都道府県毎の名字の読みの特徴
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu 都道府県毎の名字の特徴
名字の読み方は難しい〜  
スポンサーリンク
スポンサーリンク

【青森県】

■ 相内: 青森県の東部では「あいない」読みが主流だが、青森県の西部では「あいうち」読みが主流。

■ 熊谷: 青森県弘前市の熊谷は「くまたに」と読み、福岡県では「くまがえ」と読む。

■ 小山: 全国的には「こやま」読みが主流(約87%)だが、青森県では「おやま」読みが多い。

■ 渋谷: 全国的には「しぶや」読みが主流だが、青森県では「しぶたに」読みが主流。

■ 古川: 全国的には「ふるかわ」読みが主流(99%以上)だが、青森県では「こがわ」と読む。

■ 米田: 全国的には「よねだ」読みが主流だが、青森県では「まいた」と読む。

【岩手県】

■ 安倍(あべ): 岩手県や秋田県では「あんばい」読み。

■ 小原: 「おはら(おばら)」と「こはら(こばら)」読みがあるが、岩手県ではほとんどが「おはら(おばら)」読み。

■ 金野: 岩手県では約3/4が「こんの」読みで、約1/4が「きんの」読み。

■ 千田: 西日本では「せんだ」よみが主流だが、岩手県ではほとんどが「ちだ」読み。

■ 日当: 岩手県と熊本県の名字で岩手県では「ひなた」読みだが、熊本県では「ひあて」読み。

【宮城県】

■ 秋保: 名字のルーツ地の宮城県では「あきう」と読むが、山形県では「あきほ」と読む。

■ 小山: 全国的には「こやま」読みが主流(約87%)だが、宮城県では「おやま(約87%)」と読む。その他、青森県、福岡県、熊本県でも「おやま」読みが多い。

【秋田県】

■ 安倍(あべ): 岩手県や秋田県では「あんばい」読み。

【山形県】

■ 秋保: 名字のルーツ地の宮城県では「あきう」と読むが、山形県では「あきほ」と読む。

■ 小関: 山形県ではほとんどが「こせき」読みだが、関東地方南部では約2割が「おぜき」読み。西日本では「こせき」「おぜき」読みが半々。

■ 今田(いまだ): 山形県では「こんた」読み。

■ 孫田: 山形県長井市では「そんた」読み。

■ 東海林: 名字のルーツ地の山形県では「とうかいりん」読みが主流だが、全国的には「しょうじ」読みが一般的。

■ 白田: 白田は山形県と茨城県に多い名字だが、山形県では「しらた」と読むが、茨城県では「はくた」と読む。

■ 森谷: 全国的には「もりや」読みがほとんどで、山形県でも「もりや」読み。

【福島県】

■ 菅野: 全国的には一般的には「かんの(約3/4)」と読むが、福島県内では9割以上が「かんの」読みだが、安達郡では「すがの」と読み、また「すげの」という読みもある。

■ 国分: 全国的には「こくぶ」読みが主流だが、福島県ではほとんどが「こくぶん」読み。

【茨城県】

■ 小島: 全国的には「こじま」読みが主流だが、茨城県では半数近くが「おじま」と読み。

■ 小沼: 東京都では「こぬま」読みが多いが、茨城県ではほとんどが「おぬま」と読む。

■ 飛田: 愛知県では「ひだ」読みが主流だが、茨城県ではほとんどが「とびた」読み。

■ 白田: 白田は山形県と茨城県に多い名字だが、山形県では「しらた」と読むが、茨城県では「はくた」と読む。

【栃木県】

■ 五月女・早乙女: 一般的には「さおとめ」読みだが、栃木県では大半が「そうとめ」読み。

【群馬県】

■ 遠田: 「えんた」「えんだ」「おんだ」「とおだ」読みがあるが、群馬県甘楽町の遠田家は「おんだ」読み。

■ 清村(きよむら): 群馬県東部では「しむら」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ 茂木: 全国的には「もぎ」「もてぎ」読みが多く、「もぎ」読みが優勢。秋田県や関東北部では「もてぎ」と読むことが多いが、群馬県では「もてぎ」「もぎ」読みがほぼ半々といわれる。

【千葉県】

■ 及川: 一般的には「おいかわ」読みだが、千葉県では「およかわ」と読むこともある。

■ 錦織: 千葉県では「にしきおり」と読むが、島根県では「にしこおり」と読むことが多い。というよりも、島根県では一般に「にしこおり」読みが多いが、全国的には「にしきおり」読みが普通。

【東京都】

■ 河辺(かわべ): 東京都多摩地区では「かべ」読み、愛知県三河地方では「こうべ」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ 茨田: 大阪では「まんだ」読みだが、東京では「ばらた」と読む。

【神奈川県】

■ 石渡: 「いしわた」と「いしわたり」読みがある。

【新潟県】

■ 五十嵐: 全国的には「いがらし」読みが主流だが、新潟県では「いからし」読みも多い。

■ 上村: 上村は新潟県と熊本県にに多い名字だが、新潟県では「かみむら」読みだが熊本県では「うえむら」読み。

■ 大平: 全国的には「おおひら」読みだが、新潟県では大半が「おおだ(た)いら」読み。

■ 小柳: 全国的には「こやなぎ」読みだが、新潟県では「おやなぎ」と読むことも多い。また福井県と秋田県の一部にも「おやなぎ」読みが見られる。

■ 坂上: 全国的には「さかがみ」読みが主流だが、新潟県と鹿児島県では「さかうえ」読みが主流。

■ 西川: 普通は「にしかわ」読みだが新潟県では「さいかわ」と読むことがある。

■ 渡部: 全国的には「わたなべ」読みだが、新潟県では「わたべ」と読むことが多い。

【富山県】

■ 佐伯: 全国的には「さえき」読みが優勢。佐伯姓の多い愛媛県では「さいき」読みが優勢で、富山県ではほとんどが「さえき」読み。

■ 土肥: 全国的には「どひ」読みが主流だが、富山県では「どい」読みが多い。

■ 中島: 一般的には西日本では「なかしま」読みが、東日本では「なかじま」読みが主流だが、富山県では「なかしま」も「なかじま」も多い。

■ 中田: 全国的には「なかだ」と濁ることが多いが、石川県や富山県では「なかた」と濁らない方が優勢。

■ 堀田: 全国的には「ほった」読みが主流だが、富山県や石川県ではほとんどが「ほりた」読み。

■ 孫田: 富山県氷見市では「まごた」読み。

【石川県】

■ 谷内: 全国的には「たにうち」読みが主流だが、石川県の特に能登地方では「やち」読みが多い。

■ 中田: 全国的には「なかだ」と濁ることが多いが、石川県や富山県では「なかた」と濁らない方が優勢。

■ : 全国的には「ひがし」よみがやや優勢といった感じだが、石川県内ではほとんどが「ひがし」読み。

■ 堀田: 全国的には「ほった」読みが主流だが、富山県や石川県ではほとんどが「ほりた」読み。

【福井県】

■ 松田: 全国的に「まつだ」と読むのが一般的だが、福井県では「まった」と読むこともある。

【長野県】

■ 小口: 関東地方北部では一般的に「こぐち」読みだが、長野県では「おぐち」読み。

■ 小田切(おだぎり): 長野県伊那地方では「こたぎり」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【山梨県】

■ 藤原: 全国的に「ふじわら」と読むのが一般的だが、山梨県では一般には「ふじはら」と読む。「梶原」は「かじはら」、「荻原」は「はぎはら」と読む。

■ 長田: 「ながた」「おさだ」読みがあるが、山梨県ではほとんどが「おさだ」読み。

■ 河西: 山梨県では一般的に「かさい」読みが多いが、市川三郷付近では「かわにし」読みが主流。

■ 土橋: 山梨県では一般的に「どばし」読みが多いが、約1割は「つちはし」読み。

■ 金丸: 山梨県では一般的に「かねまる」読みが多いが、約2割は「かなまる」読み。

■ 三枝: 「さえぐさ」「さいぐさ」読みがあり、「さいぐさ」読みが優勢。

■ 谷内: 山梨県都留市付近では「やない」読みが主流。

【岐阜県】

■ 河村(かわむら): 岐阜県東部では「こうむら」読み。

【静岡県】

■ 池谷: 静岡県の中央部では「いけがや」読みだが、西部では「いけや」と読む。ちなみに関西では「いけたに」が主流である。

【愛知県】

■ 河辺(かわべ): 東京都多摩地区では「かべ」読み、愛知県三河地方では「こうべ」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ 飛田: 愛知県では「ひだ」読みが主流だが、茨城県ではほとんどが「とびた」読み。

■ 坂(さか): 岐阜県・愛知県では「ばん」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【滋賀県】

■ 上西(うえしに): 滋賀県では「じょうにし」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ 馬場(ばば): 滋賀県・京都府では「ばんば」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【京都府】

■ 下野(しもの): 京都府北部では「かばた」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ 馬場(ばば): 滋賀県・京都府では「ばんば」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【大阪府】

■ 生野(いくの): 大分県では「しょうの」読み。

■ 茨田: 大阪では「まんだ」読みだが、東京では「ばらた」と読む。

■ 孫田: 大阪府では「まごた」読み。

【奈良県】

■ : 奈良県の北部では大阪府と同じ「あずま」読みが多いが、南部では「ひがし」読みが多い。

■ 米田: 全国的にはほとんどが「よねだ」読みだが奈良県の中南部では「こめだ」と読む。

【和歌山県】

■ 玉置: 和歌山県では「たまき」読みが主流だが、他の県では「たまおき」と読むところも多い。

【鳥取県】

■ 盛山(もりやま): 鳥取県では「せいやま」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【島根県】

■ 錦織: 読み方は本来「にしごり」「にしこおり」ですが、現在は「にしきおり」と読む家もあるそうです。千葉県では「にしきおり」と読むが、島根県では「にしこおり」と読むことが多い。というよりも、島根県では一般に「にしこおり」読みが多いが、全国的には「にしきおり」読みが普通。

【岡山県】

■ 相賀(あいが): 岡山県では「おうが」読み。

■ 森谷: 東日本の名字で、ほとんどが「もりや」読みだが、岡山県をはじめとした西日本では「もりたに」と読む。

【広島県】

■ 門田: 広島県福山市周辺では「もんでん」と読む。

■ 河野: 広島県では「こうの」読みが主流。

■ 高畑(たかはた): 広島県では「こうはた」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【山口県】

■ 河野: 山口県では「かわの」読みが主流。

■ 中島: 全国的には「なかじま」読みが主流だが、九州地方や山口県では「なかしま」と濁らないことも多い。

【徳島県】

■ 新居: 全国的には「あらい」と読むが、徳島県では「にい」と読む。

■ 河野: 徳島県では「かわの」読みが主流。

【香川県】

■ 合田: 香川県から愛媛県にかけてみられる名字で、一般的には「あいだ」と読まれるが香川では「ごうだ」と読まれる。

■ 氏家(うじいえ): 香川県では「うじけ」読み。

■ 三井(みい): 香川県西部の読み。普通は「みつい」ですかねぇ。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【愛媛県】

■ 河野: 愛媛県では「こうの」読みが主流。

■ 佐伯: 全国的には「さえき」読みが優勢。佐伯姓の多い愛媛県では「さいき」読みが優勢で、富山県ではほとんどが「さえき」読み。愛媛県内では、集中して分布する西条市では「さいき」と読み、他の地域では「さえき」と「さいき」が半々。

【高知県】

■ 上田: 比較的西日本に多い名字で、「うえだ」読みが主流で、「うえた」読みもみられるが、高知県では「うえた」読みが主流。

■ 小島: 全国的には「こじま」読みが主流だが、高知県では「おじま」読みの方が多い。

■ 西原: 普通は「にしはら」と読むが、高知では「さいばら」と読む。

【福岡県】

■ : 熊本県では「りゅう」と読み、福岡県では「かさ」と読むことが多い。

■ 熊谷: 青森県弘前市の熊谷は「くまたに」と読み、福岡県では「くまがえ」と読む。

■ 小山: 全国的には「こやま」読みが主流(約87%)だが、福岡県では「おやま」読みが多い。

■ 藤: 全国的には「ふじ」読みが多いが、福岡県内では「とう」読みが圧倒的に多い。

■ 中島: 「なかしま」「なかじま」読みに分かれる。

■ 福岡県では「京都」を「みやこ」、「白水」を「しろうず」と読む。

【佐賀県】

■ 長野(ながの): 佐賀県東部では「ちょうの」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【長崎県】

■ 

【熊本県】

■ : 全国的には「ひがし」よみがやや優勢といった感じだが、熊本県南部から鹿児島県では「ひがし」読みが圧倒的に優勢。

■ 小山: 全国的には「こやま」読みが主流(約87%)だが、熊本県では「おやま」読みが多い。

■ 上村: 上村は新潟県と熊本県にに多い名字だが、新潟県では「かみむら」読みだが熊本県では「うえむら」読み。

■ 日当: 岩手県と熊本県の名字で岩手県では「ひなた」読みだが、熊本県では「ひあて」読み。

■ : 熊本県では「りゅう」と読み、福岡県では「かさ」と読むことが多い。

【大分県】

■ 江田(えだ): 大分県では「こうだ」読み。

■ 河野: 大分県では「かわの」読みが主流。

■ 古屋(ふるや): 大分県では「こや」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ 秦(はた): 大分県では「しん」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

【宮崎県】

■ 黒木: 読み方は「くろき」と「くろぎ」がある。

■ 河野: 宮崎県では「かわの」読みが主流。

【鹿児島県】

■ 坂上: 全国的には「さかがみ」読みが主流だが、新潟県と鹿児島県では「さかうえ」読みが主流。

■ : 全国的には「ひがし」読みがやや優勢といった感じだが、熊本県南部から鹿児島県では「ひがし」読みが圧倒的に優勢。

■ 清水(しみず): 鹿児島県では「きよみず」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

■ 中(なか): 鹿児島県南西諸島では「あたり」読み。【名字でわかるあなたのルーツ 森岡浩 小学館】

統計表示