静岡県内の「安間」の名字の詳細
参考資料・文献 利用上の注意
名字の由来のTop 地名の由来のTop
名字と地名のMenu 静岡県の名字の特徴
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ 安間(あんま、やすま)

# 「安間」は「アマ」とも読み、古代の海(あま)氏の末裔とも言うが、通説では橘氏流という。【出典

# 遠江国の安間氏は長上郡安間村(浜松市)発祥で、先祖は南朝方の楠木正行に従って摂津国の阿部野合戦で武勇をあらわし、また法蔵流槍術の始祖といわれる安間了願で、一族の安間弥六、弥一らは遠江国山名郡(袋井市)を領した。南北朝時代に、一族は南朝に尽くしたが、戦国時代には衰退し、今川氏真の頃に領地を奪われたという。【出典

# 駿河国の安間氏の先祖の安間太郎大夫正繁は、楠木氏に属した南朝の忠臣で橘氏流と伝えられる。正繁の十一代孫の三右衛門正長は武田信玄に仕え、一族の彦六橘正康は1564年に川中島の合戦で上杉方の長谷川元連と一騎打ちして敗れ、その子の助大夫正広は武田氏の滅亡後、伊豆天城山麓に落ちたが、往年の所縁の地である駿河国志太郡野田村(島田市)に来住したという。子孫は代々佐治左衛門を称し庄屋を務めた。【出典

# 磐田郡見附宿(磐田市)の安間氏の祖の安間弥平次は、はじめは今川氏に属し、のちに徳川家康に仕え、平次弥と改名した。子孫は代々名主を務めた。遠祖は南朝宗良親王に供奉して遠江国に来住した安間七郎という。【出典】 

都道府県毎の名字の特徴 名字の様々な区分
難読名字 難読地名・珍地名
地名と災害 名字の博物館
名字と地名・都道府県編 民俗学の広場内の検索

■ このサイトで使用している「名字の順位」「全国の概算数」「都道府県毎の順位」などについてはこちらを御覧下さい。詳細】 

統計表示