「氷見」の地名の由来
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■ 氷見(ひみ): 富山県氷見市

・ 富山県氷見はもともと「火見」だが、火事を思い浮かべる字面をきらって変えた。

・ 諸説あって不詳。「ひ(隙間・ヒマのヒ)」+「み(接尾語)」で、布施の海(古代の潟湖)の砂州の切れ目。「湾入」そのものをいったものか。【出典

・ 「万葉集」には「比美之江」とある。語源については越後の「えぞ」に対する烽火がここにおかれたことによるという説がある。また、山梨県八ヶ岳南麓の、もと逸見(へんみ)郷は、「倭名抄」に「速見(へみ)」とあり、速(はや)を「へ」と読んでいることから、氷見は射水と同義語で、「ひみ」は「へみ」が訛ったもので、「急斜面」を流れる川は速いことから来たともいう。【出典

・ 氷はもとは火で、火見、つまり能登の烽火(のろし)のよく見えるところ。また、氷は雪のことで、立山の万年雪が光ってよく見えるところ。その他、干海説や火災が多いことに由来するなどの説がある。【出典

・ 地名の由来は、(1)古代、蝦夷防備の烽火を監視する場所で、はじめ火見と書いたが、火災が頻繁に起こったため氷見と改めた、(2)富山湾を隔てて立山(たてやま)連峰からのぼる朝日を、越中で最初に見る土地であるところから日見と名づけられた、(3)立山連峰の万年雪を真向かいに見得るので氷見、(4)海上の漁火を見得るので火見、(5)海が干上って陸地になったことから干海(ひうみ)(ヒミ)となったなどの諸説がある。仏生寺川下流一帯は奈良期は布勢水海(ふせのみずうみ)という大湾入であったが、徐々に陸地化が進み、現在では狭小な十二町潟を残すのみとなった。【出典

# 「氷」の地名

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