「国分」の名字の由来 | |
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■ 国分(こくぶ・こくぶん)
【2020/11/17:改編】
# 882位
# 代表家紋
# 国分とは、「国衙(こくが)」があったところで、全国に存在する。
※ 国衙とは律令時代の国の役所。
# 福島県、山形県、宮城県では「こくぶん」と読むことが多い。
# 山形県西置賜郡飯豊町萩生の萩生城(はぎゅうじょう)に国分(こくぶん)氏がいた。山形県尾花沢市の國分は「こくぶん」読み。【詳細】
# 宮城県仙台市国分町(こくぶんちょう)は、伊達政宗が仙台に来る前のこの地の領主(地頭)の国分(こくぶ)氏に由来する。陸奥国宮城郡国分荘(宮城県仙台市)をルーツとする。
# 福島県:43位、山形県:271位、三重県:460位、宮城県:545位など。
# 坂東平氏の流れをくむ千葉氏から発生。平安末期の千葉常胤(つねたに)の五男の胤通(たねみち)が下総国葛飾郡国分郷(千葉県)を分与されたことに由来する。【参考】
# 仙台藩士の国分家は信濃国発祥の藤原氏の後裔で、1336年に政信が奥州に移って伊達家に仕え、出羽国置賜郡長井荘萩生郷(山形県西置賜郡飯豊町萩生)に住んだ。このあたりの人に聞いたら、福島県と同様に「こくぶん」と読むらしい。
# 相模国高座郡国分(神奈川県海老名市)をルーツとする国分氏は武蔵七党の一つの横山党。
# 肥前国佐嘉郡国分寺(佐賀県佐賀市)をルーツとする国分氏は龍造寺氏の庶流。
# 薩摩国高城郡水引郷国分村(鹿児島県薩摩川内市)をルーツとする国分氏は藤原北家。
# 国分から派生した名字には、「大戸」「村田」「矢作」などがある。
# TOKIOの国分(こくぶん)太一は東京都東久留米市の出身。女優の国分(こくぶ)佐智子(二代目林家三平の妻)は東京都の出身。
# 「国分」の地名の読みは「こくぶ」読みの方が多いようだ。もともと「国分」は「国分寺(こくぶんじ)」に由来するものが多く、それを考えると「こくぶん」読みが多くても良さそうなものだが、まか不思議。
# 「国分」の地名
# 国衆(国人)
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