「茂木」の名字の由来
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「木」のつく名字  
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■ 茂木(もき、もぎ、もてぎ、しげき)

【2023/06/26:改編】

# 377位

# 代表家紋

# 藤原北家道兼流などにみられる。

# 関東地方の名字で群馬県東部から埼玉県北部に多くみられる。

# 読み方は、全国的には「もぎ」が多いが、秋田県や関東地方北部では「もてぎ」と読む。

# 下野国の出で、嫡流関ヶ原の合戦後、佐竹氏の出羽移封に従って仙北郡横手(秋田県横手市)に転じて江戸時代には秋田藩士。【出典

# 現在は栃木県よりも、群馬県東部から埼玉県北部にかけてや茨城県南部に多く見られる。【出典

 下野国芳賀郡茂木(もてぎ・栃木県芳賀郡茂木町)をルーツとし、八田知家の三男の知基が茂木氏を名乗った。後に佐竹氏に従って秋田藩士となる。

# 信濃国小県郡の茂木氏は下野国の茂木氏の一族。

# 陸奥国の茂木氏も下野の茂木氏の一族で伊達氏に仕えた。

#  関東地方北部と秋田県では「もてぎ」読みが多いが、他の地域では「もぎ」読みが多い。

# 栃木県の茂木家

# 群馬県の茂木家

# 千葉県の茂木(もぎ)家

# 長野県の茂木家

# 「アハ体験」で有名な茂木(もぎ)健一郎は東京都の出身。プロゴルファーの茂木(もぎ)宏美は群馬県みどり市の出身。

# 第二次安倍内閣の茂木(もてぎ)敏充(経済産業大臣)は栃木県足利市の出身。

# 「茂木」の地名

# 「茂木」の読み方

電話帳検索によると
【もてぎ】: 約288件
【もぎ】: 約368件(山形県寒河江市 他)
【もき】: 約13件(北海道小樽市、北海道古平郡古平町、山形県酒田市、山形県西村山郡河北町、山形県最上郡真室川町、新潟県長岡市、群馬県吾妻郡中之条町、群馬県吾妻郡東吾妻町、千葉県富津市、大阪府豊中市など)
【しげき】: 約12件

# 栃木県の茂木氏: 下野国芳賀郡の国人藤原北家の出。八田知家の三男の知基が下野国芳賀郡茂木(栃木県芳賀郡茂木町)に住んで茂木氏を称した。南北朝時代には北朝に属し鎌倉時代には御家人戦国時代には佐竹氏に従い、佐竹氏の出羽移封に従って出羽国仙北郡横手に移り住んだ。江戸時代には秋田藩士。【出典

# 「木」のつく名字

■ 茂手木(もてぎ)

【2013/11/22:新載】

# 「茂木(もてぎ)」から変化した名字で、関東地方から長野県にかけて多くみられ、特に千葉県市原市や山梨県甲府市周辺に多くみられる。

# 「木」のつく名字

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