■　志岐（しき）

【2023/01/17：改編】

＃　福岡県から長崎県にかけて多く見られる。

＃　肥後国天草郡志岐郷（熊本県天草郡苓北町志岐）をルーツとし、菊池氏の庶流。鎌倉時代に光弘が天草の地頭となって転じた。江戸時代には薩摩藩士。【出典】

＃　志岐（しき）：　肥後国天草の戦国大名。藤原姓で、菊池氏の庶流という。１２０５年に光弘が天草郡六ヶ浦の地頭になり、志岐城（熊本県天草郡苓北町志岐）に拠った。南北朝時代には菊池氏に従い、室町時代には天草の国人層を代表する存在となった。島津氏に属し、１５８７年の豊臣秀吉の九州攻めで秀吉に降って本領を安堵されたが、天草一揆に参加して敗れた。子孫は江戸時代には薩摩藩士。【出典】

＃　「志」のつく名字。

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