「目結」の家紋 | |
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# 目紋(めもん): 「目結(めゆい)」とも言う。もともとは糸を使った絞り染めの技法のことで、鹿子(かのこ)絞りと呼ばれた。平安時代に文様として盛んに使用されたあと、鎌倉時代には家紋に転じて大流行した。【出典】
■ 四つ目結紋: インドの「鹿の子絞り」に由来する。一族の団結を表す。宇多源氏の佐々木氏の代表家紋で、青森県では約2割が使用している。
# 四つ目結い紋: 清和源氏義家流の高山家【「家紋と家系」事典 名前からわかる自分の歴史 丹羽基二 講談社】
# 剣四つ目結い紋: 吉野家【「家紋と家系」事典 名前からわかる自分の歴史 丹羽基二 講談社】
# 捻じ四つ目紋: 野村家
四つ目結紋 | |
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折り四つ目紋(おりよつめもん): 「平四つ目」を斜めに折り曲げたように表現した紋様。【出典】 |
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繋ぎ四つ目紋(つなぎよつめもん): 四つの目結を、角を接するように寄せて描いた紋様。【出典】 |
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市松四つ目紋(いちまつよつめもん): 四つの目結を、市松模様のように並べて描いたもの。東京都港区の乃木神社の神紋。【出典】 |
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捻じ四つ目紋(ねんじよつめもん): 四つの隅を立てた目結を、交互に重ね合わせて捻じるように描いた紋様。【出典】 |
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剣四つ目紋(けんよつめもん): 四つの目結と四本の剣を交互に組み合わせて車状に寄せた紋様。【出典】 |
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陰隅折れ四つ目紋(かげすみおれよつめもん): 二つの目結を隅を立てて横に並べ、周囲を丸で囲った紋様。【出典】 |
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陰捻じ四つ目紋 |
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陰反り折り四つ目紋 |
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木瓜に四つ目紋 |
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亀甲に四つ目紋 |
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五瓜に四つ目紋 |
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丸に四つ鐶に四つ目紋 |
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糸輪に割り四つ目紋(いとわにわりよつめもん): 割った「隅立て四つ目」を、糸のように細い輪で囲った紋様。【出典】 |
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抱き柏に四つ目紋 ※抱きの意味 |
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丸に中陰持ち合い四つ目紋 ※持ち合いの意味 |
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丸に蔓四つ目紋(まるにつるよつめもん): 「隅立て四つ目」の隙間から四本の蔓を伸ばして、周囲を丸で囲った紋様。【出典】 |
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四つ鐶輪に豆四つ目紋 |
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糸輪に結び四つ目紋(いとわにむすびよつめもん): 目結いを四つ集めて一筆書きで結ぶように描き、糸のように細い輪で周囲を囲った紋様。【出典】 |
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糸輪に豆四つ目紋 |
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持ち合い四つ目紋(もちあいよつめもん): 「隅立て四つ目」を左右に並べ、一つの目結部分を共有するように描いたもの。赤穂浪士の堀部安兵衛の家紋。【出典】 ※持ち合いの意味 |
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七割り繋ぎ四つ目紋 |
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中輪に陰反り四つ目紋 |
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中輪に覗き四つ目紋 ※覗きの意味 |
平四つ目結紋 | |
丸に平四つ目結紋 | |
隅立て四つ目紋 | |
丸に隅立て四つ目紋 | |
三つ目結紋 | |
五つ目結紋 | |
十二目結紋 | |
十六目結紋 | |
その他の目結紋 |
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平四つ目紋(ひらよつめもん): 中心に小さな正方形の穴をもつ目結を四つ集め、辺を下にして描いたもの。讃岐国丸亀藩の京極家の家紋。【出典】 |
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亀甲に平四つ目紋 |
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隅切り角に平四つ目紋 |
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七つ割り平四つ目紋(ななつわりひらよつめもん): 目結の穴を、紋全体を七分割した幅で描く「平四つ目」。滋賀県の近江八幡市の沙沙貴神社の神紋。【出典】 |
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組み合い角に平四つ目紋(くみあいかくにひらよつめもん): 正方形の枠を二つ組み合わせて、中に「平四つ目」を描いた紋様。【出典】 |
・ 木村家(宇多源氏の佐々木氏流)、木村家、本間家、松下家、森田家、山崎家、山中家、山本家。
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丸に平四つ目紋(まるにひらよつめもん): 「平四つ目」を丸で囲った紋様。【出典】 |
■ 丸に四つ目菱紋
# 隅立て四つ目紋(すみたてよつめもん): 正方形の中心に四角形の穴を開けて、隅の部分で立てたものを四つ寄せ集めて描いたもの。この紋は目結紋の中では基本形で、最も多く使用されている。近江国の佐々木氏の家紋で、庶家では辺を下につけた形で描かれる。目結紋は江戸時代以降は、家紋名としては多くの場合「結」が省かれる。【出典】
# 大八木家【「家紋と家系」事典 名前からわかる自分の歴史 丹羽基二 講談社】
# 五瓜に隅立て四つ目紋: 小島家
# 七つ割り隅立て四つ目結紋: 佐々成政
# 木瓜に隅立て四つ目紋(もっこうにすみたてよつめもん): 木瓜の鎖の中に、「隅立て四つ目」を描いた紋様。【出典】
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隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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五瓜に隅立て四つ目紋(ごかにすみたてよつめもん): 五瓜の中に「隅立て四つ目」を描いた紋様。【出典】 ※隅立ての意味 |
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七つ割り隅立て四つ目紋(ななつわりすみたてよつめもん): 目結の穴を、紋全体を七分割した幅で描いた「隅立て四つ目」の紋様。【出典】 ※隅立ての意味 |
十一割隅立て四つ目紋(じゅういちわりすみたてよつめもん): 目結の穴を、紋全体を十一分割した幅で描いた「隅立て四つ目」の紋様。【出典】 ※隅立ての意味 | |
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陰丸に陰隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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中陰隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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石持ち地抜き隅立て四つ目紋(こくもちじぬきすみたてよつめもん): 地と反対色の円を描き、色を抜くように「隅立て四つ目」を描いた紋様。【出典】 ※石持ち地抜きの意味 ※隅立ての意味 |
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陰隅立て反り四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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隅入り角に隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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細松皮菱に隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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三つ追い茗荷に隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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十五割り隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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雪輪に隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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反り隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
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変わり十三割り隅立て四つ目紋 ※隅立ての意味 |
■ 丸に隅立て四つ目紋: 大沢家、小西家、寺田家、平井家、平田家、村田家、山崎家
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丸に隅立て四つ目紋(まるにすみたてよつめもん): 「隅立て四つ目」を丸で囲った紋様。目結紋の中では最も多く使用される。【出典】 ※隅立ての意味 |
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三つ目紋(みつめもん): 中心に小さな正方形の穴を持つ目結を、隅を立てて三つ積んだ紋様。【出典】 |
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丸に三つ目紋(まるにみつめもん): 「三つ目」を丸で囲った紋様。【出典】 |
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陰三つ目紋 |
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隅合わせ三つ目紋(すみあわせみつめもん): 三つの目結を、隅を寄せ合うように集めた紋様。【出典】 |
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菅沼三つ目紋 |
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三つ網目紋(みつあみめもん): 三つの網目を取りだし、山のように積んだ形を輪郭のみで描いた紋様。【出典】 |
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重ね五つ目紋(かさねいつつめもん): 「隅立て四つ目」の中心に、隅を立てた一つの目結を重ねて描いた紋様。【出典】 |
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繋ぎ五つ目紋(つなぎいつつめもん): 五つの隅を立てた目結を、十字形に寄せて描いた紋様。【出典】 |
# 能勢目結紋(のせめゆいもん): 摂津国の豪族の能勢氏が江戸時代に使用した替紋。十二個の目結を十字形に並べた紋様。【出典】
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能勢目結菱紋(のせめゆいひしもん): 中世に能勢氏が使用した紋。斜めの長方形に組んだ十二目結紋を、平行四辺形に変形して描いた紋様。【出典】 |
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十六目紋(じゅうろくめもん): 中心に小さな正方形の穴を持つ目結を十六個集め、隅を立てて描いた紋様。【出典】 |
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能勢目結紋 |
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堀尾目結紋 |
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五瓜に隅立て一つ目紋 ※隅立ての意味 |
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九つ目紋(ここのつめもん): 中心に小さな正方形の穴を持つ目結を九つ集め、隅を立てて描いた紋様。【出典】 |
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陰陽繋ぎ九つ目紋 |
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丸に繋ぎ二つ目紋(まるにつなぎふたつめもん): 二つの目結いを隅を立てて横に並べ、周囲を丸で囲った紋様。【出典】 |
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隅立て一つ目紋(すみたてひとつめもん): 一つの目結いを、隅を立てて描いた紋様。【出典】 ※隅立ての意味 |
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繋ぎ九つ目紋(つなぎここのつめもん): 丹後国の宮津藩の本庄家の替紋。九つの隅を立てた目結を、三段に三つずつ並べて描いた紋様。【出典】 |
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繋ぎ六つ目紋(つなぎむつめもん): 六つの隅を立てた目結いを、上下に三つずつ並べて描いた紋様。【出典】 |
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中輪に二つ目紋: 丸に二つ目紋(まるにふたつめもん): 二つの目結いを横に並べ、周囲を丸で囲った紋様。【出典】 |