「東」の名字の由来 | |
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■ 東(あずま、ひがし、とう)
【2023/05/19:改編】
# 117位
# 漢字一文字苗字ランキング: 4位
# 112位【知っておきたい家紋と名字 別冊宝島】
# 241位【出典】: 「ひがし」読みだけの順位か?
# 代表家紋
# 方位姓で本家に対して東にあるという意味。
# 「ひがし」読みは鹿児島県から熊本県南部と三重県南部に、「あずま」読みは東日本に多い。全国では「ひがし」読みが57%、「あずま」読みが43%。
# 九州以外には石川県や三重県南部に多くみられる。
# 鹿児島県の東氏は足利尊氏に仕えた薩摩伊集院の領主の伊集院忠国の子である久春が祖。
# 美濃国の戦国大名。下総国の東氏の一族。承久の乱の後に、胤行が美濃国郡上郡山田荘(岐阜県郡上市大和町)の地頭になったのが祖。子の行氏が下向して、室町時代には奉公衆として将軍に仕えた。天文年間に朝倉氏に敗れて没落。永禄2年(1559年)に、一族の遠藤氏によって滅ぼされた。なお、一族の遠藤氏の末裔が明治時代以降に東氏を称した。【出典】
# 富山県の東家
# 石川県の東家
# 兵庫県の東家
# 東から出た名字: 森戸
# 日本武尊が、碓氷峠で今は亡き愛妻の弟橘姫(おとたちばなひめ)に「吾妻(あがつま)よ、吾妻よ」と叫んだのに由来する。これによって碓氷峠より東を東国(東・吾妻)と呼んだ。
# 他にあずまの語源とされるのが安曇。朝間(あさつま・朝の方角)、明端(あけつま・夜明の始まり)。
# 東のルーツ
・ 桓武平氏の千葉氏流、下総国香取郡東荘をルーツとする。「とう」とも読む。【参考】
・ 清和源氏の佐竹氏流、常陸国久慈郡小里村東殿をルーツとする。「とう」とも読む。
・ 清和源氏の足利氏族、陸奥国志和郡犬吠森東をルーツとする。
他、藤原南家の伊東氏族、清和源氏善積氏族、桓武平氏の相馬氏族、日下部氏族、などにもみられる。
# 古代語で東のことを「ひむかし」と言った。これがつまって、「ひかし」→東、「ひむか」→日向、となった。
# 東(あずま)八郎(次男:東貴博)は東京都台東区浅草の出身。政治家の東(あずま)祥三は東京都新宿区の出身。女優の東(あずま)ちづるは広島県尾道市(因島)の出身。俳優の東幹久は東京都渋谷区の出身。プロサッカーの東(ひがし)慶悟は福岡県北九州市の出身。
# 東(あずま、ひがし): 全国1500人を調査したところ、「あずま」読みが51.6%、「ひがし」読みが48.4%。そして、東日本では「あずま」読みが優勢で、西日本では「ひがし」読みが優勢。なお、沖縄県では「あがり」と読む。【日本人のおなまえっ! 集英社インターナショナル NHK】
# 「東西南北」のつく名字。
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