「ソバ」の資料集

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■　Soba（ソバ）：　①※類語Saba。②山の中腹、森林のあるところ。③蕎麦。「蕎麦、蕎麦地、蕎麦沢、蕎麦ノ目、蕎麦粒山、蕎麦ヶ岳、祖母谷、祖母山」。【出典】

・　蕎麦沢（ソバサワ）：　岩手県一関市弥栄蕎麦沢（そばざわ）。

・　蕎麦ノ目（ソバノメ）：　福島県大沼郡会津美里町和田目蕎麦ノ目。

・　蕎麦（ソバ）：　茨城県東茨城郡茨城町蕎麦原（そばはら）

・　蕎麦地（ソバチ）：　確認できず。

■　ソバ：　①稜、傍、ソバ（ソワ）と同根。原義は、斜面または鋭角をなしているかど、斜の方向の意味。日本人は水平または垂直を好み、斜めは好まなかったので、斜めの位置、尖ったかどの場所の意味は、やがて、はずれ、すみっこの意味に転じ、さらにすこしばかりのものなどを指すようになった。はずれたところの意味から、物の脇、物の近くの意味が生じた。②サバの転、砂礫土。③山の中腹、森林のある所。④蕎麦。【出典】

【注意：　個別の掲載地名は表記（訓み）の代表例で、上記の語彙と直接関係の無い場合もあります。】