■ 転字は日本の文化の一つ。これが「名字」や「地名」の由来をわかりにくくしている要因の一つ。「漢字」に固執してはいけません。
■ 転字の代表例は、「佐藤」→「佐東」のように読みを同じくして「漢字」を変えたもの。その理由には様々ありますが、代表的なものとしては、�）棆箸�ら分家��追っ手から逃れるために名字を変えたが、先祖を偲んで「読み」は変えなかった。
■ また「転訛」という例もありますね。
■ 「赤埴」 → 「赤羽」
■ 「浅井」 → 「朝井」
■ 「阿蘇」 → 「阿曽」
■ 「安達」「足立」 → 「足達」
■ 「阿南」 → 「穴見」
■ 「我孫子」 → 「安孫子」
■ 「安孫子」 → 「安彦」
■ 「安保」 → 「阿保」
■ 「甘糟」 → 「天春」
■ 「鮎沢」 → 「相沢」
■ 「新井」 → 「新居」
■ 「在田」 → 「有田」
■ 「五百旗頭」 → 「五百旗部」
■ 「石城」 → 「一色」
■ 「伊多久」「板久」 → 「潮来」
■ 「一宮」「内宮」 → 「宇都宮」
■ 「伊藤」 → 「井藤」
■ 「猪俣」 → 「猪又」
■ 「岩男」 → 「岩尾」
■ 「上村」 → 「植村」
■ 「魚隅」 → 「魚住」
■ 「内ノ島」 → 「宇品島」
■ 「海辺」 → 「宇部」
■ 「江藤」 → 「衛藤」
■ 「江利川」 → 「恵利川」
■ 「遠藤」 → 「圓藤・円藤」
■ 「奥岡」 → 「王来王家」
■ 「奥野」 → 「奥埜」
■ 「刑部」 → 「越阪部・越坂部」
■ 「押見」 → 「押味」
■ 「音喜多」 → 「小時田」
■ 「尾羽沢」 → 「尾花沢」
■ 「小見」 → 「尾身」
■ 「笠屋」 → 「笠谷」
■ 「加津」 → 「加須」
■ 「葛飾」 → 「勝然」
■ 「加藤」 → 「嘉藤」
■ 「加藤」から変化した名字
■ 「合器」 → 「御器」
■ 「加納」「狩野」 → 「叶」
■ 「鏑木」 → 「冠城」
■ 「香室」 → 「学文路」
■ 「涸沢」 → 「唐沢」
■ 「河内」 → 「高知」
■ 「賀茂」 → 「加茂」
■ 「川合」 → 「川井」
■ 「衣更着」 → 「如月」
■ 「北」 → 「喜多」
■ 「北詰」 → 「北爪」
■ 「北村」 → 「喜多村」
■ 「狐川」 → 「喜連川」
■ 「城崎」 ←→ 「木前・木崎・木埼」
■ 「隈川」 → 「熊川」
■ 「毛野川」 → 「鬼怒川」
■ 「監物」 → 「剣持」
■ 「好吉」 → 「顔好」
■ 「児玉」 → 「小玉」
■ 「児玉」 → 「樹神」
■ 「小林」 → 「児林」
■ 「小嶺」 → 「小峰」
■ 「小宮山」 → 「込山」
■ 「甲和里」 → 「小岩」
■ 「税所」 → 「最所」
■ 「斎藤」 → 「西東」「西塔」
■ 「坂井」 → 「酒井」
■ 「酒寄」 → 「坂入」
■ 「佐藤」 → 「佐東」
■ 「椎名」 → 「推名」
■ 「塩木」 → 「首尾木」
■ 「宍戸」 → 「完戸」
■ 「志駄」 → 「志田」
■ 「荘田」 → 「正田」
■ 「新開」 → 「新海」
■ 「神宮寺」「神宮司」 → 「神宮字」
■ 「菅原」 → 「菅野」
■ 「捨て栗」 → 「為栗」
■ 「砂川」 → 「品川」
■ 「諏訪部」 → 「諏訪辺」
■ 「清野」 → 「情野」
■ 「台」 → 「代」
■ 「高木」 → 「都木」
■ 「高際」 → 「高木和」
■ 「竹田」 → 「武田」
■ 「館内」 → 「竹内」
■ 「答西」 → 「帖佐」
■ 「多老」 → 「田老」
■ 「茅根」 → 「千野根」
■ 「津」 → 「戸」
■ 「土屋」 → 「二十八」
■ 「勅使河原」 → 「勅使瓦」
■ 「轟」 → 「舎利弗」
■ 「鳥田」 → 「部田」
■ 「長友」 → 「永友」
■ 「那須」 → 「奈須」
■ 「二荒」 → 「日光」
■ 「筥多（箱形）」 → 「博多」
■ 「箱館」 → 「函館」
■ 「花下」 → 「鼻毛」
■ 「埴生」 → 「羽生」
■ 「波々伯部」 → 「母壁」
■ 「林」 → 「早矢仕」
■ 「蛭川」 → 「日留川」「比留川」
■ 「保々」 → 「保母」
■ 「前原」 → 「米原」
■ 「増城」 → 「一寸木」
■ 「万能華」 → 「丸岡」
■ 「村神」 → 「村上」
■ 「名神」 → 「明神」
■ 「目賀田」→ 「目片」
■ 「茂木」 → 「茂手木」
■ 「守屋」 → 「守谷」
■ 「矢内」 → 「箭内」
■ 「矢作」 → 「矢萩」
■ 「葭原」 → 「吉原」
■ 「夜叉」 → 「世間瀬」
■ 「度会」 → 「渡会」
■ 「藁科」 → 「和良品」