「藤」の家紋の解説 | |
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■ 「藤」の家紋の解説: 「藤」の家紋図
# 藤紋(ふじもん): 藤は、古くから日本人に親しまれてきた植物で、「万葉集」でも二十六首が詠まれている。藤原時代より、宮中では藤花鑑賞の宴が多く行われてきた。そして、公家装束を飾る有職文様として用いられてきた。藤の花は藤原氏ゆかりの植物だが、藤原氏はそれほど藤紋を用いてはいない。江戸時代の公家の名鑑の「雲上明覧(うんじょうめいらん)」に載る藤原氏系の97家のうち、藤紋を用いたのはわずか7家であった。武家では、大名、幕臣を合わせて171家が用いた。公家の藤原氏から系図上遠く離れた末流が用いることが多く、名字に「藤」の字を含む家に目立つ。【出典】
# 藤紋【出典】
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古来より、一部の藤原氏が家紋として使用し、武家や庶民の家紋にも使用されるようになってきた。江戸時代には約160家の幕臣の家紋として見られる。藤の葉を左右から伸ばして円を描く「藤丸」や、十字形の「八つ藤」が多く、他にも文様のバリエーションは多い。
・ 太古からって、家紋の始まりは平安時代の公家の牛車では?
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下がり藤、上がり藤、下がりばら藤、丸に違い藤の花、花藤車、三つ藤巴、九条藤、三つばら藤、東六条角六つ藤、八つ藤。
# 藤紋(ふじもん): 藤紋は、江戸時代に大名や旗本などで170家で使用された。九条家、二条家、醍醐家、鈴木家、黒田家、大久保家、内藤家、加藤家、斎藤家、佐藤家、後藤家、藤井家、藤沢家、中村家、竹田家などに見られる。【出典】
# 藤紋: 斎藤・武藤・佐藤・加藤というように、名字に藤のつく家で多く使用された。藤原一門の紋だが、本流では牡丹紋を使用する。藤紋を使用する公家は多く、九条家や裏辻家、富小路家など七家。本願寺の寺紋は東も西もこれを使用する。【出典】
# 藤原氏系の代表家紋。
# 藤紋 : 藤原氏の総氏神は大和国の春日大社。神紋は「下がり藤紋」。
# 藤の紋
・ 藤の紋は日本で一番多いと思われている。
・ 下がり藤: 一条家、二条家、九条家、醍醐家、水口藩のの加藤家、内藤家。
・ 安藤家: 下がり藤に安の字。
・ 大久保家: 上がり藤に大の字。
・ 新庄家: 左三つ藤巴紋。
・ 遠山家: 遠山藤。
【日本人なら知っておきたい 家紋と名家のいわれ 大野敏明 実業之日本社】
# 藤紋の数は約160。【漢字の民俗誌 丹羽基二 大修館書店】
・ 藤紋の種類は多いが、「下がり藤紋」が最高とされる。藤紋は、藤原氏系統だけではなく、他家でもあやかって使用した。【出典】
【家紋の図柄】