「銀杏」の家紋の解説 | |
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■ 「銀杏」の家紋の解説: 「銀杏」の家紋図
# イチョウは孫の代に結実することから「公孫樹(こうそんじゅ)」とも呼ばれる。また、葉が鴨の脚に似ているので「鴨脚樹」とも書く。公家の飛鳥井家では、当主が「十六銀杏」、その嫡子は「十二銀杏」、嫡子以外の子どもは「六つ銀杏」、その他の家族は「八つ銀杏」を使用し、家臣には「三つ銀杏」を与えた。武家では木曽義仲の子孫を称し、武蔵国の守護代を務めた大石氏が文献上では初見といわれる。【出典】
・ 銀杏は長寿と子孫繁栄の象徴。【見て楽しい読んで学べる家紋のすべて PHP研究所】
・ 銀杏(いちょう)の木も神木。紋の形は一葉から十六葉までで、三銀杏紋が多い。【出典】
・ 藤原氏流の小島家、森家、平岡家、藤野家、竹村家、坪内家。【出典】
# 銀杏は生命力を持つ樹木で、家が末永く存続するように願いを込めて家紋のモチーフに好まれる植物。扇状の葉は、図案化しやすく、様々なバリエーションが考案された。木曽義仲の子孫という大石氏をはじめとした武家や、藤原氏系の公家などの家紋として多く見られる。【出典】
・ 一つ銀杏巴紋、三つ組み重ね銀杏紋、丸に重ね銀杏紋、六角三ツ割り銀杏紋、剣三つ銀杏紋、抱き銀杏紋。
# 銀杏紋(いちょう)紋: 中国から伝来したイチョウは、巨大に育つことから神社などに植えられ、神木とされてきた。長寿や子孫繁栄のシンボルとして紋に使用される。【出典】
# 池田家、榎本家、楠木家、林家、徳川家、橋本家、松平家、藤田家、横田家、豊田家、竹村家、森本家、大石家、野村家、小島家、内田家、上野家、熊田家、平岡家、川越家、脇田家、石橋家、大川家、大熊家、荻野家、杉原家、岡家、田代家、岸家、金井家、亀田家、明石家、飯塚家、岩田家、西本家、野本家、松元家、水島家、村松家、坂田家、浜口家、立石家、山中家、大森家、勝田家、川原家、菅谷家、角谷家、長谷部家、中村勘三郎などに見られる。
【家紋の図柄】