「鳴子」の地名の由来
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■ 鳴子(なるこ):  宮城県大崎市鳴子温泉

・  江合(えあい)川上流に位置し、那須火山帯栗駒火山群鳴子火山の地。鳴子温泉郷の名のあるとおり、温泉の町。式内社にも温泉神社・温泉石神社の温泉にちなむ神社が玉造(たまつくり)郡には2社あり、ともに鳴子温泉の発祥にかかわるもの。「続日本後紀承和4年4月16日条には、玉造塞(柵)配下の温泉石神が雷のごとく鳴り震動して、昼夜やむことなく、温泉が川に流れ、藍のようになり、山は焼け谷は埋まり、その地鳴りは雷のごとくで、奇怪はたとえようもないので、これをあつくいわいしずめる記事がある。このことから、鳴子の由来として、火山の震動する音に基づいて「鳴声(なるこえ)」と呼んだのが鳴子となったとするのは、あるいは正しいかもしれない。なお「義経記」には、山形県の亀割山で源義経の北の方が出産、弁慶がこれを笈(おい)に入れて東に向かったが赤児は泣かなかったとあり、伝説はその赤児がこの地で初めて泣いたので「啼児(なきご)」といい、それが鳴子となったとも伝えている。【出典

・ 「川音の鳴る所」の意味。あるいは、「なる(緩傾斜地)」+「こ(接尾語)」という地名か。【出典

・ 火山の震動する音に基づいて「鳴声(なるこえ)」と呼んだのが鳴子となったといわれる。

・ 鳴子温泉駅(なるこおんせんえき): JR東日本・陸羽東線。宮城県大崎市鳴子温泉字湯元。承和2年(835年)に、この地の南にある鳥谷ヶ森が鳴動して温泉が噴き出して「鳴声(なるご)ノ湯」と言われた。後に鳴子に転じた。平成9年(1997年)に鳴子駅(なるごえき)から改名。【出典

・ 鳴子御殿湯駅(なるこごてんゆえき): 宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣(わしのす)。JR東日本・陸羽東線。鳴子温泉の入り口であることを示す。平成9年(1997年)に東鳴子駅(ひがしなるごえき)から改名。【出典

・ 鳴子(なるこ)温泉: 宮城県大崎市源義経が正室の郷御前と共に奥州平泉に落ち延びる途中、郷御前が子供を産み、この地で産湯を使わせたことから「啼(な)き子」と呼ばれ、それが転訛した。【出典

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