| 「ニワ」の資料集 | |
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■ ニワ
・ 東京都西部や神奈川県中西部では、集落内の小区画を「ニワ（庭）」や「ニワバ（庭場）」という。秦野盆地や酒匂川の支流地域では、「一つの庭」は「平均５戸内外」で、足柄平野では「平均１０戸」程度で構成されている。「ニワ」は元々は「平らなところ」を指す言葉で、特に収穫のための仕事場としての意味が強い。【出典】
・ 饗庭（あいば）： 滋賀県高島市新旭町饗庭
・ 大庭（おおば）： 神奈川県藤沢市大庭
・ 桜庭（さくらば）： 青森県弘前市桜庭
・ 茂庭（もにわ）： 福島県福島市飯坂町茂庭
■ ニワ： �’晴箸瞭�り口から入ったすぐの広い部屋で土間になっていた。イロリと台所と仕事場が一緒になっていて、一日の生活の大部分を送った。�⊇戸酘發両�区画にニワバというのがある。ニワバオヤというおもだった家が中心になる。東京都の西部と神奈川県中部でいう。【出典】
■ 「庭」の地名： 西日本では、「農家の戸口から入ったところの土間をニワと言い、雨天時の作業場だった。」。東日本では、「屋敷内の空き地をニワと言い、屋外の作業所であった。」。「ニワ」はもとは古語の「ニハ」で、労働を助けるところ、祭祀を行うところであった。新嘗（ニイナメ）は、古くは「ニハノアイ、ニハナへ、ニハヒ」と呼んだ。【日本おもしろ地名考 服部真六 文芸社】
【注意： 個別の掲載地名は表記（訓み）の代表例で、上記の語彙と直接関係の無い場合もあります。】