「別府」の地名の由来
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■ 別府(びゅう)

■ 別府(べっぷ): 大分県別府市

# 別府とは、開墾所を管理する役所。別に設けられた府、支庁。

# 大分県の別府はもとは宇佐神宮の神領だったが、中世に石垣領だけを別府(特別管理)として大友氏から北条氏一門の名越氏に渡った。江戸時代黒田氏から細川氏に移った。

# 別府の地名: 北海道帯広市別府町、茨城県下妻市別府、埼玉県熊谷市別府、岐阜県瑞穂市別府、三重県伊賀市別府、大阪府摂津市別府、兵庫県加西市別府町、鳥取県鳥取市用瀬町別府、鳥取県八頭郡八頭町別府、島根県邑智郡美郷町別府、島根県隠岐郡西ノ島町別府、広島県東広島市豊栄町別府、広島県廿日市市大野別府、山口県美祢市秋芳町別府、山口県熊毛郡田布施町別府、愛媛県松山市別府町、愛媛県松山市河野別府、愛媛県今治市大西町別府、福岡県福岡市城南区別府(べふ)、福岡県糟屋郡志免町別府、福岡県遠賀郡遠賀町別府、福岡県筑上郡吉富町別府、大分県別府市、大分県宇佐市別府、宮崎県宮崎市別府町、宮崎県延岡市別府町、宮崎県児湯郡都農町篠別府、鹿児島県枕崎市別府、鹿児島県いちき串木野市別府、鹿児島県南九州市頴娃町別府、鹿児島県姶良郡加治木町西別府。

・ 「べつ(別)」+「ふ(符)」。別符をもって指定された60町の保で、宇佐八幡宮の封米を担当した追加開墾地。【出典

・ べっぷ: 本来の領地とは別の追加で与えられた土地を「べっぷ」と呼び、「別府」と書いた。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

・ 別府大学駅(べっぷだいがくえき): 大分県別府市上人ヶ浜町。JR九州・日豊本線。別府大学の最寄り駅。【出典

・ 別府駅(べっぷえき): 大分県別府市駅前町。JR九州・日豊本線

・ 東別府駅(ひがしべっぷえき): 大分県別府市浜脇。JR九州・日豊本線。別府市場の脇にあるので、開駅時は浜脇駅と言った。【出典

■ 別府(べっぷ): 埼玉県熊谷市別府
・ 地名は荘園の追加開墾地である別符田の意ともいう。【出典
・ 武蔵七党横山党の別府氏の本拠地。別府は新開墾地。国府の他に、支庁たる別府を置いた。
・ 旧別府(べっぷ)村。武蔵七党の横山党の別府氏の故地。関東では多くは別所といった。別府・別所は一般的には開墾地名だが、ここの別府は国府の支庁に由来する。【出典

■ 別府(べふ): 三重県伊賀市別府(べふ)
・ 地名は中世の阿保別符に由来する。地内には城(じよう)氏城跡がある。【出典

■ 別府(べふ): 大阪府摂津市別府
・ 古くは鰺生野(あじふの)と呼ばれていた地域のうちで、味生(あじふ)輪中の一画。【出典】  

■ 別府(べふ): 兵庫県加西市別府町(べふちょう)
・ 万願寺川支流普光寺川中流域。古くは多可荘に属した。当地は在地土豪別府氏の本拠地で、別府氏は光照院領の荘官を勤めた。地名の別府(別符)は本荘の周辺に新たに開発された土地の意。別府氏は、のち江戸期には代々庄屋を勤めた。【出典

■ 別府(べふ): 鳥取県八頭郡八頭町別府
・ 八東(はつとう)川の支流私都(きさいち)川中流左岸の山すそに位置する。地名の由来については、国府の次官因幡介の居館があったことにちなむとする説があるが、当地は国府からはるかに隔たっており、疑問がある。むしろ、別府は別符の意味で、別の官符(許可書)をもらって新たに開墾した土地であったと考えられる。一宮(宇倍神社)の勢力のあった時期にはその神社領で、灯明油を貢納していたので油別府ともいったという。【出典

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