官位の実例
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★ 官位とは

★ 江戸時代の南町奉行で有名な大岡越前守忠相。「姓」は「藤原」、「大岡」は「苗字」、「越前守」は「官位(官途)」、「忠相」は「諱(いみな)」。ドラマの中では、小石川療養所の医師で親友の榊原伊織が「忠相(ただすけ)」と「諱(いみな)」で呼ぶが、昔はよっぽど親しい人でないと「諱」では呼ばなかった。城中のシーンでは「越前」「越前殿」と呼ばれているが、苗字や官位で呼ばれることが多かったという。たとえば織田上総介信長は「織田殿」「上総介殿」みたいに。

★ 守(かみ)は、国司の長の位。「介(すけ)」は国司の次の位(二等官)。「掾(じょう)」は国司の三等官。「目(さかん)」は国司の四等官。 


■ 安房守(あわのかみ): 例)真田安房守昌幸。

■ 伊豆守(いずのかみ): 例)真田伊豆守信幸(信之・従五位下)。松平伊豆守信綱(知恵伊豆とも言われた)。

■ 越前守(えちぜんのかみ): 例)大岡越前守忠相

■ 織部司(おりべのつかさ): 律令制における大蔵省に属する機関で、高級織物の生産に従事した職掌。例)古田織部(重然・しげなり) 。

■ 上総介(かずさのすけ): 例)織田上総介信長(尾張時代の信長の官位)

■ 掃部頭(かもんのかみ): 掃部寮(かもんりょう・かもんづかさ・かんもりのつかさ)は、律令制において宮内省に属する令外官で、その長官を「頭(掃部頭)」といい、従五位下相当)と言われる。例)井伊掃部頭直弼(安政の大獄)

■ 上野介(こうずけのすけ): 例)吉良上野介義央(よしなか)。

■ 左衛門尉(さえもんのじょう): 左衛門府の判官で、六位相当の官職。例)遠山左衛門少尉景元(とおやま かげもと)は、幕末の北町奉行として有名で、通称「遠山の金さん」。

■ 左衛門佐(さえもんのすけ): 左衛門府の次官、例)真田左衛門佐信繁(真田幸村・従五位下)

■ 修理亮(しゅりのすけ) : 例)柴田修理亮(しゅりのすけ)勝家。

■ 筑前守(ちくぜんのかみ): 例)羽柴筑前守秀吉。

■ 日向守(ひゅうがのかみ): 例)明智光秀・惟任(これとう)日向守光秀?

■ 三河守(みかわのかみ): 例)徳川三河守家康(豊臣時代)

■ 主水(もんど): 主水とは古代律令制の官名。宮内省に属し、飲み水や氷のことを担当する役所が「もい取りのつかさ」と呼ばれた。「もい」とは古語で「飲み水」を意味する。その役所の長官が「もい取りのかみ」といわれ、主水正(もいとりのかみ)の字をあてた。例)中村主水(もんど)(笑)。そういや旗本退屈男の早乙女主水之介もいたなぁ。


■ 大岡忠相の官位

■ 徳川家康の官位

■ 徳川秀忠の官位

■ 徳川家光の官位

■ 徳川綱吉の官位

■ 徳川吉宗の官位

■ 徳川慶喜の官位 

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