムロ、ミモロ」の資料集

■ ミヤ: 野原の意味。琉球列島全体に見られ、宮国、宮良、宮里、宮古、宮城(ミヤグスク)。野越の意味で、通路に横たわる原野を意味する。以上の地名のほとんどは集村である。「宮」の地名は、九州の東西両側にも見られる。宮ノ尾、宮ノ入、宮入で、小さい谷が平地から山地に入り込んだ所。宮地、宮脇、平地に対して山麓や谷壁の場所で、平野の脇の意味。【出典

■ −miya(〜ミヤ): 国司着任のとき巡拝する順序をたてたことによる地名。「一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮、三野宮、四野宮」。【出典

■ Miyairi(ミヤイリ): 小さい谷が平地から山地に入り込んだところ。「宮入、宮入山」。【出典

■ Miyagi(ミヤギ): ※類語:Miyake。「宮城、宮木、三養基」。【出典

■ Miyake(ミヤケ): 大化以前の天皇の直轄地。高床式家屋で近畿地方に集中的に分布する。(三宅、御宅、見宅、味明、見明、三明)。【出典

■ 「ミヤコ」の資料集

■ 「ミヤタ」の資料集

■ ミヤブロ: フロともいう。フロの語の分布する中国地方で、神社の森のことをミヤブロという。フロは神聖な樹叢の意味。ミヤブロといった場合には、氏神の森を指すこともある。その他、山の神のフロ、荒神ブロ、ミサキブロなどの例もある。【出典

■ 「ミヨ、ミョウ」の資料集

■ 「ミョウガ」の資料集

■ Myoken(ミョーケン): 妙見寺。(星信仰に因む)。「妙見、妙見山、妙見堂、明見、明剣」。【出典

■ Myozin(ミョージン): 延喜式の名神(ミョージン)「特に有名な神のこと」から起こった名で、中世末にさかんに立てられた社名ちなむ地名。広島県から青森県に見られる。「明神」。【出典

■ みょうでん(名田、明田): 平安時代中期以降、国衙領、荘園で行われた土地領有制度で、所有者が自らの名を冠して保有権を明示した土地のこと。【出典

■ Miwa(ミワ): 三輪神社(出雲族)にちなむ。「三輪、三和、美和、箕輪、神(ミワ)、神部(ミワ)、大神(ミワ)、見和)。【出典

■ ミンジャ: メンジャともいい、水屋のこと。【出典

■ 「ム」の資料集

■ ムエ(六重): ‘飴譴離爛┘襦平緤を含んで膨脹する)から、「湿地」を意味するか。◆嶇蚕邸廚泙燭蓮嵜多く重なった状態」をいう地名もあるか。【出典

■ ムカイ: 淡路島の北部、徳島県和田島、香川県坂出、周防国の島々で本土のことを「ムカエ」といい、「ムコージ」ともいう。トカラ列島で、集落の近くの地名で、地形上、集落に対峙した所を意味する。【出典

■ ムガツネ: 青森県上北郡で、前方の山峰を意味する。【出典

■ Mugi(ムギ): 崖錘、段丘、砂丘などのむき出しになってよく見える地形。田麦、麦生野、野麦など。【出典

■ 「ムギタ」の資料集

■ ムグリ: 静岡県榛原郡で、畦、うねを意味する。【出典

■ ムケバタ: 長野県佐久地方で、道路のほとり、道ばたを意味する。【出典

■ ムサ、ムサワ: 陸中国(岩手県)、羽後国(秋田県)で、渓谷の本流の上部をいった。東北地方の山地で、親沢すなわちいくつかの小谷にわかれるもとの谷を「ムサ」という。【出典

■ Musasi(ムサシ): .椒機丙・茅などの茂み)から。△いつかの支谷をもつ本沢(方言のムサ)。「牟佐、武蔵」。【出典

■ Musi(ムシ): |鄙り(害虫駆除)。「虫送など」。【出典

■ ムジリメ: 宮城県仙台市で、道の曲がり角を意味する。福島県の会津では四辻の角を「ムジリカド」という。【出典
※ 山形では「ムズリカド」というような気がするなぁ。

■ ムス(結、無数): .爛后弊検砲妊淵后弊。生)と同じく、「〜になった所」の意味か。天地万物を産む「ムスヒの神」に由来か。F飴譴離爛好屐雰襦砲ら「結節点」などの意味もあるか.ぅ潺匠ムソ→ムスで、「溝。川」のことか。ゥ爛后幣)で「湿地」を示すか。【出典

■ 「ムタ」の資料集

■ ムチ(策): .Ε帖紛)で、「ウトウ型の谷」のことか。▲爛弔療召。【出典

■ 「ムツシ、ムツジ」の資料集

■ ムッタ: 鹿児島県で、乾田、麦田を意味する。乾田には二毛作をなし得るから「ムギ」という。「ムギタ」と同じ。【出典

■ Munakata(ムナカタ): .燹幣詑堯縫優タ(接所)。⊇〜神社に因む伝播地名。「宗方、胸形」。【出典

■ ムネ: “騨国の蒲田、今見、下佐谷(高山市)付近や、香川県三豊郡五郷村(観音寺市)では、「峰」を意味する。⊇田県や富山県福野(南砺市)、石川県鹿島郡、熊本県玉名郡で、畦、うねを意味する。【出典

■ ムラ: 沖縄においては、「ムラ」は集落の単位だが、村の呼称は、島津藩が沖縄に侵入して支配した後のものという。【出典

■ ムラカタ: 壱岐国で、「ソネ」がいくつもの「セ」になっている場合。または「ソネ」に盆地がある場合など、その「そね」の中央部にある砂地のハマを意味する。【出典

■ 「ムラック」の資料集

■ ムラバイ: ハヤシが「生ヤシ」の意味であることを示す例と思われるが、讃岐国の五郷村(観音寺市)では共有林を「ムラバイ」や「共有バイ」という。また、ムラヤマ(村山)、モ山(モヤイ山)、垣内山、郷山、池山、庄山などともいい、福島県耶香川県では「ノザン」、宮城県本吉郡では「ヤシナイヤマ」という。【出典

■ 「ムラヤマ」の資料集

■ 「ムレ」の資料集

■ 「ムロ」の資料集

■ ムロウ(室生): 大和国宇陀郡室生。奈良県宇陀郡室生村(宇陀市)。ムロ・フのフは、場所指定の接尾語。ムロはまわりが山崖などで取り囲まれた土地のことで、洞穴のような地形。【出典

■ 目(メ)の地名

■  メイシ: 御影石。鹿児島県肝属郡や鹿屋市。【出典

■ メガ(女鹿、妻鹿): .瓠Ε(処)。動詞のメグ(壊、毀)の語幹の「メ」からメ・ガ(処)で、崖などの崩壊地形。【出典

■ メキ(目木、滅鬼):  崙陰の地」をいうか。∪榿語として状態、様子を表す。地名の場合、擬音語、擬態語につく場合が多い。メギ(壊)の転もあるか。【出典

■ メギ(目木、女木): .瓮の転か。動詞のメグ(壊)の連用形で、崩壊地形のことか。【出典

■ メグラ: 奈良県天理市付近の民家で、敷地の周囲を意味する。【出典

■ メクライワ: 暗礁。大分県北海部郡(大分市)でいい、水面下にあって見えないことに因む。【出典

■ メグリ: 山口県大津郡宇津賀村(長門市)で、階段状の田の、上の田と下の田との間の傾斜面を意味する。【出典

■ メクリイシ: 奈良県で雲母を意味する。【出典

■ Meguro(メグロ): ※類語:Kurome。「目黒」。【出典

■ Meziro(メジロ): ※類語:−me、Siroから、「小さい谷頭」、「小さい河畔」の台地に見られる地名。「目白、目白岩、目代」。【出典

■ メッキ(滅鬼): 仏語で、地獄の獄卒の一つを言う「滅鬼積鬼」かた、牛頭信仰による地名。【出典

■ メド: 常陸国、上総国、宮城県、山形県の置賜地方、佐渡、福島県、関東地方全域、静岡県、三重県度会郡で、「穴」を意味する。【出典

■ Mena(メナ): 小川を横切るところ(※類語:−me、Na)。渡島半島西岸から北奥に多く見られる。「目名、目名川、目名市、目那、女那川」。【出典

■ メーバル: 「前の原」の意味で、漁場としての海のこと。喜界島の沖言葉。【出典

■  「メラ」の資料集

■ めん: 荘園ができた後に武士が開発した土地は年貢が免除された。「免田(めんでん)」。あらたに免田になった土地は「免取り(めんどり)」と言われ、「免鳥」や「雌鳥」に転じた。
# 一色、別府なども税の免除に由来する。
荘園の年貢の一部が免除された土地を一色という。
国司の権限で年貢の一部や全部が免除された土地を別符といった。「別名の符」。別府も同じ。大分県別府市は宇佐神宮の石垣荘で「石垣荘二百町のなかの六十町が別符」という記録がある。

■ −men(〜メン): .船戰奪噺譴離侫譟並次法筌瓮鵝併:アザ)。長崎県では字(アザ)、朝鮮では「道(ドー)」の下に「面」。貢祖を免ぜられた土地。「薬師免、灯明免、天神免」。【出典

■ メンカベ: 香川県小豆島で粘土を意味する。【出典

■ メンジ: 岡山県で、日当たりのいい土地を意味する。【出典

■ メンチ: 栃木県足利市、今市市(日光市)、安蘇郡(佐野市)で「前の家」を意味する。【出典

■ メンドウ: 鹿児島県屋久島宮之浦で「大きな穴」を意味する。小さい穴は「ホゲ」という。【出典

■ メンボ: 高知県幡多郡で、水溜まりや湿地を意味する。【出典

■ メンポ: 千葉県山武郡で、「穴」を意味する。【出典

■ 「モ」の資料集

■ Mio(モイ): アイヌ語で入江のこと。(※類語:Tanne)。【出典

■ モウイ: 沖縄で馬場を意味する。また、村の大通りをもいい、すべての遊戯、モウアソビなどもここで行う。馬追いのことか。【出典

■ モガリ: 栃木県で、垣根、生け垣。【出典

■ モグサ(百草、茂草): .皀亜Ε機弊榿語)という地名か。▲癲Εサという語形か。ヨモギ(蓬)の植生、またはその利用に関係する地名もあるか。【出典

■ モグチ: 目口。島根県隠岐郡島後の五箇村の民家で敷地の入り口をいう。目は門の意味か。【出典

■ モジ: 富山県西礪波郡五位山村で、田の隅を意味する。また富山県上新川郡(富山市)で、田の脇にあるわずかな林地をいう。【出典

■ Mosiru(モシル): アイヌ語で、島や国土を意味する。「幌延:パラ(広い)モシル(島)」。【出典

■ 「モタ、モダ」の資料集

■ モタイ(母体、母袋、茂田井): .癲Ε織ぁ△泙燭魯癲Ε織劼箸いγ鰐召。▲皀拭Ε陲箸いΩ豬舛。【出典

■ モダラ: 福島県耶麻郡の方言で、雑草などの茂った所。やぶ。【出典

■ モダレ: 隠岐の島後(五箇村)で往還に通じる入り口の辺をモグチ(門口)といい、島前の黒木村では「モグチ」のことを「モダレ」といい、その近くの畑をモダレ山という。【出典

■ 「モチ」の資料集

■ モチズナ: 瀬戸内海の塩田で、最下層が海底の砂が、その上にツケ砂が、その上に張砂が、さらにその上には絹ふるいにかけて細かくし、しかも泥の混じらない持砂を一寸二分敷くという四層からなる。この砂層作りが塩田の善し悪しを決めた。【出典

■ モックレ: 秋田県南秋田郡では芝生を意味する。【出典

■ モッコク: 宮崎県東臼杵郡椎葉村で、「シクレ」の中に、枯れ木の枝が打ち混じり、シクレの層ははなはだしく且つ小区域のところをいう。「モッコク」の猪の好潜伏場とする。【出典

■ モヅメ(物集、物集女): モ(接頭語)・ツメ(詰)で、「(平野などの)行き詰まりの地」か。【出典

■ モテギ(茂木、用木): .皀董Ε(接尾語か)という地名。▲皀函文機法Εの転か。【出典

■ モト: 石見国で「地面」を意味する。石見国、広島県、山口県で、地面、地べた、大地、地上、足許を意味し、「モトデ」ともいう。千葉県富崎(館山市)では、海底の平らなところを意味する。【出典

■ モトオリ(本居、本織、本折): .皀函文機法Ε鬟蝓糞錙砲如◆峺気竜鐔暫蓮廚琉嫐。元屋敷、元村などと類似。動詞のモトホル(回。廻)の連用形。「(何かが)回り巡った地」、「(何かの)あたり、ほとり」の意味か。モ・タヲリの転もあるか。【出典

■ 「モトキ」の資料集

■ モトグチ: 田の畦から田へ水を入れる口。また出す口を意味する。【出典

■ モトボリ: 石川県鹿島郡(七尾市)などで、雨などの後で、大水が出て、上の田の「モトグチ」から下の田へ水が流れこんで田に穴をあける。これを「モトボリ」という。【出典

■ モトヤマ:  崔が生まれてすみなれた奥山をいう」という説がある。端山(ハヤマ)。【出典

■ 「モノミ」の資料集

■ モハト: 播磨国加古郡高砂町(兵庫県高砂市)の海岸で、浜から三尋ほどの砂地で、これお「ス」といい、その先一尋ばかりは少し固い泥地の部分を「モハト」といい、それから「スシダ」「スナゴ」と続く。【出典

■ モミ: 樅は山や谷の湾曲部が破砕されていり場合が多く、地形が揉めている破砕帯で山水があつまる。「モミ」は「揉める」の意味。【出典

■ モミヌキ: 福井県遠敷郡(若狭町、おおい町)で、掘り抜き井戸を意味する。【出典

■ 「モモ」の資料集

■ モヤ: 上野国で水のもりあがることを意味する。^饐觚久慈郡八溝山で樹木の枝が繁茂しているところ。愛知県北設楽郡で小枝のこと。【出典

■ モヤアモンイド: 佐賀県東松浦郡(唐津市)厳木町付近の民家で、集落共同の堀井戸、モヤアはモヤイの意味。【出典

■ モヨリ: 兵庫県養父郡(養父市)で、集落の最小自治単位を意味する。【出典

■ 「森(モリ)」の資料集

■ モリヤ(守屋、守谷、森屋): ,こりが山で働く時に寝泊まりする小屋。⊂独などを鳥獣の害から防ぐ見張り小屋。モリ・ヤという地名。【出典

■ モロ: 千葉県印旛郡で洞穴のこと。モロッコともアナモロともいう。千葉県佐倉市では、鹿島川下流で春から夏にかけて、フナ、ナマヅのモロをさがして手に入れ手づかみにする。静岡市ではモロアナ。モロはムロと同じであろう。【出典

■ Moro(モロ): 、類語:Muro。Muraの転。「毛呂、茂呂、両(モロ)神、師(モロ)崎、小諸(コモロ)」。信濃国の小諸は、大村郷が後世に大室(オオモロ)と小諸に、小村郷が小室になった。【出典

■ −mon(〜モン): 寺の門前のこと。西南日本に多く見られる。「大門、山門、古門、本門、惣門」。【出典

■ モンキ: 秋田県南秋田郡や由利郡の民家で、敷地の周囲に植えた生け垣をいう。【出典

■ 「モンゼン」の資料集

■ 「谷(ヤ・ヤツ・ヤト)」の資料集: 湿地のこと。「ヤチ、ヌタ、ムタ

■ ヤー: 八丈島で、洞穴のこと。【出典

■ ヤアナ: 信濃国の諏訪地方で、山の沢の洞穴をいう。「ヤ」は「イハ(岩)」のこと。【出典

■ ヤァヌカク: 沖縄県八重山群島の民家で、石垣をめぐらした一団の敷地をいう。敷地内には庭園や主屋、井戸、付属屋、菜園などがある。「ヤァヌカチ」ともいう。【出典

■ ヤァヌクシ: 沖縄本島の民家で、主屋の後方の空き地をいう。【出典

■ ヤァネ: 種子島の民家で、敷地の境に植えた防風林をいう。「ヤーネ」。【出典

■ ヤウラ: 栃木県那須郡の農家で、主屋の背後の方の敷地内に植えた樹木をいい、「エグネ」ともいう。【出典

■ ヤエグロ: 千葉県夷隅郡千町村(いすみ市)で、田の畔の小さいものを意味する。【出典

■ ヤオモテ: 家表。東京都下の民家で、主屋の表側をいう。【出典

■ ヤガカイ: 土佐国の平野部で屋敷林を意味する。島根県大原郡(雲南市)では「ヤゴカエ(屋囲)」という。【出典

■ ヤカゲ: 屋陰。三重県飯南郡(松阪市)、奈良県の吉野郡地方の農家で主屋の庇下、軒下などを意味する。愛媛県の松山地方の民家では、主屋などの軒下を「ヤギネ」という。【出典

■ ヤカタ: 屋根形の山で屋形山(家形山)という名の山は少なくない。【出典

■ Yakawa(ヤカワ): ※類語:Yazawa。瀬戸内海東部に多く見られる。「矢川」。【出典

■ 「ヤキ、ヤギ」の資料集

■ ヤキカノ: 福島県南会津郡大川村(南会津町)で、焼き畑のこと。【出典

■ ヤキハタ: ヤキマキ(焼蒔)、ヤケノ、カノヤキなどといい、焼き畑は近世の公称で、農民の用語ではない。東日本の山地では、カノ、カニョ、カノンなどと呼び、勧農畑は当て字である。西日本では、ヤブカキ、ヤボキリ、コバキリなどといい、いずれも焼畑を開くことを意味した。中部日本ではクナ、ナギ、サス、ムッシ、ソウリなどが焼畑の表現として使用された。「ソウリ」「ソレ」は、焼畑を放置したあとが荒れ地になって藪になることで、焼畑を放棄することを、ソラス、アラスなどと言った。【出典

■ ヤギリ: 福岡県田川郡添田町津野で、狩猟の際の障害物をいう。雑木や藪などがあって、打つ邪魔になるときなどをいう。【出典

■ Yakusi(ヤクシ): 「薬師」寺にちなむ。中国地方に空洞をもつ広い分布。「薬師、薬師谷、薬師堂、薬師寺、薬師山、薬師峠」。【出典

■ 「ヤグラ」の資料集

■ 「ヤケ、ヤゲ」の資料集

■ ヤゲタ: 三重県一志郡(津市、松阪市)で、手入れを怠ったため笹や茅が侵入して、ほぼ不毛になった畑または葛が一面にひろがって木の見えないような山林を「ヤゲタ」という。【出典

■ ヤケノ: 土佐中村(高知県四万十市中村)で、平坦な原野ではないが、山上の雑草を一度焼き払った跡で、樹木の繁茂しない所。和歌山県日高郡上山路村(田辺市)で、「ノサン(焼き畑)」。また、同郡では焼け野は木を伐った跡を焼いた地に茶が生えているもので、焼き畑とは同じではないともいう。【出典

■ ヤケハシリ: 焼け走りで、岩手山東山腹にあたる。噴火の際に流出した溶岩流の堆積したところ。里人はさらにここを、焼け崩れ、鍾鬼形、虎形などと呼ぶ。【出典

■ ヤケヤマ: 青森県上北郡野辺地町で、焼山、山の一部の赤禿げた所の意味。地名として多く見られる。赤坂、赤平に意味が似ている。また高知県香美郡(香美市)では焼畑をいう。【出典

■ ヤゲン: 薬研の形。クボを利用した緩斜面の坂で、両側が高いから。栃木県でヤゲンボリとは、竪穴のこと。【出典

■ ヤゴシ: 富山県南谷村(小矢部市)で、主屋の横や後を意味する。【出典

■ Yazawa(ヤザワ): ※類語:Yatani。東北日本に見られる。「矢沢、八沢、谷沢」。【出典

■ 「ヤシ、ヤジ」の資料集

■ ヤジカ: 下総国佐倉付近で沢のこと。福島県田村郡滝根町(田村市)で湿地をヤジッホ、ヤジ、ドベという。千葉県印旛郡川上村(八街市)で沢を言う。湿地を意味するヤチに同じ。【出典

■ 「ヤシキ」の資料集

■ ヤシキッタ: 屋敷ッ田。栃木県の農家で、敷地に隣接した田畑をいう。【出典

■ ヤシキモリ、ヤシキバヤシ: 民家の屋敷地内に植えられた樹木。防風林として役割があったから、西北に植えて南と東側を塞がないように仕立てるのが通例である。各地の屋敷森の名称は、関東平野では「イエモリ、エダテ、イチグネ、シセキ、ヤマ」。福島県いわき市付近では「イカガリ」。山梨県韮崎市付近では「イグイ」。宮城県、福島県、山形県、静岡県、で「イグネ」。房総半島、志摩半島、京都府北桑田郡で「イケガキ」。山梨県東部で「イセキ」。神奈川県藤沢市、津久井郡で「シセキ」。山梨県で「シヰセ」。岩手県北上平野では「エグネ」など。【出典

■ ヤシキヤマ: コウマで、熊本県人吉市田野地方で、村里近くの場所を、ヤシキヤマという。【出典

■ ヤジッタ: 湿田。栃木県で、常にジメジメした田のこと。東北日本で、湿地をヤジローというのはヤジの転。弥次郎、弥四郎、矢代、屋代、八代。【出典

■ ヤシネエバ: 養ねえ場。大分県玖珠町付近の農家で、共同で所有する土地。田植えの前に刈ってそのまま田に踏み入れる青草を刈る畦地など。【出典

■ ヤシャジ: 佐渡の加茂村(佐渡市)で、痩せ地のこと。【出典

■ Yasiro(ヤシロ): ー辧⊃整茵▲筺兵消蓮縫轡蹇腹類語:Siro)。関東地方以西に見られる。「八代、矢代、屋代、八ヶ代、八代田、矢代町、矢代郷、弥四郎」。【出典

■ Yaziro(ヤジロー): 湿地(※類語:Yati)。東北日本に見られる。「弥次郎、弥治郎、弥次郎右衛門」。【出典

■ Yasu(ヤス): .筺幣唾蓮縫后塀)から、「沼地」を意味する。∋木林。「安(ヤス)、安川、野洲、夜須、安江、保田(ヤスダ)、安田、安原、安井」。【出典

■ 「ヤス」の資料集

■ ヤズ: _山県の方言で、草木の茂ったところ。やぶ。香川県の方言で、雑木林。0ι恩大三島の方言で、竹藪。す島県比婆郡の方言で、魚の隠れる所。ソ田県で、沮洳地、ヤヂ即ちヤチの転訛だろう。【出典

■ 安井(やすい): 洪水の無い安らかな地を意味する。【誰も知らない語源の話 増井金典 ベスト新書】

■ 「ヤズカ、ヤヅカ」の資料集

■ ヤスギ(安木、安来、安城): .筌后Ε(接尾語か)という地名か。▲筺Ε好という地名か。【出典

■ Yasuzuka(ヤスズカ<ヤスヅカ): ※類語:Yazuka。「安塚」。【出典

■ ヤスバ: 奈良県吉野地方や十津川でヤスバと呼ばれるものは、たいてい五、六丁に一つ、見晴らしのよい水の湧くような所に腰の高さくらいに石を置き、荷担ぎの者の休憩の便にしており、小祠などもある。【出典

■ 「ヤセ、ヤゼ」の資料集

■ 「ヤタ」の資料集

■ 「ヤタカ・ヤタケ」の資料集

■ ヤタテ(矢立): ー木の幹などに矢を射立てて占った行事に由来する地名か。多くには、著名な武将の伝説が存在する。▲筺淵ぅ蓮法Ε織討。ヤタ・テの形もあるか。【出典

■ Yatate(ヤタテ): 老木の幹から鏃が出る由来の伝説のあるところ(矢を射立てたという意味)。矢立、矢楯など。【出典

■ Yatani(ヤタニ): 水っぽい谷。西南日本に見られる。「矢谷」。【出典

■ ヤタベ(八部、谷田部、矢田部): /瞭租傾弔旅,糧田部若郎女の御名代部にちなむか。▲筌拭淵筌弔療勝法Ε戞壁堯砲如⊆消呂魄嫐する自然地名の可能性もある。【出典

■ Yataro(ヤタロー): 湿地(※類語:Yada)。東北日本に見られる。「矢太郎、谷太郎、屋太郎、弥太郎山、弥太郎坂」。【出典

■ 「ヤチ」の資料集

■ ヤチカ: 千葉県印旛郡遠山村(成田市)で、湿地を意味する。【出典

■ ヤチタ: 秋田県鹿角郡で深田、千葉県印旛郡で谷間にある田を意味する。関東地方には谷地田が多く見られ、ヤトダ、ヤツダという地域もある。【出典

■ ヤチボ: 磐城地方で、水がジミジミしている処。山迫のジメジメした田。【出典

■ 「ヤツ」の資料集

■ 「ヤツカ」の資料集

■ ヤツカアラ: 千葉県印旛郡豊住村(成田市)で、沢、河原を意味する。【出典

■ ヤッカラ: 埼玉県八潮市で、堤外の田畑をリュウサクバ(流作場)というが、ここに茅(カヤ)を繁茂させておく所をいう。【出典

■ 「ヤックラ」の資料集

■ 「ヤッコ、ヤッコー」の資料集

■ Yatusiro(ヤツシロ): 、類語:Yasiro。□類語:YatuSiro。「八代、奴白」。【出典

■ 「ヤツタ」の資料集

■ ヤッツケ: 天竜川で岩を意味する。【出典

■ 「ヤツヅメ」の資料集

■ ヤツハシ(八橋): /枚の板を繋いで架けた橋にちなむか。▲筌帖墓諭法Ε魯掘蔽次砲。【出典

■ ヤツボ(箭坪、矢坪、八坪): |糞岾海虜元などの湧水の穴をさす。▲筺墓諭法Ε戞癖奸砲療召如⊆消老呂涼鰐召。【出典

■ ヤッマッ: 焼蒔つまり焼畑のこと。大隅国肝属郡百引村(鹿屋市)。【出典

■ 「ヤト」の資料集

■ ヤド(寄、宿、矢留、屋度): 〜衞蝋餔甲郡で谷間のこと。ヤト、ヤツ(萢)と同源か。▲筺焚亜法Ε函塀茵砲ら集落を意味するか。宿場の意味もあるか。【出典

■ ヤトダ: 東京都青梅市の東部で、山と山とに挟まれた谷戸(ヤト)の川沿いに開かれた細い田。古くからの家が持っているが、一戸あたりのヤト田は五反以下と小さい。【出典

■ −yatori(〜ヤトリ): 琉球語で占居(200年前、零落士族の農業開拓集落)。「崎原屋取、国吉屋取、座間味屋取」。【出典

■ 「ヤナ」の資料集

■ ヤナカ(谷中): 高台の間の低地、湿地。ナカ(中)・ヤ(萢)の倒置形。【出典

■ ヤナセ: 捕魚のため梁を設置した場所。大分県に梁ヶ瀬、梁釣、梁ノ上、梁瀬平などの地名がある。【出典

■ ヤネ: _箸留△砲覆觸蝓F陰地。山の際。岡山県で言う。大分県東国東郡の民家で、敷地の境に植えた防風林。北西の季節風に対するもので、椿、椎、樫などの樹木を植える。やぶ。竹藪を筑後国久留米、山口県防府、大分県、福岡県で言う。【出典

■ Yano(ヤノ): 湿原。西南日本に多い。「矢野、矢野口、養濃、八野、八島(やのしま)、矢幅(ヤノハバ)」。【出典

■ Yanome(ヤノメ): 河畔の小平地。東北地方に見られる。「矢目(ヤノメ)、矢ノ目(ヤノメ)、矢野目」。【出典

■ 「ヤバ」の資料集

■ Yahagi(ヤハギ): 矢を作る部民。「矢作、矢矯、矢矧」。【出典

■ Yahazu(ヤハズ): 「矢筈」の象形語。北海道以外に広く見られる。「矢筈山、矢筈岳、矢筈岳(ヤハンダケ)、矢筈島、矢放(ヤハズ)」。【出典

■ ヤバセ(八橋、矢馳、矢走): 水辺に関係する地名。ヤ(萢)・ハセ(狭)で、湿地に挟まれた地か、ヤ(萢)・ハシ(端)で、湿地の端か。【出典

■ Yahata(ヤハタ): 八幡神(武の神)。全国に見られるが、とくに東日本に多く見られる。「八幡、八幡野」。【出典

■ 「ヤハラ」の資料集

■ 「ヤビツ」の資料集

■ 「ヤブ」の資料集

■ ヤブローテ: 八丈島末吉で、山腹の村のあるところを意味する。【出典

■ Yabe(ヤベ): 、類語:Yabu。□類語:Yahagi。「矢部、八戸(ヤベ)、屋部、野倍、野部」。【出典

■ 「ヤボ」の資料集

■ 「山(ヤマ)・ヤマガタ」の資料集: ヤマガタ、ヤマグチ。

■ ヤマアカ: 鳥取県で、山林の落ち葉の腐食したものをいい、これを採取して葉たばこの堆肥とする。【出典

■ ヤマアテ: 山を目標として海上での船位を測定する方法。アテはこの方法の総称だが、山アテは最も広く見られる。【出典

■ 「ヤマキシ、ヤマギシ」の資料集

■ ヤマクボ: 中国地方の秋吉台地方では、カルスト地形のドリネを指す。【出典

■ ヤマグロ: コダレをうつ所はヤマグロが多く見られる。ヤマグロのクロは、アゼクロのクロと同じ。【出典

■ ヤマゲト: 愛知県知多郡で、山道、谷間を意味する。【出典

■ ヤマゴエ: 長崎県五島の小値賀群島で、島内の他の場所を指す語。小値賀島などは山というほどの山も無いのだが、山を越えようが越えまいが、他村や他集落をいう。【出典

■ ヤマゴシ: 岐阜県郡上郡で山際のこと。【出典

■ ヤマザワ: 栃木県で、山の奥まで入っている沢。奥深い沢。【出典

■ ヤマシオ: 九州で広く山崩れを意味する。山津波。長雨が続いたり、大雨のときに起きる地崩れとともに水が出ることを山口県下関市や北九州、熊本県でヤマシオという。【出典

■ ヤマシタ: 山の下の意味。山科言継が織田信長をたずねて岐阜の城下に泊まった時、岐阜城の追手口をも山下と呼んでいた。信長の安土、秀吉の八幡山も、その城下は山下と呼んだ。江戸の初めには、江戸城の追手を山下と言った。【出典

■ ヤマソデ: 岐阜県吉城郡(飛騨市、高山市)で、山の向かい側のこと。「ソデ」に同じ。【出典

■ 「ヤマダ」の資料集

■ ヤマダシ: 伊豆八丈島で洪水を意味する。【出典

■ 「ヤマト」の資料集

■ ヤマネ: 山麓、山際。福岡県北九州市小倉南区で見られる。【出典

■ Yamane(ヤマネ): 山麓の意味。「山根」。【出典

■ ヤマノアイ: 兵庫県飾磨郡(姫路市)で、峠。【出典

■ ヤマノオー: 京都府竹野郡(京丹後市)、鳥取県気高郡(鳥取市)、香川県小豆郡、山口県下関市で、山頂や峰のこと。【出典

■ 「ヤマノカミ」の資料集

■ ヤマノコシ: 山口県長門市で、山麓近くの部分、ヒラ(山腹)とスソ(山麓)との中間の所。【出典

■ ヤマノツジ: 山頂や峰を、香川県小豆島、島根県邑智郡、大分県東国東郡でいう。【出典

■ Yamabusituka(ヤマブシツカ): 各地を徘徊した山伏にちなむ。小字名に限られる。「山伏塚」。【出典

■ ヤマミ: 魚見をヤマミ(山見)と称している地方は多い。千葉県夷隅郡興津町(勝浦市)鵜原では、魚群を発見したり、海上の天候を望見する場所をヤマミバといい、小高い岬の上にある。【出典

■ ヤマムケ: 山手、山の方面。富山県礪波地方に見られる。【出典

■ ヤマムルシ: 南島八重山で藪を意味する。【出典

■ ヤマモリ(山守、山森): 仝殿紊凌Χ班瑤了骸乕瑤砲舛覆狠鰐召。▲筌沺併魁法Ε皀蝓平后砲箸い自然地名か。【出典

■ ヤマンカップ: 長崎県で、山頂を意味する。ヒザンカップはひざ頭のこと。【出典

■ ヤマンダイ: 播磨国赤穂郡で山頂を意味する。【出典

■ ヤメ(八女、矢目): .ぅ蓮粉筺法Ε戞癖奸砲療召。▲筺墓諭法Ε戞癖奸砲療召。【出典

■ ヤモチ(家持、矢持): 〇鈎罎領ぁ近世、槍持役の従者が住んだ町。【出典

■ ヤモリ(矢守): イハ(岩)・モリ(森)の転か。【出典

■ ヤヨイ(弥生): .ぅ筺別錙法Εイ(生)の義で、近代に美称地名として使われた。¬鐇源扱遒亡慙△靴董△笋呂衞声時代以降、美称地名として使用される。【出典

■ 「ヤラ」の資料集

■ ヤライ(矢来): 矢来垣による町名。東京都新宿区矢来町など。【出典

■ ヤリ(槍、鑓、鎗): 〜笋侶舛砲茲觚立て地名。▲筌蕁塀澄砲療召如⊆消呂鮗┐考儻譴。ヤリ(遣)で、水はけのよい川などをいうか。鑓水、鑓川など。ぅ筌襦頁法砲ら崩壊地形を示すものもありうるか。ゥ筺Ε蝓弊榿語)という語形か。【出典

■ ヤリミズ: 東京都八王子市鑓水がある。地下水を筧で家に引いたというのが地名のおこりだというが、鉄砲水の出るところをいう。山崩れや出水で決壊した記録がある。【出典

■ ヤワ: 新潟県古志郡の方言で、雪崩。▲筌蓮塀澄砲如⊆消老呂涼鰐祥儻譴。ヤワフ(痩)から「痩せ地」の意味か。【出典

■ Yawata(ヤワタ): ※類語:Hatiman。「八幡」。【出典

■ ヤワラ: 茨城県新治郡で、沢。∪轍県志太郡で、険阻という意味。【出典

■ ヤンゴ: 鹿児島県の奄美群島の加計呂麻島で、飲料水を汲む川をいい、これに対して村内の共同の堀り井戸をソツという。ヤンゴは山川の意味で、ソツは徳之島や沖永良部島でショージといい、これはショーズ(清水)のことで、ソツも同様。【出典

■ ヤンザ: 愛媛県大三島(今治市)で、山林などの灌木などが乱れ茂った所。【出典

■ ヤンメエ: 沖縄列島の農家で、主屋の前の空き地をいう。【出典

■ 「ユ」の資料集

■ 「ユイ」の資料集

■ ユウ: 越後国東蒲原郡、会津地方などで渓谷の岩の多いところを「ユウ」といい、上野国の北部では岩窟を意味する。【出典

■ ユウキ(結城): .罐ΑΕ(接尾語か)という地名。▲罅Ε侫という語形か。【出典

■ ユキ: 東京付近に二、三のユキという地名がある。由木、柚木、油野などの地名は全国に多い。ユウは楮の一種で、野生の繊維植物。ユキも同じで、この地は最初その採取地であった山野が、のちに農地に開かれた所を言うのか?【出典

■ ユキエ(靭負): ‖膕修硫新の前に、朝廷の親衛隊として設置された靭負部にちなむ。中世・近世の官職名。【出典

■ ユキガキ: 雪垣。秋田県男鹿市や富山県、石川県石川郡(白山市付近)、鳥取県東伯郡などで、敷地の周囲に立て並べた松枝、茅、藁などの垣根を意味する。冬季の風雪などの防止のために使用する。【出典

■ ユキガタ: 峰の雪が融けるころには、田植の準備期にあたるため、昔から農民たちは山肌の残雪や雪間が特別の形になるのを農耕の目安にした。【出典

■ ユキグラ: 福井県丹生郡越前町付近の漁業住居で氷室の一種を意味する。【出典

■ ユクイ: 沖縄の八重山で峠を意味する。憩いのことか?【出典

■ 「ユゲ」の資料集

■ Yusa(ユサ): 砂地(※類語:Isa)。「由佐、結佐、遊佐、湯坐」。【出典

■ Yuzyaku(ユージャク): ※類語:Yozyaku。「夕借、勇若、遊雀、用作(ユージャク)」。【出典

■ ユズリハ: 譲葉(ユズリハ)は出葉(イズリハ)、諭鶴羽(ユヅルハ)などの地名で呼ばれるが、砂防指定地や地滑り指定地の中にある地名。譲葉の木があたっとする説や、地面が動く説の二つがある。後者の、土地が揺れる、揺するがユズリハになった地名のようだ。【出典

■ ユタ: 徳島県海部郡阿部村(美波町)で、満ち引きのない時というが、満潮時の頂点で、潮が停止した状態を指すか。【出典

■ ユツ: 兵庫県佐用郡、赤穂郡、相生市付近で、掘り抜き井戸を意味する。【出典

■ ユテ: 千葉県印旛郡川上村(八街市)で、日陰の凍った土地を意味する。【出典

■ 「ユデ」の資料集

■ ユドネ: 佐賀県杵島郡福富村(白石町)では、炊事の流しの水を溜めるところをいう。【出典

■ 「ユトリ」の資料集

■ ユトロ: 広島県比婆郡敷信(シノウ)村(庄原市)で、粘土質の田地を意味する。この田地にはアラガキを略す。これにはアラボリと称してクレカエシの後に、もう一度、水を入れる前に犂を入れる。【出典

■ ユナ: 砂、砂利を岩手県下閉伊郡(宮古市など)でユナという。イノーと同じ。沖縄でも、砂、砂利を意味する。ユナミチ砂の道を意味する。ヨナともいう。与那は琉球列島の中部以南に多く見られ、海岸と台地とに見られ、海岸に位置するものは町や集村が多く、台地にあるものは散村、疎村が多い。与那原、与那城、与那国、与那覇、世名城、世名間がある。【出典

■ ユーニ: 八重山で砂丘を意味する。石垣島で洲を意味し、ユナに同じ。八重山では洲はユニという。ユナも同じ。【出典

■ ユビタ: 奄美群島の沖永良部島で、胸まで浸すような強湿田。ムタの深さ四、五尺以上もあるので板または竹に乗って耕作される。沖縄でも泥田、底なしの泥沼をユビタともユビともいう。【出典

■ ユブ: 佐渡の内海府(佐渡市)で、湿地を言う。【出典

■ ユミゾ: 兵庫県神崎郡(姫路市など)で、灌漑用の水路を意味する。川の堰をも「ユ」といっているから、これが「イミゾ」の訛であることがわかる。北国一帯でこれを「エンゾ」というが、これも同じ語の転訛であろう。【出典

■ ユミハリ(弓張): 弓を張った時の形(半弦形)による見立て地名か。【出典

■ 「ユラ、ユリ」の資料集

■ ユリアゲ(閖上): 波の作用による砂の堆積を示す。【出典

■ ユリタ: 山口県豊浦郡(下関市)では湿田を意味する。乾田の「カタタ」に対する語。「カタタ」は雨を待つために手がかり請作には喜ばれない田。【出典

■ ユル: 土佐で「溝」のこと。【出典

■ ユワ: 東北地方で「岩」の訛。【出典

■ ユワガンケ: 栃木県上都賀郡(鹿沼市、日光市)や芳賀郡で、山で岩のある所を意味する。【出典

■ ユワッカシ: 栃木県佐野市、日光市、下都賀郡、那須郡で、岩場のこと。岩場で特に岩の突き出ている部分を指す。【出典

■ ユワッカラ: 栃木県栃木市、安蘇郡(佐野市)で、岩場、岩の多い所の意味。【出典

■ ユンゲリ: 佐渡で峠を意味する。【出典

■ ヨ(余、夜、与): “称。ヨシ(良)の略か。▲茱魁焚)の略か。「竹の節間」をヨ(節)ということから、「世」「代」などと同様に、「二つのものに区切られた土地」をいうか。は多字のヨ(四)。ゥ罅陛髻砲療召。Ε─併沺砲療召。Д髻癖)の転か。┘┘離(榎)を呼ぶ方言。榎は道祖神の守り樹として植えられることが多く、植物の中では地名として使用されることが多い。【出典

■ ヨアケ(夜明、夜開): .茵弊瓠法Ε▲院奮)という地名か。瑞祥地名。【出典

■ ヨー: 伊豆八丈島三根で洞穴のこと。また同島で「ヨァ」ともいう。【出典

■ ヨウジャク(用作、用尺): 中世において、荘園領主、地頭、土豪自らが耕作する田畑。【出典

■ 「ヨウテ」の資料集

■ 「ヨーガイ」の資料集

■ Yokamati(ヨーカマチ): 八の日に開く市場。「八日町、八鹿(ヨーカ)町」。【出典

■ ヨウロ(丁、養老、用呂): .茱Ε蹇覆修蹐修蹐琉嫐)から、緩傾斜地または緩やかな流れ。西南日本に多く見られる。∧言のヨウル(弄ぶ、いじる)から、崩壊地形をいう地名用語か。ヨホロの転か。【出典

■ ヨウロウ(養老): .茱Ε蹐貌韻検瑞祥地名。養老伝説による。【出典

■ ヨク: 鹿児島県大隅半島南端で、山路の峠をいう。ヨクはヨクフで、イコイからきた語で休所の意味。【出典

■ ヨケ: 々臓排水溝を飛騨国、大分県、長崎県、熊本県南関町、鹿児島県でいう。長野県上伊那郡で、断崖に沿った細道。【出典

■ ヨゲ: 愛知県春日井市付近の農家で、集落の周囲に築いた土堤。河川による水害防止のために行った。【出典

■ ヨコ: 横山、横須賀、横島などは「横に長く伸びた」の意味で、縦に対する横ではない。横浜は浜または砂嘴全体の横長な感じを表したものだろう。【出典

■ Yogo(ヨゴ): ※類語:Amarubeの「余戸」を音読したものへの当て字。「余戸、余五、余郷、四郷、養郷、夜後」。【出典

■ ヨコアナ: …耕臙亙の炭鉱で斜坑のこと。∋蓋県長門市大峠で山の横穴。これにトエ(樋)をつけて、地下水を炊事場のハンド(水瓶)にまで導いて飲料水にした。【出典

■ 「ヨコイ」の資料集

■ ヨコイド: 福井県今立郡今立町(越前市)付近の農家で、山裾に掘った横穴式の井戸。飲料水用。【出典

■ ヨコウズ: 山腹の横道を広島県高田郡(安芸高田市)で、「ヨコウズ」という。【出典

■ ヨコガイ: 山口県豊浦郡(下関市)で、山の中腹を横に貫いて通る道を意味する。【出典

■  ヨコクラ: ヨコクラ: 秋田県北秋田郡(北秋田市、大館市)のマタギ詞で、「広い岸壁」のこと。【出典

■ 「ヨコスカ」の資料集

■ ヨコダイラ: 日向国椎葉で、緩傾斜地が横に長くわたっている所。【出典

■ ヨコタテ: 日向国椎葉で、山嶺横路。【出典

■ ヨコツミチ: 栃木県安蘇郡(佐野市)野上村で、山の中腹を通る路。【出典

■ ヨコテ: 〇格△硫F擦鮃島県山県郡中野村(北広島町)でヨコテという。東北地方ではナガネという。ヨコタテ、ヨコミチも同じ。奈良県山辺郡豊原村(山添村)で、谷間の冷水への対策としてヌルミに相当するものをヨコテという。【出典

■ ヨコデイラ: 傾斜の緩やかな地で、横に長くわたっているところを宮崎県東臼杵郡椎葉村で「ヨコイデラ」という。【出典

■ Yokohama(ヨコハマ): 海岸に直角になった砂丘。または、そこだけが、付近の海岸と方向を異にする海岸。横浜など。【出典

■ 「ヨコヒラ」の資料集

■ ヨコマクラ: 開墾地の地割りをするときに、地形の関係上、幹線と平行して割れない部分、つまり他の大部分の田の上端に、横に長い形の地面ができたのを横枕というのだろう。山や林の陰を考えてだいたいどの田も、日当たりのいいように縄を引くので、横枕の多くは日当たりの悪い土地だろう。【出典

■ ヨコミズ: 沖縄県で、「ユクミヅィ」という。横に引いた水。田などで水の流れから直角の方向に引いた水をいう。【出典

■ ヨコミチ: 大阪府泉北部、福島県信夫郡(福島市)で傾斜地を意味する。宮崎県東臼杵郡椎葉村では、平らな道を意味する。【出典

■ ヨコワ: 山口県長門市殿台、境川で、山をめぐっている山腹の道を意味する。ヨコミチともいう。ヨコワザカエは、山腹の道が山の所有の境界をなしていることをいう。【出典

■ 「ヨサ」の資料集

■ ヨシアゼ: 新潟県の蒲原低湿地帯で、冬期間湛水のはなはだしい地域では、畦が崩れるので、ヨシ(カヤ)アゼ、ガッポ(マコモ)アゼ、モアゼにしておく。そして、適宜の場所に楊柳を植えて柳境にすることが行われていた。【出典

■ ヨシダ(吉田、芳田): .茱掘Ε拭塀茵田)という地名。吉田神社による伝播地名。瑞祥地名もあるか。【出典

■ Yozyaku(ヨージャク): 土豪の手作地(用作の意味)。「用作、用尺」。【出典

■ ヨシリ: 福井県大野市付近の農家で、炊事場などから排出される下水をヨシリという。また、下水溝をヨシリザワという。また、下水溜めをヨシリダメといい、主屋の裏側に穴を掘った。【出典

■ ヨセ: …流の寄せ合う所。良い漁場である。愛媛県温泉郡(松山市)神和村でいう。伊豆大島で外輪山の縁の意味か。0饐觚、福島県で、隅、側。「田のヨセ」「道のヨセ」などという。ぐで塙馥甓豬瓦如田のはたへ狭い水の通路を作ること。たぶんこれは畦の内側へ作るのかと思う。ダ虱娶香取郡で、畦畔のこと。土を寄せるという意味か。【出典

■ ヨツアイ: 十字路、よつつじ。筑後国久留米でいう。岩手県下閉伊郡岩泉町で四辻のことをヨツスミという。道路の十字路になったところをヨツムツジとか、ツジという地方もある。【出典

■ ヨツド: 愛媛県周桑郡田野の方言で、四辻、四つ角。【出典

■ ヨツドウ(四堂): 路傍に設けて休息所にする小亭。中国地方でいう。【出典

■ ヨデン(余田): 平安時代から中世ころに、荘園に本来認められている田地以外の田、台帳記載外の田で、これが公認されると加納または加納余田、加納田と呼ばれた。【出典

■ 「ヨド」の資料集

■ ヨドメ: 広島県安芸郡で渓谷を意味する。【出典

■ 「ヨナ」の資料集 

■ 「ヨナイ」の資料集

■ ヨナガタ: 熊本県葦北郡日奈久町(八代市)などで、州と潟との間のような所の呼び名。ヨナとは砂のことだが、ヨナゴという地名はこれに由来するか。【出典

■ Yonago(ヨナゴ): 、類語:Inago。▲罐福丙宗砲療勝どちらにしても「砂地」の意味で、裏日本に多く見られる。「米子、米子山、米子頭山、米郷、依那古」。【出典

■ Yonekura(ヨネクラ): 豊作祈願の祭場。「米倉」。【出典

■ Yonezuka(ヨネズカ<ヨネヅカ): ※類語:Yonekura。「米塚」。【出典

■ Yoneyama(ヨネヤマ): ※類語:Yonekura。「米山」。【出典

■ ヨノ(与野、余野、予野、米納): .茵弊瓠法Ε痢別遏砲侶舛。▲茱諭丙宗法Ε痢別遏砲如⊆然堤防など、砂の多い土地のことか。ヨナヒ(余荷)・ノ(野)の略か。【出典

■ ヨビミズ: 東京都多摩地方の農家で、谷川から水を引く設備の一種をいう。割竹の節を抜いてつなぎ合わせ、末端では大桶に受けて用いる。【出典

■ ヨマタ: 阿波国那賀郡で、低い所の田のこと。【出典

■ 黄泉国(よみのくに): 黄泉の国の語源は「闇の国」「山の国」。【火山で読み解く古事記の謎 蒲池明弘  文春新書】

■ ヨヨギ(代々木): ‘飴譴離茱茱燹紛福砲慮豐瓦らヨヨ・キ(接尾語)の形で、「山、川などの屈曲した所」の意味か。▲茵弊瓠法Ε茵Ε(接尾語)という語形か。【出典

■ Yoriai(ヨリアイ): 村寄合、辻寄合の行われたところ。「寄合、寄合渡」。【出典

■ ヨリアゲ: 沖縄の海岸には、古くはヨリアゲの名のつく土地があった。材木、海草、魚類、海獣などが波によって打ち上げられる浜のこと。海の神の贈り物を待ち望んで暮らす人たちの住んでいた所にヨリアゲマキウという地名がついた。マキウは本土のマキ、すなわち同族集団のこと。【出典

■ 「ヨリイ」の資料集

■ ヨリバ: ヨリともいう。房総地方で漁場を意味する。魚が寄ることにちなむ。【出典

■ Yoro(ヨーロ): ヨーラ(ソロソロの意味をもつ九州方言)より。「緩傾斜地」または「緩流」のことで、西南日本に多く見られる。「養老、用路、用呂、丁(ヨーロ)、与保呂、養呂地。「漸々(ヨーロ)、常路(ジョーロ)井、与良木」。【出典

■ ヨロ: 洞。京都府中部で、魚の隠れ場所。ウロに同じ。【出典

■ ラ(良、等、羅、浪、楽、浦): ]族了蓋日高郡、滋賀県坂田郡ほかの方言で、側、方。⊆賀県東浅井郡の方言で、隣。「場所」「方向」を示す接尾語。だ榿語。事物をおおよそに示す。ァ嵳紂廚覆匹了音による地名。ΕΕ蕁扮此法▲Ε蕁碧)の略形もあるか。【出典

■ ライ: ゆとり、間。新潟県東蒲原郡、石川県金沢、三重県飯南郡(松阪市)。新潟県東蒲原郡東川村(阿賀町)で、場所のこと。【出典

■ Raizin(ライジン): 雷神信仰に因む地名。「雷神山、雷神森、雷電(ライデン)山」。【出典

■ ライチ: /軍禪岩船郡、和歌山市の方言で、空き地のこと。⊃軍禪西蒲原郡、名古屋、淡路島ほかの方言で、場所の余裕。余地。【出典

■ Rakuiti(ラクイチ): 免税で自由に商売の許された市場。「楽市」。【出典

■ ラチ: 田を植える時の苗株と苗株との間隔。栃木県芳賀郡、埼玉県北葛飾郡、富山県、山口県大島などでいう。石川県鹿島郡能登島別所(七尾市)ではラチアイという。「ラチがアク(埒が明く)」とは、仕事がはかどる、きまりがつくのこと。ラチは馬場の周囲の柵のことで、もと、加茂の競馬のときに、見物人が馬場の柵の開くのを待ちくたびれて言い出したのに起こるという。【出典

■ 「リ」の資料集

■ リウ: 岩窟を福島県会津地方で「リウ」という。文字には利府などと当てているが、それらしく牛リウなどという例がある。会津から信州にかけて、岸壁の窪んだものをリウという。【出典

■ リウサクダ: 福島県石城郡草野村(いわき市)で、流作田。川岸にあって水害で収穫のあてにならない田。【出典

■ Risiru(リシル): アイヌ語で「高い土地」の意味。「利尻」。【出典

■ 「リュウ・リョウ」の資料集

■ リュウグウ(竜宮): 〆甘呂諒言で、海底のこと。⇔亀榲狙發砲舛覆瑞祥地名。山口県阿武郡見島ほかの方言で、海の神。海神を祀った所。【出典

■ リュウグン: 愛知県日間賀島ほかの方言で、海のこと。∋綾展志摩郡の方言で、海の神。【出典

■ リュウサクバ: 埼玉県八潮市で、堤外の田畑。ここは甘藷の作付けに適した。【出典

■ リュウズリ、ケンズリ: リュウ(竜)ズリ(磨り)。ケン(剣)ズリという地名が、長野県の各地に見られるが、河川・渓流の急湍、飛沢をなすところに見られる凹穴をリュウズリまたはケンズリという。この窪みは竜の尻尾にある剣によって磨られてできたという伝承による。【出典

■ Ryuo(リューオー): 「竜王」は雨乞いの水神で、雨の少ない瀬戸内に多く見られる地名。「竜王、竜王谷、竜王山」。【出典

■ リューグン: 志摩で、海神または海を、また志摩国片田では、海神の住む所をリューグンカンといい、志摩答志和具では、海神または海をリングウカイという。【出典

■ -ryo(〜リョー): 荘園関係の地名。「神領、寺領、府領、国領」。【出典

■ 「リョウケ」の資料集

■ リョード、リョードバラ: 福岡県北九州市小倉南区で、漁村を意味する。【出典

■ 「ル」の資料集

■ ルイケ(類家): 富山県ほかの方言で、親類、親戚。【出典

■ ルイチ、ルチ: 類地は紀伊国ではルナという。大和国ではルイチという。意味は不明だが、地目を意味するという見解もある。【出典

■ レ(礼、例): 接尾語か。場所を示すか。【出典

■ Rep(レプ): アイヌ語で「沖」のこと。「礼文島:沖島」のこと。【出典

■ レンゲ: 信濃国と飛騨国の境界の蓮華山、白馬針ノ木蓮華などは、カール地形の窪みを中心として、それを囲む外壁が空に向かって花が開いたような形になっていることに由来する。【出典

■ レンジャク(連雀、連尺、蓮著): 連尺商人の居住地か。【出典

■ 「ロー、ーロ」の資料集

■ ロウカ: 二つの岸壁が平行して連なったのをいう。黒部の廊下など。黒部川の上(カミ)ノ廊下、下(シモ)の廊下のように、谷川の両岸の岸壁が垂直に切り立った状態の地形が長く続いたもの。ロウカの語は、信濃国の山人の呼称に始まるとのこと。【出典

■ ロウジ(老司): ロジ(路地)の転か。【出典

■ ロウマル(郎丸):  船蹇弊榿語)・バル(張、原)の転か。△いつかの丸い丘、山脚。1瀋妻の対地名。と斗原、自然堤防、小谷盆地+崖錘、扇状地、台地、海岸の小平野などの低地にみられる。【出典

■ ロク: ロクィ、ロキーは平らな。九州や山口県、広島県の瀬戸内海沿岸に見られ、東は淡路島や小豆島に見られる。しかし、四国、岡山県、近畿地方の瀬戸内海沿岸には見られない。茨城県多賀郡高岡村(高萩市)で、高低の無い地をロクという。奈良県吉野郡十津川村でも、傾斜の無い平坦なところをロクという。【出典

■ ロクタ(六田): .蹈(陸)・タ(処)で、「平坦地」の意味か。▲爛燭陵兒による転か。【出典

■ Rokuro(ロクロ): ※類語:Kiziya。「轆轤、呂久呂、六郎地山、六呂田、六鹿、六路原、六呂師、鹿路、鹿狼山」。【出典

■ 「ロジ」の資料集

■ 「ローマル」の資料集

■ ロッカク(六角): 青森県五戸町六角。兵庫県姫路市六角。京都市中京区六角堂。|和△修梁召諒像などを安置した六角形のお堂のあるところ。∀山儼舛了格などに因む。【出典

■ ロッコウ(六甲): ムコ(武庫)に「六甲」の字をあて、読み替えた地名。【出典

■ 「ロンジ」の資料集

■ 「ロンデ、ロンデン」の資料集

■ 「ワ」の資料集

■ ワァマイシ: 鹿児島県奄美群島の沖永良部島の民家で、カマドを築くのに使用する卵形のほぼ同形同大の三つ石をいう。発音は、ワーマイシ、ワァマガナシともいう。【出典

■ ワカオイ(若生): 瑞祥地名か。▲錺(若)・フ(生)の読み替えのものもあるか。【出典

■ ワカクサ(若草): .錺・クサという地名か。瑞祥地名か。E澳に山焼きを行い、春に一面に若草に覆われた地をいうか。【出典

■ ワカゴウ(若郷): .錺・ゴウという地名か。◆嵜靴靴作られた村」、「新しく分かれた村」などの意味か。【出典

■ ワカサレ: 辻。追分を長野県下伊那郡や愛知県北設楽郡で、ワカサレという。宮崎県東臼杵郡椎葉村で、分かれ道をワカサレミチという。【出典

■ ワカタ: 土地の高い部分。隠岐で高地のこと。【出典

■ 「ワカレマタ」の資料集

■ ワキクチ: 泉のことを熊本県阿蘇郡南郷谷(阿蘇市)でワキクチという。沖縄では泉をワクといい、とくにその水の湧き出てくる所、水底にあって見えないようなものをいう。【出典

■ ワク: 富山県富山市で、下駄の歯の間に溜まった雪のこと。【出典

■ ワクラ(和倉): .錙Εラという地名か。▲錺・ラ(接尾語)か。ワク・ウラ(浦)の約か。【出典

■ ワクリ(和久里): .錙Εリという地名か。▲錺・リ(接尾語)か。【出典

■ ワゴ: \轍県榛原郡で、海波の腹のこと。また荒波に浸食されてできた岩の洞。道路等の曲がって居るところ、それに囲まれている場所。新潟県南魚沼郡で、山中の日当たりが悪くじめじめした湿地。だいたい東北方面のヒドロに該当する。魚沼地方で、山中の広い窪地を意味する。け4瑤任脇り江をワゴミという。動詞のワゴムとは、長野県下伊那郡、山口県大島で、曲がる、歪むこと。【出典

■ ワサビザワ: 山葵畑を静岡県賀茂郡下田(下田市)でワサビザワという。また静岡県田方郡上狩野(伊豆市)ではワサビザという。【出典

■ ワシ: 岩手県の盛岡地方や秋田県の仙北地方で、積雪が凍雪上を滑ること。初冬に多い。ヾ篌蠍、秋田県などでマタギの山詞。ワバ、ワンバともいう。寒中の雪崩で堅雪の上に積もった降りたての雪の走るもの。音もなく急に来る雪崩。⊆児島県種子島で深山の細い道をワシといい、佐渡では、波が荒した海岸の道をワシリという。【出典

■ ワシガス: 越後国岩船郡の岩崩(イワクズレ)集落の近くに鷲ヶ巣山がある。鷲が巣喰うことに由来したものだろう。【出典

■ ワジュウ: 輪中。環状堤に囲まれた水防のための集落。濃尾平野の西部にある。【出典

■ ワゼキ: 岩手県稗貫郡(花巻市)でワゼキは小川のことだというが、上堰つまり上水の転訛という。田よりも高みにあることからそういう。【出典

■ ワセダ、ワサダ: 東京都新宿区の早稲田大学の東南方一帯。ここ以西は高台で高田馬場などがあったし、それより東は田んぼであった。ワセとは早熟種のことで、ナカテ(中熟種)、オクテ(晩熟種)に対する語。早稲田とは、早熟性の稲を作る田のことで、前田、屋敷田とともに、自家用の食料米確保のために早稲を作った田だという。【出典

■ Waseda(ワセダ)・Wasada(ワサダ): 〜甍陲鮨△┐訶帖∨榲弔紡个靴董■押腺各前に家人で植えてしまう田。M竸縅の届かない山間の田(方言ワサ)。南奥羽から関東地方中部に見られる。「早稲田、早稲(ワセ)谷、早稲原、稲早(ワサ)谷、早稲(ワサ)隈山」。【出典

■ 「ワタ、ワダ」の資料集

■ 「ワタセ」の資料集

■ ワタヅ(渡津): ワタ(渡)・ツ(津=港)の意味。【出典

■ ワタミ(曲水): 川の曲流、海の湾入など、曲がった水面。【出典

■ ワタリアガリ: 対岸の一番近い所、または家を福岡県北九州市小倉南区三谷地区で言う。【出典

■ ワチ: |翩日本の山地で、広く猪害を防ぐ田畑の外囲い。これを転じてこれを共同にする一集落のことで、村名や地名にもなっている。徳島県三好郡祖谷谷村(三好市)では、猪、鹿の通路をワチという。7本県阿蘇郡で、防火のために森林の中に作る空き地をワチという。【出典

■ Wakka(ワッカ): アイヌ語で水。稚内など。【出典

■ ワッミン: 長崎県五島で、「泉」のこと。湧水のことであろう。【出典

■ ワテ: 広島県、島根県鹿足郡で、沖の反対語。山手、上手の意味。【出典

■ ワデ: 島根県美濃郡(益田市)で、上のクボと下のクボとの岸の根をいう。「マエバ」に対する語。【出典

■ ワド: 愛知県知多郡で谷間を意味する。上処の意味か?東北地方の多くでは「ワド」という。これは上野の意味か。ワドはワンドと同じであろう。青森県野辺地町では、沼の小さな入り江のこと。【出典

■ Wani(ワニ): 〜ァ∋、鰐、およびその象形語。「鰐浦、鰐川」。▲魯法幣)の転。「和珥(ワニ)、和邇(ワニ)」。【出典

■ ワネ: 壱岐で、「畑の高み」をいう。「コジリ」に対する語で、ウワネであろう。【出典

■ ワミ: 対馬で、谷間の窪地を意味する。対馬南部地方では谷間のこと。【出典

■ ワモト: 長野県下伊那郡で、傾斜地に段々になっている田面のうち、上の田に寄った部分をいう。「ウワモト」の意味か。これに対して下の田に寄った方を「アゼモト」という。【出典

■ ワラ: …天擇如海底のアオサの生えている地帯をアオサワラ、その沖がモワラ(藻原)という。岐阜県吉城郡で、林やくさむらのこと。「草ワラ」「檜ワラ」などという。∧_県久留米市で・・・地帯。・・・集落。「漁師ワラは漁師の集落」などという。【出典

■ ワリ: ー児島県の「ワイテ」にあたる語、つまり干潮前の潮合いがタチャーなのに対して、満潮に先立つ潮合が「ワリ」である。∂此F酖膣邀ε隋5都市左京区大原で、猪の通る道を意味する。ぞ字をさらに細分した区画。主に、田地の場合に使用する。田地割(加賀藩下で行われた農地制度で、ほぼ20年ごとに各自の特高に応じて、くじで田を交換したもの)の際のクジ1本に相当する広さの単位を言うと思われる。富山県西太美村古舘(南砺市)。【出典

■ ワリゲスイ: 割下水。本所割下水は、万治二年(1659年)に、本所奉行によって開かれた幅九尺の下水。【出典

■ ワルバチ: 静岡県大井川の上流地方で、崖のこと。【出典

■ ワンデンサン: 長崎県五島で波止場を意味する。【出典

■ 「ワント、ワンド」の資料集

■  ン: 沖縄の地名の語尾には「ン」で終わるものが目立つのに対して、本土ではあまり見かけられない。【出典

■ ンチャ: 南島で土のこと。ミタに同じ。沖縄本土で、土、土壌または土塊のこと。【出典

■ 集落を意味する用語

・ 「吾妻鑑」に熊谷や鳩ヶ谷は熊井(くまがい)、鳩井(はとがい)とある。 谷(がい)は、「囲」「垣」のことで、集落を意味する。 江も井と同じで集落を意味する。

・ 「蘇」は鉄・金、那は国、曷(か)は村やを意味する。

・ 「賀」や「我」は古代朝鮮語で集落を意味する。

・ 石川市川の「川」は古代朝鮮語の津(なり)・川(なり)の転訛で人や物の集まる市・都・港のこと。鉱山鍛冶集団などの非農民集落を川と言う。

・ 大木・青木の「木」は新羅の羅。木は国や村の意味。

・ 山口野口の「口」は人の数をいい、集落を意味する。

※ 養老戸籍: 「戸四十四、合口四百五十四」

・ 稲毛の毛は、木と同じで集落を表す。

・ 福島の「島」は一定の支配区域、集落を意味する。

・ 「瀬」は鉱山鍛冶集落のこと。

・ 渡来人は「地」を田と呼んだ。

・ 「藤」は唐の佳字で、唐は韓であるから、韓人集落を「藤」と言う。

・ 「中」も集落。

・ 「場」も集落。

・ 「橋」は土師の佳字で土師集落を表す。

・ 「原」も鉱山鍛冶集落のこと。

・ 「本」は「下」の佳字で、「浦」の意味がある。海洋民の集落を意味する。

■ 丹羽先生の著書によると、日本の苗字の約90%は約300の漢字で書ける。
・ 日本の苗字は約27万で、使用漢字は約5000(国字もふくむ)
・ 地名の数は約1000万 使用漢字は約1万5000
・ 国土地理院の2万5000分の一の地図に掲載されている地名は38万4959。

■ 名字や地名と漢字の雑学

【地名の頻度】 【詳細

# 金井弘夫編の新日本橋地名索引によると、全国に存在する地名
・ 中村(236箇所)、原(205)、新田(191)、山田(187)、中野(181)。

【田】(た、でん)

# 田のつく名字は丹羽基二先生の調査では、100人中13人。
・ 九州(15)、東北(10)、関東・東海(13)、関西(17)、中国・四国(17)
※ やはり、米作中心の弥生文化の西日本に多い。
※ 最多は、田中

【地名の田】

・ 中国で田というと水田だけとは限らないが、日本では水田を意味する。
・ 陸田(はた)が畑(畠)になった。田の接頭語として「ハ」が、接尾語として「ケ」がついた。「ハ」は火(ほ)または乾(ひ)で、「ケ」は処という意味で土地を意味する。
・ 畠は白い田で乾いた田。畑は焼田から。これらの字は漢字ではなく国字

【タ】(古代語のタ)

・ 「タ」は古い大和言葉だが、稲は南方からの渡来物だから、稲と一緒に渡来した言葉。
・ 南方で、一定の区画や土地を意味する「タン」が語源か?「アフガニスタン」「タジキスタン」

【つか】(塚)

・ 「つか」は狭義的には「墓」を、広義的には「小高く盛り上がった場所」を意味する。

【林と森】

・ 林という地名: 148箇所
・ 森という地名: 179箇所
# 森: 森、こんもり。樹木のモリは和訓。
# 林: 林、生やすから。拝志。
※ 林は平面に広がる。森は上下に伸びる。
・ 丸森など、森がつく地名が東北には多いとされるが、この森は山のこと。

【名字が、多いのは地名が多いから】

小林が多い所は新田も多い。開拓しやすいから。
小林の多くは植林した人工的なものが多く、租税の対象にもならない。
だから、小林は、生えたのではなく生やした。

【花】(はな)

・ 花とは、端(はな)すなわち、木の先(崎と同じ)に咲く(開く・さく)。
・ 先(さく)、咲(さく)、花(はな)、鼻(はな)は同様の語。

【深い谷、浅い沢】

# 谷の地名(15172)
# 沢の地名(18098)
※ 沢は東日本、谷は西日本に多い。
・ 大沢(102)、平沢(43)、長沢(41)
・ 大谷(152)、長谷(75)、西谷(59)
※ 古代は
・ 沢は「佐波」、谷は「多爾」と書いた。
・ 沢の語源は騒がしい。

【サワサワと流れるから沢になり、カワカワと流れるから川になった】

・ 川のつく地名(41409)
・ 山のつく地名(31465)
・ 中山(156)、丸山(134)、小川(117)

【苗字に多く使われる漢字】(丹羽基二先生による)
# 田 > 藤 > 山 > 野 > 川 > 木 > 井 > 村 > 本 > 中 > 小 > 佐 > 原 > 大 > 島 > 高 > 松 > 谷 > 沢 > 橋

【地名に多く使われる漢字】
# 川 > 田 > 大 > 山 > 野 > 島 > 東 > 津 > 上 > 原

【野原と原野の違い】
・ 原=ハル(治・開)、ハリ(墾・播・張)で開墾地の意味もある。で、結局どうなの?

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