院 | |
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■ 院(いん)
・ 役所、機関
・ 垣を巡らした大きな屋敷
・ 貴人の邸宅や別荘
・ 寺の名に添えたもの(例:回向院)
# 鹿児島県には伊集院を代表とする「院」地名が多い。
# 平安時代に租税(稲など)を収納する「院」と呼ばれる倉庫ができた。【出典】
# 中世の行政領域や所領を示す単位に由来する。古代、国衙や郡衙の正式な倉庫を正倉といい、それらが「かき」で囲まれていたことから、その一区画を「院」と呼んだ。【出典】
# 「院」の地名: 古代の公的領地の地名が、中世の荘園に影響しながら残っている地名のひとつ。古来、垣や塀を巡らした大きな屋敷を院といった。九州南部に多い。条、郡、郷なども同様。【日本おもしろ地名考 服部真六 文芸社】
・ 九州や能登には「院」の地名が残る。「院」とは、周囲を築地などで囲った役所のこと。のちには荘と同じ意味をもった。【出典】
■ 〜in(〜イン): 祖稲を納める倉院。のちにそこの地名を冠して〜院となった。九州に多く見られる。。「伊集院、飫肥院、土持院」。【出典】