「池田」の名字の由来 | |
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■ 池田(いけだ)
【2023/05/22:改編】
# 23位【第一生命ランキング】
# 24位【出典】
# 第26位 約45万人【明治安田生命ランキング2008】
# 第24位 約46万人【明治安田生命ランキング2013】
# 第25位 約46万人【明治安田生命ランキング2018】
# 全国順位(森岡浩ランキング): 24位
# 全国密度順位(森岡浩ランキング): 佐賀県 > 長崎県 > 鹿児島県
# 全国人口順位(森岡浩ランキング): 東京都 > 大阪府 > 神奈川県
# 代表家紋
# 古代豪族の池田氏。
# 美濃源氏の土岐氏族。
# 池の近くの田の意の地形姓。
# 池田と山田は全国津々浦々で見られる名字といわれる。
# 地名姓。美濃国池田郡池田荘(岐阜県揖斐郡池田町)をルーツとする池田氏が有名で、岡山藩主や鳥取藩主などが出た。【出典】
# 現在は、全国にまんべんなくみられ、やや九州に多い。【出典】
# 美濃国池田郡池田荘(岐阜県揖斐郡池田町)をルーツとする池田氏は、紀氏の出。
# 越中の池田氏は越中国射水郡池田荘(富山県氷見市)をルーツとする。
# 越中の池田氏は越中国砺波郡池田荘(富山県南砺市)をルーツとする。
# 越前国今立郡池田郷(福井県今立郡池田町)をルーツとする池田氏は楠木氏。
# 越前国今立郡池田荘(福井県今立郡池田町)の国衆。出自は、平氏とも楠木氏ともいうが不詳。守護の斯波氏の小守護代として来国して土着した。当初は鞍谷氏と結んだが、のちに朝倉氏に属した。永享元年(1487年)、池田勘解由左衛門時忠が山田城を築き、元亀3年(1572年)に朝倉氏が浅井氏の救援のために出兵した際に、池田隼人助景久が織田信長に内通して露見、陣中で斬殺されて滅亡した。【出典】
# 近江国甲賀郡池田(滋賀県甲賀郡甲南町池田)をルーツとする池田氏は宇多源氏の京極氏の庶流。
# 摂津国豊島郡の国衆。室町時代には充政は摂津国の細川氏の諸荘園の代官をつとめた。その後、摂津国豊島郡の池田城に拠って国人領主になって勢力を拡大した。応仁の乱では東軍に属した。永正5年(1508年)に貞正は細川高国と澄元の内紛に巻き込まれて、一族郎党ともに池田城に火を放って自刃した。その後、久棟は池田家を再興し、永禄11年(1568年)に勝正のときに織田信長に降り、摂津三守護の一人になった。しかし、内紛で没落して荒木村重に仕え、その後は豊臣秀吉に仕えた。【出典】
# 池田姓で有名なのは江戸時代、岡山、鳥取藩主を務めた池田氏だが、これは美濃国池田が発祥の地である。近代で有名な池田姓といえば、総理大臣を務めた池田勇人。彼は広島県竹原市の造り酒屋の出。造り酒屋というから、その地域に代々住んでいた家系なのであろう。だから、どうということは無いが。
# 全国各地で興り、佐賀県など九州地方でよく見る姓。
# 歴史的には、「岡山藩」「鳥取藩」などの藩主を務めた池田家や元総理の池田勇人などが有名。
# 秋田県の池田家
# 山形県の池田家
# 群馬県の池田家
# 新潟県の池田家
# 富山県の池田家
# 石川県の池田家
# 長野県の池田家
# 静岡県の池田家
# 滋賀県の池田家
# 兵庫県の池田家
# 岡山県の池田家
# 鳥取県の池田家
# 高知県の池田家
# 政治家の池田勇人は広島県竹原市の出身。宗教家の池田大作は東京都大田区の出身。漫画家の池田理代子は大阪府大阪市の出身。
# 岐阜県の池田氏: 織田家の家臣で美濃国池田郡池田荘(岐阜県揖斐郡池田町)をルーツとし、池田郡の郡司を務めた。紀姓の池田氏の子孫とも清和源氏の多田氏の子孫ともいうが不詳。【出典】
・ 豊臣秀吉に従った池田恒興は嫡子とともに小牧・長久手の合戦で討ち死にした。跡を継いだ二男の輝政が三河国吉田15万石を領し、関ヶ原の戦いの後には播磨国姫路52万石。江戸時代には岡山藩主と鳥取藩主に分かれた。【出典】
# 大阪府の池田氏: 摂津国豊島郡の国人。江戸時代には旗本。【出典】
# 山形県の池田氏: 出羽国田川郡の国人。平安時代末期に、池田源三郎快光は平頼盛に仕えていたが、源平の合戦でこの地に落ちてきたという。【出典】
# 福井県の池田氏: 越前国今立郡池田荘(福井県今立郡池田町)の国衆。守護の斯波氏の小守護代としてこの地に来て土着した。【出典】
# 滋賀県の池田氏: 近江国甲賀郡の国衆。近江国甲賀郡池田(滋賀県甲賀市甲南町池田)をルーツとし、宇多源氏の京極氏の出。【出典】
# 広島県の池田氏: 安芸国佐伯郡の国衆で摂津国の池田氏の一族。【出典】
# 清和源氏頼光流土岐氏族。源三位頼政の弟の左馬允泰政が、摂津国池田郷に住して家号とす。
# 池田【出典】
・ 古代豪族の池田首は景行天皇の子孫で和泉国和泉郡池田郷をルーツとする。この系統は各地に広まった。尾張国に移った池田氏から後世の岡山・鳥取藩主の池田氏がでた。
・ 上野の池田氏は上野国那波郡をルーツとし、上毛野氏の一族。
・ 出羽の池田氏は出羽国朝日山城を本拠とし、藤原北家の秀郷流。
【一個人 2013年12月号】
# 池田(24位)
・ 「池田」とは「湿地」を意味する。
・ 全国的に見られ、人口比では佐賀県に多い。
・ 古代の池田首は和泉国池田郷(大阪府和泉市池田下町)をルーツとし、紀氏の出。摂津国豊島郡池田(大阪府池田市池田)をルーツとする池田氏も同族。
・ 美濃国の池田氏も紀氏の出で、戦国時代には織田氏に従い、江戸時代には鳥取藩主や岡山藩主。
・ 肥前国の池田氏は池田城を本拠とした。
・ 紀伊国の池田氏は紀伊国池田荘(和歌山県紀の川市池田新)をルーツとし、藤原北家秀郷流の尾藤氏の出。
【知って楽しい「苗字」のウンチク 丹羽基二 PHP文庫】
・ 池田: 池多、垳田とも書く。
・ 古代からみられる氏で、古くは「池田首(おびと)」や「池田朝臣(あそみ)」の名も見えた。
・ 中世には、美濃国土岐郡池田をルーツとする清和源氏の土岐氏の庶流の池田氏や、摂津国豊島郡池田をルーツとする橘氏の庶流の池田氏、佐々木氏の庶流の池田氏、尾張紀氏の庶流の池田氏などがみられる。
# 池田家
# 岡山藩 ・ 岡山新田(生坂)藩 ・ 鴨方藩 ・ 鹿野(しかの)藩 ・ 鳥取藩 ・ 若桜藩
# 「池」のつく名字。
【2024/05/15:新載】
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