「亀甲」の家紋の解説
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■ 「亀甲」の家紋の解説: 「亀甲」の家紋図 

# 亀甲紋は、亀の甲羅に似た正六角形の連続文様が紋章化したものである。エジプトや中東では紀元前の遺跡でも亀甲文様が見られるが、乾燥地帯では蜂の巣をモチーフにしたという説もある。日本には大陸から伝えられてたとされ、五世紀以降の古墳から出土する大刀の柄頭に多く見られる。長寿の亀を連想させる瑞祥的意義で紋章化したとされる。江戸時代の大名家では遠藤家相馬家堀家、六郷家の四家で、幕臣では四十家以上で使用された。【出典

# 亀甲紋【出典
・ 占いなどに使用された亀甲。長寿の亀にあやかろうと、衣裳や調度品の文様として使用された。出雲大社は神紋に「亀甲に剣花角紋」を使用し、島根県では使用されている家が多い。
・ 亀甲紋、一重亀甲紋、亀甲に剣花菱紋、亀甲に花角紋、六郷亀甲紋、三つ盛り亀甲に剣花菱紋、子持ち亀甲紋、毘沙門亀甲紋、花亀甲崩し紋、三つ割り亀甲に花菱紋。

# 亀甲紋(きっこうもん): 亀甲は亀の甲羅に似た正六角形の連続文様から紋章化したもの。古代から世界中で使用された連続文様。家紋として使用された理由は不明だが、北方を守る守護の玄武と、六つの角を結ぶ六芒星になり結界を意味するなど信仰的な意義や呪術的意義を合わせ持つ家紋と考えられる。室町時代の「見聞諸家紋」には二階堂氏、深矢部氏、豊田氏が「三つ盛り亀甲」を、小田氏が「亀甲の内に酢漿草に二月文字」、浅山氏が「亀甲に有の字」、藤氏が「亀甲に五三桐」、宇津木氏や中村氏が「亀甲に菊」、湯浅氏が「大文字に亀甲」が載る。戦国大名浅井家上杉家の重臣の直江家、近江国の三上藩遠藤家、陸奥国の相馬中村藩相馬家、越後国の村松藩や越後国の椎谷藩・信濃国の須坂藩堀家、出羽国の本荘藩の六郷家、大和国の小泉藩片桐家、幕臣では四十家以上が使用した。また、出雲大社の神紋は「亀甲に剣花角」である。愛知県、徳島県、香川県、島根県、東京都、静岡県、岩手県を除く東北地方に多く見られる。【出典

# 亀甲(きっこう): 幾何学模様が亀の甲羅に似ていることに由来する。【心に響く!美しい「日本語の言葉」2200 西東社編集部】

# 亀甲紋: 出雲大社、厳島神社。二階堂家小田家浅井家堀家湯浅家出典

# 亀甲紋は、鳥取県や島根県に多い。【見て楽しい読んで学べる家紋のすべて PHP研究所】

# 亀甲紋: 六角形模様の美しさと、海の神とも考えられていた亀にあやかって家紋とされた。出雲大社の神紋としてよく知られ、使用地域はその氏子が多く、島根県がほとんどである。【出典

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