「大垣」の地名の由来
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■ 大垣(おおがき): 岐阜県大垣市

「おおがき」と言う名前は1340年の「大井庄華厳会料名寄帳」に初めてでてくるが、当時は「大柿」だった。大垣と言う表記が初めて確認されるのは1409年の文書。その原因として考えられるのは大垣付近の地形。河に挟まれ、自噴水地帯。水が豊富ということは、洪水の懸念があり、防水のために垣(堤防)を張り巡らした。
ところで、岐阜県にある大日ヶ岳の麓にひるがの高原がある。そこにある池の水の流れは、太平洋(長良川)と日本海(庄川)の両方にながれている。

・ 大垣: 南北朝時代から美濃国安八(あんぱち)郡大井荘にみられる地名。文安年間には「大柿」と「大垣」が併用されていた。【出典

・ 「おほ(接頭語)」+「かき(欠)」で、「川によって浸食されるところ」。【出典

・ 大垣駅(おおがきえき): 岐阜県大垣市高屋町。JR東海・東海道本線。垣は垣根をしたところ。つまり、牧場の所の意味。神に捧げる馬を飼育した大牧場のこと。【出典

# テツぼんによると、東海道新幹線の計画段階で愛知県から三重県を経て、鈴鹿山脈をトンネルで抜けて滋賀県に抜ける予定だったが、それだと1964年の東京オリンピックまで完成させることができないので現在のルートになった。なお、岐阜駅経由だと大回りになり、大垣駅付近は軟弱地盤で、当時の技術では建設が困難だった。

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