島根県の名字の特徴
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★ 島根県の県名の由来 ・ 島根県特有の名字 ・ 島根県の難読地名・珍地名 ・ 島根県の地名集 ・ 島根県の戦国史

★ 島根県の名字の特徴

# 1位の「田中」、2位の「山本」は典型的な西日本系だが、3位には西日本では珍しい「佐々木」が、6位には「」がランクインしている。

# 島根県の名字の特徴は地域によってバラエティに富んでいること。

# 出雲大社の神官は古代から出雲国国造と呼ばれており、「北島家」「千家(せんげ)家」が交代で神職を務めていた。

・ 140527: 「千家」家と皇族との婚儀が内定詳細

# 出雲周辺には神様にちなんだ「神門(かんど・ごうど)」「神庭(かんば・かみにわ)」などの名字がみられる。

# 古代、出雲地方は製鉄のメッカで、鉄(古代は金と書いた)由来の名字も多い。「金築(かねつき)」「鐘築」「鐘推」など。

# 島根県の特徴的な名字: 勝部(かつべ)、錦織(にしこり、にしこおり)、森脇(もりわき)、江角(えすみ)、野津(のつ)、引野(ひきの)、福間(ふくま)【出典

# 島根県には「多」のつく名字が多い: 多賀、多久(たく)、多久田、多久野、多久和、多胡(たこ)、多田、多田野、多田納、多々野、多々納、多野、多納、多原、多代田(たよだ)など。【出典

# 島根県の珍名: 鑪(たたら)、辺(ほとり)、泙(なぎ)、目次(めつぎ)、花子(はなこ)、柳楽(なぎら)、朔晦(たちもり)、五十殿(むおか)、一天満谷(いてまだに)【出典

【島根県らしい名字】

# 島根らしい名字に「錦織」がある。読み方は本来「にしごり」「にしこおり」ですが、現在は「にしきおり」と読む家もあるそうです。

# 「石倉(いしくら)」「石飛(いしとび)」「曽田(そた)」「野津(のづ)」「江角(えすみ))」「門脇(かどわき)」「掛水(かけみず)」「昌子(あさこ)」「来海(くるみ)」「多々良(たたら)」「鉄(くろがね)」「鉄砲(てっぽう)」などは島根県らしい名字。

# 戦国時代には毛利家の支配下であったため、「出羽」「口羽」「周布」「益田(毛利家家老)」「三隅」など、島根の名家のルーツが多い。

【島根県らしい名字2】

# 柳楽(なぎら)、鉱(あらがね)、経種(いだね)、唐桶(からおけ)、鮫(さめ)、生和(にゅうわ)、樋ヶ(ひのけ)、卜蔵(ぼくら)、売豆紀(めずき)目次(もくじ)。【出典

・ 島根県特有の名字集

■ 島根県の特徴的名字: 勝部、野津、森脇、常松、石飛(いしとび)錦織吾郷(あごう)、引野、来海(きまち)多久和(たくわ)。【出典】  

■ 島根県の名字の特徴【出典
 
・ 鉄穴(かんな): 砂鉄を含んだ土砂から鉄を分離する「鉄穴流し」に由来する。
 
・ 神庭: 出雲市の名字。
 
・ 別火(べっか): 別火とは、「炊飯のために火を別にすること。または、その火、それを司る職人。」のことで、代々、出雲大社の神火を守っていた一族。
 
・ 目次(めつぎ): 全国の60%は島根県に見られ、その大部分は松江市に見られる。出雲国意宇郡津田郷目津木(島根県松江市)をルーツとする。
 
・ 重栖(おもす): 隠岐にみられる。隠岐国隠地郡重栖荘をルーツとする。宇多源氏佐々木氏庶流。鎌倉時代に重栖荘の地頭を務めた。
 
■ 島根県の地名の特徴【出典
  
# 島根県の特徴的な名字: 14位:森山、19位:勝部、22位:野津、23位:森脇、36位:門脇。48位:錦織、50位:石倉、55位:福間、56位:石飛(いしとび)、60位:曽田、68位:小村(おむら)、72位:土江、72位:梶谷(かじたに)、83位:坂(さか)、85位:吾郷(あごう)、90位:江角(えすみ)、96位:景山、97位:園山、99位:周藤柳楽(なぎら)、金築、藤江、多久和(たくわ)、寺戸、糸賀。

・ 勝部: 全国の6割は島根県にみられ、その大半は出雲地方にまとまって見られる。

・ 野津: 全国の6割は島根県にみられ、県内の6割以上は松江市に見られる。

・ 吾郷: 全国の四分の三は島根県にみられる島根県独特の名字。

・ 江角: 全国の7割近くは島根県にみられる。

・ 石飛(いしとび)・土江: 全国の6割以上は島根県にみられる。

・ 曽田・園山: 全国の過半数は島根県にみられる。

# 神門氏: 古代豪族で出雲国神門郡に由来する。現在も出雲市に神門の名字がみられ、「ごうど」とも読む。

# 出雲市には、神田、神庭(かんば)などの「神」族の名字がみられる。また、出雲市の旧大社町には別火という名字も見られる。別火とは「食事炊飯のための火を別にすること、またはその火、それをつかさどる職掌人のこと」と言われ、代々出雲大社の神火を守り続けた一族という。

# 鉱(あらがね): 出雲地方で盛んだった製鉄に関する名字。「鉱」とは、金属を取り出していない掘り出したままの鉱石のことで、出雲市にみられる。

# 田部(たなべ): 島根県雲南市吉田の菅谷たたらの田部家は日本一の山林王ともいわれ、明治時代以降も代々の当主は島根経済界の重鎮として活躍している。

# 益田(ますだ): 戦国時代の岩見国の戦国大名の名字。藤原北家の出というが不詳。平安時代の末期に国兼が石見国の国司として下向し、そのまま土着して御神本(みかもと・島根県浜田市)に住み、御神本氏を称した。源平の合戦では、兼高(兼恒)は源氏に属し、1184年に兼高は石見国の押領使に任ぜられ石見国美濃郡益田荘(島根県益田市)に転じて益田氏を称した。嫡流長州藩家老

# 目次(めつぎ)

# 重栖(おもす): 隠岐の名字。隠岐国隠地郡重栖荘(島根県隠岐郡隠岐の島町)をルーツとする。宇多源氏佐々木氏庶流で、鎌倉時代以降、代々重栖荘の地頭を務めた。室町時代には隠岐国の小守護代も務めた。


【順位は島根県内の順位】

■ 1位: 田中(たなか)

■ 2位: 山本(やまもと): 島根県内の「山本」の名字の詳細

■ 3位: 佐々木(ささき)

■ 4位: 藤原(ふじわら)

■ 5位: 高橋(たかはし): 島根県内の「高橋」の名字の詳細

■ 6位: 原(はら)

■ 7位: 伊藤(いとう)

■ 8位: 山根(やまね)

■ 9位: 渡部(わたべ)

■ 10位: 松本(まつもと)

■ 11位: 佐藤(さとう)

■ 12位: 山崎(やまざき)

■ 13位: 中村(なかむら)

■ 14位: 森山(もりやま)

■ 15位: 斉藤(さいとう)

■ 16位: 渡辺(わたなべ)

■ 17位: 福田(ふくだ)

■ 18位: 吉田(よしだ)

■ 19位: 勝部(かつべ)

■ 20位: 井上(いのうえ)


■ 尼子(あまご): 島根県内の「尼子」の名字の詳細

■ 有沢(ありさわ): 島根県内の「有沢」の名字の詳細

■ 絲原(いとはら): 島根県内の「絲原」の名字の詳細

■ 忌部(いんべ): 島根県内の「忌部」の名字の詳細

■ 馬田(うまだ、うまた、まだ、ばだ): 島根県の馬田家

■ 塩谷(えんや): 島根県内の「塩谷」の名字の詳細

■ 小笠原(おがさわら): 島根県内の「小笠原」の名字の詳細

■ 億岐(おき): 島根県の億岐家

■ 尾崎(おざき): 島根県内の「尾崎」の名字の詳細

■ 乙部(おとべ): 島根県の乙部(おとべ)家

■ 小野(おの): 島根県内の「小野」の名字の詳細

■ 勝部(かつべ): 島根県内の「勝部」の名字の詳細

■ 金子(かねこ): 島根県内の「金子」の名字の詳細

■ 亀井(かめい): 島根県内の「亀井」の名字の詳細

■ 神門(かんど): 島根県内の「神門」の名字の詳細

■ 木佐(きさ): 島根県の木佐(きさ)家

■ 北島(きたじま): 島根県内の「北島」の名字の詳細

■ 古志(こし): 島根県内の「古志」の名字の詳細

■ 木幡(こわた): 島根県内の「木幡」の名字の詳細

■ 桜井(さくらい): 島根県内の「桜井」の名字の詳細

■ 周布(すふ): 島根県の周布家  

■ 澄川(すみかわ): 島根県内の「澄川」の名字の詳細

■ 千家(せんげ): 島根県内の「千家」の名字の詳細

■ 竹下(たけした): 島根県内の「竹下」の名字の詳細

■ 富田(とみた): 島根県内の「富田」の名字の詳細

■ 田部(たなべ): 島根県の田部家

■ 堀(ほり): 島根県内の「堀」の名字の詳細

■ 益田(ますだ): 島根県内の「益田」の名字の詳細

■ 増野(ますの): 島根県内の「増野」の名字の詳細

■ 松平(まつだいら): 島根県内の「松平」の名字の詳細

■ 三谷(みたに): 島根県内の「三谷」の名字の詳細

■ 村上(むらかみ): 島根県内の「村上」の名字の詳細

■ 森(もり): 島根県の森家

■ 吉見(よしみ): 島根県内の「吉見」の名字の詳細


■ 島根県の地名をルーツとする名字

■ 中国地方の名字の特徴

■ 島根県の名字の読みの特徴

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