「梶」の家紋 | |
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# 梶紋(かじもん): 中国の牽牛(けんぎゅう)と織り姫の天の川伝説は、日本人に星へのロマンを抱かせる。七夕にちなんだ家紋が梶紋であり、信州の諏訪大社の神紋でもある。梶はクワ科の落葉高木で、山野に自生する。皮は白和弊(しらにぎて)として神事に欠かせず、葉を神前に供える食器となった。奈良時代の昔から、婦女子は七夕が近づくと梶の葉を摘み、これに詩歌や願い事を書いた。松浦家、諏訪家、秋山家、保科家、梶田家、掘川家、土橋家、原田家、神家、上原家、江原家、中西家、中沢家、小野家、山本家、池原家などに見られる。【出典】
■ 梶紋(諏訪梶紋)
# 梶は諏訪の神の神紋。安部氏の丸に梶の葉紋、諏訪家の丸に諏訪梶紋、松浦家の平戸梶の葉紋。【日本人なら知っておきたい 家紋と名家のいわれ 大野敏明 実業之日本社】
# 明神梶紋(みょうじんかじもん): 長野県諏訪市の諏訪大社下社の神紋。三枚の葉と五本の根を持つ梶の木を一本立たせた紋様。【出典】
梶紋 | |
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大村梶紋 |
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割り平戸梶紋 |
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変わり枝梶紋 |
■ 梶の葉紋: 佐野家
# 安部梶の葉紋: 安部家
# 安部梶の葉紋(あべかじのはもん): 武蔵国岡部藩の安部家の家紋。葉の中心部分を独特の形状にした梶の葉を、丸で囲った紋様。【出典】
# 四本根梶の葉紋(よんほんねかじのはもん): 諏訪大社(長野県)
梶の葉紋 | |
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安部梶の葉紋 |
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鬼梶の葉紋(おにかじのはもん): 立ち梶紋の葉の輪郭を、ノコギリのように尖らせた紋様。【出典】 |
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三つ盛り梶の葉紋(みつもりかじのはもん): 三枚の梶の葉を、山のように積み上げて描いた紋様。【出典】 ※三つ盛りの意味 |
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割り梶の葉紋(わりかじのはもん): 梶の葉を半分に割り、割り面を外に向けて抱くように描いた紋様。【出典】 |
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割り鬼梶の葉紋 |
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外割り梶の葉紋(そとわりかじのはもん): 縦半分に割った梶の葉を、割り面を内側にして抱くように描いた紋様。【出典】 |
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三つ割り梶の葉紋(みつわりかじのはもん): 割った梶の葉を、割り面を外にして円形に描いた紋様。【出典】 |
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三つ割り鬼梶の葉紋(みつわりおにかじのはもん): 半分に割った「鬼立ち梶の葉」を、割り面を外に出して円形に描いた紋様。【出典】 |
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入れ違い梶の葉紋(いれちがいかじのはもん): 二枚の梶の葉を、上下入れ違いに配して描いた紋様。【出典】 |
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割り違い梶の葉紋(わりちがいかじのはもん): 縦半分に割った梶の葉を、割り面を下にして互い違いに描いた紋様。【出典】 |
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違い梶の葉紋(ちがいかじのはもん): 二枚の梶の葉を、互い違いに配して描いた紋様。【出典】 |
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外割り鬼梶の葉紋(そとわりおにかじのはもん): 縦半分に割った「鬼梶の葉」を、割り面を内側にして抱くように描いた紋様。【出典】 |
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三つ梶の葉紋(みつかじのはもん): 横に広げた三枚の梶の葉を、尻を合わせて寄せた紋様。【出典】 |
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三つ追い梶の葉紋(みつおいかじのはもん): 三枚の梶の葉を、前後を追うように丸く描いた紋様。【出典】 |
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変わり三つ梶の葉紋 |
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丸に鬼梶の葉紋(まわりおにかじのはもん): 「鬼梶の葉」を丸で囲った紋様。【出典】 |
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細輪に覗き梶の葉紋(ほそわにのぞきかじのはもん): 細い輪の中に、下からわずかに頭を出すように「立ち梶の葉」を描いた紋様。【出典】 ※覗きの意味 |
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雪輪に覗き梶の葉紋 ※覗きの意味 |
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中輪に変わり梶の葉紋 |
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毛輪に豆梶の葉紋 |
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丸に尻合わせ三つ梶の葉紋 ※ 尻合わせの意味 |
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子持ち隅切り角に立ち梶の葉紋 |
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石持ち地抜き梶の葉紋 ※石持ち地抜きの意味 |
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松浦梶の葉紋(まつらかじのはもん): 松浦氏が中世に使用した家紋。五裂した葉の他に、葉柄から小さな裂片を左右に二枚ずつ出した紋様。【出典】 |
隅切角内梶の葉紋 | |
亀甲内梶の葉紋 | |
平戸梶の葉紋 | |
諏訪梶の葉紋 | |
立ち梶の葉紋 | |
抱き陰梶の葉紋 | |
■ 諏訪の葉梶紋: 上諏訪神社(長野県)
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諏訪の葉梶紋 |
諏訪梶の葉紋 |
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抱き陰梶の葉紋 ※抱きの意味 |
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抱き梶の葉紋(だきかじのはもん): 二枚の梶の葉を、左右から抱くように描いた紋様。【出典】 ※抱きの意味 |
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抱き鬼梶の葉紋(だきおにかじのはもん): 輪郭を尖らせた二枚の鬼梶の葉を、左右から抱くように描いた紋様。【出典】 ※抱きの意味 |
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変わり抱き梶の葉紋 ※抱きの意味 |
# 丸に平戸梶紋(まるにひらどかじもん): 肥前国平戸藩の松浦家の家紋。葉裂の間に小さな二つの突起を左右につけた「平戸梶」を丸で囲んだ紋様。【出典】
# 割り平戸梶の葉紋(わりひらどかじのはもん): 平戸梶紋の葉を半分に割り、割り面を外に向けて抱くように描いた紋様。【出典】
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平戸梶の葉紋(松浦梶の葉紋) |
■ 隅切角内梶の葉紋: 嵯峨源氏の向山家【出典】
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