静岡県内の「藁科」の名字の詳細 | |
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■ 藁科(わらしな)
# 静岡県内では、静岡市や焼津市周辺に多く見られ、遠江地方や伊豆地方には全く見られない。【出典】
# 藁科氏は、藤原南家の藤原時理の後裔、入江相良氏流で、駿河国安倍郡藁科村(静岡市)より起こった。南北朝時代に、南朝方に味方した志太郡大津城(静岡県島田市)城主の藁科氏は、1352年に北朝方の今川範氏に攻められて落城した。この一族は、代々藁科郷に住んで、代々安芸守を称し、初代安芸守は今川氏真に仕えたが、二代目の安芸守は武田信玄に属して須津村(静岡県富士市)、身成村(静岡県島田市)を領し、三代目の安芸守は徳川家康に仕え、その子の九郎右衛門も家康に仕えて浅畠村(静岡市)、梅谷郷(清水市)の内を知行し、江戸時代には子孫は旗本。【出典】
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