■　県内１９９位：　名倉（なぐら）　・　奈倉（なぐら）

＃　名倉と奈倉は混用される。【出典】

＃　名倉姓は浜松市に多く見られ、細江町では３位で、静岡県内では、１９９位。奈倉姓は少ない。【出典】

＃　三河国設楽郡名倉村発祥は清和源氏の新田氏流で、子孫に堀江城（浜松市）主の名倉氏があり、気賀村（細江町）の名倉嘉八郎は１５８２年に信濃国で討ち死にした。【出典】

＃　徳川家康に属した名倉若狭守の名も見える。【出典】

＃　寛政譜では、遠江国の名倉氏を、正義−勝意−正意と記している。【出典】

＃　戦国時代に、引佐郡金指村（引佐町）の芝切人に名倉伝蔵がおり、大谷村（三ヶ日町）の名倉氏は近藤氏に仕え、享保年間は陣屋役人、城東郡西大淵村（大須賀町）の名主の名倉五郎助は１６４６年に完成した水路十内圦（いり）の功績者。【出典】

＃　伊豆国の名倉（奈倉）氏は、相模国の北条氏に仕えた名倉下野守重則、奈倉加賀守の子孫といい、武蔵国秩父郡名倉村発祥の桓武平氏の畠山氏流か。【出典】　

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