「塩」の地名
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「シオ」の語源  
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■ 沖縄本島の本部半島には塩水が流れる塩川がある。全長300m、幅4m。日本で唯一の塩分の高い川。塩川は海岸線から約150mの内陸にあり、海面上1.29m〜1.42mの岩の間から常時塩水が湧水する。【川はどうしてできるのか 地形のミステリーツアーへようこそ 藤岡換太郎】


■ 熱塩加納(あつしおかのう): 福島県熱塩加納村(喜多方市)。「熱塩村+加納村」。昭和29年(1954年)に、熱塩村と加納村および朝倉村の一部が合併して、熱塩加納村になった。2006年に喜多方市をはじめ5市町村が合併して喜多方市へ。【出典

■ 塩山(えんざん): 山梨県甲州市塩山

■ 大塩(おおしお): 宮城県東松島市。「大窪村+塩入村」。明治22年(1889年)の町村制により、大窪村、塩入村、赤井村、須江村、広渕村の5村が合併して深谷村が成立。明治29年(1896年)に深谷村は5村に分割、深谷村大窪と深谷村塩入は、統合して大塩村となった。村名は大窪の「大」と、塩入の「塩」をとった。昭和30年(1955年)に、大塩村、矢本町、赤井村の3町村が合併して矢本町になり、平成17年(2005年)に鳴瀬町と合併して東松島市に。【出典】【合成地名

■ 塩井(しおい): 山形県米沢市塩井町

■ 塩入(しおいり): 宮城県。桃生(ものう)丘陵中央の大塩丘陵のくびれ部分に位置し、江合川の旧流路に東面する。地名の由来は、往古字畠中の大井戸に潮が干満していたことによるという。【出典

■ 塩江(しおのえ): 香川県香川郡塩江町。「塩辛い温泉(エはヰの転)」のことをいう。あるいは、シホは、「次第に狭くなる地形」のことで、「狭くなっていく谷川」のことか。【出典

■ 塩竈(しおがま): 宮城県塩竈市

■ 塩狩(しおかり): 北海道上川郡和寒町字塩狩
・ 塩狩駅(しおかりえき): 北海道上川郡和寒町字塩狩。JR北海道・宗谷本線。天塩と石狩の国境にあることに因む地名。【出典

■ 塩川(しおかわ): 福島県喜多方市塩川町

■ 塩崎(しおざき): 山梨県甲斐市
・ 塩崎駅(しおざきえき): 山梨県甲斐市下今井。JR東日本・中央本線。塩川の先に開けた集落であることに因む。【出典

■ 塩沢(しおざわ): 新潟県南魚沼市塩沢
・ 塩沢駅(しおざわえき): 新潟県南魚沼市塩沢。JR東日本・上越線。塩分を含んだ水の湧くところと考えたいが、塩は神と関係があり、坂本神社への貢物(魚)に必要な塩が置かれた沢と解釈したい。【出典

■ 塩尻(しおじり): 長野県塩尻市

■ 塩田(しおだ): 長野県上田市

■ 塩津(しおつ): 愛知県蒲郡市
・ 三河塩津駅(みかわしおつえき):愛知県蒲郡市竹谷町油井。JR東海・東海道本線。塩津は塩を積み出す港の意味。琵琶湖の北岸に同名の地、また塩津街道があるので三河の国名を冠した。【出典

■ 塩津(しおつ): 滋賀県長浜市西浅井町塩津
・ 近江塩津駅(おうみしおつえき): 滋賀県長浜市西浅井町余。JR西日本・北陸本線湖西線。和名抄の近江国浅井郡塩津郷。シホツともいい、万葉集にも見える。日本海の塩を、都に運ぶ港の義と伝わるが、不詳。【出典

■ 塩野(しおの): 山形県米沢市塩井町塩野

■ 塩江(しおのえ): 香川県香川郡塩江町

■ 塩浜(しおはま): 千葉県市川市塩浜
・ 市川塩浜駅(いちかわしおはまえき): 千葉県市川市塩浜。JR東日本・京葉線。市川市内で、かつて塩を製造していた浜に因む。【出典

■ 塩原(しおばら): 栃木県那須塩原市

■ 塩原(しおはら): 石川県小松市塩原町(しおはらまち)。地名の由来は、地内に塩谷という場所があるように、往古津波がここまで打ち寄せたためというが不詳。また、背の形をした山の尾の尽きた所が、野原になっているので、その地形から背尾原が塩原になったともいう。【出典】 

■ 塩屋(しおや): 兵庫県神戸市垂水区塩屋町
・ 塩屋駅(しおやえき): 兵庫県神戸市垂水区塩屋町。JR西日本・山陽本線。平家物語に、「一の谷近う塩屋と云ふ所あり」とある。シオヤは潮の打ち寄せる谷の意味か。【出典

■ 塩坂越(しゃくし): 福井県三方上中郡若桜町

■ 那須塩原(なすしおばら): 栃木県那須塩原市

■ 日出塩(ひでしお): 長野県塩尻市大字宗賀日出塩
・ 日出塩駅(ひでしおえき): 長野県塩尻市大字宗賀日出塩。JR東海・中央本線。松本市の地名学者の原嘉藤氏によると、「日出庄」の転と思われるとのこと。塩は地質に関連する地名とも言われる。【出典

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