「蛇の目」の家紋の解説 | |
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■ 「蛇の目」の家紋の解説: 「蛇の目」の家紋図
# 「ジャ」の語源
■ 蛇の目(じゃのめ)・弦巻(つるまき)紋
# 弦巻は、武士が合戦の時に弓に張る弦の予備を持ち運ぶため、箙(えびら)の腰皮にかけて装着したもの。家紋としては、古くは弦巻という名称だったが、やがて蛇の目と呼ばれるようになった。尚武的な意義で家紋となったと考えられる。室町時代には巨勢氏族の吐田(はんだ)氏、朝倉家の家臣の堀江氏、甲斐国の武田氏の家臣の飯富(おぶ)氏が使用した。また、藤原北家利仁流の加藤氏の代表家紋でもある。大名では、谷田部藩の細川家、宇都宮藩の戸田家、大洲藩の加藤家などをはじめ、幕臣では五十余家で使用された。地域的には、愛知県、岐阜県、滋賀県、静岡県の順に多く見られる。【出典】
# 蛇の目紋【出典】
・ 予備の弓弦(ゆみづる)を巻いておく藤製の輪で、弦巻を図案化したもの。蛇の目に似ており、この名で呼ばれた。シンプルな衣装は戦場の目印に適し、尚武的な意義で、個数や配列などを違えたさまざまな家紋が生まれた。江戸時代には幕臣でも多く家紋として使用された。現在は、愛知県、岐阜県など、東海地方に多く見られる。
・ 蛇の目紋、三つ盛り蛇の目紋、三つ剣蛇の目紋、蛇の目九曜紋、比翼蛇の目紋。
# 蛇の目紋: 蛇は霊力の強い動物とされ、その目玉を図案化したもの。加藤清正や藤原北家利仁流の加藤家などに見られる。【出典】
■ 蛇の目紋・弦巻紋
# 蛇の目紋と弦巻紋は同じもの。【出典】
# 蛇の目は弓の弦を巻きつける弦巻のこと。【出典】
# 加藤家、山本家。住吉神社(愛媛県)【出典】。加藤神社(熊本県)【出典】。
# 清和源氏義家流の花房家。藤原北家秀郷流の長谷川家。藤原北家利仁流の都筑家、加藤家。平氏良文流の原家。中原氏流の石野家【出典】
# その他に、細川家、戸田家、杉本家、石川家、京極家、加藤家。【出典】
【家紋の図柄】