「雀」の家紋 | |
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# 雀紋(すずめもん): 雀は人里には必ずといっていいほど生息しているなじみの深い鳥。竹に雀をあしらった文様は古くからあるようだ。単独の雀、複数の雀、稲穂との組み合わせなど多種多彩。【出典】
■ 雀紋(すずめもん)
上下対い雀紋(うえしたむかいすずめもん): 二羽の雀を、上下から向かい合わせ、翼を左右に大きく広げて丸く描いた紋様。【出典】 | |
抱き稲に向かい雀紋: 抱き稲に対い雀紋(だきいねにむかいすずめもん): 左右から抱いた二つの穂を持つ稲の中に、向かい合った雀を描いた紋様。【出典】 ※抱きの意味 | |
鐶雀紋(かんすずめもん): 四つの鐶を組み合わせ、脹(ふく)ら雀紋に似せた紋様。【出典】 | |
笹庵に脹ら雀紋(ささいおりにふくらすずめもん): 「五枚笹」を屋根に、竹を柱に見立てた庵の中に「脹ら雀」を一羽据えた紋様。【出典】 | |
脹ら雀紋(ふくらすずめもん): 一羽の雀を正面から描いた紋様。身体を大きくふくらませて描いたのが特徴で、これは冬の寒さに耐えるために羽毛を立たせて空気を蓄え、体温が逃げるのを防いでいる姿。【出典】 | |
中陰三つ脹雀紋 | |
尻合わせ三つ脹雀紋 ※ 尻合わせの意味 | |
雀の丸紋(すずめのまるもん): 一羽の雀を、翼を左右に大きく広げて丸く描いた紋様。【出典】 ※丸紋の意味 | |
三つ雀紋 | |
竹に二羽飛雀紋 | |
竹に三羽飛雀紋 | |
■ 竹に雀紋: 竹は降神の柱で、雀はその神使。【出典】
# 竹に雀紋: 室町時代の関東管領の上杉家の家紋で、大内家と伊達家に賜与された。伊達家からさらに最上家に賜与された。【出典】
# 田村家
# 竹に雀紋: 上杉笹紋。仙台笹紋。「竹に雀」は平氏一門の平頼盛が使用した家紋。しかし、平家の滅亡後、勧修寺家はもともとの雀紋に竹をくわえて、「竹に雀紋」を使用するようになった。竹と雀は「繁栄」を表す縁起のいい紋で、勧修寺家の一族が家紋にし、一族の中でも関東管領の上杉家の紋は、東国武家のあこがれの紋になった。のちに、上杉家から伊達家に送られて、のちに「仙台笹紋」となった。【出典】
・ 竹に二羽飛雀紋: 清和源氏義家流の新井家、最上家、伴野家。平氏良文流の金子家。【出典】
・ 藤原氏良門流の甘露寺家、勧修寺家、万里小路家、池尻家、梅小路家。【出典】
■ 竹輪に三羽雀紋
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■ 三つ雀紋: 佐伯家。佐伯家(さえきけ)は「さえずる」にかけて家紋とした。【出典】
三つ集め雀紋(みつあつめすずめもん): 三羽の雀を、頭を合わせて寄せた紋様。【出典】 |
■ 地楡に対い雀紋(われもこうにむかいすずめもん): 大和国の柳生藩の柳生家の替紋。左右から地楡を抱くように描き、中央に二羽の雀を向かい合わせた紋様。【出典】
■ 西教寺雀紋(さいきょうじすずめもん): 滋賀県大津市の西教寺の寺紋で、天台真盛宗の宗紋。三羽の雀を、嘴(くちばし)を合わせるように集めて丸く描いた紋様。【出典】
- | ■ 丸に竹笹に雀紋: 松井家 |
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