「ハタ」の資料集

「ハタ」の資料集
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■　幡（ハタ）：　「旗」のことで、よく源氏の白旗を意味することがある。

■　ハタ：　①静岡県志太郡（藤枝市）で、水田を意味する。②川岸、海岸のこと。ハダカは「端下（ハナカ）」の意味で、砂丘や自然堤防上の地名。③和歌山県日高郡で、田畑の畝と畝との間。うねま。【出典】

■　Hata（ハタ）：　①蒙古語の山ノ峰から「村」の意味に転。「波太、幡（ハタ）、博多」。②秦氏の居住地。「秦野、波多野、秦原。③耕地。「畑田、畠中」。【出典】

・　秦野（ハダノ）：　神奈川県秦野市

・　波多野（ハタノ）：　確認できず。

・　秦原（ハタハラ）：　確認できず。

・　畑田（ハタダ）：　福島県須賀川市畑田

・　畠中（ハタナカ）：　北海道増毛郡増毛町畠中町（はたなかちょう）

・　波太（ハタ）：　確認できず。

・　幡（ハタ）：　確認できず。

・　博多（ハタ）：　確認できず。

■　ハタ、ハタケ：　田に対する名称。田が主として水田のことに水稲栽培地として使用され、その他の耕地が総称してハタケという。ハタケ（畠）は常畑、熱畑、ハタ（畑）は焼畑。焼畑は、山を焼いて種を播いて、灰を肥料として数年作付けして肥料が乏しくなると土地を休ませ、何年かしてまた焼く。常畑は、肥料を入れて連作する。この二つの中間にあるのが、アラクまたはアラキという。山口県下では、ハタとハタケとを区別して呼んでいるところが多い。畠は初めからハタケとして開かれたもので、シラバタケともいう。【出典】

■　Hada（ハダ）：　①水田。②川岸、海岸（方言バタ）。「甚目、秦、秦野」。【出典】

【注意：　個別の掲載地名は表記（訓み）の代表例で、上記の語彙と直接関係の無い場合もあります。】