■　土岐（とき）：　茨城県の土岐家　

＃　茨城県の土岐家：　常陸国信太郡の国人で美濃の土岐氏と同族。弘安年間に土岐師親が信太荘の地頭となって移り住んだ。【出典】

＃　常陸国信太郡の国衆。美濃国の土岐氏と同族。弘安年間に土岐師親が信太荘の地頭になり、南北朝時代末期に常陸国に入部した。以後代々江戸崎（稲敷市）に住んだ。当初は土岐原氏を称して、永正年間に美濃国の守護の土岐氏から治頼が女婿となって家督を継いで、以後は土岐氏を称した。治頼は信太荘や東条荘を実質的に支配、永禄年間ころに小田氏に属した。その後、江戸崎城の嫡流の治綱と、弟で竜ヶ崎城に拠る倫胤に分裂。治綱は北条氏に従い、天正１８年（１５９０年）の小田原攻めの際に浅野長吉に敗れて落城し没落。倫胤の末裔はのちに紀州藩士。【出典】

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