最澄
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■ 最澄(さいちょう)【出典

・ 767−822年。享年56歳(病死)。

・ 出身地: 近江国

・ 肩書き: 僧。天台宗の開祖。

・ 奈良時代には、鎮護国家思想のもとに仏教が保護されて、南都六宗といわれる仏教教学もできた。しかし、一方では仏教と政治の癒着が生じ、それを嫌って山林にこもって修行する僧もあらわれた。最澄もそのひとりで、787年に19歳で東大寺にて戒律を受けた後、比叡山で十数年の修行を積んだ。桓武天皇も仏教の政治介入を断とうと、平安京への遷都の際には南都の大寺院の移転を認めず、下山したばかりの最澄を支持した。最澄の心をとらえていたのは、鑑真が律宗と共に伝えた天台宗であった。天台宗は、大乗仏教のひとつで、生ある者は皆等しく仏になれるとした。最澄は、遣唐使で天台山に登り、多くの経典を入手して帰国した。最澄が開いた比叡山延暦寺は、仏教教学の中心になった。


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