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■ 河川の固有名称は、その領域の主たる地名に由来することが多い。

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■ 雄阿寒岳(おあかんだけ)、雌阿寒岳(めあかんだけ): 北海道。「車の両輪」という意味のアイヌ語の「アカム」に由来する。【出典

■ 悪四郎山(あくしろうやま): 和歌山県

■ 芦峅川(あしくらがわ): 富山県
・ 常願寺(じようがんじ)川上流部の古名。「越中志徴」に「芦峅川は岩峅川の事也。この川は常願寺川の上流にて立山の澗水なるに依って、立山川ともいえり」とある。また別に三途(さんず)川の項に「三途川とはいまいう芦峅川なるべし。立山は中古より仏地の如く、山中の旧名も悉く浄土原・地獄谷などと称すれば、芦峅川も文明の頃は三途川などと呼べりと聞こゆとある」と記されている。【出典

■ 芦ノ湖(あしのこ): 神奈川県。水辺に葦がたくさん生えていたことによる。江戸時代には「芦の海」と呼ばれた。【出典

■ 阿蘇山(あそさん): 熊本県。「火を噴く山」を意味するアイヌ語の「アソオマイ」が語源とされる。「日本書紀」では、「アソツヒコ(阿蘇津彦)」と「アソツヒメ(阿蘇津姫)」の二体が現れたので、「アソ」という地名が起こったとされる。【出典

■ 安達太良山(あだたらやま): 福島県。安達郡で一番高い山という意味の「安達太郎」が転じたとされる。山頂が乳首の形をしているため、アイヌ語で乳首を意味する「アタタ」に由来するという説もある。【出典

■ 雨飾山(あまかざりやま): 新潟県・長野県。雨乞いの儀式のために山頂に祭壇をしつらえ、村人が神仏に降雨と五穀豊穣を祈願した行事に由来する。古くは「天飾山」「天粧山」とも書いた。【出典

■ 天城山(あまぎさん): 静岡県。天城山は雨が多いことから、「雨木」を語源とする説がある。また、天城甘茶が多く自生していることに由来するという説もある。【出典
※ 天城に生えているから天城甘茶ではないのか?

■ 伊江島: 沖縄県
・ 伊江島の35%は米軍の関係地という。1953年にアメリカ民政府が公布した「土地収用令」により、一時は島の半分が接収されたそうだ。島民はこれに反発し、沖縄本島を縦断する「乞食行進」を行い、島の窮状を訴えた。その運動の結果、約510万平方mの土地が5回にわけて返還された。【珍島巡礼 イカロス出版】

■ 一光川(いかりがわ): 福井県
・ 大丹生(おにう)川ともいう。川名は上流の旧一光村にかかわると思われるが、詳細不明。大丹生川は河口の集落名によるか。【出典
※ 川の名前と、集落の名前とどちらが先か?

■ 石狩川(いしかりがわ):  北海道 

■ 石鎚山(いしづちさん): 愛媛県。その山容が「石鎚」、つまり石で出来た剣に似ていたことに由来する。【出典

■ 伊豆大島: 東京都
・ 1946年1月にGHQが出した 「連合軍最高司令部訓令677号」で、伊豆諸島も日本の範囲から除かれる地域とされた。しかも、他の地域とは異なり、GHQは監督はするが、統治を日本から切り離して島民に委ねるとした。まさかの、日本からの独立?一時は憲法もできたそうだ。しかし、1946年3月22日にGHQが日本からの分離を撤回したという。【珍島巡礼 イカロス出版】
・ 伊豆大島の三原山が誕生したのは1777年に始まった安永噴火。その後も、現在まで約35年おきに大きな噴火を繰り返している。1986年の大噴火では約1万人の島民が全島避難した。【珍島巡礼 イカロス出版】

■ 猪苗代湖(いなわしろこ): 福島県。この一帯は湿地で作物が育ちにくいが、神様がイノシシ(猪)に命じて田を作らせる(苗代)と豊作になったことに由来する。【出典

■ 碓氷峠(うすいとうげ): 群馬県・長野県
・ 群馬県と長野県の間の峠で、軽井沢に至る。霧が多い「薄日」の土地という。【おもしろ地名・駅名歩き事典 村石利夫 みやび出版】
※ 「薄日(うすひ)」が「うすい」に転訛したのかな?

■ 畝傍山(うねびやま): 奈良県橿原市

■ 恵那山(えなさん): 長野県・岐阜県

■ 大川(おおかわ): 東京都
・ 隅田川のこと。江戸庶民に親しまれた名称。
・ 大川端(おおかわばた): 台東区の吾妻橋あたりから、下流の隅田川両岸の川端。【江戸東京地名辞典 芸能・落語編 北村一夫】

■ 尾瀬沼(おぜぬま): 福島県・群馬県。会津藩主の保科正之が編纂した「会津風土記」に「小瀬沼」という記述がある。それ以前は、国境となっていたため「さかひ沼」と呼ばれていた。「尾瀬」には地勢説(湿原を意味する「生瀬(おうせ)」が転じた。)、また平家追討で敗れた尾瀬大納言が落ち延びて移り住んだなどの説がある。【出典

■ 恐山(おそれざん): 青森県
・ 宇曾利山(うそりやま)という別名が転訛した。そもそも「うそり」はアイヌ語の「ウソ・ル(入江の内)」に由来する。【出典
・ かつては「宇曾利山(うそりやま)」と呼ばれた。慈覚大師が山中で修行をしていたときに、1羽の鵜が飛んできた。鵜を追っていった慈覚大師が山と湖をみつけ「宇曾利山」と「宇曾利湖」と名付けた。
・ かつては「宇曾利山(うそりやま)」と呼ばれた。「うそり」はアイヌ語の「ウスリ」で「湾」「入江」の意味。恐山は、火山地帯で、至る所からガスが吹き出して、白い岩肌は焼けただれていた。その風景を見た参拝者が「恐れ多い山だ」と口にし、それが広まって「恐山」となった。【出典

■ おとめ川: 文京区内の江戸川の異称。江戸川区の江戸川とは別の川?【江戸東京地名辞典 芸能・落語編 北村一夫】

■ 雄物川(おものがわ): 秋田県
・ 「御物(貢物)を運ぶ川」のこと。【市町村名語源辞典 溝手理太郎 東京堂出版】

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■ 開聞岳(かいもんだけ): 鹿児島県。薩摩半島の南端にあり、古来より鹿児島に入港する船の目印となった。錦江湾の「海門」が由来とされる。【出典

■ 月山(がっさん): 山形県

■ 神室山(かむろさん): 山形県、秋田県。
・ 山形県の北東部にある山。神室は「神霊の宿る岩窟」の意。山頂近くに「雷神・大田神・水神」の石碑や、石の祠、小さな鉄製の鳥居・剣が奉納され、稲作を左右する天候に関する神々が祀られている。【出典

■ 北上川(きたかみがわ): 岩手県・宮城県。「日本書紀」に「東の夷の中に日高見国あり」と書かれている。「日高見国を流れる川」が「日高見川」「北上川」となった。【出典

■ 霧島山(きりしまやま): 宮崎県、鹿児島県。霧島連山が霧の海に浮かぶ島のように見えることから、あるいは高千穂峰に天孫降臨があったとき、霧が深く、ものの姿がわからなかったため、神に祈って高天原から持参した稲穂を撒くと、たちまち霧が晴れたなどの説がある。【出典

■ 金華山(きんかざん): 宮城県
・ 続日本紀によると、天平21年(749年)に、我が国で初の金が陸奥国から産出し献上されたとある。その産地に由来する。【出典

■ 錦江湾(きんこうわん): 鹿児島県。薩摩藩の初代藩主の島津家久が詠んだ「浪のおりかくる錦は磯山の梢にさらす花の色かな」から湾の名前に「錦」の字が使われた。【出典

■ 九頭竜川(くずりゅうがわ): 福井県。‘猯瓢代に、平泉寺の白山権現が姿を現し、尊像を川に浮かべると九つの頭を持つ龍が現れて尊像をささげて川を下り、黒竜大明神社の対岸についたという伝説に由来する。国の北を守るためにおかれた黒竜大明神の前を流れる川を「黒竜川」と呼んだことに由来する。たびたび洪水をおこして「崩川(くずれがわ)」と呼ばれたことに由来する。【出典

■ 久高島(くだかじま): 沖縄県南城市
・ 久高島の土地は、一部の村有地を除いて全てが共有地。つまり私有地はなく、原則的に土地の所有者は神様なんだそうだ。久高島には琉球の島々の創世神の「アマミキヨ」海の彼方にある神々の国、ニライカナイから降臨し、五穀を伝え、聖地のクポー御嶽を作り、やがて首里まで登って琉球王朝を開いたという開闢神話が伝えれている。【珍島巡礼 イカロス出版】

■ 口之島: 鹿児島県のトカラ列島
・ 1946年1月にGHQが出した「連合軍最高司令部訓令677号」で、日本の統治権の及ばない地域として、「北緯30度以南の琉球列島」との文言があった。北緯30度線はちょうど口之島の陸上にあり、事実上陸上に国境線があった。1952年に本土復帰した。【珍島巡礼 イカロス出版】

■ 屈斜路湖(くっしゃろこ): 北海道。湖が川になって流れ出す口をアイヌ語で「クッチャロ(喉口)」という。この湖のクッチャロのそばにコタン(村)があったため屈斜路湖となった。【出典

■ クッチャロ湖: 北海道枝幸郡浜頓別町

■ 栗駒山(くりこまやま)

■ クルスの海: 宮崎県。岩が波に浸食されて、上空から見ると十字架(ポルトガル語でクルス)の様に見えたことから。【出典

■ 呉羽山(くれはやま): 富山市の西部に延びている呉羽丘陵中の山。
・ 昔、神通(じんづう)川が大量の砂礫を堆積、褶曲運動によって小丘をつくり、その東側を神通川が浸食し、現在の地形ができた。この丘陵を境に県内を東西に分け、呉東(ごとう)・呉西(ごせい)と呼ばれている。【出典
# 呉西平野(ごせいへいや): 富山県中央部の呉羽(くれは)丘陵以西の平野。射水(いみず)平野・礪波(となみ)平野・氷見(ひみ)平野の総称。東部の呉東平野が扇状地性であるのに対し、低湿地域がかなりの面積を占める。【出典
# 呉東平野(ごとうへいや): 富山県中央部の呉羽(くれは)丘陵以東の平野。富山平野・新川(にいかわ)平野・黒部(くろべ)平野の総称。西部の呉西平野が低湿地域が多いのに対し、各河川による扇状地地形を形成している。【出典

■ 玄界灘(げんかいなだ): 福岡県。「玄」は「黒い」という意味。「界」は「海域」。「灘」は「潮流が速いところ」を意味する。【出典

■ 恋路海岸(こいじかいがん): 石川県。この地に伝わる悲恋物語に由来する。深く愛し合う助三郎と鍋乃だったが、鍋乃に横恋慕鵜した源次が仕掛けた罠にはめられ、助三郎は海に身をとられて命をおとした。鍋乃も、その後を追って身を投げたという。【出典

■ 甲武信ヶ岳
・ 甲武信ヶ岳って、甲斐、武蔵、信濃の三国の境にあるからついた名前だと思っていたが、これは偶然なのか?
・ 甲武信ヶ岳は、元は拳岳と書き、山の形に由来するものと思われる。【日本地名学を学ぶ人のために 吉田金彦・糸井通浩 世界思想社】

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■ 蔵王山(ざおうざん、ざおうさん): 山形県、宮城県。

■ 紫雲出山(しうでやま): 香川県。浦島太郎伝説に由来する。玉手箱を開けたところ、立ち上がる白い煙が紫色の雲になって山にたなびいた。近隣には乙姫から送られた宝物を積んだことに由来する「積(つみ)」という地名もある。【出典

■ 十石峠(じっこくとうげ): 長野県・群馬県。米の採れない上野国の山間部に、信濃国から一日に十石の米を運んできた道だったことに由来する。【出典

■ 四万十川(しまんとがわ)
・ 四万川+十川(とおがわ)が合流していることに由来する。【おもしろ地名・駅名歩き事典 村石利夫 みやび出版】

■ 下地島: 沖縄県
・ 長さ3000mの滑走路を有する下地島。この空港はかつてはJALやANAのパイロットの訓練用の役割を果たしたが、JALが2012年に撤退。今後はどうなるのだろう?というよりどうなった?因みに下地島空港の年間維持費は約6億円だそうだ。【珍島巡礼 イカロス出版】
※ Wikipediaによると、ANAも2014年度末で完全撤退したため、2014年4月以降は琉球エアーコミューター(RAC)と海上保安庁が小型機訓練のために使用するのみとなっているそうだ。

■ 常念岳(じょうねんだけ): 長野県
・ 古くは、山容が馬の鞍に似ていることから、乗鞍岳と呼ばれた(注:乗鞍岳は複数有る)。常念山脈の主峰で、常念坊とも呼ばれる。山名の由来は、穂高町満願寺の住職常念坊、あるいはほかの同名の行者によって開かれたことによるともいう。また、かつて密猟者がこの山の谷間で野営していると、頂上から風に乗って勤行の経と鐘の音が夜通し聞こえたので、密猟者は良心の呵責にあい、2度とこの山へ近づかなかった。それを聞き伝えたふもとの人々は、この山に常念坊という名を付けたという話も伝わる。【出典
・ 常念岳(じょうねんだけ): 長野県。常念坊と呼ばれた気味の悪い年寄りが、毎年の暮れに堀金村(現安曇野市)に現れて酒を買っていくので、村人が跡をつけると、まゆみ岳(当時)に吸い込まれていったことから、まゆみ岳が常念岳と呼ばれるようになった。【出典

■ 白根山(しらねさん): 群馬県・栃木県
・ 利根郡片品村と栃木県日光市との県境にある山。甲斐白根山、草津白根と区別して、日光白根山ともいい、また前白根山に対して、奥白根山ともいう。山名は、白い雪をかぶった山の意に由来する。【出典

■ 白根山(しらねさん): 群馬県
・ 県の北西隅、吾妻(あがつま)郡嬬恋(つまごい)村と草津町の境にあり、長野県境近くの火山。活火山の白根山(2、162m)とその南の本白根山(2、176m)からなる双子火山で、総称して草津白根という。【出典

■ 白根山(しらねさん): 山梨県
・ 白峰山とも書き、白根(白峰)三山を指す。地元では甲斐が嶺と呼ぶところもある。白根山系の主峰で北岳(3,192.4m)から南へ間ノ岳(3,189.3m)、農鳥岳(東農鳥岳3,025.9m)の3山の総称。山名は、「平家物語」に「手越を過ぎて行けば、北に遠ざかりて雪白き山あり、問へば甲斐の白根とぞいふ」とある。また江戸期には甲斐八景の1つ「白嶺の夕照」を詠じた「この夕べ残る日かげもはれていまむかふしらねの雪ぞくまなき」の和歌がある。【出典

■ 須川(すかわ): 山形県

■ 隅田川(すみだがわ)
・ 本来の荒川であるが、現在では荒川下流の支流となっている。北区志茂(しも)5丁目の岩淵(いわぶち)水門で荒川から分かれ、蛇行しつつ南流、北・足立・荒川各区の間を縫い、台東区・中央区と墨田区・江東区の境界をなして東京湾に注ぐ。住田川・墨田川・角田川とも書き、また澄江(ちようこう)・墨水(ぼくすい)ともいう。別称は須田(すだ)川・あすだ川(更級日記)・染田(そめだ)川・入間(いるま)川・浅草川・みやこ川(宮戸川)・みやと川・大川・両国川など。上流を千住(せんじゆ)川、中流を浅草川といい、下流のみを隅田川とも称した。また河口部のみを特に大川といった。【出典
・ 名前の由来は定かではないが、須田、住田、隅田と書いた。また、鐘ヶ淵から大川橋の間を「隅田川」、大川橋から両国橋の間を「浅草川・宮戸川」、大川橋より下流を「大川」とも呼ぶ。【出典

■ 石動山(せきどうさん、いするぎやま): 石川県鹿島郡中能登町石動山子部
・ 能登と越中の間にあるのは石動山(せきどうさん、、いするぎやま)。古くは「いするぎやま」「いしゆるぎやま」と呼ばれた。山内に延喜式内伊須流岐比古神社があり、祭神は伊須流岐比古神(いするぎひこのかみ・石動彦)。
・ 昔、赤道山に隕石が落ちて石となり、その石が鳴動し神威を顕したことに由来する。

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■ 大雪山(だいせつさん): 北海道

■ 平島(たいらじま): 鹿児島県のトカラ列島
・ トカラ列島の中で初めて平家の落人がたどり着いた島という。【珍島巡礼 イカロス出版】

■ 高千穂峰(たかちほのみね): 宮崎県、鹿児島県。天照大神の孫の「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」が高千穂の二上峰(ふたがみのみね)に降り立った際(天孫降臨)に、曇って何も見えず困っていたら、二人の者が、「千本の稲穂を摘み、その籾をしごいてまけば、必ず晴れる」というので、そのとおりにしたら、天地が開け、無事に里に着くことができたという話に由来する。この地を「千穂」とし、瓊瓊杵尊の尊さから「高千穂」となった。【出典

■ 多摩川(たまがわ): 山梨県・東京都・神奈川県
・ 山梨県東部から都の西・南部を東南流して東京湾に注ぐ川。河口付近の多摩川大橋から下流は六郷川とも呼ばれる。途中世田谷区二子(ふたこ)のあたりを二子玉川、大田区田園調布のあたりを丸子玉川という。多摩川は「和名抄」では「太波」とあり、古くは丹波川とも呼ばれたらしい。また後世「玉川」とも記したのは、山城・摂津・紀伊・陸奥にある玉川とともに六玉川(むたまがわ)と称されたことによるという。古代の川筋は現在より北側にあり、その痕跡は呑川(のみがわ)などに残存。川筋はしばしば移動を重ねたが、寛永初年の治水事業で現在の流路に固定した。江戸後期を中心とする筏による物資輸送の盛行は、多摩川の経済線としての価値を高めるものであった。さらにその水は、古来、飲料水・農業用水として利用されることが多く、すでに鎌倉期に多摩川から引水して武蔵野開発を行った事例が「吾妻鏡」に見える。江戸期には承応3年に玉川上水が開削されて江戸市街・武蔵野台地の発展に大きく貢献した。大正末期から昭和初頭にかけて村山・山口両貯水池が建設され、昭和32年には小河内(おごうち)ダムが竣工するなど、現在においても東京都の重要な水源となっている。なお多摩川は上古、「万葉集」の東歌にもあるように、大陸からの渡来人による布晒しが行われた所として有名で、また沿岸の各地には中世の古戦場などの史跡も多い。【出典

■ 千曲川(ちくまがわ): 長野県

■ 千歳山(ちとせやま): 山形市大字平清水字千歳山

■ 中禅寺湖(ちゅうぜんじこ): 栃木県。日光山を開いたとされる勝道上人(しょうどうしょうにん)が男体山の登頂時に発見したとされる。勝道はその後に、湖畔に神仏を祀り、神宮寺(後の中禅寺)を建立したことに由来する。【出典

■ 鳥海山(ちょうかいさん): 山形県、秋田県。
・ 「とりのうみやま」とも読み北山(ほくさん)・北の山・大物忌(おおものいみ)山ともいい、出羽富士や秋田富士ともいう。山名の北山・北の山は北辺における高山を意味するという。鳥海は山頂にある鳥海湖や鳥海氏に関係するとの説もあるが、詳細は未詳。火山体は旧火山の西鳥海と、新火山の鳥海本岳(享和岳)に分けられる。最高点は享和元年の噴火によってできた新山。荒神(こうじん)ケ岳・行者(ぎようじや)岳・伏拝(ふくはい)岳・文珠(もんじゆ)岳などの地名が残されている。【出典

■ 剣山(つるぎさん): 徳島県。屋島の合戦敗れた平家がこの地に逃れ、安徳天皇が崩御後に、その剣を宝蔵石の下に納めたという説がある。また、元は「立石山」と呼ばれていたが、大剣神社の御神体でもある巨石が剣のようにそびえ立っていることに由来するという説もある。【出典

■ 利根川(とねがわ): 「利根」の地名
・ 利根川の最大流量は最小流量の70倍。東京都が利根川から取水する量は最小流量の17倍。【日本史の謎は「地形」で解ける 竹村公太郎 PHP文庫】

■ 十和田湖(とわだこ): 青森県・秋田県。アイヌ語の「ト(湖)」+「ワタラ(崖)」が「十渡(とわたり)の湖」となり、十和田湖になった。【出典

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■ 苗場山(なえばさん): 新潟県・長野県。山頂の湖沼にミヤマホタルイやヤチスゲが苗のように茂って苗代田のように見えたことに由来する。【出典

■ 日本国(にほんこく): 日本国(にっぽんごく)ともいう。新潟県と山形県の間にある山。山は日本国片麻岩からなり、ふもとの小俣渓谷の露頭には千枚岩様の片理が見られる。山容は摺鉢を伏せたようで地元では石鉢山とも呼ぶ。「庄内風土略記」に「日本国」の山名に関する多くの伝説が記される。大和朝廷の東征による蝦夷地との境、「ここまでが日本国」説、江戸期この山で獲れた鷹を領主に献上したところ賞讃して「獲れた山を日本国と名付けよ」説などで、定説はない。【出典

■ 乳頭山(にゅうとうさん): 秋田県・岩手県
・ 烏帽子(えぼし)山ともいう。仙北(せんぼく)郡田沢湖町と岩手県の境にある山。秋田県側から見た山容は穏やかで、乳房のように見えることから「にゅうつむり」「にゅうとう」などと呼ぶ。烏帽子山は玉川の支流、小和瀬(こわせ)川上流にもあるが、同山は佐竹藩木山方役人の作成した古地図に乳頭山と記載されており、乳房は2つなければおかしいという意味で、当時から命名されていたという。【出典

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■ 羽黒山(はぐろさん): 山形県
・ 月山・湯殿山とともに,出羽三山の1つ。羽黒の由来は,出羽三山開祖とされる蜂子皇子を導いた3本足の烏の羽色にちなむという。【出典
・ 崇峻天皇が暗殺された後、東方に逃れた蜂子(はちす)皇子が神が鎮座すると言われる山を探していると、三本足の大きな烏(霊鳥)が導いてくれた。その烏にちなんで名づけられた。【出典

■ 八丈島(はちじょうじま): 東京都八丈町
・ かつては「八嶽島(やたけじま)」だったが、「嶽」に「丈」をあてた。【東京の地名 地形と語源をたずねて 筒井功 河出書房】
・ 八郎(はつちよう)島・女御之(によごの)島・女護島・女国(によこく)・八嶽(やたけ)島ともいい、また、はるか沖にあることから沖の島、黄八丈が織り出されるところから綜嶼(いとしま)ともいう。【出典
・ 江戸時代に米が採れなかった島では、黄八丈(二反の織物)を年貢として納めたことに由来する。「八丈」は絹織物の長さの単位。【出典

■ 八郎潟(はちろうがた): 秋田県。八郎太郎という若者がイワナを食べ過ぎて喉が渇き、谷川で水を飲み続けていると大蛇になった。家に帰れず、十和田湖をつくるが修行僧に追い出され、安住の地として男鹿半島の方に広い湖を作った。それが「八郎潟」。【出典

■ 八海山(はっかいさん): 新潟県。この地にあった八つの池や、頭上が険峻な八峰に分かれて連なる山容に由来する。また、「海」に関しては、この地が古来より霊場だったことから、「信仰を開く」という意味合いの「開(かい)」が変化したと思われる。【出典
・ 空海が登り、山の上にある八つの池を海にみたてて名づけたという。他には、周辺の八つの山を仏教の「八戒」になぞらえて「八戒山」と読んだという説もある。【出典

■ 八甲田山(はっこうださん): 青森県
・ 八甲田: 八つの山々の間に湿地が点在していることに由来する。また、その姿が八本の指を立てているように見えたことに由来するとも言う。また古くは「糠壇(こうだん)の岳」と称され「八耕田山」とも書いた。【出典
・ 「八(たくさん=18連峰)の山、それらが甲(かぶと)のような形で、神の田(湿地)があることに由来する。【出典

■ 早池峰山(はやちねさん): 岩手県
・ 古代に日本で金がとれたのは、主に北上山地。
・ 早池峰山から南の北上山地は、古くは、はるか南の海に浮かぶ島だった。その島が何億年もかけて、近づいて、同じように遠くから流れてきて大陸に張りついた北上山地の北側と激突した。ぶつかった衝撃は大きく、南から近づいてきた島が乗り上げ、もっとも底にある蛇紋岩の地層がめくりあがり、それが空に向かって伸びたのが早池峰山。
・ 蛇紋岩は、約5億年前に地殻とマントルの間で作られ、地表付近ではあまり見られない。
・ 蛇紋岩は植物の成長を妨げるマグネシウムを多く含むため普通の植物は育たなく、早池峰山にしかないといわれる、ハヤチネウスユキソウなどの特異的な植物が見られる。
【東北 不屈の歴史をひもとく 岡本公樹 エルパカBOOKS】
・ 山上の霊地は不浄の器(人の手)で汲むとすぐに涸れるが、読経でまたわき上がるので「早池の泉」と呼ばれた伝説に由来する。【出典

■ 比叡山(ひえいざん): 京都府・滋賀県

■ 眉山(びざん): 徳島県徳島市

■ 筆捨山(ふですてやま): 三重県。室町時代の絵師の狩野元信が、この山を描こうとしたところ、雲や霧で消されて描くのを断念したことに由来する。【出典

■ 船形山(ふながたやま): 山形県、宮城県。
・ 奥羽山脈を形成する船形連峰の主峰をなす火山。御所山ともいう。山形・宮城県境のほぼ中央に位置する。宮城県側からみると、頂上は平坦で両側が張り、漁船の形に見えるところから船形山が一般的。山形県側でなじみ深い御所山の名称は、承久の乱で佐渡に流された順徳上皇が、ひそかに脱出し、この山に潜み住んだという伝承から生まれたとされている。
・ 船嶺(ふながね)ともいう。
出典

■ 船島(ふなしま): 山口県。島の形が、海峡の脇に船が横たわっているように見えたことに由来する。巌流島ともいう。【出典

■ 宝鏡山(ほうきょうさん): 岩手県
・ 東磐井郡の大東町・室根村と陸前高田市矢作町を境界とする山。標高592m。北上山地の南部に位置し、南西に室根山(895.4m)がある。アイヌ語で「ほうきょう」はオオカミに関係する地名ではないかといわれる。【出典

■ 武尊山(ほたかやま): 群馬県。日本武尊が東方征伐の際に登ったことに由来する。「ほたか」と読むのは、古くは「保宝鷹神社(ほほうたかじんじゃ)」または「宝高(ほうたか)神社」と呼ばれていたからという説がある。【出典
※ 「読めない」そして由来が理解できない。山の名前は神社名に由来するということか?

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■ 馬見ヶ崎川(まみがさきがわ): 山形県山形市

■ 御蔵島(みくらじま): 東京都御蔵島村
・ 三倉島・御倉島とも書く。【出典

■ 三徳山(みとくさん): 鳥取県東伯郡三朝町。山の名は、「法身(ほっしん・仏の本体)」「般若(はんにゃ・心理を認識し悟りを開くこと)」「解脱(げだつ・束縛から離れて自由になること)」からなる「三徳」に由来する。古くは「美徳山」と称した。出典

■ 水戸辺川(みとべがわ): 宮城県
・ 本吉郡志津川町の南部を流れる川名。同町南西翁倉(おきなぐら)山中に源を発し、東流して水戸辺〜波伝谷(はでんや)間の入江で志津川湾に注ぐ。【出典

■ 南大東島: 沖縄県
・ 玉置(たまおき)半右衛門: 実業家。玉置商会。明治33年に八丈島出身の22名の開拓団を南大東島に送り込んだ。8年後には北大東島にも送り込んだ。南大東島は1885年に日本に編入。主にサトウキビの栽培と、北大東島ではリンの採掘を行った。【珍島巡礼 イカロス出版】

■ 三宅島(みやけじま): 東京都三宅村
・ 三宅島が火山島であるので、「焼け島」に、接頭語の「み(御)」がついて三宅島となった。
出典

■ 妙高山(みょうこうさん): 新潟県。古くは「越(こし)の中山(なかやま)」と呼ばれていたが、奈良時代初期に漢字二字にするようにと言う決まりが出来、「名香山(なかやま)と当て字され、それが「みょうこうさん」と呼ばれるようになり、「妙高山」の字が当てられた。【出典

■ 三輪山(みわやま): 奈良県
・ その昔、美しい姫が、毎夜自分のところに通ってくる美男の正体を知るために、男の衣に麻糸を通しておくと、その先には三輪山の神社があったという。そのとき糸巻きに残された麻糸が三巻(三輪)だったことに由来する。【出典
・ 「古事記」によると、活玉依毘売(いくたまよりひめ)という娘のもとに夜だけ訪れる男があった。娘が身ごもったために、その男の身元を知ろうと、糸を通した針を衣に刺しておいたところ、翌朝、糸巻きには三輪(三巻き)の糸が残り、その糸をたどると大物主神だったという。そこでその山を「三輪山」と呼ぶようになった。【出典

■ 最上川(もがみがわ): 山形県

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■ ヤリキレナイ川: 北海道夕張郡由仁町
・ 全長約5Km。語源はアイヌ語の「ヤンケナイ」「イヤルキナイ」「ヤロキロロナイ」など諸説ある。「ヤンケナイ」は「魚の棲まない川」。「イヤルキナイ」は「片割れの川」で夕張川の支流を意味する。「ヤロキロロナイ」は「破れる力の川」で氾濫を意味する。【北海道 地理・地名・地図の謎 じっぴインパクト新書】  

■ 吉野川(よしのがわ): 奈良県、徳島県
・ 「吉野」とは、「ヨ」+「シ(助詞)」+「ノ(野)」で、「両側を高みに区切られた野」を意味し、断層によって形成された細長い構造谷のこと。【こうして新地名は誕生した! 楠原佑介 ベスト新書】

■ 与那国島: 沖縄県
・ 1609年に島津藩が琉球に侵略して支配され、納税が義務づけられた。琉球政府は宮古島や八重山地方に人頭税を導入した。15歳から50歳の男女に課税されたそうだが、人頭税は収入の多寡に寄らないので人数を減らすしかない。そこで行われたのが人減らし。人頭税は1903年(明治36年)まで続いた。与那国島は戦後、密貿易によって栄え、米軍による取り締まりで衰退した。
※ 人減らし: 「クブラハリ」の悲劇。男より女が圧倒的に多かった与那国島で、妊婦を幅3.5mの岩の割れ目を飛び越させ、多くの妊婦やその子どもの命を奪った。【珍島巡礼 イカロス出版】

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■ 羅臼岳(らうすだけ): 北海道。「羅臼」はアイヌ語の「獣の骨のある場所」を意味する「ラウシ」が転訛したもので、一帯がアイヌの狩猟場だったことに由来する。【出典

■ 龍閑川(りゅうかんがわ): 東京都千代田区・中央区
・ 元禄4年(1691年)に開かれた人口の河川で現在は暗渠化(埋め立てられて下水道化)。川の名前は日本橋川から分流した町名の龍閑町(日本橋本石町4丁目)に由来する。【古地図から読み解く 城下町の不思議と謎 実業之日本社】

■ 六甲山(ろっこうさん): 兵庫県

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■ 若草山(わかくさやま): 奈良県奈良市
・ 「嫩草山」とも書く。昔は「葛尾(つづらお)山」とも言った。若草山は春日山の北方に連なる。春日山の「春」は「ワカ」、「日」は日下(くさか)の「クサ」で、「春日」は「わかくさ」とも読める。 【奈良の地名由来辞典 池田末則 東京堂出版】 

■ 悪沢岳(わるさわだけ): 静岡県。南アルプスの中央部の前岳、中岳、悪沢岳を荒川三山といい、最高峰が悪沢岳。渓流が急峻なことから漁師が悪沢と呼んだ。【出典

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