合成地名
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究極の合成地名 地名は生きている
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★ 現代では「地名」といっていいのか、「住所」と言っていいのか微妙ではあるが、新しく埋め立てた場所に新たに地名(住所)が付与されたり、市町村の合併により新たな自治体ができて新しい名がついたりするケースがある。自治体名の場合は、その地域に古くからある地域名を付与するケースも多いが、新たな「現代地名」を付与することもある。

★ 合成地名
・ 明治22年(1889年)に町村制が施行されたが、その前年には国内に7万1314町村(集落)が存在した。そして、合併後1万5820になった。その際に合成地名が数多くできたが、内務省は町村合併の基準を以下のように定めた。
・ 「訓令第352号」。「同規模の村の合併にあたって合成地名を、お互いに優劣なき数町村を合併するときは、各町村の旧名称を参互折衷する等適宜斟酌し勉めて民情に背かざることを要す。」
・ 山武郡: 千葉県の山武郡は「山辺郡」+「武射郡」の合併。
・ 長生郡: 千葉県の長生郡は「長柄郡」+「上埴生郡」の合併。
・ 綾歌郡: 香川県の綾歌郡は「阿野郡」+「鵜足郡」の合併。
・ 仲多度郡: 香川県の仲多度郡は「那珂郡」+「多度郡」の合併。
・ 三養基郡: 佐賀県の三養基郡は「三根郡」+「養父郡」+「基肄郡」の合併。

★ 自治体名の命名のパターン
「内務省訓令第352号」
・ 第六条 合併の町村には新たにその名称を選定すべし、旧各町村の名称は大字として存することを得。尤も、大町村を合併するするときは、その大町村の名称を以て新町村名と成し、或いはお互いに優劣なき数小町村を合併するときは各町村の旧名称を参互折衷するなど適宜斟酌し勉めて民情に背かざることを要す。但し、町村の大小に拘わらず歴史上著名の名称はなるべく保存の注意を為すべし。

【現代地名】

・ 新しい地名(現代地名)

【合成地名】

■ 愛荘(あいしょう): 滋賀県愛知郡愛荘町(あいしょうちょう)。2006年(平成18年)に、秦荘町と愛知川町が合併して発足。
・ 愛荘町(あいしょうちょう): 滋賀県愛知郡愛荘町。平成18年(2006年)に、愛知川町と秦荘(はたしょう)町が合併して愛荘町が成立したときの合成地名。秦荘町も、昭和30年(1955年)に、秦川(はたかわ)村と八木荘村が合併したときの合成地名。【出典

■ 藍住町(あいずみちょう): 徳島県板野郡藍住町
・ 昭和の大合併で、藍園村と住吉村が合併して成立。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】
・ 藍住町(あいずみちょう): 徳島県板野郡藍住町。「藍園村+住吉村」。昭和30年(1955年)に藍園村と住吉村が合併して成立。【出典
・ 藍住(あいずみ): 徳島県板野郡藍住町。合併前の村名の、藍園・住吉の文字によって合成された新命名。藍園は、藍が主要産業であったことに因む。住吉は、住吉神社に因む。【出典

■ 会塚(あいづか): 秋田県横手市雄物川町会塚

■ 昭島(あきしま): 東京都昭島市

■ 秋ノ宮(あきのみや): 秋田県湯沢市秋ノ宮
・ 旧秋ノ宮村。秋田県と宮城県の県境に位置することに由来する。【出典
・ 秋ノ宮温泉がある。

■ 浅科(あさしな): 長野県北佐久郡浅科村(現佐久市)

■ 朝山(あさやま): 島根県朝山町(大田市)

■ 浅山(あさやま): 福島県会津若松市河東町浅山

■ 芦安(あしやす): 山梨県中巨摩郡芦安村(現南アルプス市)

■ 安代(あしろ): 岩手県八幡平市(旧安代町)

■ 東田(あずまだ): 福島県いわき市東田町

■ 熱塩加納(あつしおかのう): 福島県熱塩加納村(喜多方市)

■ 安眞木(あまぎ): 福岡県安眞木村(田川郡川崎町)

■ 天沼(あまぬま): 福島県喜多方市塩川町天沼

■ 綾歌郡(あやうたぐん): 香川県

■ 荒谷(あらや): 秋田県鹿角郡小坂町荒谷

■ 安丹(あんたん): 山形県鶴岡市

■ 井泉(いいずみ): 埼玉県羽生市

■ 飯田川(いいたがわ): 秋田県南秋田郡飯田川町(現潟上市)

■ 飯舘村(いいだてむら): 福島県相馬郡飯舘村

■ 生田(いくた): 神奈川県川崎市多摩区生田

■ 猪倉野(いくらの): 福島県河沼郡柳津町猪倉野

■ 石江(いしえ): 青森県青森市石江

■ 市貝(いちがい): 栃木県芳賀郡市貝町

■ 一川(いちかわ): 福島県喜多方市山都町一川

■ 市川三郷町(いちかわみさとちょう): 山梨県西八代郡市川三郷町
・ 平成の大合併で、市川大門町、三珠(みたま)町、六郷町が合併して成立。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】
・ 市川三郷町(いちかわみさとちょう): 山梨県西八代郡市川三郷町。県の中南部に位置する。平成17年(2005年)に、市川大門町、三珠町、六郷町の3町が合併して市川三郷町が成立したときの合成地名。【出典

■ 一ノ木(いちのき): 福島県喜多方市山都町一ノ木

■ 市羽(いちは): 栃木県芳賀郡市羽村(市貝町)

■ 糸島(いとしま): 福岡県糸島市

■ 稲川(いなかわ): 秋田県湯沢市(旧稲川町)

■ 稲沢市(いなざわし): 愛知県稲沢市

■ 伊原(いはら): 沖縄県糸満市

■ 今金町(いまかねちょう): 北海道瀬棚郡今金町

■ 今泊(いまどまり): 沖縄県国頭郡今帰仁村

■ 牛川(うしかわ): 福島県河沼郡会津坂下町牛川

■ 梅里(うめざと): 東京都杉並区梅里

■ 梅島(うめじま): 東京都足立区梅島

■ 海老細(えびさい): 福島県河沼郡会津坂下町海老細

■ 御池田(おいけだ): 福島県河沼郡会津坂下町御池田

■ 大泉(おおいずみ): 群馬県邑楽郡大泉町

■ 大荒(おおあら): 山形県大荒村(鶴岡市)

■ 大井草(おおいそう): 熊本県下益城郡美里町

■ 大岡(おおおか): 埼玉県比企郡

■ 大沖(おおおき): 福島県河沼郡会津坂下町大沖

■ 大上(おおかみ): 福島県河沼郡会津坂下町大上

■ 大木(おおき): 福岡県三潴郡大木町

■ 大口(おおぐち): 愛知県丹羽郡大口町

■ 大椚(おおくぬぎ): 埼玉県ときがわ村

■ 大熊町(おおくままち): 福島県双葉郡大熊町

■ 大塩(おおしお): 宮城県東松島市

■ 大関(おおぜき): 福島県伊達市梁川町大関

■ 大田(おおた): 福島県郡山市西田町大田

■ 大鷹沢(おおたかさわ): 宮城県白石市大鷹沢

■ 大田木(おおたぎ): 福島県喜多方市塩川町大田木

■ 大田区(おおたく): 東京都大田区

■ 大玉(おおたま): 福島県安達郡大玉村

■ 大田原(おおたわら): 福島県会津若松市河東町大田原

■ 大綱木(おおつなぎ): 福島県耶麻郡西会津町奥川大字大綱木

■ 大張(おおはり): 宮城県伊具郡丸森町

■ 大平(おおひら): 熊本県菊池市大平

■ 大広(おおひろ): 山形県大広村(鶴岡市)

■ 大柳(おおやなぎ): 福島県伊達市保原町大柳

■ 大山(おおやま): 福島県安達郡大玉村大山

■ 大柳(おおりゅう): 福島県河沼郡柳津町大柳

■ 大蕨岡(おおわらびおか): 山形県大蕨岡村(飽海郡遊佐町)

■ 岡垣町(おかがきまち): 福岡県遠賀郡

■ 岡島(おかじま): 福島県福島市岡島

■ 岡原(おかはる): 熊本県球磨郡岡原村

■ 沖高(おきたか): 福島県福島市沖高

■ 尾口(おくち): 石川県石川郡尾口村

■ 忍野(おしの): 山梨県南都留郡忍野村

■ 尾田蒔(おだまき): 埼玉県秩父市尾田蒔(旧尾田蒔村)

■ 尾野本(おのもと): 福島県耶麻郡西会津町尾野本

■ 小原(おはら): 埼玉県熊谷市

■ 小美玉(おみたま): 茨城県小美玉市
・ 平成の大合併で、小川町、美野里町、玉里町が合併して成立。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】

■ 海津(かいづ): 岐阜県海津郡

■ 加越(かえつ)

■ 鏡石(かがみいし): 福島県岩瀬郡鏡石町

■ 風間浦村(かざまうらむら): 青森県下北郡風間浦村
・ 下風呂村、易国間(いこくま)村、蛇浦村が合併して成立。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】
・ 明治22年に、下風呂村、易国間(いこくま)村、蛇浦村の3村が合併して成立。【出典
・ 風間浦(かざまうら): 青森県下北郡風間浦村。明治22年(1889年)に合併前の村名の、下風呂、易国間、蛇浦の合成地名。下風呂は、温泉に因む名称といい、恐山を「上風呂」といったことに対するという。易国間は、アイヌ語説もあるが、不詳。蛇浦は、ヘ(辺)・ミ(接尾語)・ウラ(浦)の転で、「海岸」のことか。【出典

■ 嘉島(かしま): 熊本県上益城郡嘉島町

■ 数神(かずこう): 高知県高岡郡四万十町

■ 勝大(かつおお): 福島県河沼郡会津坂下町勝大

■ 勝田(かつた): 茨城県ひたちなか市(旧勝田市)

■ 勝原(かつはら): 福島県大沼郡会津美里町勝原

■ 桂荒俣(かつらあらまた): 山形県桂荒俣村(鶴岡市)

■ 金井(かない): 新潟県佐渡郡金井町

■ 金岡(かなおか): 秋田県

■ 金砂郷(かなさごう): 茨城県久慈郡金砂郷町(現常陸太田市)

■ 金塚(かなづか): 新潟県新発田市金塚

■ 金橋(かなはし): 福島県喜多方市塩川町金橋

■ 家根合(かねあい): 山形県家根合村(東田川郡庄内町)

■ 金田(かねだ): 福島県耶麻郡猪苗代町金田

■ 嘉穂(かほ): 福岡県嘉穂町(嘉麻市)

■ 蒲郡(がまごおり): 愛知県蒲郡市

■ 神岡(かみおか): 秋田県仙北郡神岡町(現大仙市)

■ 上川(かみかわ): 新潟県東蒲原郡上川村(現阿賀町)

■ 神河(かみかわ): 兵庫県神崎郡神河町

■ 神林(かみはやし): 新潟県岩船郡神林村(現村上市)

■ 鹿本郡(かもとぐん): 熊本県

■ 河島(かわしま): 山形県村山市河島

■ 神花(かんばな): 山形県神花村(東田川郡三川町)

■ 紀尾井町(きおいちょう): 東京都千代田区紀尾井町

■ 北塩原(きたしおばら): 福島県耶麻郡北塩原村

■ 木原田(きはらだ): 秋田県大仙市木原田

■ 貴生川(きぶかわ): 滋賀県甲賀市水口町貴生川

■ 清里町(きよさとちょう): 北海道斜里郡清里町

■ 清瀬(きよせ): 東京都清瀬市

■ 清田(きよた): 岩手県一関市千厩町清田

※ これは地名じゃなく駅名ですが。
■ 喜連瓜破(きれうりわり): 大阪府大阪市平野区喜連に大阪市営地下鉄の喜連瓜破駅がある。摂津国の喜連と河内国の瓜破の国境に設置された駅で、両地区を合わせた。「喜連」は渡来人の「呉人(くれびと)」が住んだ地で、「くれ」が「きれ」と転訛した。「瓜破」は「修行中の僧侶が瓜を割って供えた」ことに由来する。喜連瓜破駅は日本の駅で最初にエレベーターが設置された。
・ 瓜破(うりわり): 大阪府大阪市平野区瓜破。地名に関しては、道照が地内から天神尊像を得たときに、尊前にウリを破って供えたという伝承や、当地の人が弘法大師にウリを進じたという伝えがある。【出典

■ 国立(くにたち): 東京都国立市

■ 熊手島(くまてじま): 山形県熊手島村(酒田市)

■ 熊ノ目(くまのめ): 福島県河沼郡湯川村熊ノ目

■ 久御山町(くみやまちょう): 京都府久世郡久御山(くみやま)町
・ 昭和の大合併で、佐山村と御牧村が合併して成立。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】
・ 「久世郡+御牧村+佐山村」。木津川と宇治川の合流点ちかくにかつてあった小椋池を干拓してできた町。昭和29年(1954年)に久世郡の御牧村と、佐山村が合併して久御山町が成立。【出典
・ 久御山(くみやま): 京都府久世郡久御山町。昭和29年(1954年)に合併時の新命名。郡名の「久」と、合併前の旧村名の御枚の「御」、佐山の「山」の合成地名。【出典

■ 更埴(こうしょく): 長野県千曲市(旧更埴市)

■ 甲信(こうしん)

■ 甲信越(こうしんえつ)

■ 香寺町(こうでらちょう): 兵庫県姫路市香寺町(旧兵庫県神埼郡香寺町)

■ 幸福(こうふく): 北海道帯広市幸福町

■ 小椿(こつばき): 福島県河沼郡柳津町小椿

■ 小舟寺(こふなじ): 福島県喜多方市山都町小舟寺

■ 小府根(こふね): 福島県喜多方市塩川町小府根

■ 駒沢(こまざわ): 東京都世田谷区駒沢

■ 坂井(さかい): 長野県東筑摩郡坂井村(現筑北村)

■ 佐久穂町(さくほまち): 長野県南佐久郡佐久穂町

■ 佐倉河(さくらかわ): 岩手県奥州市水沢佐倉河

■ 笹神(ささかみ): 新潟県北蒲原郡笹神村

■ 佐野目(さのめ): 福島県河沼郡湯川村佐野目

■ 三遠南信(さんえんなんしん)

■ 山武(さんむ): 千葉県山武市

■ 塩井(しおい): 山形県米沢市塩井町

■ 塩庭(しおにわ): 福島県田村郡小野町塩庭

■ 七ヶ浜(しちがはま): 宮城県宮城郡七ヶ浜町

■ 清水(しみず): 福井県丹生郡清水町(現福井市)

■ 下堀(しもぼり): 福島県大沼郡会津美里町下堀

■ 謝名城(じゃなぐすく): 沖縄県国頭郡大宜見村

■ 上信越(じょうしんえつ)

■ 常総(じょうそう): 茨城県常総市

■ 諸志(しょし): 沖縄県国頭郡今帰仁村

■ 白沢(しらさわ): 福島県安達郡白沢村(現本宮市)

■ 信越(しんえつ)

■ 新小(しんこ): 熊本県上益城郡山都町

■ 新斎部(しんさいぶ): 山形県鶴岡市

 

■ 真正町(しんせいちょう): 岐阜県本巣市

■ 杉屋(すぎや): 福島県大沼郡会津美里町杉屋

■ 住田(すみた): 岩手県気仙郡住田町

■ 墨田(すみだ): 東京都墨田区

■ 駿遠(すんえん)

■ 清哲村(せいてつむら): 私が好きな究極の合成地名はこれ。

■ 関川(せきかわ): 新潟県岩船郡関川村

■ 関都(せきと): 福島県耶麻郡猪苗代町関都

■ 千石(せんごく): 東京都文京区千石

■ 千畑(せんはた): 秋田県仙北郡千畑町

■ 薗田(そのだ): 秋田県仙北市角館町薗田

■ 返吉(そりよし): 山形県東田川郡庄内町

■ 大小(だいしょう): 新潟県佐渡市大小
・ 明治時代に、大須(おおず)村と小立(こだつ)村が合併して大小(だいしょう)村となった。【心に響く!美しい「日本語の言葉」2200 西東社編集部】
・ 大小(だいしょう): 新潟県佐渡市大小。明治10年(1877年)に、大須村と小立村が合併して大小村が成立したときの合成地名。明治22年(1889年)の町村制の施行で、大小村、大倉谷村、田切須(たぎりす)村、西三川村の4村が合併して小布勢村が成立。明治34年(1901年)に、亀ノ背村と合併して西三川村になり、昭和30年(1955年)に真野村と羽茂村に二分割されて、平成16年(2004年)び両津市など10市町村が合併して佐渡市へ。【出典

■ 大信(たいしん): 福島県西白河郡大信村(白河市)

■ 大仙市(だいせんし): 秋田県大仙市

■ 大東(だいとう): 埼玉県さいたま市浦和区大東

■ 岱明(たいめい): 熊本県玉名郡岱明町

■ 大雄(たいゆう): 秋田県平鹿郡大雄村(現:横手市)

■ 高郷(たかさと): 福島県耶麻郡高郷村

■ 田嘉里(たかざと): 沖縄県国頭郡大宜見村

■ 高橋(たかはし): 富山県富山市八尾町高橋

■ 高浜(たかはま): 愛知県高浜市

■ 高平(たかひら): 沖縄県南城市

■ 高山村(たかやまむら): 群馬県吾妻郡高山村

■ 田川(たがわ): 福島県河沼郡湯川村田川

■ 滝岡(たきおか): 栃木県大田原市

■ 武豊町(たけとよちょう): 愛知県知多郡武豊町

■ 立川(たちかわ): 山形県東田川郡庄内町

■ 谷好(たによし): 北海道北斗市谷好

■ 田根森(たねもり): 秋田県横手市大雄田根森

■ 田部(たべ): 岩手県葛巻町

■ 田原(たわら): 岩手県奥州市江刺田原

■ 筑穂(ちくほ): 福岡県筑穂町(飯塚市)

■ 千早赤阪村(ちはやあかさかむら): 大阪府南河内郡千早赤阪村

■ 長陽村(ちょうようむら): 熊本県阿蘇郡南阿蘇村。明治22年(1889年)の町村制の施行で、長野村、河陽(かわよう)村、下野村の3村が合併して長陽村が成立したときの合成地名。平成17年(2005年)に、長陽村、九木野村、白水村の3村が合併して南阿蘇村へ。【出典

■ 束里(つかざと): 沖縄県糸満市

■ つくばみらい: 茨城県つくばみらい市

■ 津田沼(つだぬま): 千葉県習志野市津田沼

■ 土村: 千葉県柏市明治22年に、十一村が合併して成立。十一を縦に書いて土とした。

■ 壺揚(つぼよう): 福島県耶麻郡猪苗代町

■ 津山町(つやまちょう): 宮城県登米市津山町

■ 津山村(つやまむら): 山形県天童市

■ 津山村(つやまむら): 明治時代に新潟県北魚沼郡にみられた村名。信濃川支流魚野川下流域。和南津・中山の2か村が合併して成立。旧村名を継承した2大字を編成。村名は旧村名から1字ずつとった。【出典

■ 鶴沢(つるざわ): 福島県伊達郡川俣町鶴沢

■ 寺島(てらしま): 静岡県掛川市

■ 天水(てんすい): 熊本県天水町(玉名市)

■ 天間林(てんまばやし): 青森県上北郡天間林村(七戸町)

■ 戸赤(とあか): 福島県南会津郡下郷町戸赤

■ 樋島(といしま): 福島県河沼郡会津坂下町

■ 東御市(とうみし): 長野県東御市

■ 当山(とうやま): 山形県飽海郡遊佐町

■ 十和(とおわ): 高知県高岡郡四万十町十和(旧高知県幡多郡十和村)
・ 昭和の大合併で、昭和村と十川(とおかわ)村が合併して成立。十和村は、平成の大合併で、四万十町へ。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】
・ 十和(とおわ): 高知県十和村(高岡郡四万十町)。「十川村+昭和村」。昭和32年(1957年)に、十川村と昭和村が合併して十和村が成立。平成18年(2006年)に、窪川町や大正町と合併して四万十町へ。【出典
・ 十和(とおわ): 高知県幡多郡十和村(現四万十町)。昭和32年に合併前の村名の十川(とおかわ)・昭和の合成地名。十川はタヲ(峠)・カハ(川)の転で、「深く穿入して峠を越えて流れる川」のことか。昭和は、昭和天皇の即位を記念して命名した。【出典

■ 徳王子(とくおうじ): 高知県香南市

■ 富合(とみあい): 熊本県富合町(熊本市)

■ 富加町(とみかちょう): 岐阜県加茂郡富加町

■ 富川(とみかわ): 福島県大沼郡会津美里町冨川村

■ 富里(とみさと): 千葉県富里市

■ 富沢(とみざわ): 山梨県南巨摩郡富沢町(現南部町)

■ 富津町(とみつまち): 福島県いわき市富津町

■ 豊岩(とよいわ): 秋田県秋田市豊岩

■ 豊岡金田(とよおかきんでん): 秋田県山本郡三種町豊岡金田

■ 豊川(とよかわ): 秋田県大仙市豊川

■ 豊崎町(とよさきまと): 青森県八戸市豊崎町

■ 豊科(とよしな): 長野県安曇野市豊科

■ 豊玉(とよたま): 東京都練馬区豊玉

■ 豊山(とよやま): 愛知県西春日井郡豊山町

■ 直川(なおかわ): 大分県佐伯市直川

■ 中井(なかい): 神奈川県足柄上郡中井町

■ 中泉(なかいずみ): 福島県河沼郡会津坂下町中泉

■ 長泉(ながいずみ): 静岡県駿東郡長泉町

■ 長岡(ながおか): 福島県伊達市長岡

■ 中小松(なかこまつ): 福島県耶麻郡猪苗代町中小松

■ 中三地(なかさんち): 秋田県にかほ市中三地

■ 長島(ながしま): 岩手県西磐井郡平泉町長島

■ 中楯(なかだて): 山形県鶴岡市

■ 中泊(なかどまり): 青森県北津軽郡中泊町

■ 中橋(なかはし): 山形県鶴岡市

■ 仲間(なかま): 沖縄県南城市大里仲間

■ 中野(なかの): 東京都中野区

■ 中屋沢(なかやざわ): 福島県喜多方市塩川町中屋沢

■ 中山(なかやま): 福島県南会津郡下郷町中山

■ 名川(ながわ): 青森県三戸郡名川町

■ 長和町(ながわまち): 長野県小県郡長和町

■ 和水町(なごみまち): 熊本県玉名郡和水町

■ 夏茂(なつも): 山形県東置賜郡高畠町夏茂

■ 七生(ななお): 東京都日野市明治22年に、周辺の七村が合併して成立。

■ 成興野(なりこうや): 山形県酒田市成興野

■ 成田(なりた): 東京都杉並区成田

■ 成田(なりた): 東京都杉並区成田
・ 戦国時代からある成宗村の「成」と、田端村の「田」を併せた。【東京23区の地名の由来 金子勤 幻冬舎】
# 成田東(なりたひがし)・成田西(なりたにし): 東京都杉並区成田東・成田西
・ 成田東: 「成宗」と「東田町」が合併してできた合成地名。
・ 成田西: 「成宗」と「西田町」が合併してできた合成地名。
出典

■ 南外(なんがい): 秋田県仙北郡南外村

■ 新里(にいさと): 群馬県勢多郡新里村(桐生市)

■ 新鶴(にいつる): 福島県大沼郡新鶴村(現会津美里町)

■ 新江木(にえき): 福島県喜多方市塩川町新江木

■ 西片屋(にしかたや): 山形県鶴岡市西片屋

■ 西川町(にしかわまち): 山形県西村山郡西川町

■ 西木(にしき): 秋田県仙北郡西木村(現仙北市)

■ 錦町: 熊本県球磨郡
・ 「西(にし)」「一武(いちぶ)」「木上(きのうえ)」の三か村が合併するときの、それぞれの頭文字をとり佳字の「錦」をあてた。「にいき」から「にしき」。
・ 錦町(にしきまち): 熊本県球磨郡。「西(にし)村+木上(きのえ)村」。昭和30年(1955年)に、西村、木上村、一武(いちぶ)村が合併して錦村が成立。村名は西村の「西」と、木上村の「木」をとって「西木」として、「にしき」という読みに「錦」の字を当てた。その後錦町へ。【出典

■ 沼越(ぬまこし): 福島県河沼郡会津坂下町沼越

■ 濃飛(のうひ)

■ 濃尾平野(のうびへいや)

■ 野沢(のざわ): 青森県青森市野沢

■ 野田町(のだまち): 福島県福島市野田町

■ 羽島郡(はしまぐん): 岐阜県羽島郡

■ 橋丸(はしまる): 福島県大沼郡会津美里町橋丸

■ 蓮根(はすね): 東京都板橋区蓮根

■ 羽田町(はだちょう): 岩手県奥州市水沢羽田町

■ 八峰町(はっぽうちょう): 秋田県山本郡八峰町
・ 八森町と峰浜村が合併して成立。【消えた市町村名の謎 八幡和郎 イースト新書】
・ 平成18年に、八森町と峰浜町が合併して成立。峰浜町は、昭和30年に塙川(はなわがわ)村と沢目村が合併して成立。塙川村が山側にあるので「峰」、沢目村が日本海側にあることから「浜」という文字を使用した。【出典

■ 花川(はなかわ): 北海道石狩市花川

■ 浜玉(はまたま): 佐賀県東松浦郡浜玉町

■ 早宮(はやみや): 東京都練馬区早宮

■ 原田(はらだ): 広島県原田町(尾道市)

■ 東久留米(ひがしくるめ): 東京都東久留米市

■ 東長原(ひがしながはら): 福島県会津若松市河東町東長原

■ 東大和(ひがしやまと): 東京都東大和市

■ 尾三(びさん)

■ 日高(ひだか): 埼玉県日高市

■ 常陸太田(ひたちおおた): 茨城県常陸太田市

■ 姫戸(ひめど): 熊本県姫戸町(上天草市)

■ 樋目野(ひめの): 秋田県にかほ市樋目野

■ 平石(ひらいし): 福島県福島市平石

■ 平田(ひらた): 福島県石川郡平田村

■ 広神村(ひろかみむら): 新潟県魚沼市

■ 福重岡(ふくえおか): 福島県大沼郡会津美里町福重岡

■ 福二町(ふくじまち): 茨城県常総市福二町

■ 福地(ふくち): 青森県三戸郡南部町(旧福地村)

■ 福津(ふくつ): 福岡県福津市

■ 福戸(ふくと): 新潟県福戸村(長岡市)

■ 福山(ふくやま): 秋田県由利本荘市福山

■ 藤家舘(ふじいえたて): 福島県大沼郡会津美里町藤家舘

■ 藤里町(ふじさとまち): 秋田県山本郡藤里町

■ 藤城(ふじしろ): 北海道亀田郡七飯町

■ 藤田町(ふじたちょう): 和歌山県御坊市

■ 双葉(ふたば): 福島県双葉郡双葉町

■ 双葉郡(ふたばぐん): 福島県

■ 富津内(ふつない): 秋田県南秋田郡五城目町富津内

■ 船杉(ふなすぎ): 福島県河沼郡会津坂下町船杉

■ 鳳珠郡(ほうすぐん): 石川県

■ 北信越(ほくしんえつ)

■ 保塚町(ほづかちょう): 東京都足立区保塚町
・ 「保木間町」+「竹塚町」の「保」+「塚」をとって命名。【出典

■ 堀野(ほりの): 山形県東田川郡庄内町堀野

■ 堀船(ほりふね): 東京都北区堀船

■ 本畠(ほんばた): 埼玉県深谷市

■ 舞川(まいかわ): 岩手県一関市舞川

■ 真庭(まにわ): 岡山県真庭市

■ 美川(みかわ): 石川県石川郡美川町

■ 三岩(みついわ): 北海道沙流郡日高町三岩

■ 美都(みと): 島根県美都町(益田市)

■ 南三陸町(みなみさんりくちょう): 宮城県本吉郡南三陸町

■ 宮代町(みやしろまち): 埼玉県南埼玉郡宮代町
・ 昭和30年に百間村(もんまむら)と須賀村が合併して宮代町が成立。百間村の姫宮神社の「宮」と、須賀村の身代(このしろ)神社の「代」をとった。【出典
※ 合併前の自治体名の一字ずつを合成した合併地名は多いですが、神社の名前を合成するとはなんたる変化球。珍しいねぇ。
・ 宮代(みやしろ): 埼玉県南埼玉郡宮代町。昭和30年(1955年)に合併時の新命名。姫宮神社の「宮」と、身代神社の「代」をとった。【出典

■ みやま: 福岡県みやま市

■ 宮若(みやわか): 福岡県宮若市

■ 武蔵村山(むさしむらやま): 東京都武蔵村山市

■ 六会(むつあい): 神奈川県藤沢市明治22年に、周辺の六村が合併して成立。

■ 本埜(もとの): 千葉県本埜村(印西市)

■ 桃井(ももい): 東京都杉並区桃井

■ 森小手穂(もりおてぼ):  和歌山県和歌山市森小手穂

■ 毛呂山(もろやま): 埼玉県入間郡毛呂山町

■ 八潮(やしお): 埼玉県八潮市

■ 八頭郡(やずぐん): 鳥取県八頭郡

■ 山里(やまざと): 沖縄県南城市

■ 山瀬(やませ): 秋田県大館市山瀬

■ 山添(やまぞえ): 奈良県山辺郡山添村

■ 山町(やままち): 秋田県男鹿市

■ 山本(やまもと): 秋田県山本郡

■ 山元(やまもと): 宮城県亘理郡山元町

■ 良町(ややまち): 熊本県熊本市

■ 行橋(ゆくはし): 福岡県行橋市

■ 山奈町(やまなちょう): 高知県宿毛市

■ 湯島町(ゆしまちょう): 鹿児島県薩摩川内市

■ 湯布院町(ゆふいんちょう): 大分県

■ 湯梨浜町(ゆりはまちょう): 鳥取県東伯郡湯梨浜町

■ 由利本荘市(ゆりほんじょうし): 秋田県由利本荘市

■ 横田尻(よこたじり): 山形県西置賜郡白鷹町

■ 吉岡(よしおか): 埼玉県熊谷市

■ 礼羽(らいは): 埼玉県加須市礼羽

■ 六郷(ろくごう): 山梨県西八代郡六郷町

■ 若美(わかみ): 秋田県南秋田郡若美町

■ 和島(わしま): 新潟県三島郡和島村

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