「成田」の名字の由来 | |
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■ 成田(なりた)
【2022/12/20:改編】
# 179位
# 169位【知っておきたい家紋と名字 別冊宝島】
# 代表家紋
# 青森県の津軽地方から秋田県にかけて多く見られる。
# 青森県の成田は県内の地名に由来し、「成田」とは「平田(ならた)」で、「平坦な土地」の意味。【出典】
# 出羽国鹿角郡の国人。武蔵国の成田氏の一族が1189年の奥州合戦後に鹿角の地頭になって入部し、大里(秋田県鹿角市八幡平)に住んだのが祖。南北朝時代には南部氏に従って南朝に属した。室町時代には南部氏の支配のもとで、国人層が直接南部氏の支配下になり、鹿角郡領主としての地位は失ったが、国人として戦国時代まで続き、大里氏とも称した。【出典】
# 主なルーツ地
・ 武蔵国幡羅郡成田(埼玉県熊谷市)をルーツとする。
・ 陸奥の成田氏は陸奥国伊達郡成田をルーツとする。
・ 下総の成田氏は下総国印旛郡成田(千葉県成田市)をルーツとする。
# 武蔵の成田氏は武蔵国幡羅郡成田(埼玉県熊谷市)をルーツとし、藤原北家の末裔と言われるが詳細は不明。戦国時代には成田親泰が忍城を本拠とし、上杉氏に従った。江戸時代には下野国烏山3万7千石を領したが、跡継ぎがなく1623年に断絶した。一族には「別府氏」「奈良氏」「玉井氏」「箱田氏」などがいる。
※ 昨日テレビで「のぼうの城(映画)」が放送されていましたが、舞台となったのがまさに「忍城(埼玉県行田市)」で、主人公となったのが成田長親。このとき、石田三成が行った戦法が、日本三大水攻めのひとつと言われています。日本三大水攻めとは高松城(岡山県)、太田城(和歌山県)、忍城(埼玉県)。
# 成田家(なりたけ): 家紋「月に三つ引両紋」
・ 武蔵国埼玉郡忍(埼玉県行田市)を本拠地とした。
・ 藤原北家師輔流。室町時代には山内上杉氏に従い、その後相模国の北条氏に従った。小田原の陣で北条氏が滅亡した後に没落したが、秀吉に取り立てられ、関ヶ原の戦いでは東軍に属したが、その後改易。【戦国大名「御家」系譜事典 宝島社 監修:森岡浩】
# 忍城の成田氏は、騎西郡成田郷(熊谷市)を本貫地とする、武蔵武士の成田氏の後裔。【小さな城下町 安西水丸 文藝春秋社】
# 出羽国鹿角(秋田県)の成田氏は同族で鎌倉時代の初期に鹿角の地頭として入部した。
# 陸奥の成田氏は陸奥国伊達郡成田(福島県)をルーツとする。
# 下総の成田氏は下総国印旛郡成田(千葉県成田市)をルーツとする。
# 埼玉県の成田家
# 俳優の成田三樹夫は山形県酒田市の出身。
# 「成田」の地名
# 国衆(国人)
# 「田」のつく名字。
# 「成」のつく名字。
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