「阿蘇※」の名字の由来 | |
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■ 阿蘇品(あそしな)
【2021/12/10:新載】
# 肥後国阿蘇郡阿蘇品郷(熊本県阿蘇郡一の宮町)をルーツとする。【出典】
# 現在も、熊本県阿蘇郡一の宮町と山鹿市にまとまってみられる。【出典】
■ 阿蘇谷(あそたに)
【2021/12/10:新載】
# 鹿児島県大口市の名字。島津忠時の六男の久時が阿蘇谷氏を称した。代々島津氏に仕えた。【出典】
# 「谷」のつく名字。
■ 阿蘇沼(あそぬま)
【2023/02/21:改編】
# 阿曽沼・阿曾沼にも通用する。
# 阿蘇沼氏: 下野国阿蘇郡の武士の阿蘇沼氏の庶流。「阿曽沼」とも書く。藤原北家秀郷流で、足利有綱の子の広綱が鎌倉幕府の御家人となり、佐野荘阿蘇沼(栃木県佐野市)の地頭をつとめて阿蘇沼氏を称した。遠野阿蘇沼氏はその庶流で、文治5年(1189年)に広綱が源頼朝の奥州征討に功をあげ、陸奥国上閉伊郡遠野郷を与えられたのが祖。子の親綱の頃に遠野に転じたとみられる。南北朝時代には北畠氏に従って南朝に属した。天正18年(1590年)に南部氏の家臣になったが、慶長5年(1600年)に広長のときに内訌によって没落した。【出典】
# 栃木県の阿蘇沼家
# 下野国阿蘇郡佐野荘阿蘇沼(栃木県佐野市浅沼町)をルーツとする。藤原北家秀郷流。足利有綱の子の広綱が阿蘇沼氏を称し、鎌倉幕府の御家人になった。一族に(岩手県の)遠野阿蘇沼氏と(広島県の)安芸阿蘇沼氏がある。なお、現在では阿曽沼と書くことが多い。【出典】
# 遠野阿蘇沼氏: 1185年に足利広綱が遠野を領したのが祖。南北朝時代には南朝に属し、のちに南部氏に転じたが、1600年に内訌によって没落した。【出典】
# 安芸阿蘇沼氏: 承久の乱ののちに、安芸国安芸郡世能荒山荘(広島市安芸区)の新補地頭になった阿蘇沼親綱を祖とする。室町時代には大内氏に従った。江戸時代には長州藩士。【出典】
# 「沼」のつく名字。
【2021/12/10:新載】
# 阿蘇沼からの転字で、広島県・山口県・岩手県などにみられる。【出典】
# 「沼」のつく名字。
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