「匂坂・向坂」の名字の由来 | |
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■ 匂坂(さぎさか、こうさか)
【2014/07/20:新載】
# 全国の半数以上は静岡県にみられ磐田市から御前崎市にかけて多くみられる。
# 静岡県西部の名字で「さぎさか」読みが一般的。
# 遠江国磐田郡匂坂村(静岡県磐田市匂坂)をルーツとする。
# 匂坂(さぎさか): 静岡県磐田市匂坂。勾坂・鷺坂とも書く。戦国期には、当地は匂坂氏の知行するところとなっていた。すなわち、大永8年3月28日、匂坂六郎五郎長能が今川氏輝から匂坂上村・同中村・同関名牛牧村などを安堵され、天文16年には匂坂郷が今川義元から同じく長能に安堵された。さらに当地は長能から三男の吉政に譲られ、永禄9年、今川氏真から吉政に「匂坂拾ケ村」以下が安堵された(同前)。その後、永禄11年末、徳川家康が当国に侵入して今川氏真を追った際、吉政は家康に属して当地を安堵されるが、戦国期には当地は郷と呼ばれ、それが上村・中村・関名・牛牧など10か村に分かれていたこともわかる。匂坂長能・吉政は、当地内匂坂城に拠っていた。【出典】
# 「坂・阪」のつく名字。
■ 向坂(さきさか)
【2022/11/22:改編】
# 東海地方の名字で、匂坂と同祖か。愛知県豊橋市と静岡県沼津市に多く見られる。【出典】
# 向坂(さきさか): 遠江国磐田郡の国人。寛政譜では、清和源氏の庶流に収められているが、藤原姓の井伊氏の一族ともいう。遠江国磐田郡匂坂村(静岡県磐田市)発祥で、「匂坂」とも書く。代々、今川氏に仕え、1568年に長政のときに徳川家康に仕えた。政定は綱吉に仕えて館林藩士となり、1680年に綱吉の将軍就任に際して、旗本になった。【出典】
# 国衆
# 岐阜県の向坂家
# 「坂・阪」のつく名字。
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