「佐々木」の名字の由来
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■ 佐々木(ささき)

【2022/08/26:改編】

# 鎌倉殿の13人と名字

# 14位【第一生命ランキング

# 13位【出典

# 第13位 約71万人【明治安田生命ランキング2008

# 第13位 約70万人【明治安田生命ランキング2013

# 第13位 約70万人【明治安田生命ランキング2018

# 第13位 全国約68万人【道産子のルーツ事典 岸本良信 中西出版】

# 13位【出典

# 全国順位:14位【出典

# 全国順位(森岡浩ランキング): 13位
・ 全国密度順位(森岡浩ランキング): 岩手県 > 秋田県 > 宮城県
・ 全国人口順位(森岡浩ランキング): 北海道 > 岩手県 > 宮城県

# 漢字三文字苗字ランキング: 1位

# 代表家紋

# 宇多源氏などにみられる。

# 佐々木氏は近江源氏と称しているが、実際は近江国土着の狭々山氏の後裔といわれる。

# 佐々木氏は一時は全国で17カ国の守護を努めた。

# 陸奥国水沢の佐々木氏も一族。1357年に佐々木直綱が奥州に下向し、その子の繁綱が水沢城を本拠地として水沢佐々木氏の祖になり葛西氏に仕えた。

# 東北地方北部に多く、秋田県や岩手県では4%以上、宮城県で3%、青森県で2%を占める。他に、山陰地方にも多い。

# 御陵(みささぎ)の意味。近江国蒲生郡佐々木荘(滋賀県蒲生郡安土町・古くは篠筍郷)をルーツとする地名姓

# 「ササキ」は「酒(ささ)」+「器(き)」のことで、かつては酒器を製造していた場所ともいわれる。

# 佐々木の佐々は小さいこと。「ささいな事」の語源はこれか?

# 古代の部民雀部(ささべ)氏の居住地説もある。

# 佐々木氏: 滋賀県を代表する名字。二流あり、一つは古代よりこの地に住んで沙沙貴神社の神主を務めていた狭々貴山氏(佐々木神主家)、もう一つは平安時代後期に近江国に移り住んだ宇多源氏の佐々木家。

# 宇多天皇皇子の末裔宇多源氏は「公家源氏」と「武家源氏」に分かれ、武家源氏は京に近い「佐々木」の地に本拠をおいて佐々木を名乗った。この一族は近江の守護を勤め近江を支配した他、庶流も全国に拡がった。特に中国地方、東北地方に多く、とりわけ北東北に多い。秋田県雄勝郡成瀬村では人口の1/4が佐々木という名字とのことである。

# 岩手県:2位、北海道・青森県・秋田県・島根県:3位、宮城県:4位、〜山形県:29位など。

# 佐々木氏からは武家の名族の「京極」「六角」「朽木」が出ている。また、「京極」からは「尼子」「黒田」が出ている。

# 佐々木から派生した名字には「亀井」「木村」「西尾」「植田」「」「奥谷」「芦谷」「川島」「三井」「土橋」「大沢」「建部」「」「高島」「堀部」などがある。

# 佐々木氏が出た近江国の地名をルーツとする名字として他に、「鏡氏」「馬淵氏」「青地氏」「佐保氏」「伊佐氏」「山中氏」「万木氏」「葛岡氏」「高島氏」「田中氏」「鯰江(なまずえ)氏」「伊庭氏」などがある。

# 岩手県の佐々木家

# 新潟県の佐々木家

# 富山県の佐々木家

# 石川県の佐々木家

# 長野県の佐々木家

# 静岡県の佐々木家

# 兵庫県の佐々木家

# 広島県の佐々木家

# 山口県の佐々木家

# 女優の佐々木すみ江は東京都の出身。プロ野球の佐々木信也は神奈川県の出身。プロレスラーの佐々木健介は福岡県福岡市の出身。タレントの佐々木希は秋田県秋田市の出身。

【東北地方の苗字おもしろこぼれ話】鈴木常夫著 本の森 より

# 戦国時代に、葛西氏の家臣で岩手県一関市の舞草(まいくさ)城主や水沢城主に佐々木氏がいた。

【新編日本姓氏辞典】千葉琢穂編著 展望社 より

# 古大姓

# 近江国蒲生郡笹笥(ささけ)郷が本拠で、この地に沙々貴神社あり、一族の氏神。

# ササキは陵の事で、市辺押磐皇子の陵守からこの名がおこったという。

■ 佐々木【出典

# 滋賀県安土町の沙沙貴(ささき)神社は近江源氏の佐々木氏一族の祖神を祀る。全国佐々木会の本部もこの神社におかれている。 祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大彦命仁徳天皇宇多天皇、敦実(あつざね)親王の五柱。

・ 大彦命: 古代安倍氏の祖。

・ 宇多天皇・敦実親王: 宇多源氏の祖。

# この地方には阿倍一族の狭々城山君(ささきやまぎみ)が古くから栄えていたが、後世に宇多天皇後裔の源成頼が近江国蒲生郡に下向し、その孫の経方(つねかた)が佐々木氏を称し、古代豪族を吸収同化した。

# 経方以降に二系統に分かれる。

(1) 経方の子の行定は佐々木神社の神主となって継承した。

(2) 経方の孫の秀義は源頼朝の旗揚げに応じて、定綱らの子供と共に従った。鎌倉幕府成立後、諸国の守護を務めた。南北朝以降は六角氏京極氏に分かれるが、六角氏は信長に敗れて滅亡。京極氏は江戸時代丸亀藩多度津藩主を務めて明治に至る。

【苗字の謎が面白いほどわかる本 丹羽基二】より

# 関連姓氏: 佐々城、佐々貴、佐崎、作々木、沙々木、笹城、篠木。

# 「木」のつく名字

■ 「佐々木」の地名

■ コラム: 「佐々木」駅 

# 佐々木の「ササキ」は、古代の「雀部(ささきべ)」という御名代部を語源とするという。御名代部は古代の天皇の皇后や皇子などの名を付した私有の部のことで、仁徳天皇の名である大鷦鷯(おおさざき)を付したのが雀部である。この「ササキ」を語源とした地名ができて、各地に佐々木氏がおこったが、なかでも有名なのが近江国の佐々木氏で宇多源氏の出という。【名字の謎学 博学こだわり倶楽部編 KAWADE夢文庫】

# 佐々木氏から、「六角」「京極」が出、六角から「梅戸」「川島」「朽木」「栗本」「島村」「高井」「藤島」「堀部」「森川」「山内」などが出た。京極からは「尼子」「岡田」「甲良(こうら)」「宍道(しんじ)」「高橋」「浜崎」「松下」「松田」「溝口」「余吾(よご)」などが出た。【名字の謎学 博学こだわり倶楽部編 KAWADE夢文庫】 

# 「佐」のつく名字

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