空海
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■ 空海(くうかい)

# 弘法大師。俗名は佐伯眞魚(さえきのまお)。高知県の室戸岬の御厨人屈(みくろど)での修行中に虚空蔵菩薩の化身である明星が口に飛び込んで悟りを開いたという。そのときに目にしたのが空と海だったことから「空海」と名乗った。弘法大師は死後に醍醐天皇から贈られた諡号。仏の教えを広めて人々を救済した「弘法利生(こうぼうりしょう)」の業績による。【出典

■ 空海(くうかい)【出典

・ 774−835年。享年62歳(病死)。

・ 出身地: 讃岐国

・ 肩書き: 僧。真言宗の開祖。

・ 最澄よりも7歳年下の空海は、804年に31歳で入唐した。空海が、長安で学んだものは密教であった。密教とは経典を読んで悟りを開く顕教(けんぎょう)と違い、口伝の秘密の言葉で仏の教えを語り継ぎ、救いをえようとしたもの。空海は、2年後に帰国して高野山に金剛峯寺を建立して、真言宗を開いた。空海が最澄に比べてすんなり開山できたのは、最澄の帰国時に庇護者の桓武上皇が病床にあったのに対し、嵯峨天皇が真言宗に帰依したことが大きい。以後は、金剛峯寺が真言宗の総本山になっただけではなく、あらたに嵯峨天皇から賜った平安京の東寺は、密教の根本道場になった。


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