「吉良」の地名の由来 | |
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■ 吉良(きら): 愛知県西尾市吉良町。
・ 八ツ面山に産する雲母(きらら)に由来する。
・ 吉良荘: 平安時代末期から戦国時代にかけて三河国幡豆(はず)郡にみられた荘園名。承久の乱後に足利義氏が当荘の地頭職についた。地頭職は義氏の庶子の長氏を初代とする吉良氏に伝えられて戦国期にいたるが、鎌倉後期には西条のうち一色に長氏弟泰氏の子公深を祖とする一色氏、同今川に長氏次男国氏を祖とする今川氏、東条に義氏の子の義継を祖とする前期東条吉良氏が分立していた。南北朝期に入ると、東条吉良貞家が奥州管領となって下向、観応擾乱期にその跡へ嫡流西条吉良(下吉良)満貞の弟尊義が分立して東条吉良(上吉良)家となり、以後当荘を分割支配した。戦国時代には、吉良氏は今川氏の勢力下に入ったが、今川家が滅亡した後は松平氏(徳川氏)の支配下におかれた。【出典】
・ 雲母の産地という説があるが疑問。「ひら(傾斜地)」の転か。【出典】
・ 吉良(きら): 「雲母(うんも)」が産出したことに由来する地名。「雲母」は「きらら」とも呼ばれていた。【出典】
・ 吉良(きら): 「吉良町(きらちょう)」は、昭和30年(1955年)に「横須賀村」と「吉田町」が合併して成立したが、平成23年(2011年)には西尾市に合併された。「吉良」の語源は、近くで「雲母」が産出されたことによる。「雲母」はアルカリ性金属・鉄・アルミニウムなどを含む六角板状の結晶で、その光沢の美しさから「きらら」とも呼ばれた。つまり、「雲母」=「きらら」である。【出典】
・ 「キラ」の語源。