「茨城県」名の由来
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■ 茨城県: 茨城県水戸市

# 茨城県: 「イバラ」は野バラのこと。昔の茨城地方は野バラの生い茂った荒れた原野であった。

* 他説: 賊を討つため、野の茨で城を築いたという古書の伝説。常陸国_風土記によると、「むかし、『国巣(くず)』や『山の佐伯』や『野の佐伯』と言った盗賊がいて、普段は穴の中で生活していた。そして、隙をみて盗みを働いた。この話を聞いた黒坂命(くろさかのみこと)が盗賊を退治しようとした。黒坂命は盗賊が穴から出ている隙に、穴の入り口をいばらで塞いだ。その後盗賊退治の兵を出した。逃げる盗賊は穴に逃げ込もうとしたが、いばらに阻まれ皆打ち取られた。そのため、『いばらぎ』の地名ができた。」

・ 古代の茨城郷に由来する。「イバラキ」は今の石岡町に常陸の国府があり、府中に「バラキ(波良伎)」の地名があった。この「バラキ」はアイヌ語で「広場、河岸」の意味。

・ 茨城は古くは「ウバラギ」と読まれた。

# 植物地名説もあるが、「い(接頭語)」+「はら(原)」+「き(接尾語)」で、「原」という地名。あるいは、「うばう(奪)」と関係し、「浸食されやすい地形」を表す。【出典】 

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