■　県内８１位：　和田（わだ）

＃　静岡県内では、西部に多く見られる。【出典】

＃　有名な和田氏は、桓武平氏の三浦氏族で、相模国三浦郡和田村発祥だが、その他に多くの系統が見られる。【出典】

＃　清和源氏流は源頼朝の弟の阿野法橋全成が駿河国阿野庄（沼津市）に住んで、その子の道暁は富士郡岩本村（富士市）に住んで、道暁の子の智暁は駿河阿闇梨を称し、智暁の弟の仁暁が和田禅師を号した。【出典】

＃　橘氏流は楠木正成の三男の和田太郎親遠を祖とし、後裔の正春が足利将軍義教の富士遊覧に従って遠江国に来て、二俣（天竜市・浜松市天竜区）に蟄居した。【出典】

＃　沼津の和田氏は楠木一族の遠裔といい、先祖の和田伊賀守正直は摂津国高槻城に拠り、その子の源兵衛正之は１６１５年に庵原郡町屋原村に転じ、その弟の平左衛門義之が沼津に移住した。【出典】　

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