「ヒナタ」の資料集 | |
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■ Hinata(ヒナタ): 日当たりの良い所。「日向、日当(〜ナタ)、日宛(〜ナタ)、日南田(〜ダ)、陽目(ヒナタメ)、日名田、日陽(ヒナタ)、蕗陽平(ヒナタダイラ)、日奈田峠」。【出典】
■ ヒナタ: ヒナ手、つまり日当たりの地のこと。青森県五戸地方では、南向きで早春、一番先に雪の消える場所をいう。鳥取県八頭郡池田村(若桜町)でも、日のよくあたる場所をいう。【出典】
・ 日向(ヒナタ): 福島県白河市日向
・ 日宛(ヒナタ): 山口県岩国市美和町日宛
・ 日南田(ヒナタ): 三重県津市美里町日南田日南田
・ 陽目(ヒナタメ): 大分県竹田市荻町陽目
・ 日名田(ヒナタ): 富山県氷見市日名田
・ 日陽(ヒヨモ): 愛知県岡崎市南大須町神原日陽(ヒヨモ)
・ 蕗陽平(ヒナタダイラ): 大分県豊後高田市田染蕗陽平(ヒナタヒラ)
・ 日奈田峠(ヒナタトウゲ): 徳島県美馬市木屋平川上
■ ヒナタウケ: 大阪府豊能郡歌垣村で、日向の地のこと。【出典】
■ ヒナタッピラ: 東南の山の斜面を指し、樹木の最も繁茂する土地、日向面である。木の石(コク)数のとれるのはヒカゲッピラで、木目(モクメ)もこまかく質も良く、石数もあるところから価格も高い。ヒナタッピラの樹木は成育は良いが、質がわるくかつ石数が少なく、価格も高くない。新潟県南魚沼郡でいう。【出典】
■ ヒナタビラ: 日の当たる斜面。日向地を宮城県栗原郡、越後国、群馬県利根郡、宮崎県都城市でいう。【出典】
■ ヒナタミズ: 「日当見ず」の意味か。日隠場所を栃木県で。【出典】
■ ヒナタンボコ: 静岡県引佐郡(浜松市)で日向地を意味する。【出典】
【注意: 個別の掲載地名は表記(訓み)の代表例で、上記の語彙と直接関係の無い場合もあります。】