「小幡」の名字の由来 | |
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■ 小幡(おばた)
【2022/10/11:改編】
# 743位
# 代表家紋
# 地名姓で各地にみられ、特に関東地方から東海・北陸にかけて多くみられる。【全国分布】
# 新潟県の特に中越地方に多くみられる。
# 語源は「木の生い茂った土地」を意味する。
# 上野国甘楽郡の国衆に小幡氏がいた。甘楽郡小幡(群馬県甘楽町小幡)をルーツとし、武蔵七党の児玉党の一族と言うが異説もある。鎌倉時代の動向は不明で、1336年に小幡右衛門尉が高師直に属して近江国に出兵した。山内上杉氏譜代の家臣。戦国時代には国峰城(群馬県甘楽郡)に拠り、上杉氏に仕えて甘楽郡に勢力を持った。上杉氏から北条氏に仕え、その後武田信玄に仕えたが、武田氏の滅亡後には再び北条氏に従ったが、豊臣秀吉の小田原攻めで没落。その後、一族が徳川家康に仕え、江戸時代には旗本で1100石を知行した。【出典】
# 現在は、群馬県内に広くみられる。【出典】
# 主なルーツ地
・ 上野国甘楽郡小幡(群馬県)をルーツとし、武蔵七党の児玉党。
・ 陸奥国伊達郡東根上郷小幡村(福島県伊達市保原町)をルーツとし、宇都宮氏の庶流。
・ 常陸国茨城郡小幡(茨城県東茨城郡茨城町)をルーツとし、桓武平氏の大掾氏の庶流。
# 上野国甘楽郡小幡をルーツとする小幡氏は武蔵七党の児玉党。
# 陸奥の留守氏の重臣の小幡氏は陸奥国伊達郡東根上郷小幡村(福島県伊達市保原町)をルーツとし、宇都宮氏の庶流。
# 常陸の小幡氏は常陸国茨城郡小幡(茨城県東茨城郡茨城町)をルーツとし、大掾氏の庶流。
# 茨城県の小幡家
# 群馬県の小幡家
# 「おばた」は小開墾地で小畑・小畠などにも通じ、姓氏も各項を参考。多流あるが、著名なのは上野国甘楽郡小幡より武蔵七党の児玉党の小幡氏が起きた。桓武平氏流で秩父行高から小幡行頼の系統。上州八家の一家として同地豪族。後に武田氏や後北条氏に仕えるなどして関東・東海・甲信に広まった。他流に、常陸国新治郡小幡に宇都宮氏族の八田氏の庶流、因幡国八上郡小畑に古代の小治田宿禰(おわりだのすくね)の後裔、安芸国に赤松氏族がある。代表家紋は「笹竜胆紋」「軍配団扇紋」「茗荷紋」「花菱紋」。【出典】【家紋のデータ】
# 国衆(国人)
# 関連名字: 「おばた」
# 「小」のつく名字。
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