鑑真
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■ 鑑真(がんじん)【出典

・ 688?ー763年。病死。

・ 出身地: 唐。

・ 肩書き: 僧。

・ 聖武天皇は、仏教の戒律をしっかり伝える優秀な伝戒師(でんかいし)を求めて、唐に二人の僧を派遣した。当時の奈良には、納税義務のない僧になろうと自分で勝手に出家を宣言する私度僧(しどそう)が増えたためである。派遣された栄叡(えいよう)と普照(ふしょう)は、入唐から10年経過した743年に、計4万人に授戒したという揚州大明寺の名僧の鑑真と出会い、高弟の来日を懇願した。危険な渡航を躊躇した弟子を見た鑑真は、自ら渡日を決意した。しかし、嵐や障害にはばまれて5度の失敗後、ようやく六度目の753年に薩摩国に着いた。しかし、度重なる苦難で鑑真は失明していた。754年に京に入った鑑真は、聖武上皇ら大勢に受戒を行って、翌年に東大寺に戒壇院を開いた。


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