「小山」の名字の由来 | |
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■ 小山(こやま・おやま)
【2022/09/07:改編】
# 86位
# 第86位 約20万人【明治安田生命ランキング2008】
# 第93位 約20万人【明治安田生命ランキング2013】
# 第95位 約20万人【明治安田生命ランキング2018】
# 107位【出典】
# 全国順位(森岡浩ランキング): 99位
・ 全国密度順位(森岡浩ランキング): 長野県 > 宮城県 > 岩手県
・ 全国人口順位(森岡浩ランキング): 東京都 > 神奈川県 > 長野県
# 代表家紋
# 「小さい山」や「信仰的な意味の御山」という二つのルーツがある。
# 地名由来の姓。
# 長野県から関東地方にかけてと、関西から岡山県にかけて多くみられる。
# 東北地方北部と熊本県では圧倒的に「おやま」と読むことが多い。
# 全国に分布し、特に長野県、宮城県に多い。「こやま」読みと「おやま」読みがあり、全国的には「こやま」読みが多いが、青森県、宮城県、熊本県では「おやま」読みが多い。長野県でも多くは「こやま」読み。
# 下野国都賀郡小山荘(栃木県小山市)をルーツとする。藤原朝政が源頼朝に仕えて下野国の守護になり移り住んだ。
# 信濃国の小山氏は信濃国小県郡小山城(長野県上田市武石)をルーツとし、真田氏に仕える。
# 長野県小諸市与良の小山氏は清和源氏安田氏の庶流で武田氏に仕えた。
# 出羽国の新庄藩の家老の小山家は出羽国角館(秋田県仙北郡角館町)の土豪で後に新庄藩の戸沢家に仕えて家老を務めた。
# 発祥の地は全国に存在するが、有名なのは鎌倉時代の守護で藤原秀郷の末裔と言われる小山氏があり、平安時代後期に武蔵国に本領・太田郷(太田荘)を有した太田氏が下野国小山荘(栃木県小山市)を領し、小山に移住して小山氏を名乗った。
# 小山から派生した名字には、「長沼」「結城」「宇都宮」「大河戸」「高柳」「下河辺」「薬師寺」「山川」などがある。
# 石川県の小山家
# 長野県の小山家
【知って楽しい「苗字」のウンチク 丹羽基二 PHP文庫】
# 小山
・ 「おやま」読みは「こやま」読みの約1割。
・ 「こやま」は「小さい山」だが、「おやま」は「御山」で山の尊称。
・ 下野国都賀郡小山荘(栃木県小山市)の出で藤原北家秀郷流。源氏、菊池氏、楠氏、大江氏などに見られる。
# 小山(おやま)家: 家紋「二つ頭左巴紋」
・ 下野国都賀郡小山荘(栃木県小山市)をルーツとする。
・ 藤原北家秀郷流。太田行政の子の政光を祖とする。政光の子の朝政が源頼朝に従い、下野国の守護となった。小田原の陣に際して秀吉により改易となった。【戦国大名「御家」系譜事典 宝島社 監修:森岡浩】
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