静岡県内の「阿部・安倍・安部」の名字の詳細
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■ 阿部、安倍、安部(あべ): 静岡県の安倍家

# 静岡県の安倍家: 安倍元真は今川氏真の家臣で駿河国安倍郡を本領とした。孫の安倍信盛は江戸時代に大阪定番を務め、武蔵国岡部1万9千石を領した。信濃国諏訪氏の一族を称す。

# 宝亀年間、駿河国に、駿河守阿部朝臣小鳥がいた。永禄年間の初期に、今川義元の家臣に阿部惣右衛門がおり、1817年に幕臣の阿部正弘は独力で「駿国雑志」を著した。幕末には、敷知郡摩訶耶(三ヶ日町)出身の阿部三圭は三河国の吉田藩医となって蘭方医としての名が見える。【出典

# 安倍は安倍郡より起こる。安倍氏は奈良時代から駿河国にあり、安倍朝臣諸上や安倍朝臣浄目は駿河介、安倍朝臣祖足は駿河守とあるからこの後裔とも言われるが、通説では清和源氏諏訪氏流という。諏訪氏盛が信濃国諏訪郡から安倍山中の井川(静岡市)に来住して代々今川氏に仕え、八代孫の、諏訪刑部大輔信真の子、元真が初めて安倍大蔵尉を称し、今川義元、氏真に属して井川を領し、後に徳川家康に仕えた。その子の、弥一郎信勝、摂津守信盛父子は家康に仕え、子孫は大名となった。安倍谷に残った一族の子孫は連綿と続いた。【出典

# 今川家の家臣には、永禄年間に安倍を領した安倍城之助、安倍惣右衛門もあり、1619年に徳川幕府の幕臣の安倍式部は清水御殿(清水市・現静岡家)の預かり役となった。安倍左馬助道安は世を捨てて相模国大山に登って、明暦3年に小笠郡池新田村(浜岡町)に大山不動尊を開基した。【出典】 

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