■　成田（なりた）

＃　各地に成田という地名があるが由来は様々。栃木県南河内町の成田は、ならされた平坦地の意味。千葉県成田市成田は「雷がなるから」。また群馬、茨城、福島の成田は、すべて新田の意味。【東京２３区の地名の由来　金子勤　幻冬舎】

■　成田（なりた）：　栃木県下野市成田。地名の由来は、上三川(かみのかわ)城主であった成田左馬助の生地であったことによると伝えられる。【出典】

■　成田（なりた）：　栃木県矢板市成田。内川と江川の間の塩那丘陵に形成された鋏状の２つの沖積平地に位置する。地名は、新たに開拓して耕地になったことから名付けられたという。【出典】

■　成田（なりた）：　千葉県成田市
・　地名の由来は、昔から雷鳴が多いので鳴田(なるた)と称したとも、稲の実りが良いので熟田(なりた)となったともいう。成田山新勝寺がある。【出典】　
・　成田駅（なりたえき）：　千葉県成田市花崎町。JR東日本・成田線。ナリはナル（実がなるの意味）と同じで、秋になったら豊かな稲田の実りがありますようにとの願望地名。【出典】
・　成田空港駅（なりたくうこうえき）：　千葉県成田市三里塚御料牧場。JR東日本・成田線。
・　成田（なりた）：　千葉県成田市。「平坦地」のこと。ナリには「平ら」の意味がある。タは場所を示す接尾語。【出典】

■　成田郷（なりたのごう）：　鎌倉時代から武蔵国埼西(きさい)郡にみられた郷名。

＃　「成田」の名字の由来