名字と地名と漢字
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★ 「名字の由来」を勉強すると「地名」にいきつき、「地名」を勉強すると「歴史や古代語」に行き着く。そして「古代語」を勉強すると「漢字」に行き着く。ということで、このページでは漢字の勉強をして見たいと思います。


■ 漢字を発明したのはだれか?
・ 中国の伝説によると、古代中国の蒼頡(そうけつ)が、ぼんやり野原を眺めている時に、鳥や動物の足跡を見つけた。その足跡から、動物を判別出来たことから、他の物なども形で表せないかと考えて漢字を発明した。
・ ただ、実際には紀元前1300年あたりの甲骨文字が始まりと言われる。

■ 漢字の伝来
・ 古事記によれば、日本に漢字が伝来したのは、285年に百済の王仁(わに)が論語を携えて渡来し、倭王に献上したのが始まりと言われる。しかし、志賀島への金印の伝来したのは紀元前(起源一世紀?)で、その時点で日本国内でも漢字が認識されたと解釈できる。
・ 奈良時代になって、ようやく一般的に漢字が使われるようになったが、地位の高い人限定。
・ 平安時代に漢字からひらがなとカタカナを生み出した。ひらがなは漢字全体を崩して作られたが、カタカナは漢字の一部を簡略化して作られた。

■ 漢字の種類
※ 「六書(りくしょ)」とは漢字の成り立ちを六つに分類したもの。

(1) 象形文字: 物の形をもとに、文字化した。

(2) 指事(しじ)文字: 抽象的な物事を表した文字。「上」「下」。

(3) 会意(かいい)文字: 異なる意味のある文字を複数会わせる。人が木陰で休む様かは「休」。「峠」など。

(4) 形声(けいせい)文字: 音と意味をあわせた漢字。漢字の大半はこれ。
・ 江は「シ(さんずい)」と「こう」が合わさった。「工」は緩く曲がったと言う意味。

(5) 仮借(かしゃく)文字: いわゆる「当て字」。西は「目の粗い籠をあらわした象形文字。別に西の方角を表す文字が存在し、その音が西に似ていたことから、西を採用した。その後籠の意味は失われ、方角の意味だけが残った。

(6) 転注(てんちゅう)文字: 部首が同じであれば、意味を共有することができる文字。「孝」と「老」。現在はほとんどないとされる。

※ 当て字: 外来語に多い。瓦斯、倶楽部など。
・ 藪医者 藪は野巫(やぶ)のことで、医術と呪術を使って稚拙な医療を行う田舎医者。やぶを掻き分けた田舎。

■ 漢字の意味

【亜】(ア/つぐ)象形文字(人名漢字)
・ 古代人の住居や墓を上から見た形を表している。
・ 一般には「〜に次ぐ」という意味。【例】亜熱帯・亜流

【愛】(アイ/いつくしむ・いとしい)会意文字(人名漢字)
・ 心を残して立ち去る人の姿。

【衣】(イ・エ・イン/ころも・きる・まつり)象形文字

【宇】(う): 「軒」や「屋根」を意味し、建物の「〜軒」を意味する。【全訳古語辞典・東京書籍】

【懐】(エ・カイ/ふところ・なつかしい・おもう)形声文字
・ 「懐」は人が死んだときに涙を流して悲しむ姿を表す。
・ 「?」は心の痛みを表す。

【依】(エ・イ/よる)(人名漢字)
・ 衣を人により添えて霊を移す儀礼を表している。
・ 古代中国では、「衣」に人の霊が乗り移ると考えられていた。

【絵】(エ・カイ)形声文字(人名漢字)
・ 五色色の糸で織った模様織りの織物を表している。

【栄】(エイ/さかえる)形声文字(人名漢字)

【遠】(エン・オン/とおい・おち)形声文字

【桜】(オウ/さくら)形声文字(人名漢字)
・ 貝の首飾りを巻いた女性を表している。

【音】(オン・イン/おと・ね・たより)会意文字(人名漢字)
・ 言葉にならない声を奏でるを表している。

【果】(カ/はたす・はてる)形声文字(人名漢字)

【佳】(カ/よい)形声文字(人名漢字)

【加】(カ/くわえる)会意文字(人名漢字)
・ 農具を祓い清めて作物の生産増加を祈願することを表している。

【可】(カ/よし・ゆるす・べし)会意文字

【嘉】(カ/よい・よし)形声文字

【介】(カイ/たすける)(人名漢字)

【姫】(キ/ひめ)会意文字
・ ふくよかな乳房の女性をあらわす。

【鬼】(キ・おに)
# 鬼の付く主な地名
・ 秋田県角館市鬼壁(おにかべ)
・ 福島県岩代町鬼瓦(おにかわら)
・ 宮城県鳴子町鬼首(おにこうべ)
・ 佐賀県北方町鬼黒山(おにぐろさん)
・ 島根県津和野町鬼瘤山(おにこぶやま)
# 鬼のつく名字
・ 鬼頭: 紀氏(木氏)+藤氏(藤原氏)=木藤。から紀藤→鬼頭となった。
・ 百目鬼(どうめき): 渓谷の水流音に由来する。
・ 五鬼勝(ごきしょう): 神にささげる食器に由来する。
・ 九鬼(くかみ): 綾部藩主の子孫。

【基=墓】
参考資料である「漢字の民族史」の著者の「丹羽基二」さんは、本の中でこう述べている。
「基二=墓二だったのかぁ。基は墓のカモフラージュ。」
色々と逸話があるようで、興味のある人は本を読んでください。

【客】(キャク・カク/まろうど)会意・形声文字

【久】(キュウ・ク/ひさしい)会意文字

【凶】(ク・キョウ/わるい)会意文字
・ 「凶」の「メ」は魔除けのおまじない。
・ 「凵」は胸の形をしており「メ」は死んだ人の胸に朱色などでメ形の文様を描いて死体に悪い霊が乗り移らないようにおまじないをすることを表す。

【橋】(キョウ/はし)
・ 結界へかけられた橋、つまり神橋をいう。
・ 御橋、三橋高橋
・ 「橋」は、 「木」「夭」「高」の合字。夭: 頭をまげて、身をくねらせて舞う意味。女の霊力。巫女(ふじょ)。
・ 橋は古代は、「神を招く標識」を表した。

【空】(くう)
・ 「空」は「きのした」と読む。「かきくけこ」の「きのした」は「く(くう)」。
・ 「空」という名字の祖は「豊臣秀吉」と言われているが詳細は不明。
・ 空=穴+工: 穴を工具で掘ることで、今で言う「空」とは全く関係なし。

【化】(ケ・カ/ばける)会意文字

【憲】(ケン/のり)形声文字
・ 「憲」の字には「手本」や「きまり」「役人」といった意味があり、漢字の成り立ちは刑罰をあらわしている。
・ 目の上に、刻画のような入れ墨を加えた形を表す。

【彦】(ゲン/ひこ)会意文字
・ 古代中国では男子が成人したときに額に入れ墨をいれて元服を祝った。「彦」という字はその儀式を終えたものを形取った。

【口】(コウ/くち): 神への祈りの言葉、祝詞をいれる器を表す。

【行】(コウ・ギョウ/いく・ゆく)象形文字
・ 人々が行き交う十字路を表す。

【降】(コウ/おりる・ふる)形声文字
・ 神がはしごを使っておりることを表す。
・ 「こざと偏」は「はしご」を表す。
・ 右側は、はしごに対して下向きの両足跡を表す。

【幸】(コウ/さち)会意文字
・ 「幸」という字は「罪人につけられた手かせの形」に由来する。
・ 一度、手かせをはめられ罪人になったが、そこから逃れられて幸せという意味が込められている。

【高】(コウ/たかい)会意文字
・ 「高」という字は、凱旋門に眠る死者達に祈りを捧げ、魂を鎮めることを表す。

【告】(コク・コウ/つげる・いのる)会意文字
・ 木の枝を祈りの器に挿し、それに祈りの文を添えて神に告白する事を表す。

【斎】(サイ)
・ 斎とは、神に仕える時、ものいみ、すなわち身を清めることを意味する。

【妻】(サイ/つま)会意文字
・ 女が三本の髪飾りを手にした姿をあらわす。

【罪】(ザイ/つみ)会意文字
・ 入れ墨を彫る針の形など、刑罰を意味する。

【崎】(さき)
・ 神奈川県の「三崎」は元々は「御崎」といった。
・ 神聖なものとして、御をつけた地名は多い。千葉県御宿など。

【参】(サン/まいる)象形文字
・ 神の御前にひざまずく簪(かんざし)きらめく美しい女性をあらわす。

【字】(ジ/やしなう・あざな・もじ)会意文字・形声文字

【雀】(じゃく): 少 + 隹 「隹」は鳥という意味か。つまり、「小さい鳥」か。

【習】(シュウ/ならう・ならわし)会意文字

【拾 ・ 十】
・ 「手」を「合わせる」と「5+5=10」
・ 「十」は「つなし」とも読み名字にもあるらしい。「一、二、、、、八、九」までは「ひとつ、ふたつ、、、、やっつ、ここのつ」と読むが、「十」には「つ」がつかない。

【生】(ショウ・セイ/うぶ・なま)会意文字: 草木のみずみずしさに人間の生き様を見る意味。

【政】(ショウ・セイ/まつりごと)形声文字

【笑】(ショウ/わらう・えむ)会意文字
・ 天高く両手を突き上げ、一生懸命身をくねらせて踊る女神の姿を表す。
・ アメノウズメノミコが天岩戸の前で踊る姿に八百万の神が笑ったことに由来する。

【杖】(ジョウ/つえ)形声文字

【身】(シン/み)形成文字
・ 子供を身ごもった妊婦の姿を表す。

【寝】(シン/ねる)形成文字

【尋】(ジン/たずねる・ひろ)会意文字

【数】(スウ/かず)会意文字
・ 処刑をうける女性の姿をあらわす。

【省】(セイ・ショウ/かえりみる・はぶく)会意文字
・ 呪力を増すために眉飾りをつけて、真実を見抜く目で諸国を巡察し、取り締まることを「省」という。

【赤】(セキ/あか)会意文字

【掃】(ソウ/はく・はらう)形声文字

【尊】(ソン/たか・みこと・たっとい・とうとい)会意文字

【存】(ソン・ゾン/ながらえる・ある・たもう)会意文字
・ 人間の生存は神の元に許されるものであることを表す。
・ 「才」の中に「子」が横たわっている。

【丹】(たん)
# 丹は、富と長寿を保つ妙薬で秦の始皇帝が徐福を日本に派遣して探させた。
# 日本の薬の名前には丹がつくのが多い。仁丹、万金丹。
# 丹仁は睾丸のこと
# 丹のつく地名(丹生・にう): 山形県尾花沢市丹生など。
# 丹生(にう)は壬生(みぶ)と同じ語源。
# 宮城県名取郡は昔は丹取(にとり)郡と読んだ。
# 壬生は、貴人の保育係。
# 丹羽も丹生で、古代の丹取り。
# 丹生: 三重県多気郡勢和村(旧丹生村)をルーツとする。
# 丹野、なども一族の名字。
# 丹波は田庭で伊勢皇太神宮の神田。
# 丹後は丹波の後国。
※ 「丹波」と「丹後」の名字は、薬の「丹」由来ではなく地名由来。

【展】(テン/のびる】形声文字

【投】(トウ/なげる)会意文字
・ 「投」の作りは「枝状の槍を投げる姿」を表す。上は「鳥の短い羽」を表す。

【童】(ドウ/わらべ・しもべ)形声文字

【椥】(なぎ)
・ 京都の地名で国字。神社の参道の目印として植えられた梛(なぎ)。

【辺(邊)】(なべ、へり、へん、ほとり)

【若】(ニャク・ジャク/わかい・もしくは、なんじ)象形文字

【乳】(ニュウ/ちち)会意文字
・ 可愛らしい子供に母親がお乳を与えている光景をあらわす。

【林】(はやし)

【原】(ハラ)
・ 原ははらっぱとは限らない。「張る」に由来する。
・ 「原」を「ハル」と読むのは「朝鮮系の呼称」。現在でも朝鮮語で「原」を「バル」と読む。

【浮】(フ・フウ/うく・ただよう)形声文字: 水に漂い浮かぶ人間の死体を表している。

【夫】(フ/おっと)象形文字
・ 「大」の字に「一」を加えたもので、「一」は簪をあらわす。
・ 古代の男性は成人すると長い髪を結った。そのときの簪。

【風】(フウ/かぜ・ならわし)形成文字

【文】(ブン・モン/あや・もよう・かざり・ふみ)象形文字
・ もともとは胸に描いた「×字」の入れ墨の模様を表している。古代にはこれを「文身(ぶんしん)」と言った。

【平成】(へいせい)
・ 平成の年号を決めるに当たって、人名、地名、会社名などに使われていないことをたしかめたらしいが、岐阜県武儀(むぎ)町に平成(へなり)という地名がある。
・ 平成(へなり)=辺在(へにあり)で、村はずれにある墓地の事。野辺送りは今も使う。死者の遺体を野や谷に葬る。

【母】(ボ/はは)象形文字
・ 「女」の真ん中に「乳首をふたつ」つけたのが母。

【放】(ホウ/はなつ)形声文字
・ 

【御巫】(みかなぎ)
・ 御巫は「みかなぎ」とよむ。倭国では、巫の一族が広まって、巫部(かんなぎべ)となり、部民となった。

【名】(ミョウ・メイ/な)会意文字

【無】(む)
・ 無は舞から転化したもの。
・ 禅宗では、無を悟りの一つの門とする。

【免】(メン/まぬがれる)会意文字
・ 股を広げている女性が出産に臨む姿をあらわす。
・ これに女辺をつけると、「分娩」の「娩」になる。

【憂】(ユウ/うれい)会意文字
・ 夫の死を悲しみ喪に服する未亡人の姿をあらわす。

【要】(ヨウ/いる・かなめ)象形文字
・ ほっそりくびれた腰回りをあらわす。

【里】(り): この漢字は。上の「田」と下の「土」に分解されるが、「土」はいわゆる「つち」ではなく、「社(やしろ)」の右側をとった略字体らしい。つまり、「田をおこし、集落の中心に社を祀ったのが「里」。

【令】(レイ・リョウ)会意文字
・ ひざまづいて神の神意を伺う姿を表す。
・ 令の上半分は神官の烏帽子をかたどっているという説もある。

■ 地名の漢字の意味

【浦】: 浦はなにも海辺や川辺だけでは無い。内陸部の「浦」もある。古語では木の梢のことを、「うらき」という。「うら」は「末」のことで、末端を意味する。川の上流部、平野の末端、谷の奥などを意味する。
【江】: 河川。
【蒲】: 泥深い。「鎌田:泥深い田」
【砧】: 布をたたいてツヤを出すための道具。
【隈】: 湾曲を表す。「隈川:湾曲した川」
【込】: 多く集まるところという意味。
【佐久】: 細い台地。
【嶋】: デルタ状の土地。
【総】: 古語で「麻」を意味する。
【丁目】: 丁は条里制に由来し、目は免で免田(租税を免除された田)のこと。
【戸】: 入り口。
【幡】: 「旗」のことで、よく源氏の白旗を意味することがある。
【埴】: 赤いと言う意味。「埴田」は関東ローム層の赤土を意味する。
【保】: 台地。
【俣】: 河川の合流点。
【牟礼】: 古代朝鮮語で「山」を意味する。
【谷(やつ)】: 湿地のこと。

# 集落を意味する漢字
・ 「吾妻鑑」に熊谷や鳩ヶ谷は熊井(くまがい)、鳩井(はとがい)とある。
谷(がい)は、「囲」「垣」のことで、集落を意味する。
江も井と同じで集落を意味する。
・ 「蘇」は鉄・金、那は国、曷(か)は村やを意味する。
・ 「賀」や「我」は古代朝鮮語で集落を意味する。
・ 石川市川の「川」は古代朝鮮語の津(なり)・川(なり)の転訛で人や物の集まる市・都・港のこと。鉱山鍛冶集団などの非農民集落を川と言う。
・ 大木・青木の「木」は新羅の羅。木は国や村の意味。
・ 山口野口の「口」は人の数をいい、集落を意味する。
※ 養老戸籍: 「戸四十四、合口四百五十四」
・ 稲毛の毛は、木と同じで集落を表す。
・ 福島の「島」は一定の支配区域、集落を意味する。
・ 「瀬」は鉱山鍛冶集落のこと。
・ 渡来人は「地」を田と呼んだ。
・ 「藤」は唐の佳字で、唐は韓であるから、韓人集落を「藤」と言う。
・ 「中」も集落。
・ 「場」も集落。
・ 「橋」は土師の佳字で土師集落を表す。
・ 「原」も鉱山鍛冶集落のこと。
・ 「本」は「下」の佳字で、「浦」の意味がある。海洋民の集落を意味する。

■ 丹羽先生の著書によると、日本の苗字の約90%は約300の漢字で書ける。
・ 日本の苗字は約27万で、使用漢字は約5000(国字もふくむ)
・ 地名の数は約1000万 使用漢字は約1万5000
・ 国土地理院の2万5000分の一の地図に掲載されている地名は38万4959。

■ 名字や地名と漢字の雑学

【地名の頻度】 【詳細
# 金井弘夫編の新日本橋地名索引によると、全国に存在する地名
・ 中村(236箇所)、原(205)、新田(191)、山田(187)、中野(181)。

【田】(た、でん)
# 田のつく名字は丹羽基二先生の調査では、100人中13人。
・ 九州(15)、東北(10)、関東・東海(13)、関西(17)、中国・四国(17)
※ やはり、米作中心の弥生文化の西日本に多い。
※ 最多は、田中

【地名の田】
・ 中国で田というと水田だけとは限らないが、日本では水田を意味する。
・ 陸田(はた)が畑(畠)になった。田の接頭語として「ハ」が、接尾語として「ケ」がついた。「ハ」は火(ほ)または乾(ひ)で、「ケ」は処という意味で土地を意味する。
・ 畠は白い田で乾いた田。畑は焼田から。これらの字は漢字ではなく国字

【タ】(古代語のタ)
・ 「タ」は古い大和言葉だが、稲は南方からの渡来物だから、稲と一緒に渡来した言葉。
・ 南方で、一定の区画や土地を意味する「タン」が語源か?「アフガニスタン」「タジキスタン」

【つか】(塚)
・ 「つか」は狭義的には「墓」を、広義的には「小高く盛り上がった場所」を意味する。

【林と森】
・ 林という地名: 148箇所
・ 森という地名: 179箇所
# 森: 森、こんもり。樹木のモリは和訓。
# 林: 林、生やすから。拝志。
※ 林は平面に広がる。森は上下に伸びる。
・ 丸森など、森がつく地名が東北には多いとされるが、この森は山のこと。

【名字が、多いのは地名が多いから】
小林が多い所は新田も多い。開拓しやすいから。
小林の多くは植林した人工的なものが多く、租税の対象にもならない。
だから、小林は、生えたのではなく生やした。

【花】(はな)
・ 花とは、端(はな)すなわち、木の先(崎と同じ)に咲く(開く・さく)。
・ 先(さく)、咲(さく)、花(はな)、鼻(はな)は同様の語。

【深い谷、浅い沢】
# 谷の地名(15172)
# 沢の地名(18098)
※ 沢は東日本、谷は西日本に多い。
・ 大沢(102)、平沢(43)、長沢(41)
・ 大谷(152)、長谷(75)、西谷(59)
※ 古代は
・ 沢は「佐波」、谷は「多爾」と書いた。
・ 沢の語源は騒がしい。

【サワサワと流れるから沢になり、カワカワと流れるから川になった】
・ 川のつく地名(41409)
・ 山のつく地名(31465)
・ 中山(156)、丸山(134)、小川(117)

【旧字体・新字体】(の名字) → 【詳細

【苗字に多く使われる漢字】(丹羽基二先生による)
# 田 > 藤 > 山 > 野 > 川 > 木 > 井 > 村 > 本 > 中 > 小 > 佐 > 原 > 大 > 島 > 高 > 松 > 谷 > 沢 > 橋

【地名に多く使われる漢字】
# 川 > 田 > 大 > 山 > 野 > 島 > 東 > 津 > 上 > 原

【野原と原野の違い】
・ 原=ハル(治・開)、ハリ(墾・播・張)で開墾地の意味もある。で、結局どうなの?


【参考資料】 
・ 漢字の世界 イースト・プレス
・ 漢字の民族史 丹羽基二著 大修館書店
・ 成り立ちで知る漢字のおもしろ世界

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