「大江」の名字の由来 | |
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■ 大江(おおえ)
【2020/12/07:改編】
# 597位
# 代表家紋
# 山形県に多いほか、岐阜県大垣市周辺にも多くみられる。
# 大江は大きな川で、大井も同じ。大江の地名は全国に100箇所以上ある。
# 山城国乙訓郡大枝郷(京都府京都市右京区)が発祥の地と言われる。大枝→大江。
# 大江(おおえ): 山城国乙訓郡大枝郷(京都府京都市右京区)をルーツとする古代豪族。790年に桓武天皇の外祖母の土師氏が大枝朝臣の姓を賜って、866年に音人が大江氏を称した。なお、平城天皇の皇子の阿保親王の子孫とする説もある。音人は清和天皇に仕えて参議となり、「貞観格式」の編纂に参与するなど学問で活躍、以後菅原氏とともに代々文章道で朝廷に仕えた。【出典】
# 対馬国上県郡大江(長崎県上県郡上県町)をルーツとする。
# 790年に桓武天皇の外祖母の土師氏が大枝郷にあやかった大枝姓を賜って大江に改姓した。
# 奈良時代に葬送儀礼に携わった土師(はじ)氏から分かれた一族で、桓武天皇が縁戚関係にある土師諸上に与えた「大枝」が、後に「大江」となった。
# 他に長崎県発祥の宗氏の庶流の対馬大江氏、桓武平氏の長尾氏から出た出羽国の大江氏などがある。
※ 桓武平氏の長尾氏の出羽国の大江氏は、山形県大江町の大江という地名由来か?それとも地名があとか?
# どちらかというと、武人よりも文人の家系のようで、山形県寒河江の領主だった大江広元も鎌倉初期の学者だった。
# 大江から派生した名字には、「毛利」「海東」「寒河江(さがえ)」「那波(なは)」「長井」などがある。
# 富山県の大江家
# 和歌山県の大江家
# 小説家の大江健三郎は愛媛県内子町の出身。音楽家の大江千里は大阪府藤井寺市の出身。テレ東のアナウンサーの大江麻理子は福岡県豊前市の出身。
# 大江氏
# 大江家
# 大江広元
# 「大」のつく名字。
■ 大江(おおえ): 京都府福知山市大江町
・ このあたりはかつては河守(こうもり)町といったが、昭和26年に合併で加佐郡大江町となった。大江山に由来する。【JR・第三セクター 全駅ルーツ事典 村石利夫
東京堂出版】
・ 山岳名に因む。「おほ(接頭語)」+「え(川)」という地名から転じた山名か。【市町村名語源辞典 溝手理太郎 東京堂出版】
■ 大江氏から出た名字
・ 大江: 山城国乙訓郡大枝郷に住んでいた土師氏が、桓武天皇の縁戚になり延暦9年(790年)に「大枝朝臣」の姓を賜った。貞観8年(866年)に大枝音人が奏請(そうせい)して、大江姓に改姓した。「大きな枝よりも千里も続く大江の方が縁起が良い」という理由だそうだ。【名字の謎学 博学こだわり倶楽部編 KAWADE夢文庫】
・ 大江から出た名字: 「左沢(あてらざわ)」「上田」「北大路」「寒河江(さがえ)」「柴橋」「高屋」「長井」「丸沢」「毛利」。【名字の謎学 博学こだわり倶楽部編 KAWADE夢文庫】
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