「松田」の名字の由来 | |
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■ 松田(まつだ、まった)
【2023/06/20:改編】
# 48位
# 第51位 約29万人【明治安田生命ランキング2008】
# 第52位 約29万人【明治安田生命ランキング2013】
# 第50位 約29万人【明治安田生命ランキング2018】
# 49位【出典】
# 48位【出典】
# 「松田」の名字の軒数。
# 代表家紋
# 藤原北家などにみられる。
# 稲作が盛んだった日本では、「田の神様を待つ(松)」という願いを込めて、水田の近くに松の木を植えた。そこで、近くに松の木がある田という意味で「松田」という地名が生まれ名字の由来となった。「松」の字は縁起が良い、その理由とは。
# 松田: 神を待つことにかけ、多くの田の近くには松の木を植えた。松は田の神を待つ招代(おぎしろ)である。【出典】
# 山形県から北陸にかけてと関西に多く、特に山形県天童市から西村山郡にかけて多くみられる。相模の松田氏が頼朝の奥州征伐に従って奥羽に転戦し山形に居住した。
# 「松田」は福井県内では「まった」と読むこともある。
# 相模国足柄上郡松田郷(神奈川県足柄上郡松田町)をルーツとする松田氏は藤原北家秀郷流の波多野氏の出。
# 相模国松田(神奈川県)由来の松田氏が有名で、「松田」そのものは「東名の大井松田IC」で有名。相模国の松田氏は承久の乱の功で備前国御野郡伊福郷(岡山県岡山市)に下向し、南北朝時代には備前国の守護を努めた。
# 備前国の戦国大名。藤原北家秀郷流で、相模国の松田氏の一族。西遷御家人で、承久の乱に功を成して備前国御野郡伊福郷(岡山市)に所領を賜って、のちに下向したという。建武政権では盛朝が備前国の守護になって、のちに室町幕府の奉公衆になった。戦国時代の金川松田氏はこの一族の末裔とみられるが、系譜は不詳。元隆は赤松氏に属し、子の元盛は津高郡金川(岡山市北区)に転じた。文明15年(1483年)に赤松氏が叛旗を翻し、以後は備前国の西部に勢力をもって宇喜多氏と対峙した。永禄11年(1568年)に宇喜多直家、伊賀久隆に拠って金川城が落城、盛明は備中国佐井田に逃れ、以後は毛利氏に属した。【出典】
# 群馬県の松田家
# 神奈川県の松田家
# 新潟県の松田家
# 富山県の松田家
# 石川県の松田家
# 静岡県の松田家
# 兵庫県の松田家
# マツダの創始者の松田重次郎は広島県広島市の出身。
# 松田家(まつだけ): 家紋「筋違紋」
・ 備前国御野郡金川(岡山県岡山市)を本拠地とした。
・ 藤原北家秀郷流で、相模国の松田氏の一族が、承久の乱後に転じたという。永禄11年(1568年)に宇喜多家に滅ぼされた。【戦国大名「御家」系譜事典 宝島社 監修:森岡浩】
# 松田【出典】
・ 山形県東田川郡庄内町科沢東山にあった立谷沢城に豪族の松田氏がみられた。
・ 相模の松田氏は惣領制によって近隣に庶子を配したので、同地には松田惣領、松田庶子などの地名が残る。
・ 相模の松田氏は、有経の子の義基本が伯耆国(鳥取県)に下向し、有経の弟の大槻高義の子孫は備前国(岡山県)に転じ、その子孫の頼成は関東に戻り、その子孫は小田原の北条氏の家老を務めた。
・ 下野国(栃木県)の新田氏の一族、遠江国(静岡県)の井伊氏の一族、近江国(滋賀県)の蒲生氏や佐々木氏、丹後国(京都府)、伊予国(愛媛県)の河野氏などに松田氏の名が見える。
# 神奈川県の松田氏: 相模国足柄上郡の国人で相模国足柄上郡松田郷(神奈川県足柄上郡松田町)をルーツとする。藤原北家秀郷流で波多野遠義の子の義通が松田氏を称した。【出典】
# 岡山県の松田氏: 備前国の戦国大名で相模の松田氏の同族。承久の乱の功で備前国御野郡伊福郷(岡山県岡山市)に領地を賜り後に下向した。【出典】
# 宮城県の松田氏: 陸奥国気仙郡の国人で肥前国の松田氏の一族と言われ、松田重勝が源頼朝の奥州征伐に従って下向した。【出典】
# 島根県の松田氏: 出雲国能義郡の国人で相模の松田氏の同族。戦国時代には尼子氏に属した。【出典】
【一個人 2013年12月号】
# 松田(48位)
・ 全国的に見られるが山形県に多くみられる。
・ 相模国の松田氏からは室町時代に備前国の守護を努めた一族が出ている。
# 国衆(国人)
# 「田」のつく名字。
# 「松」のつく名字。
■ 松田郷: 鎌倉時代から戦国時代にかけて、相模国足柄上郡にみられた郷名。
「吾妻鏡」の治承4年11月20日条には、「義常遺領之内松田郷、景義拝領」とあり、波多野義経(常)の子息有経を預かっていた大庭景義が当郷を拝領したことが知られる。
この波多野一族からは河村・大友・沼田・菖蒲氏を輩出したが、当郷は義通から義経、有経へと伝領され、当地に住した一族は松田氏を名乗った。【出典】
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